剣士と仲間たちとSAO   作:MYON妖夢

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たぶん終わった…かな?
ご覧ください~


第二十五層攻略その4

ユウキは泣いている。それはそうだ本当に命がなくなりかけた。絶体絶命だったのだ。

「うっ…うっ…」

少しおさまってきたようだ。

「兄貴!」

リンカに回復してもらったキリトが来た。

「まずい兄貴。たぶんこの調子だとボスのHPを削り切る前にボスが立ち上がる。囲んでるやつらが危ない」

「ああ……わかってる。キリト……ユウキを頼む。俺が行く」

「はぁ!?一人で行く気か!?死ぬぞ……?」

「駄目だよ……リュウキ兄ちゃん……」

ユウキも結構回復したみたいだ。

「俺が行かなきゃダメなんだ。それに俺はお前たちを守り抜くといっただろ。先に死ぬ気はない。頼んだぞ……」

「おいっ!兄貴!」

「リュウキ兄ちゃん!」

二人の言葉を聞かずに俺は立ち上がる。

俺の体は震えている。

           怖い?違う

 

           恐れ?違う

 

           逃げ出したい?違う

 

この震えは――――

 

           怒りだ!           

「よくも……よくもユウキをあんな目にあわせたな……」

俺は震えた声で続ける

「てめぇだけは……てめぇだけは!ゆるさねぇええええええええええええ!」

次の瞬間。俺の姿はすでにその場所になかった。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

キュィイイイイイイイイン!

今までにないほど俺の刀からソードスキルのエフェクトが発せられ。金属音じみた高い音を響かせる。

刀スキル《拙撃》 5連撃

四連撃目までは敵のハンマーをはじく。最後の五連撃目を敵の首の接合部に叩き込む。

「グルゥオオオオオオオオオオオオォォォォオオオオ!」

俺も相手もディレイが入る。がしかし弱点だったらしくおれのディレイのほうが格段に短い。

いったん離れ。思い切り刀を振り上げる。

刀の斬撃を飛ばす技《刃昇》

ヒットしたのを確認せずそのまま接近し刀スキル《居合》

この時点で相手のHPは最後の1段の半分程度まで落ちている。

相手は俺の攻撃にかまわず四つのハンマーを同時に振り下ろす。躱しきれない!

ドゴォォォオン!

しかし俺に衝撃が来ることはなかった。

「兄貴相変わらず無茶ばっかだな」

「リュウキ君あまり無茶しないでよ」

「血の気が多すぎるのよリュウキは」

「僕達もいますよ!」

どうやらユウキを安全なところに移動させた四人がハンマーの軌道をずらしたらしい。

「サンキュッ!みんな!」

「皆!俺たちがタゲを取る!すきを見て攻撃してくれ!ハンマーとブレスに気をつけろ!」

「ヒースクリフさん!手を貸しなさいよ!」

リンカはさん付けしているがため口

「了解した。リュウキ君。存分に戦ってくれたまえ」

「へっ言われなくてもだ!」

「援護するわ。リュウキ君ハンマーは私たちに任せてボスをお願い」

「リュウキさん。ボスを頼みます!」

「了解だ!セェェェエエアアアアアアアアアアアアア!」

《斬抄》で右上から左下を切り裂く。軌道を戻りそのままの状態から《拙撃》上段右水平。下段左。右斜め。左斜め。切り上げ。

これはスキルの終わりのモーションと次のスキルの始まりのモーションが同じときに発動できるシステム外スキル《スキルコネクト》。まだここまでしかつなげることはできない。

 

レイド全員の攻撃によりボスのHPがグングン削れていく。

すでに残り二割だ。

キリトが《バーチカル・アーク》リンカが《ライトニングエッジ》四連撃。アスナが《ダブルリニアー》スバルが《ホリゾンタル・アーク》を立て続けにあてる。今はほかのレイドメンバーはディレイにより動けない。

「いけっ!兄貴!勝負つけろ!」

「いってリュウキ!」

「リュウキ君!」

「リュウキさん!」

「ああ!これで……終わりだぁぁぁぁ!」

《浮舟》から三連撃《緋扇》につなげ最後に体術スキル《転技》回し蹴りにつなげる。

そして着地と同時に念じる。

 

(俺の左腕はすべてを貫く剣だ。ボスを貫き!仲間を守る剣だ!)

 

キュゥゥゥゥッゥゥゥゥウン!

俺の左手に白い光が集まる。

そして肩越しに引き絞り――ボスの首の接合部に向かって――突き出した。

シュキィィィィィィィィィィィィィン!

残り一割程度のボスのHPは《転技》まででほぼ消えかけていた。そして――

 

ボスのHPが1ドットも余さずに消えた

 

「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ――」

俺は左腕を突き出したまま停止していた。周りの歓喜の叫びも耳には入らない。左腕の光が消えたと同時に俺は走り出す。ユウキのもとへ。

「キリト!アクティベート頼んだ!」

「ああ!…ってえぇ!?兄貴が行けって!」

「そんな暇ない!」

もうそのあとの言葉は気にせずに俺に出せる限りのスピードで駆け抜ける。――が

「少し待ちたまえ。リュウキ君」

「ツッ」

急ブレーキをかけて体に制動をかける

「なんだよ…ヒースクリフ。俺は急いでるんだ」

「まぁ落ち着きたまえ。まぁならば単刀直入に問おう。先ほどのありえないスピードと攻撃距離はなにかな」

やっぱりそれか。しかし

「知らんな。届けと念じていたらああなっただけだ」

「ふむ……」

「もういいだろ、俺は行くぜ」

言葉と同時に俺は駆け出す。そのためヒースクリフが呟いた声が届かなかった。

「…もうあれを使いこなすものがいたか……予定よりは早かったな……これなら“あれ”を彼に持たせても……」

 

