遠山潤は楽しみたい   作:ゆっくりいんⅡ

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 多分タイトル通りの内容になるかと。シリアス書き続けた反動ですね(真顔)



第四話 ちゃんとしたオチ? ああ、いい奴だったよ(前編)

 

「いきなり大判振る舞いだー! 三倍ボム!!」

 叫びながら理子がそこら中から取り出したダイナマイトを投げつける。おい船を沈める気か、まあ当然のように氷の嵐でまとめて凍結したのだが。

 とか観察していたら、「アンダースローじゃあ!」と叫んでダイナマイトの一本をシャーロックの足元に投げ、しめやかに爆発!

「ヒューウ、派手にやるねえ」

「いや派手すぎでしょ!? 理子アンタ、曾御爺様を殺す気!?」

「いやいや、単なる前座ですよアリアん? そもそも教授(プロフェシオン)がこんなので死ぬわけ――」

 喋りつつ、後ろからステッキを振るうシャーロックの方を見ないまま、片手で受け止める。真剣白刃取り、片手バージョンといったところか。

「ないですよねえ?」

「そうだね、峰君の言うとおりだ。アリア君も遠慮することはないさ。

 さて、まずは『復習』といこうか」

 動きを止めているシャーロックにUSP二丁の全弾を見舞い、一拍遅れてアリアもガバメントを抜き放つ。正面からは二割ほど、残りは跳弾、更にアリアの銃弾とぶつけることで軌道と着弾時間をバラバラにし、逃げ場のないようにする。多重跳弾射撃(エル・マルチプル)とでも言うべき攻撃はシャーロックに風穴を開けるも、すぐに崩れていく。パトラの砂人形か。

「ジュン、下よ!」

 直感で察したのかアリアが叫ぶと――砂の波紋から腕だけ出てきた。うわ、ホラーでありそうな光景を実際にみるとキモいなオイ!?

 

 

 きっとくるー♪

 

 

「いやだからってBGM変えんなよ!?」

 何この蓄音機、空気読みすぎじゃね? 見た目骨董品で中身はイ・ウーの無駄に洗練された技術による無駄傑作なの!? しかもこっちの心読むの!?

「んなツッコミ入れてる場合じゃないでしょ!? 今戦闘中ー!」

「ハハハ。アリア君ほどではないにしろ、ツッコミに素養のある自分を恨むことだね、潤君」

 笑いながらシャーロックに足首を掴まれ――あ、ヤベ。

 小石でも投げるかのように軽々とブン投げられる! 理子の方へ!

「うおおおぉぉ!?」

 ヤベえ!? これは理子でも避けざるを――オイなんで「バッチコイ!!」って構えてるんだよ、お前の筋力じゃこの勢いは無理――

『フルフル!?』

 ギャグ漫画よろしくぶつかり合い、仲良く壁際まで転がっていった。というか理子と壁の間でクッションになったから余計ダメージ負ったわ!?

「いやん、ユーくんそんな理子にくっついてきちゃって……ス・ケ・ベ」

「自分から故意にくっつかせてスケベ呼ばわりされるこの上ない不名誉」

「ちょっと、アンタ達さっきから何ふざけてんのよ!?」

 ガバメントで牽制しつつアリアが文句を垂れてくる。え、俺も? ああ、蓄音機にツッコミ入れてたもんな。

 たしかにふざけ過ぎた、なので俺が取るべき行動は、

「おら行け人間砲弾ー!!」

 サンドイッチの片割れを敵目掛けて投げつける! 以前アリアをぶつけられた恨みを込めて!

「イヤッフウウゥ!?」

 悲鳴なのかヒゲの配管工なのかどっちなんだよ。

 砲弾(理子)はターゲットと擦れ違い様にウィンチェスターの散弾をぶっ放すが、本人含めあっさり回避され、

「アリ――」

「こっちくんな!」

 回転付けてからこっちに向かって投げ返してきた!

