亡霊姫のハイスクール入り(完結)   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじよ~

四肢を失ったコカビエルの魂を魂縛で従僕にさせた私達

途中で割り込んで来た白龍皇にはぐれ神父と

コカビエルの亡骸を回収すると去っていったのよ

それじゃあ本編どうぞ~


姫・授業参観と新眷属です!

side幽々子

 

あの夜の一件から数日後のこと

 

あれからイッセーちゃんに上客が出来たみたい

 

毎晩のように呼び出しがかかるんですって

 

そんなことはさておき

 

今日の部活が終わり私は家に帰っていたの

 

そしたら声をかけられたのよ

 

 

??「おーい、そこの姉さんちょっと聞きたいんだが

この辺りで西行寺幽々子って人しらないか?」

 

声をかけて来たのは渋い和装に身を包んだおじさまだったわ

 

 

「はい?西行寺幽々子は私ですけれど、貴方は?」

 

 

??「お?そうだったのかそいつは運がいい

コカビエルを倒しちまうほどの実力者って話だからな

顔を見ておきたいと思ってたんだ。あいつには手を焼いていたからなぁ」

 

 

「あら、そうなのですか?だ、そうよ星蘭…顔見せてあげたら?」

 

私が誰もいない背後に声をかけると、スゥッと黒髪の女性が姿を現した。

 

 

?「酷い言い草ですね…アザゼル」

 

 

アザゼル「!?お前、もしかしてコカビエルか?」

 

 

??「いかにも…私は元コカビエルです。今は星蘭と名乗っています」

 

 

アザゼル「お、おい!これはいったいどういうことなんだ?

なんで死んだはずのコカビエルがここにいる?」

 

 

「あら、あの白い子は報告していないの?

この子はもう私の下僕なのよ?もっとも(死体)の方は貴方の方に持って行ったと思うけれど」

 

 

アザゼル「あぁ、あれを見た時は驚いたぞ...なんせ羽が切り落とされ四肢も綺麗に切断されてんだからよ」

 

 

「この子は今、魂だけの存在なのだから姿を消してついてきてもらっているのよ」

 

それを聞いたアザゼルさんは目を丸くしていた。

 

それから少しの間、星蘭とアザゼルさんが話をしていたから私は先に帰った。

 

 

 

 

 

 

 

翌日の放課後、部室に顔を出すとリアスさんがご機嫌斜めだった。

 

 

リアス「冗談じゃないわ!!」

 

私はこっそり小猫ちゃんに聞いてみる、すると

 

 

小猫「......なんでも、イッセー先輩の上客の方が堕天使の総督

だったって話みたいです」

 

その内容に私はなるほどねと返して尚もプリプリと怒っているリアスさんの方を見る、すると...

 

 

??「アザゼルは昔からそういう男だよ、リアス」

 

 

いつの間にか入って来ていたサーゼクス様とグレイフィアさんがいた。

 

 

リアス「お・お・お・お兄様⁉」

 

それに次いで私達は即座に畏まった。

 

 

サーゼクス「寛いでくれ、今日はプライベート出来ているんだ

それと、久しぶりだね幽々子さんあの時以来かな?」

 

あの時とはリアスさんの結婚式の時のことよね?

 

 

「そうですわね、サーゼクス様グレイフィアさんもお元気そうで何よりですわ」

 

 

サーゼクス「はは、幽々子さんも元気そうでよかった」

 

 

グレイフィア「お気遣いいただきありがとうございます…」

 

それにしてもこの魔王様って凄くフレンドリーよね

 

グレイフィアさんが苦労してそうだわ~

 

 

グレイフィア「.........!」【ペコリ】

 

あら、見られていたのを気づかれたみたいね~

 

 

「そういえば今日はどうしてお越しになられたんですか?」

 

私の問いかけにサーゼクス様が『それはね』と言いながら、

 

一枚のプリントを取り出した。

 

 

「これは...授業参観のプリント...ですわね」

 

 

サーゼクス「あぁ、そうだよ折角の妹の授業参観なんだ

参加しないわけにはいかないよ」

 

なるほどね~サーゼクス様は俗にいうシスコンっていう奴なのね

 

あら?リアスさん顔が真っ赤よ?

 

 

リアス「ぐ、グレイフィアね?お兄様にこのことを伝えたのは...」

 

 

グレイフィア「はい、大切なことですので...」

 

あらあら、いいメイドさんじゃない

 

その後、サーゼクス様がどこに泊まるかという話になってイッセーちゃんが

 

自分の家に招待してその日はそれで解散になったの

 

さらにその翌日のこと

 

私はいつものように授業をしていたの

 

流石に授業参観というだけあって生徒の親御さんが多いわね~

 

でも、なぜかお父さん方の視線がいやらしい気もするけれど...

