作者(以下『作』)「アリアさん痛い、痛いですマジで。頭砕けそうなんで勘弁してください。というかジャンヌさんどうしたんですか」
ア「人の顔見るなり逃げ出したわよ、失礼な奴よね」
作(無理ないんじゃないですかねえ、片手で男一人をフェイスクラッシャーしながら持ち上げる合法ロリがいたら)
ア「だぁれがゴリラも裸足で逃げ出すマッチョツルペタロリよ!!?」ギギギギギ
作「言ってないでぎゃああああ痛い痛いイタイ!? 頭パーンして死にますから!? そもそもなんでこんな目にあってるんですか!?」
ア「加減してるから砕けないわよ!」
作(加減しないと砕けるの……!?)
ア「それより亀更新と言っても限度があるでしょうが! 十一月になったら時間出来るとか言ってた癖に、何してたのよ!?」
作「TRPG楽しいででででで!?」
ア「遺言言ったら風穴ァ!」
作「サタスペは、いいぞ」ドヤァ
ア「風穴フォールアウト!!」ドゴォン!!
作「イヌガミ!?」
ア「……ブラドみたいになっちゃったわね」
ジャンヌ(やはり神崎・H・アリアはヤバイ……関わりたくない)ブルブル
毎度毎度スイマセンデシタorz
では改めて第九章『帰省・回想』編、お送りします。
第一話 帰省ってもっと落ち着いた感じじゃなかったっけ
「ただいまおっにいちゃーん! 私を受け止めろー!!」
「おう、お帰り」ヒョイ
「スルーしないでキャッチ&ハグして!? 妹の愛を受け入れて!」
「家族愛と近親愛がごっちゃになった危険物なんて誰が受け止めるか」
「近愛って書くとそれっぽいよね!」
禁愛にしとけ。どうも、遠山潤です。押し掛け妹と暮らし始めて二週間、突撃されるのにも慣れてきました。ただし理子、オメーは二人揃って来るな。
「えー、めーちゃんと一緒に挟み撃ちにしてるだけじゃーん」
「跳躍したところでクロスカウンターよろしく捕縛されるとか意味わかんねえよ」
「「
「1ナノも嬉しくねえ」
最近、かなめは理子の妹なんじゃないかと思い始めてきた。
「なぬぇ!? つまりりこりんにも待望の妹が」
「いいや理子お姉ちゃん、実はかなめは未来から来た二人の娘なんだよ!!」
「「「な、なんだってーー!?」」」
何トンデモなホラ吹いて、
「潤ちゃん、潤ちゃんは理子さんを選んだあいた!?」
「ご主人様、理子様が嫁でもリサはご主人様のお傍に仕えてますよはうっ!?」
「真に受けるなっての」
寧ろなんで信じた。思わずチョップしちまったよ。
「大丈夫だよユキちゃんリサ、めーちゃんが妹というアイデンティティーを捨てる訳がない!」
「さっすが理子お姉ちゃん、よく分かってるー!」
「うわあ、どうでもいいけどすげえ説得力」
でもお前、さっきの娘宣言に乗ってたよな。
「まあ仮にかなめが娘でも、お兄ちゃんを好きなのは至極合理的な選択!」
「いや何もかもおかしい」
「そして未来からやってきた私は、理子お姉ちゃんからお兄ちゃんをシェアするかNTラーゼフォン!?」
「何しょうもないこと言おうとしてるのよ」
「アリアお帰り、俺貞操の危機なんだが」
「ただいま、自分で撒いた種なんだから自分で解決しなさいスケコマシ。話術でも筋力でもいけるでしょ」
「流石カワイイより筋力にステ振りする人は格が違ウルク!?」
「だぁれが女子を捨てた筋力オバケよ!? アタシだってカワイイものに憧れるわ!」
「お姉様はカワイイですよ? ほら、こんな風に」
「ひゃん!? ちょ、メヌ背中をツーってするのやめなさい!! アタシそれ弱いんだからぁ……!」
「唐突な濃厚百合姉妹プレイ」
「写真は理子におまかせ!」
「理子、後で私にもくださいね」
「撮るなバカ理子ー!!」
「え、ちょっとアリアん理子だけなノーザンブレード!?」
うん、前よりカオスになった気がする。あとレキ、ホームズ姉妹の触れ合いをイラストにするのはやめなさい。アリアに破かれるぞ。
「あらあら、お姉様と理子は相変わらず仲がいいですね。私、妬けちゃいますわ」
「一方的にボコられてる状況をそう言えるのかは疑問だけどな」カザアナー! ギョエー!?
