授業参観で様子を見にいらっしゃった魔王様お二人
それとアザゼルさんも私に接触してきたのよね~
さてさて、今回はどうなるのかしら?
それじゃあ本編どうぞ~
sideフラン
こんにちは~フランだよ!
授業参観の翌日の放課後の事なんだけど...
今は私達幻想郷組とグレモリー眷属組は部長に連れられて、
旧校舎の一角にある閉まったまま部屋の前にいるの。
部屋の前にはKEEPOUTのテープが幾重にも貼られてて、
変な刻印も刻まれててとっても厳重そうに閉められてるの。
妖夢「リアスさん、ここに部長のもう一人の『僧侶』がいるんですか?」
リアス「ええ。その子の力が強すぎるため、
私では扱いきれないと考えたお兄様の指示で、
ここに封印していたの」
前から何かあるとは思ってたけど、こんな所に人なんているのかな?
人がいるなら物音がしてもおかしくないのに...
何か特別な術なのかな?
それにしても、リアスお姉ちゃんの手に余るほどの力...
どんな能力なんだろう?すっごく気になっちゃうよ
リアス「ただ、ライザーの件やコカビエルの件を通して、そろそろ良いだろうと、昨日お兄様から言われたの。...まぁ、解決したのは全て幽々子先生や貴女達のお蔭なのだけれ...」
幽々子「そんなことないわ、リアスさん達が頑張ってくれたおかげでこの街の今があるんだもの、貴女達がいなかったらきっとこの街はもう無くなっていたでしょうから」
亡霊のお姉ちゃんの言葉に皆が頷いてる
そうよ、
リアスお姉ちゃんはいつだって頑張ってるもん、
それを私達や眷属の人達が知らないわけがないんだから!
リアス「ありがとう、皆...じゃあ、扉を開けるわ」
リアスお姉ちゃんが手を翳して、扉に刻まれていた変な刻印も消えちゃった。
これではいれるようになったのかな
わたしがそんなことを考えてるとリアスお姉ちゃんが扉を開けて中に入っていったの。
??「イヤァァァァァアアアアアアッ!!」
「...!え?なあに今の...」
凄い叫び声が中から聞こえてきてわたしビックリしちゃった。
これにはわたしだけじゃなくて、アーシアお姉ちゃんやイッセーお兄ちゃん、
亡霊のお兄ちゃん、妖夢お姉ちゃんに聖剣のお姉ちゃんまで驚いている。
リアス『ごきげんよう…元気そうで良かったわ』
??『な…な…何事なんですかぁぁぁ⁉』
中からお姉ちゃん達の声が聞こえてくる。
何事ですか!?ってそれはわたし達のセリフだよ~
ちょっと慌てすぎじゃないかな?
朱乃『あらあら。封印が解けたのですよ? もうお外に出られるのです。さぁ、私達と一緒にここを出ましょう?』
優しそうな朱乃お姉ちゃんの声が聞こえてきた。
??『いやですぅぅぅ! ここがいいですぅぅぅ! お外怖いぃぃぃぃ!!』
これって俗に言う引きこもりっていうものなのかな?
幽々子「とにかく中に入ってみましょう」
亡霊のお姉ちゃんの言葉でわたし達は中に入ってみる。
中は可愛らしく着飾られた、女の子のお部屋みたいだった。
それと、ベットの所に置いてある棺桶…
なんで棺桶なんだろ?わたし達と同じ吸血鬼なのかな?
部屋の中を見ていたら、リアスお姉ちゃん達を見つけたの、
そこにお姉ちゃん達と一緒にいたのは金髪の綺麗なお姉ちゃんだったの。
イッセー「うおぉぉぉぉ!金髪美少女じゃないか!」
イッセーお兄ちゃん、ちょっと気持ち悪い...
リアス「イッセー、残念だけれどこの子は男の子よ?」
え?今の聞き間違いかな?
「リアスお姉ちゃん、今なんて言ったの?」
リアス「見た目こそ女の子だけど…この子は男の子よ」
朱乃「女装趣味があるのですわ」
イッセー「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
小猫「......うるさいです」
イッセー「うげごっ!」
あ、猫のお姉ちゃんに殴られて壁にめり込んじゃった。
リアス「この子はギャスパー・ヴラディ…一応駒王学園の一年生で、
私の眷属…転生前は人間とヴァンパイアのハーフよ」
それって...