 

そんな風に授業を進めていると上の階が急に騒がしくなった。

 

近くにいた亡霊に様子を見に行かせるとなんでも

 

イッセーちゃんのクラスが競り会場になってしまっていたみたい

 

授業中なのに何やってるのかしら?

 

そんなこともあって授業が終わって職員室に戻ろうとしていたところ

 

祐斗君を見つけたのよ

 

 

「あら、祐斗君どこに行くの?」

 

 

祐斗「幽々子先生、なんでも体育館で撮影会をやってるとかで

少し見に行こうかと」

 

撮影会?そんなイベントあったかしら?

 

少し気になるし、私も行ってみましょうか

 

 

 

 

体育館に着くと魔女っ子?の格好をした少女が

 

生徒たちに囲まれてポーズをとっていたのよ

 

 

「あれって止めなくても良いのかしら?」

 

 

祐斗「さあ?」

 

 

リアス「あら、祐斗に幽々子先生貴女達も来ていたのね」

 

 

イッセー「あれは...ミルキースパイラルオルタナティブのコスプレじゃないか」

 

 

「イッセーちゃん、知ってるの?」

 

そんなことを言っているとカメラ小僧たちの中に割り込んでいく人影があった。

 

みると、その人影は匙くんだった。

 

 

匙「こら!学校で何やってんだ!ほら、散れ散れ!」

 

匙くんがしっしっ!と手を振ると

 

カメラ小僧達はぶーぶー文句を垂れながら散って言った。

 

カメラ小僧が居なくなった後、匙君が少女に声をかけたの。

 

 

匙「あの、ご家族の方でしょうか?」

 

 

?「うん!」

 

 

匙「そんな恰好で学校に来られると困るんですが...」

 

 

?「えー...だってこれが私の正装だもん♪」

 

あれが正装っていうことは本業ってことよね?

 

 

ソーナ「匙、何事ですか?」

 

 

?「ソーナちゃん見ぃつけた!」

 

遂に会長さん自らお越しみたいね

 

盛り上がってるそちらを他所に私は疑問をリアスさんに投げかける

 

 

「リアスさん、あの方は?とても強い力を感じるけれど」

 

 

 

 

リアス「お気づきだったんですね幽々子先生あの方はソーナの姉であり

現四大魔王の一人であるセラフォルー・レヴィアタン様です。」

 

なるほどね~じゃあサーゼクス様と同じ接し方でよさそうね

 

すると、セラフォルー様と目が合った。

 

 

セラフォルー「貴女が堕天使の幹部を倒した先生ね?」

 

 

「はい、初めまして、西行寺幽々子と申しますわ」

 

 

セラフォルー「そんな固い挨拶は無しね♪私はセラフォルー・レヴィアタン

レヴィア☆たんって呼んで☆」

 

 

「はぁ...レヴィア☆たん様ですか?」

 

 

ソーナ「あまりお気になさらないでください西行寺先生

姉様もあまりお戯れは...」

 

 

レヴィア☆たん「そんなこと言って~

ホントはお姉ちゃんに会えたことが嬉しいくせに☆」

 

 

ソーナ「もう...耐えられません!」

 

あら...涙目で走り去っちゃったわ

 

 

レヴィア☆たん「あ~!待って~ソーたん!」

 

 

ソーナ「来ないでください!」

 

これは大変そうね~少し手を貸してあげましょうか

 

 

「星蘭、いるかしら?」

 

 

星蘭「はい、ここに...」

 

 

「会長さんの手助けをしてあげて…あのままじゃ可哀想だから」

 

 

星蘭「畏まりました...。」

 

そういうと星蘭は霊体化し会長さんの後を追っていった。

 

それを見届けていたら皆がこちらを見つめていたの

 

 

「えっと...どうかしたの?」

 

 

リアス「幽々子先生さっきの方って...」

 

 

「さっきの?あぁ、星蘭のこと?」

 

 

リアス「そう、その星蘭さんのことだけどあの人ってもしかして…

まさかとは思うけどコカビエルじゃないわよね?」

 

 

「そのまさかよ?あの子はコカビエルよ?」

 

 

メンバー『えぇーーーー!!!!』

 

 

その日体育館にオカ研メンバーの絶叫が響き渡った。

 

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