「ふむ、ここは若い男女に譲ろうか」

 またも擦れ違い様、軽く背中を押すだけに見えたシャーロックの動作だが、速度が――明らかに倍近くなってる!?

「え、ちょ、おま」

 これ回避無――

『フォルゴレ!?』

 衝突天丼!? 二度までは同じボケでもいいと婆っちゃが言ってたからセーフ!(←誰だよ)

「ぐおおおお……ここ最近では一番ダメージ受けた気がする」

「オウンゴールで死にそうになるとか始めて聞いたわよ」

「そしてなんだかんだ二度もりこりんの愛を受け止めてくれるユーくんの優しさ、プライスレス!」

「そんな愛(物理)とかいらんわ」

 単に受け止めないとダメージ余計に負うんだよ、避けるには俺の身体能力じゃ無理だし。

「おや、もうお終いかい? 復習で躓いてたら、単位はあげられないな」

「うるせえ、卒業分の単位なんぞとっくに取ってるっつうの」

 どーでもいいが、アリアと理子も単位は卒業分まで足りている。全員理由は『何か日常感覚で依頼受けてて気付いたら溜まってた』である辺り、無計画さがよく出てるわ。

「というかアンタも理子もふざけすぎでしょうが! 曾御爺様を逮捕する気あんの!?」

『いや、シリアスしてた反動で』

「ボケの呪いにでも掛かってんのかアンタ達は!? その反動は帰ってからにしなさいよ!」

『よっしゃ言質取ったぁ!!』

「許可取らなくてもバカやるでしょうがこのバカども!!」

 ごもっともだが、こういうのは気分の問題なんだよ。

「ふむ、僕の曾孫とは思えないくらいツッコミにキレがあるね、アリア君」

「曾御爺様も変なところで感心しないでください!?」

 ホームズ家はボケの一族なのか。じゃあワトソン家が代々ツッコミ兼フォロー役……いやねえ――あ、シャーロックがアリアに見えない位置でサムズアップしてきた。

 つまりアリアはホームズ家の突然変異、だから実家とそりが合わないのか(違)

「まあ教授(プロフェシオン)も復習なんて言って手ぇ抜いてたし、こっからは真面目にやりまっしょい。――多分」

「最後聞こえてるわよ。大体曾御爺様が手加減してるなら、その間に全力で倒して逮捕すればいいでしょうが」

『……お前(アリアん)天才か』

「素で思いつかなかったんかい!? 相手の強さに合わせて戦いを楽しむ人造人間かアンタ達は!?」

 そんなつもりはない、自然そうしてるだけであって(オイ)

「ふむ、このままふざけつつ『予習』を兼ねて戦うのも楽しいが」

「やめてくださいアタシの気力が持たないです」

「と、可愛い曾孫から苦情が来たので、先に済ませてしまおう。『緋弾』の継承をね」

 いつの間にか蓄音機の曲がモーツァルトの『魔笛』に変わっていた。……いや急にガチのクラシック挟まれてもな、しかも無理矢理ラストパートからのスタートかよ。

「さて、君達は『色金(イロカネ)』についての知識はどれくらいあるかな?」

「既存の超能力を遥かに上回る力を宿し、持ち主に与える金属の総称」

「理子の持っている十字架にも、この色金が少しだけど入ってるんだよねー。たしか教授が持ってるのとは違う種類で、色々な組織が欲しがってるんじゃないかな?」

「……アンタ達、よく知ってるわね。帰ったら吐かせないといけないことが増えたわ」

 やべえ、薮蛇だった。

「そう、色金は超常の力を与える金属。僕はこれを『超常世界の核物質』と考えている。どこかの組織がこれを用いれば、それだけで世界のパワーバランスが引っくり返るだろうね。