「遠慮がないのはいいことですよ。かなめ、ダージリンくださいな」
「はーいメヌちゃん、かしこまりだよー」
「いつの間に上下関係が出来たんだお前ら」
「嫌ねえジュン、かなめは大切な『オトモダチ』よ?」
「いざとなったら盾にする友達ですね、分かります。そして何故くっついてくる」
「んー、やっぱり初心な感じが皆無になっちゃいましたね。私としては、無様を晒してくれるあの姿が好みなんですが」
「お前最近ドS過ぎない?」
「失礼ね、抉ったあとかなめに言ってもう一度解かせるわよ」
嫌だよ冗談じゃねえ、今度は三倍の強度と密度でロックを掛けたから簡単には「結局ヘタレですね」うるせー俺はこれがいいんだよ。
「ふっふっふ、そんなお兄ちゃんの防御など容易く踏みにじる背徳かガガガガガガ」
「させるわけねえだろ阿呆」
いつの間にか背中に貼り付いてたかなめに10○ボルトを浴びせてやった、対策くらい立ててるっちゅうの。あと「ぐはぁ」とか言いながらおんぶさせるな、理子は「いいなあ」じゃなくて剥がせ、マイシスター意地でも張り付いてるんだよ。
「むう、仕方ないですね。では代わりに何か面白いことをジュンに求めます」
「他人の携帯覗くんじゃありません」
「理子によくハッキングされてるんですし、今更じゃないですか」
そういう問題じゃない。あと理子、「イエィ!!」じゃねえよ、オススメのアプリとアニメの情報放り込むのやめ「だが断る!」よし、シバく。
「えーと、あ、メヌちゃん鏡高菊代って人からメール来てるよー」
「でかしましたかなめ、ジュンの新しい女ですか?」
「「「「ダニィ!?」」」」
大いに誤解を呼ぶ表現ありがとう、あとナチュラルに見てんじゃねえよ妹ズ。理子と取っ組み合いしてるから没収も出来ねえし。
「ほうほう、これは熱いラブメールですなあ」
「かなめちゃん、他人の携帯を覗くのはマナー違反だよ? メッ!」
「お兄ちゃんは家族なのでセーフ! それに白雪お姉ちゃん、もしかしたらお兄ちゃんをたぶらかす悪女の情報が眠ってるかもしれないんだよ? つまりこれは好奇心でなく、妹の義務なのです!」
「なるほど、夫をたぶらかす泥棒猫は妻がどうにかしないとね! じゃあもっとメールを遡って」
「そーい」
「アルアジフ!?」「ふにゅ!?」「ユバーバ!?」
妙な大義名分を得ても覗くんじゃありません。とりあえず理子を投げ付けて阻止、ついでに糸を使って携帯を回収、というかなんだそのやられ声。
「で、ジュン? その菊代とはただならぬ関係なんですか?」
「中学のパートナーがそれとかどんだけ爛れてるんだ俺は。あと言い回しが誘惑してるっぽいだけで、内容は仕事の依頼だからな」
「でもでも潤ちゃん、そんなメールを送ってくるって事は、その菊代さんが潤ちゃんを狙ってる可能性も……!」
「あいつはそーいうのが癖になってるだけだよ、落ち着け」
かなめが来てから白雪の暴走回数が増えたなこりゃ(白目)
リサにアイコンタクトで「何とかしてくれ」と送ったら、
(ご主人様がリサをナデナデしてくださるなら)
と返ってきた。お前も強かになってきたね。
「つーわけで、仕事ついでに実家帰ってくるわ」
「いや、何がという訳なのよ。1ミクロンも理解できないわよ」
「つまり1ナノ程度は理解できたと」
「全く理解してないと大差ないでしょそれ」
ごもっともで。
「簡単に言うと、菊代の組に藍幇が接触してきたから、ちょいと相談に乗ってくれとのことで」
「ふうん、組っていうといわゆるヤクザ? でも依頼なら、武偵校経由で受ければいいんじゃないの?」
