サーゼクス様のご指示で封印されていた僧侶が解禁されたの、
でもその子は極度の引きこもりで対人恐怖症だったのよね~
これはフランちゃんの出番かしら?
それじゃあ本編どうぞ~
sideフラン
やっほ~!フランだよ!
あの後ギャスパーお兄ちゃんがまた引きこもっちゃった...
リアス「ギャスパー、出てきてちょうだい。無理して小猫に連れて行かせた私が悪かったわ」
なんでも小猫お姉ちゃんとお得意様の所に一緒に行ったんだけど、
そこで怖い目にあっちゃって、能力を無意識に使っちゃったみたい。
お得意様っていったい誰なんだろう?
リアス「眷属の誰かと一緒に行けば、あなたの為になると思ったのだけれど...」
ギャスパー『ふぇええええええぇぇぇぇぇえええんっっ!』
リアスお姉ちゃんが謝ってるけど、一向に泣き止まないみたい...
人嫌いなこと…自分が神器を使いこなせずに迷惑をかけていること…ギャスパーお兄ちゃんが抱えてる問題は中々厄介だもんね...
リアスお姉ちゃんからギャスパーお兄ちゃんのことを聞いたんだけどね?
ギャスパーお兄ちゃんは名門の吸血鬼のを父親に持ってるけど、
人間の妾との間に生まれたハーフだったため、純血じゃなかったんだって。
この世界の吸血鬼は悪魔以上に純血か、そうでないかを気にしてるみたい、
お父様や兄妹達もギャスパーお兄ちゃんを軽視し、
侮蔑してきたんだって...
更には、とても優れた吸血鬼の才能を持ちながらも、
特殊な神器を宿してしまっていたため友達もできなかったみたい
仲良くしようとしても、ちょっとした拍子に相手を停めてしまう。
ギャスパー『ぼ、僕は・・・こんな神器なんていらない!
だ、だって皆停まっちゃうんだ!
皆、僕を嫌がる! 僕だって嫌だ!
もう友達を停めたくないよ・・・
停まった大切な人の顔を見るのは・・・・もう嫌だ・・・・・』
ギャスパーお兄ちゃんは家から追い出された後、
人間と吸血鬼、どちらの世界でも生きていけずに路頭に迷っていた。
そして、ヴァンパイアハンターに狙われ命を落としたところを
リアスお姉ちゃんに拾われたんだって。
リアス「困ったわ...。この子またを引きこもらせるなんて...王失格ね...」
肩を落として落ち込むリアスお姉ちゃん…
この件に関して、リアスお姉ちゃんは悪くないし、
ギャスパーお兄ちゃんだって悪くない。
よし!ここはわたしが一肌脱ぐとしちゃおうかな!
「リアスお姉ちゃん、ここはわたしに任せて!」
リアス「でも...」
「こっちは大丈夫!リアスお姉ちゃんはお姉ちゃんのやるべきことをやって!」
わたしのその言葉にリアスお姉ちゃんは少し考えてから
リアス「...分かったわ、それじゃギャスパーの事はお願いね、フラン」
「うん!任せてちょうだい!」
わたしの返事にリアスお姉ちゃんは微笑んでから転移していった。
幽々子「それじゃあ私もやることがあるからまた来るわね」
そういうと、他の皆も続々と部室を出ていった。
さあ!それじゃあ始めよっかな!
「ねぇ…ギャスパーお兄ちゃん、力を使うことがそんなに嫌?」
話しかけても中からは返事はない…
「わたしもね…前まで屋敷の地下室に閉じ込められてたの…」
ギャスパー『...え?』
中から声が聞こえてきた。私はのまま話を続ける
「わたしね?神器は持ってないけどとっても危険な能力を持ってるの…
ありとあらゆる物を破壊する程度の能力っていうんだけど
名前の通り、なんでも壊すことが出来ちゃうの…
ヒトや物…なんでも壊せちゃうんだ」
ギャスパー『それって僕より危ないんじゃ…』
わたしは少し頷いて話を続ける。
「うん、だから能力を使うとわたし、狂気に呑まれちゃうの…
コンナフウニネ…♪」
ギャスパー『ひっ…!ふ、フランドールちゃん?』
若干の狂気を混ぜて声をかけると、
脅えたギャスパーお兄ちゃんの声が聞こえてきた。
「ダイジョウブダヨ…♪これは呑まれてる訳じゃないから…」
ギャスパー『そ、そうなんだ…』
「うん、だからわたし495年間ずっと独りぼっちだったの…」
ギャスパー『よ、495年…⁉
そんなに長く一人でいて…寂しくなかったの?』
「寂しかったよ…寂しかったしつまんなかった…
でも、どうしようもなかったの…」
でもね?とわたしは続ける
「ある時に、外から魔理沙が来てくれたの、
あ、魔理沙っていうのはわたしのお友達の事ね?
魔理沙はわたしに外の楽しさや素晴らしさ、面白さを教えてくれたの
だからわたしはお外にに出たくなって魔理沙と一緒にお姉さまに逆らったの」
ギャスパー『そ、それで…どうなったの?』
「最終的には、お姉様はお外に出る許可をくれたわ
霊夢がお姉様を退治してたから」
ギャスパー『た、退治って…お姉さん、大丈夫だったの?」
そう言いながらちょこんと顔を出すギャスパーお兄ちゃん
「うん、お姉様は今も元気よ?今は分からないけれどね…」
ギャスパー「そっか…」
「だからね、ギャスパーお兄ちゃん!」
わたしは一気にギャスパーお兄ちゃんとの距離を詰めて声を上げる。
ギャスパー「ひぃ…っ!な、なに?」
「ギャスパーお兄ちゃんも頑張ってお外に出てみて!
きっとギャスパーお兄ちゃんが知らない楽しいことがいぃっ.........ぱい!
あるはずだよ!わたしも力になるから、一緒にがんばろ!」
わたしのその言葉にギャスパーお兄ちゃんはちょっと俯いて…
ギャスパー「僕より小さなフランドールちゃんに言われちゃったら
頑張るしかないよぅ…できるか分からないけど…僕も少しづつ頑張ってみる!」
ギャスパーお兄ちゃんのその言葉に私は盛大に拍手を贈るのだった。
おっすイッセーだ!
今回はフランちゃんの過去語り回だったぜ!
いや~それにしてもフランちゃんにそんな危ない能力がついてたなんてな
可愛い顔して凶悪だぜ!
それじゃあいつものいくか!ドライグ!
『応!』
「『see you nextnovel!!』」