 そして、僕が持っている色金の一つ、緋緋色金(ヒヒイロカネ)。これをアリア君、君に継承してもらう。より正確には、過去の君にね」

「過去……?」

「三年前、と言えば分かるかな?」

「! まさか、あの時撃たれてから目と髪の色が変わったのって……」

 思い当たる節があるのか、驚いた顔のアリアに対しシャーロックは微笑みながら頷いた。

「え、アリアの髪と目って生まれつきの色じゃないんか」

「天然ピンクじゃなくて養殖ピンク……これだとエチい素質はあるのかな? かな?」

「アンタ等ちょっとは真面目に出来ないの!?」

「品切れでござい」

「補給満タンでオナシャス!」

「こ・い・つらはああぁぁぁ……!!」

 キレ過ぎてももまん型の青筋が――ん? 何かアリア光ってね?

「これも色金が与える力の一つだよ。名は『緋天・緋陽門』。

 さあ、アリア君。それで僕を撃ちなさい(・・・・・・・)

「え、でも――ちょ、何で腕が勝手に!?」

 アリアの意志とは関係なく、シャーロックに向けた指先へ光が集まっていく。

「すまないね、潤君や峰君に向けられても困るから、ちょっと盛らせてもらったよ」

「展開として有り得るから困る」

「理子、アリアんの光線に耐えたら告白するんだ……」

「雑な死亡フラグ立てるんじゃないわよ! あと撃たれないようにするなら怒られないようにすればいいでしょうが!!」

 いや無理だろそんなの、俺か理子のどっちかはやらかすし。

 苦笑しているシャーロックの指先にも、同じ色の光が集まっている。魔力の大きさからして威力は互角。相殺、いや、ぶつけ合うことで発生する衝突エネルギーが狙いか?

「あーそっか、アリアん操ってるのは夾ちゃんの毒かー。こりゃやられましたな」

「空気中にばら撒いてたみたいだな。俺や理子はともかくアリアは耐性ないから、吹き散らせばよかったな」

「呑気に喋ってないで止めなさいよ!? く、静まれアタシの右手ぇ……!」

「アリアんは 厨二病ごっこを おぼえた!」

「アンタ達に向けて撃ってあげましょうか?」

 意志力だけじゃ無理だ――あ、ちょっとこっち向いた。やべえ、シャーロックの予言通りになるかも(汗)

「あーはいはい分かったよ、今毒の治療するから待っテオテスカトル!?」

「この期に及んで何ふざけてんのよジュン!?」

 いやふざけてない、これは誓ってふざけないでビリビリされたんですけど。周囲でスパーキングしてる奴か?

「アリアそれしまって、ほどばしってるビリビリ!」

「出来たらやってるわよ! 感電くらい気合で何とかしなさい!」

「お前雷舐めんなよ! 体感的に当たり所悪ければ死ぬくらいの電圧喰らったんだぞ!?」

「それで平然としてるユーくんも大概だとりこりん思いまーす」

 うるせえ、そこのリアルにスーパーな野菜人みたいな奴よりマシだよ。

「本当に意志力だけで曲げそうなのが怖いね……それにしても、緋弾の覚醒には心理的な成長、アリア君の場合『愛』を知ることが重要だと推理していたんだが……」

「友人に対して怒れる『友愛』も、立派な成長なんじゃねえの?」

「……なるほど、潤君の言うとおりだね。僕も機会があったら、『条理予知(コグニス)』を鍛え直さないとか。

 さて、お喋りはお終いだ。『友愛』なら……アリア君、君の大切なものを思い浮かべながら、力を制御して」

「あ、はい。………………何か腹立ってきました」

「出来れば心穏やかなもの限定にしてくれるかな?」

 むかっ腹立てながらも光の制御が出来てる辺り、シャーロックも苦笑するしかないわな。

「よし、それだけ安定したなら十分だね。では――過去への扉、『暦鏡(古余暇が身)』を開こう」

 シャーロックの宣言と同時、二人の指から同時に光が放たれ、衝突する。それらは爆発することなく交じり合い、二人の中間に2メートルほどのレンズのような穴が出現する。そこに映っているのは、