「ヤクザものからの依頼なんて、幾ら危険物満載の武偵校でもいい顔はせんだろ」
「アンタにそんな配慮があったことに驚きだわ」
「マジ驚きはやめてもらえませんかねえ」
「理子と一緒に風聞も気にせず暴れてるのが何言ってんのよ、この間のトライアングルも平気で下負けして、情報規制も掛けなかった癖に」
「優秀な人材が喧伝されるのは当然の話だろ。たかがメンツのために功績を潰される方が問題だ」
「そういう考えが異常だって言うのよ。まあアンタなら問題は……起きるんじゃなくて起こす方よね」
「何でトラブルメーカー扱いなんですかねえ」
「本気で言ってて自覚ないなら病院言った方がいいわよ」
「お姉様、医者が匙を投げることになりますよ?」
「それもそうね」
ホームズ姉妹の口撃が辛い。不治の病みたいに言わないで欲しいわー。
「自業自得でしょ、誰がどう見ても。で、アンタ一人で行くの?」
「いや、かなめも連れてく。諸々の事情込みで、新しい『家族』を紹介しとかないとな」
「それだけで済めばいいけどね……理子とか絶対についてこようとするわよ」
「そんな気はするけど、実家までうるせーの勘弁だから置いてく」
「ぶーぶー! ユーくんにうるさい言われるのはりこりん心外でーす!」
「俺は切り替えできるんだよ、お前常時じゃねえか」
「ぶー!」
ぶーじゃねえべ、ブタかお前は。
「うう、私も一緒に行きたいのに……何でこんな時に呼び出しが……」
意気消沈する白雪。なんでも星伽本家の方でトラブルがあったらしい。毎度間が悪いよな。
「ご、ご主人様、リサも付いていって良いでしょうか? ご家族にも挨拶しないといけませんし」
「……自分のメイドとかどうやって説明しろ」
「――――」ウルウル
「「……」」
メイドの上目遣いとホームズ姉妹の蔑みの目が辛い、何だこのダブルパンチ。
「……ちゃんとリサも事情話せよ、誤解ないように」
「! 勿論です、ありがとうございます!」
歓喜のあまりか、犬耳出しながらこっちに抱きついてくる。やめなさい、尻尾がくすぐったいのと生温い視線が辛いから。
「いやあ、何だかんだで」
「リサには甘いですね、ジュンも」
そこ二人、ニヤニヤしない。
「よっし、じゃあ理子も恋人として」
「却下」
「ぶーーーー!!」
「ふふふ理子お姉ちゃん、向こうでは私がお兄ちゃんとイチャラブで過ごすから、安心してね!」
「屋上行こうぜめーちゃん、理子久しぶりにキレチマッタヨ……」
「望むところだバリバリー!」
あ、ホントに出てった。あとマイシスター、お前とイチャコラする予定はない(真顔)
「潤ちゃん、妹に手を出しちゃダメだよ!?」
「何を心配してるんだお前は」
「リサちゃんならいいけど!」
「白雪様……!」
お前ら何感動して抱き合ってんの、というか家事組で何の協定が出来てるんだ。
「……じゃ、いない間アタシとメヌはママと一緒に過ごしてるわ。たまにはのんびりするのも悪くないわね。メヌ、アンタもたまにはシナリオばっか作ってないで、家族サービスしなさいよ」
「お姉様には毎日サービスしてますが」
「弄り倒すのはサービスって言わないでしょうが!?」
楽しそうだね二人とも、止めろよ。
で、翌日。
「「お兄ちゃん、お待たせーー!!」」
「……」
「「あれ、私が二人!?」」
「……右の方は理子だろ、何してんだ」
「ふふふ流石ユーくん、こうも容易く見破るとは……!」
「バカにしてんのかお前は。で、何なんだよ変装までして」
「連れてけ!」
「やだよ」
「つーれーてーけー!!」
「お兄ちゃん、部屋なら足りてるっておばあちゃん言ってたよね! だから大丈夫だよ!」
