蛇龍が如く   作:宇垣秀康

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まだまだ投稿な安定しそうにありませんが、完結に向けて頑張りますのでよろしくお願いします。


蛇と仲間と

「…ふぅ」

空港からなんとか逃げ出せた老人は、逃げ込んだタクシーから降り、ネオン街で電子煙草を燻らせていた。

空港では、余り長居したくなかった為にあまり日本人に馴染みのない老人の父親が好んで吸っていた葉巻を咥え、威圧していたのだ。しかしこの老人は煙草は辞めたはずなのだが…

自身に纏わる一通りの面倒が終わり、どうしても吸いたくなった彼は電子煙草を吸うようになったようだ。流石に友人との約束を破ってはいないようだ…

しかしさっき葉巻を吸った時に久しぶりの感覚に少しだけ吸ってしまったのは彼だけの内緒である。

 

彼は老人ではない。しかし、その血の中にある「FOX DIE」により老化が進んだ戦士…いや、その血の宿命より抜け出した英雄

名を

「ソリッド・スネーク」と呼ばれた…ただのディビットである。

 

 

 

彼はリキッドとの決着の後…「THE BOSS」の墓石の前で自身の父である「BIG BOSS」とゼロの決着をその目で見届け、仲間達の前から姿を消した。自身の痕跡を消しながら

 

しかし…彼の仲間たちは優秀である。

ある青年達は、長年連れ添った友人が何を見つけるのか興味があった。

ある老齢の戦士は、彼のおかげで娘との仲を修復し、おまけにブライダル姿まで観れたのだ。何かお返しが出来ないかと動き出した。

その娘とその婿は、結婚式に参列するはずだった憧れの戦士の失踪に驚き、自身の父(義父)から「夫婦で初めての共同任務だ」と、ニヤつかれながら言われ(のちに娘により制裁された)、彼のいそうなところを回っているのだ。(特に婿には義父よりこっそり『早めに孫を見せろ』と、重大なミッションを受けており、奮起している。…その奮起が実るのはまだまだ先になりそうだが…)

何より彼を探すのに躍起になっていたのは彼に救われ少しずつ強くなっている少女である。自身に友達ができたこと、また、外の世界で過ごせるとわかったことの喜びを伝えようと彼を探した彼女は彼がいないことに気づく。そして兄と慕う青年達が困り果てるほど泣き、自身の部屋に引きこもった。数日が経ち部屋から出て来た少女は涙の後が残るが力強い目で「彼を見つけ出す!そして皆の前で謝らせるの!」と言い放ったのだ。

勿論周りは…止めなかった。何より勝手に消えた彼がこの少女に怒られる姿を思い浮かべ、笑いながら参加者が集まったのだ。

海では彼と共に最終決戦で旧型船を率いて闘ったある女性が、

陸では老齢の戦士とその娘と婿、そして肉体の大半を無くしながら、家族を取り戻した青年が、

そして電子、情報の面ではオタクたる青年と怒っている少女が…

 

ここにスネーク包囲網が完成したのである。

そして蛇はすぐに見つかったのであった。以前使っていたNGO団体の名前を使い、何やら面倒を起こしたようだった。そして軍人達は自身のコネや情報を使い、彼の起こした問題を大事にしないようにし、蛇にこう伝えたのだ。

「そこを動くな。サニーが怒っている」と…

 

 

そう、何処か抜けている蛇の元に仲間たちが集まろうとしているのだ…

話はこの日本から始まる…

 

居場所がバレてしまった蛇は…観念したように静かに指定されたポイントで仲間たちを待ち続けているのであった。

 

 

「……早かったなぁ」

それは、蛇が消えた友人の結婚式から8日しか経っておらず、少女が怒り仲間と決起してから4日しか経っていないのだ。

蛇は自身の腕が鈍ったのかと悲しくなりながら缶コーヒーを啜っていた。その背中は外見相応に老けていた。

 




デイビッドはスネークと呼びます。
仲間たちはだんだん集まってきます。
とりあえずは彼ですよね?


もう一人の主人公はまだまだ出せそうにありませんがよろしくお願いします。
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