「ふおおおおぉおぉぉぉ!!? ユーくんユーくん、金髪碧眼のアリアんですよ!! ピンクもいいけどこっちも捨て難い……!」

「まず喋るのがお前で、言うことがそれかよ」

「ふうむ、しかし理子の目から見て身長もスリーサイズもほとんどかわ」

「その口か目玉、どっちを使い物にならなくしてあげようかしら?」

「サーセン黙ります!」

 両手敬礼した後お口チャックする理子。あ、冷や汗かいてる。限りなく本気の脅しだって気付いたんだな。

 まあそれはともかく、そこに映っていたのは確かにアリアだった。どこかのパーティ会場なのかドレス姿で、理子の言うとおり外見は金髪碧眼であること以外はほとんど変わってないように見える。

「緋弾は埋め込まれたものに延命の効果を与えるが、同時に老化も遅くなる。君が撃たれてから三年、ほとんど変わっていないのはその影響だね。また、成長期の人間が緋弾とあり続けると、髪と目の色が変化していく。君のような美しい緋色(カメリア)にね」

「つまりアリアがロリ系ピンクなのはシャーロックの所為と」

教授(プロフェシオン)に最敬礼! ズビシッ!」

「緋弾の影響だって言ってるでしょうが! 曾御爺様に変な性癖があるみたいに言うな!」

「ここまで来てそのテンションだと、いっそ漫才師でも兼任するのを勧めたくなるね。さて、君達が仲良くしている間に、僕も済ませてしまおうかな」

 それやったらアリア(ツッコミ)が過労死します。などと心の中で返していたら、シャーロックは拳銃、当時の相棒であるワトソン卿が使っていたものと同じ、アダムズ・マークⅢを取り出し、過去のアリアに照準を合わせる。

「これで――『緋弾』の継承は、終わりだ」

 シャーロックの言葉と同時、こちらを見ていた過去のアリア(「何か変態が見てくるような悪寒を感じるわね……」とか呟いてる、理子の発言と視線だろうな)の背に向けて、引金を引いた。

 銃弾は迷いなく過去のアリアの左胸部分へ吸い込まれるように命中し、その場に倒れる。そして穴は空気に溶けるように、呆気なく消えていった。

 音楽も途切れ、その場の全員が見ている中でシャーロックが口を開く。緋弾が無くなった影響か、その姿は徐々に年老いたものとなっていく。

「さて、以上で『緋弾』の継承と講義は終わりだ。これからも君達三人で先へ進んでくれたまえ、僕は『序曲(プレリュード)

 それと潤君、何やら浮かない顔だね」

「……何ジュン、その無味無臭のお菓子を食べた時みたいな表情は?」

 どんな表情だよ。まああまりいい顔をしていない自覚はあるが。

「別に。過去干渉は魔術師にとって(・・・・・・・・)好ましくない、寧ろ忌まわしい事象だ。だがアリアに緋弾を撃ち込まないのは現在の状態と矛盾してどんなパラドックスが起こるか分からんし、何より今の俺は武偵、今更の話だ」

「ふむ、しかし割り切れてはいないと」

「本能的な拒否感だ、こればっかりはどうしようもない」

 アリアと理子は首を傾げているが、実際本気でどうでもいいことだ。シャーロックが聞いてきたから答えたに過ぎない。

「さあて、アンタはこれで終わりみたいな空気を出してるが――こっちはこれで終わり、とはいかねえんでな。第二ラウンドといこうか、ご丁寧に自分から弱体化してくれたんでな」