「私達と同じ吸血鬼ってこと?」
私の問いかけに朱乃お姉ちゃんが答えてくれた。
朱乃「はい、一応は悪魔というくくりですけれど、
吸血鬼の特性は消えてはいませんわね」
そうなんだ...ここにも私と同じ吸血鬼がいたんだね。
................................................
リアス「ギャスパー。お願いだから、私達と一緒に外へ出ましょう。ね?」
リアスお姉ちゃんが小さな子をなだめるように言ってるけど、
ギャスパーお兄ちゃんは激しく首を横に振って嫌がってるの...
ギャスパー「いやですぅぅぅ!」
そこまで嫌なの!?お外楽しいのに…
朱乃お姉ちゃんに続き、リアスお姉ちゃんまで拒否するなんて…
なんでそんなに外が嫌いなんだろ?
リアスお姉ちゃんも困った顔してるよ...
「ねえ、ギャスパーお兄ちゃん?あれ?お姉ちゃんって呼んだ方がいいのかな?
まあいいや、お兄ちゃんはお外に出るのがそんなに嫌なの?」
ギャスパー「は、はいぃぃぃ...。え、えっと、きみは?」
「そういえば、自己紹介がまだだったね~、わたしはフランドール・スカーレットだよよ!よろしくね」
アーシア「僧侶のアーシア・アルジェントです。よろしくお願いします」
ゼノヴィア「私は騎士のゼノヴィアだ、よろしく頼む」
幽々子「私は西行寺幽々子よリアスさん達の協力者でここの教師をやっているわ」
妖夢「魂魄妖夢と申します。幽々子様の庭師で、この学園の二年生です。
肩書は幽々子様やフランちゃんと同じ協力者ですね」
星蘭「私は幽々子様の従僕の星蘭と申します...。これでも元堕天使幹部です。
以後、お見知りおきを...」
ギャスパー「よ、よろしくお願いしますぅ」
さて、自己紹介が終わったし、話を戻そっか。
「それでね、さっきの話の続きなんだけど、そんなに外が怖いの?」
ギャスパー「お外怖いですぅぅぅ!! 僕はずっとここにいたいですぅぅ!!」
どうしてこんなに怖がるのかな?
わたしが閉じ込められてた時は外に行きたくて仕方なかったのに…
でも、ギャスパーお兄ちゃんを外に連れ出してみないと始まらないよね
「ほら、部長やフランちゃんが言ってるんだからさ」
イッセーお兄ちゃんがギャスパーお兄ちゃんの肩に手を置いたの
そしたらね...
イッセーお兄ちゃんたちの動きが止まった。
亡霊のお姉ちゃんや妖夢お姉ちゃん以外の他の人達もみんな止まっちゃってる...
「あれ?これって...」
幽々子「どうやら時が止まっているようね~」
妖夢「おかしいですね、咲夜さんはこっちに来ているとは思えないのですが…」
わたし達が首をかしげていると他の声が聞こえてきた。
ギャスパー「ヒイィィィィィ……なんでうごけてるんですかぁぁぁ⁉」
見ると、ギャスパーお兄ちゃんが部屋の隅で固まってたの。
幽々子「さあ?なんでなのかしら...」
妖夢「これはあなたが...?」
ギャスパー「怒らないで! 怒らないで! ぶたないでくださぁぁぁぁいっ!」
「打ったりなんてしないよ~だから落ち着いて?」
ギャスパー「・・・・本当?」
周囲は時間が止まったようにモノクロの風景でわたしや亡霊のお姉ちゃん、
妖夢お姉ちゃん以外の動きが完全に停止させらてるみたい
部屋にあった時計の針も止まっている。
これがギャスパーお兄ちゃんの能力なのかも...
時間停止の能力...咲夜とおんなじ能力を持ってるんだ。
確かに、強いかもしれないけどそんなに危険なものなのかな?
咲夜は平気で使ってたけどな~
だけど、この三人だけが動けるのはなんで?