「さらっと盗聴するんじゃねーよ、そして何で理子の味方してんだマイシスター」
「べ、別にお兄ちゃんを追い詰めて(風穴ァ!)するお手伝いしてくれるとか言われてないよ!?」
「…………」
「心底からの冷たい瞳、これはこれで癖になりそうな理子が」「黙れHENTAI」
「大丈夫、理子お姉ちゃんがプランで実行するのは私だから!」
「ちょ、めーちゃん何美味しいとこだけ持っていこうとするのかな!?」
「えー。だって理子お姉ちゃん肝心のところでヘタレだしー」
「ぐぼぁ!? だ、誰からそのことを……違う違う、ソンナコトナイデスヨ?」
「嘘吐けぇ、ここに証拠が――あ、お兄ちゃんいない!?」
「ダニィ!? 待てぃユーくん!」
「嫌だよ恥知らずども」
「大変ですね、潤さん」
「そうだな、いつもどおりだけど。……で、何当然のようにいるんだレキ」
「狙撃と暗殺ならお任せください」
「武偵が暗殺とか言うんじゃありません」
「本音を言うと、イラストがマンネリ気味なので気分転換に」
「少しは本音を隠しなさい」
「ふふ、賑やかですねご主人様」
結局、2+2=4人になった。部屋足りるかなこれ(遠い目)
おまけ
移動中にて
「はーいはい、どしたよアリア」
『ああ潤? 今ナゴジョの騒動で武極ってのが暴れてて、それにあかり達が向かうことになったんだけど』
「クーデタークラスの事件をヒヨッコ一年に任せる武偵校ぇ……しかも武極って三年じゃん」
『
で、アンタ何か情報ないの? ナゴジョの秘密経路とか弱味とか』
「そういうゲスいのは俺よりメヌのやく『人の妹貶める奴は風穴』へいすいません。しかし、
『うっさい、いちいち茶々入れんなしばくわよ! で、あるの!? それともないの!?』
「おおこわいこわい。んーつっても、校舎の見取り図と武極のトラウマを抉るくらいしか思いつかんぞ?」
『……また何したのよアンタ』
「ピンク髪のツインテールと黒髪ロングの姿で突っ込むのがオススメ」
『言えや』
「文化祭でやったコスプレして、去年同じような武極の騒動を理子と潰してやった」
「プライドの高い娘を地べたに這いつくばらせる快感を覚えちゃったネ!」
『うわぁ……』
「あれ、ドン引きされてるよユーくん!?」
「そりゃそうだろ」
キャラ紹介
遠山潤
ようやく調子が戻ってきた主人公(仮)。実家に帰るだけで話が延々と続く辺り、もはや収拾がつかない模様。なお、付ける気もない。
峰理子・レキ・遠山かなめ・リサ
出張メンバー。約二名は強引に付いていった。実家で何か進展――よりもトラブルしか見えない。
メヌエット・ホームズ
留守番組。最近、愉悦力が高まってきたらしい(謎)
後書き
下書きの半分で五千字オーバーなんですがどういうことや(白目)
というわけでお久しぶりです、お待たせしましたゆっくりいんです。はい、『帰省・回想』編スタートしましたが、内容進んでません(オイ)
じ、次回は実家に着きますので(震え声)
ア「次回出るのいつかしらね」
やめてください心に刺さります。
では今回はここまでで。 感想・誤字訂正・評価・批評・質問・リクエストなど、良ければ書いてくださるとこれ以上なく嬉しく、モチベも上がります。
では読んでいただき、ありがとうございました。
ぶっちゃけ中学時代の話って見たいです?
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各ヒロインとのイチャイチャを……
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エッチなのはいいと思います()