「君ならボスキャラを弱らせなくても倒してしまいそうだがね。しかし、付き合いたいところだが僕の時間も残り少ない。精々五分、あるかないかだね」

「ウルトラ〇ンより若干長い程度かよ。じゃあ――しょうがねえか」

 思わず溜息を吐く。これは使いたくなかったんだがなあ。

 顔を上に向け、額に手を当てて目を閉じる。イメージとしては脳への血流増幅……よし、完了だ。

 視線を下ろした俺を見て、シャーロックと理子は驚いた表情になる。まあそうだろうな、アリアも直感からの違和感で首を傾げているし。

「それはまさか――HSS?」

 口を開くのはシャーロック。確かに、今俺が放つ気配は兄貴のHSSに酷似しているだろう。

「ハ、分かりきったこと聞いてんじゃねえよくたばり損い。時間がねえのはお互い様なんだ、とっとと始めちまおうぜ」

 常の口調より荒いのは自覚している。この系統はHSSの派生型、女を奪われた時に発動するベルセに似ているだろうが――勿論違う。

「ユー、くん?」

「ジュン? アンタ一体どうなって」

「何ボサッとしてるんだテメエ等。あの野郎を捕まえるんだろ、さっさとやっちまうぞ」

 唖然としている二人の前に出て、USP二挺を構える。そこで、シャーロックが纏う雰囲気も変わった。

「……なるほど、ここで使うのは推理できなかったな。では僕も、今持っている全力でお相手しよう」

 片や死に掛けのHSS、アゴニサンテ。

「ああ、楽しませろよお? 簡単に倒せるようなら――」

 片や意図的に発動させるHSS、その性質から名付けたのは害毒(ヴェノム)

「――失意のあまり、殺しちまうかもしれないからなあ!!」

 空気を読んでBGMもノリのいいのに変わったし、存分に殺し合おうぜ?

 

 

 




登場人物紹介
遠山潤
 前回まででシリアス成分が無くなったため、いらんダメージを負いまくっている。身体能力の関係から仕方ないとはいえ、だらしねえな。
 緋弾継承後HSSを発動させ、シャーロックに襲い掛かる。余談だがHSSに対して使えないと発言したのは義兄が持つ遺伝性のもので、自身で開発したものなら話は別である。


神崎・H・アリア
 敵味方問わずツッコミに忙しい、帰ってきた三人組最後の良心。『友愛』によって緋弾を覚醒させたと言われたが、本人的には不満な模様。そりゃ(あれだけツッコミやらされた後なら)そうだ。
 なお過去の自分が撃たれるのを止めなかったのは、暦鏡に飛び込もうとする理子を止めるため取っ組み合いをしていたため。何してるんだコイツら。

 
峰理子
 シリアス成分枯渇により最もふざけていた奴。ちなみにアリアとの対戦は言うほどシリアスしていない、要するにいつも通りである。
 過去のアリアにセクハラするため、本能のまま突撃しようとしていた。もう救えねえなこのHENTAI。
 

シャーロック・ホームズ
 前半戦は潤と理子を軽くあしらっていた名探偵。なお緋弾の講義は二人がある程度知っているのを推理していたため、省略した。特に気にしてはいない。
 HSSを発動させた潤に対し、自身もHSSを含めた本気で相対することを決意。次回かなりの死闘になる、はず。
 

後書き
 私に文をまとめる才能はない模様。おっかしいなあ、今回で終わる予定だったんだけどなあ……
 はいというわけで皆さん、フラグを回収してしまったゆっくりいんです。多分原作の見せ場シーンをとことんギャグにしてしまいましたが、如何でしたでしょうか? 正直、作者としてはやらかした感満載です(汗)
 次回は本当にラストのはずです。というか魔剣編より長くなってるんで、これ以上引き伸ばしてどうするんだって話に……まあ、山も谷もオチも予定も組んでない作品なんですが(オイ)
 とりあえず、今回はここまでで。感想・誤字訂正・評価・批評、あのキャラのことが知りたい、こんな話を書いて欲しいなどの質問・リクエスト、お待ちしています。
 
 

ぶっちゃけ中学時代の話って見たいです?

  • 読みたい!
  • いいから続きを書け
  • 各ヒロインとのイチャイチャを……
  • エッチなのはいいと思います()

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