すると、時間停止が解けたのかリアスさん達が説明してくれる。
リアス「やっぱり、貴女達にはこの子の能力は効かないみたいね...この子はイッセーと同じ神器持ちよ。ーーー
そうなんだ、
だからわたし達は動けたんだね。
イッセー「あ、あれ?」
アーシア「おかしいです。何か今......」
ゼノヴィア「ああ、何かされたのは確かだね...」
停止が解けたアーシアお姉ちゃんとゼノヴィアお姉ちゃんは驚いているけど、
朱乃お姉ちゃんと木場お兄ちゃん、小猫ちゃんお姉ちゃんはため息を吐いてた。
三人はもう知ってたんだね~…
リアス「それでね、貴女達にお願いがあるの」
幽々子「どうかしたの?」
リアス「私と朱乃はこれから会談の打ち合わせに行かないといけないの。だから、私が戻ってくるまでギャスパーのことを頼めないかしら?」
「いいよ~!任せて!」
会談の打ち合わせかぁ。
リアスお姉ちゃんも大変だね。
リアス「あ、それから祐斗も一緒に来てちょうだい。お兄様があなたの禁手について知りたいらしいのよ」
祐斗「分かりました。幽々子先生、ギャスパー君のことお願いします」
幽々子「えぇ、任せてちょうだい」
そう言うと、部長、朱乃さん、木場の三人は魔法陣で転移していっちゃった。
さて、任せてとは言ったけどどうしよう...
こんな所にいるよりお外にいる方が楽しいと思うんだけど
そもそもギャスパーお兄ちゃんが出たがらないし...
まずは外に出す必要があるよね、
わたしが考え事をしてる間にギャスパーお兄ちゃんは
段ボールの中に入っちゃってるし・・・・
ゼノヴィア「では、幽々子先生、こいつを鍛えるとしよう、軟弱な男はダメだ。
なに、私に任せてくれ。私は幼いころから吸血鬼と対峙してきたからな」
幽々子「その言葉を信じても大丈夫なのかしら...」
段ボールに括り付けられた紐を引っ張りながら
デュランダルを肩に担いでるゼノヴィアお姉ちゃん
対峙って...吸血鬼退治でもするつもりなの...?
ギャスパー「ヒィィィィッ!せ、せ、聖剣デュランダルの使い手だなんて
嫌ですぅぅぅぅ!滅せられるぅぅぅぅぅ!」
ゼノヴィア「悲鳴をあげるな、ヴァンパイア。なんなら十字架と聖水を用いて、
更にニンニクもぶつけてあげようか?」
ギャスパー「ニンニクはらめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
「それをやったら私もダメージ受けちゃうからやめてね?ゼノヴィアお姉ちゃん」
もしそんなことしたらキュッとしてドカーンだけどね?
そんなことしたらリアスお姉ちゃんに怒られちゃうけど...
幽々子「...あれは本当にいいのかしら?」
亡霊のお姉ちゃんがゼノヴィアお姉ちゃんを指差しながら言う。
「うーん...あまり大丈夫じゃないんじゃないかなぁ?」
妖夢「明らかに大丈夫とはいえないでしょうね...」
イッセー「はぁ、先行きが不安だ...」
これから先大丈夫かな?きっと大丈夫!...だと思いたいな...
......................................................
ゼノヴィア「ほら、走れ! 逃げなければデュランダルの餌食になるぞ!」
ギャスパー「ひぃぃぃぃぃぃ!
デュランダルを振り回しながら追いかけてこないでぇぇぇぇ!
ハントされるぅぅぅ!!」
夕方、旧校舎の前でギャスパーお兄ちゃんが
デュランダルを振り回すゼノヴィアお姉ちゃんに
追いかけ回されていた。
アーシア「ゼノヴィアさん、生き生きしてますね」
イッセー「アーシアもそう思う?」
アーシア「はい。ゼノヴィアさんの目がいつもより輝いてます」
幽々子「元
ゼノヴィアお姉ちゃん…日頃のストレスをここで解消しようとしてない?
イッセー「そういえば、ギャスパーは吸血鬼だろ? 太陽の光に当たっても大丈夫なのか?」
そういえばそうかも、私は日傘をさしてるけど、ギャスパーお兄ちゃん普通に走り回ってるから
イッセーお兄ちゃんのこの質問には小猫ちゃんが答えてくれた。
小猫「ギャー君はデイライトウォーカーと呼ばれる特殊な吸血鬼なので、日の光に当たっても行動は出来ます」
「へぇ~」
良いなぁ、私も自由に歩き回りって見たい...