「ッ!ユウキ!」

「にぃ……ちゃん……」

「大丈夫か!?」

「うん……大丈夫……」

口では大丈夫と言っているが体が小刻みに震え、声もかすれている。

「その様子じゃしばらくは戦えないか」

「ッボクだって戦える!もう大丈夫だよ!」

「いや……俺はお前が心配なんだ……その状態で戦って恐怖で動けなくなったときにユウキが死んだらって思うと……」

「リュウキ…兄ちゃん……?」

「だから!完全に復活するまでは俺も前線には出ない!俺はユウキとずっと一緒にいる」

ユウキは唖然としている。当然だろうこんな告白まがいなセリフ。俺もいってて背中がむずむずする。

「うん……ずっと……一緒だよ……?」

「当然だ。俺はずっとお前と一緒だ」

「ありがとう……それじゃあここでいおうかな……」

「?なにを?」

「うん!言おう!」

「だからなにを!?」

「スーーーッ。ボク!紺野木綿季は!桐ケ谷竜輝のことが!……」

ユウキが真っ赤になっている。あれ?これって?

しばらくユウキが硬直したまま過ぎる。そして――口を開いた

「好きです!」

「!!???!?!??!?!!?!?!?!?!?!?!?!!!?!????!?」

いや!雰囲気からわかってはいたよ!わかってはいたさ!けど口に出されると?!?!?!?!?!?!??!?

ユウキの顔は耳まで真っ赤だ。たぶんおれの顔も真っ赤なのだろう。

しかし俺も男だ。告白されたなら返事を返さねばならない。

「ユウキ……」

「!(ビクッ)」

「お前がそんな風に俺を見ていたのは知らなかった……」

ユウキが少ししょんぼりしたような顔になる。おいおいまだ続くんだぞ?

「俺も自分自身が気づかなかった……けど今なら言える!」

「えっ……?」

「おれ!桐ケ谷竜輝も!紺野木綿季のことが!好きだ!」

俺の顔がめちゃくちゃ熱くなるのを感じる。というか全身か。

二人ともフリーズした状態で時間が過ぎる。きまずっ!

「ありがとう……兄ちゃん……」

そしてユウキは右手でメニューをだしすごいスピードでメニューを捜査している。

と。突然。俺の前にウィンドウが開かれる。

「ッッ!?!?!???!結婚申請!?」

「……うん。嫌だった…かな?」

かなり動揺はしているが意識はしっかりしている。しっかりとした指の動きでyesに触れる。

「よし!これで…ふっ・・・夫婦になったのか…///」

「…そう…だね///」

「結婚指輪っぽくできるのはないけど・・・ナ……?あれ」

アイテムストレージに入っている二つの指輪。さっきのLAドロップか?

「ファーストヘッドの指輪とセカンドヘッドの指輪…?ってうわ!ファーストのほうは筋力+20.セカンドは敏捷+20!?どういうタイミングのドロップだよ!茅場ぁぁぁ!」

「えーと…大丈夫?」

はっ。一瞬意識がとんだ。とりあえずこれしかないだろ。

「ユウキ……左手……だして……」

「うん?わかった。はい」

俺はセカンドヘッドの指輪をオブジェクト化し、ユウキの左手の薬指にはめる。名前や効果にしてはとてもきれいな指輪だ。サファイヤのような宝石がはまっている。

そして俺も左手の薬指にルビーのような宝石のついたファーストヘッドの指輪をはめる。

「って…えぇ!?なんであるの!?指輪!」

「しらん!どういう調整の仕方だよ!茅場晶彦!」

そしてさりげなくユウキは俺の後頭部に腕を回し唇にキスをした。いわゆるマウス・トゥマウスだ

って、えぇぇぇええええ!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?

「ちょっユウキ!?」

「えへへ///」

「まぁ…いいか」

次は俺からする。そして二十五層主住区に転移する。ギルドホームに二人で手をつなぎ、仲良く歩いて行った。




急展開すぎる!しかもシルバー・クロウの光の剣マスターしちゃってるよ!?
リュウキ「お前がやったんだろう」
myon「そうだよ!そうだけどねぇ!
リュウキ「しかしもう遅い。倒してしまったものは戻らない」
ユウキ「そうだよ~もどらないよ~」
myon「ユウキまで!?まぁとりあえず結婚おめでとう。」
リュウキ「サンキュ」
ユウキ「あうう///」
myon「ユウキはまだ恥ずかしいと」
ユウキ「そりゃそうだよぉ。勢いでキスしちゃったし……」
MYON「勢いつきすぎでしょうが」
ユウキ「あうう…」
リュウキ「おい!ユウキに手を出したら速攻切るぞ!?」
MYON「ンな物騒な!出さないよ!出した瞬間に貫かれて肉の塊にされそうだし!」
リュウキ「ま、というわけで次も見てな!」
ユウキ「感想、指摘、☆評価お待ちしてま~す」
MYON「次も読んでね!」
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