あ、ついにギャスパーお兄ちゃんがダウンしちゃった。
ギャスパー「うぅ~。もうダメですぅ~! もう動けないですぅぅ!」
地面に座り込むギャスパーお兄ちゃん
こんなので本当に大丈夫なのかな?
小猫「ギャー君、大丈夫?」
ギャスパー「うぅ、小猫ちゃん・・・」
小猫「疲れた体にはニンニクが良いよ」
ギャスパー「に、ニンニクぅぅぅ!?」
あ、ギャスパーお兄ちゃんがまた逃げ出した。
火事場の馬鹿時からってもの?
それよりも、小猫お姉ちゃんまでギャスパーお兄ちゃんを虐めだしちゃった...
ニンニク持ってギャスパーお兄ちゃんを追いかけだしてるし...
しかも、笑顔で。
中々レアな光景かも?
小猫お姉ちゃんいつも無表情なんだもん
匙「おー、やってるなオカ研」
あ!匙お兄ちゃんだ!
イッセー「おっ、匙じゃん」
匙「よー、兵藤。解禁された引きこもりの眷属を見に来たぜ」
イッセー「ずいぶん耳が早いな」
匙「会長から聞いたんだよ。それで、その眷属は?」
イッセー「あぁ、それなら今、ゼノヴィアと小猫ちゃんに追い回されてるぜ」
匙「おお! 金髪美少女か!」
嬉しそうだね、匙お兄ちゃん
まぁ、普通の反応だよね。
イッセー「......女装野郎だけどな」
それを聞いた匙お兄ちゃんは地に両手をついてガックリと項垂れる。
凄い落ち込み方だね~
匙「ウソだろ・・・・そんなの詐欺じゃねぇか...っていうか、引きこもりが女装って...誰に見せるんだよ!」
イッセー「分かる。その気持ちは十分に分かるぞ、匙よ!」
なんだか二人で盛り上がり上がり始めちゃった。
可愛いからいいと思うけどな~
男の人からしたらやっぱり嫌なのかな?
??「へー悪魔の皆さんは此処でお遊戯をしてるって訳か」
急に声が聞こえたから見てみたら後ろに渋いおじさんがこっちを見てたの
イッセー「お前は!?」
??「よぉ、赤龍帝。あの日以来だな、それに亡霊の姫さんも」
幽々子「あら、お久しぶりですわアザゼル様
その後はいかがお過ごしですか?」
アザゼル「おぉ、元気元気…元気すぎて暇になってるくらいだよ」
幽々子「あらあら、それは大変ですわね」
イッセー「あの...幽々子先生?まさかとは思いますけど…
アイツと以前に会ったことがあるんですか?」
幽々子「えぇ、数日程前にね」
イッセー「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
小猫「...だからうるさいです」
イッセー「ぐべばっ!!」
あ、また地面にめり込まされてる
強く生きてね...イッセーお兄ちゃん
アザゼル「しかし、あん時はまさか性転換したコカビエルに会うとは思いもしなかったがな」
イッセー「そういえばそうですよ!なんでコカビエルが女になっちまってんですか?」
幽々子「あぁ、それはね?
わたしの故郷から面白い薬が送られてきてね
それをコカちゃんに飲ませたらあぁなったのよ
それより今日はどうなさったの」
故郷って幻想郷のことだよね?
それで薬って...あのお医者さんの事なのかな?
アザゼル「なるほどな…興味深いことがきけたな
まあ今日ここに来たのは散歩がてらに悪魔さんの所に見学だ。聖魔剣使いはいるか」
幽々子「残念だけれど少し前に出かけてしまいましたたわ」
アザゼル「そうかい、そいつは残念だ...それよりも...
そっちのお前は
匙「...!」
いきなり声をかけられて構える匙お兄ちゃん
アザゼル「丁度良い。そのヴァンパイアの神器を練習させるならおまえさんが適役だ。ヴァンパイアにラインを接続して余分なパワーを吸い取りつつ発動させれば、暴走も少なく済むだろうさ」
匙「俺の神器にそんな力が...」
アザゼル「まあ、神器上達の一番の近道は赤龍帝を宿した者の血を飲む事だ。
ヴァンパイアなんだし、一度やってみるといい」」
それだけ言うとアザゼルのおじさんは帰っていった。
本当に散歩だけだったんだね
星蘭のTs化の理由はあの人からの贈り物だったようです
ここの主人公の事を知っている人ならお分かりですよね?
それではまた次回!