剣士と仲間たちとSAO   作:MYON妖夢

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はい、MYON妖夢です。
ここからが小説の真骨頂!
頑張って書いていきます。
それでは第一話始まりの時
はっじまりま~す。


1話 始まりの時

「「リンクスタート!」」

この合図をもとに俺の意識はどんどん体から離れていく。

そして仮想の体へのリンクが始まる。

そして――俺はキャラクター名「リュウキ」として『ソードアート・オンライン』、通称『SAO』

第一層始まりの町の大地を踏んだ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

まずはキリトとの待ち合わせ場所の隠れ武器屋へと歩く。

どうせ急いでも武器屋は逃げない―――まぁキリトは猛ダッシュしていると思うが―――ので俺はゆっくりと行く。

武器屋前、確かこの武器屋の窓の辺って言ってたような・・・ん?なんだのイケメン勇者面のアバターと紅いバンダナ巻いた武士っぽいアバターは。こっちにくる。まさかな・・・。

「兄貴?」

予想が当たってしまった。

「キリト?」

「ああ、キリトだ。」

「そっちの赤いのは?」

「赤いのってなんだよ!」

紅いのに突っ込まれた。

「あ、ああクラインっていうらしい。走ってここに向かってたらレクチャーしてくれってことになって、んで連れてきたってわけだ。」

まぁ迷いなく走ってたら、ベータだってわかるよな。

「んでキリト、何でここで待ち合わせしたんだ?」

「ここの武器屋、見栄えはよくないけど普通に売ってるものより安いんだ。だからここがいいかなーと。」

ふむ、そういうことか。

「とりあえずさっさと武器買ってフィールドで狩りしようぜ。」

なぜかいつもより好戦的な俺。

―――――――――――――――――――――――――――

「ぬおっ……とりゃっ……うひええっ!」

なんだあの掛け声は。しかも見事に空を切っている。

そこで攻撃対象である青イノシシ―――フレンジーボア―――がクラインの股座に直撃する。

派手に痛がるクライン。だがこの世界に痛みはない。

「ははは……、そうじゃないよ。重要なのは初動のモーションだ、クライン。」

「お前はピエロか。」

「ってて……にゃろう」

続いて情けないクラインの声。

「ンなこと言ったってよぉ、キリト、リュウキ……あいつ動きやがるしよぉ」

キリトが小石を拾い、肩の上でぴたっっと構える。あのモーションは投擲スキルの『シングルシュート』か。

直撃、怒りの声を上げながらキリトに向き直るイノシシ。

「動くのは当たり前だ、訓練用のカカシじゃないんだぞ。でも、ちゃんとモーションを起こしてソードスキルを発動させれば、あとはシステムが技を命中させてくれるよ。」

「モーション……モーション……」

クラインが呟きながら右手のカトラスを振る。

「どういえばいいかなぁ……。一、二、三で構えて振りかぶってキルんじゃなくて、初動でほんの少しタメを入れてスキルが立ち上がるのを感じたら、あとはこうズバーン!て打ち込む感じで……」

わかりにくいぞキリト、そのズパーンは。ま、ある程度分かったからやって見るか。

俺は腰を落とし、右肩に担ぐように右手の曲刀を構える。

キィィィィィィィンという効果音とともに曲刀がオレンジに輝いた――と思った時には俺の体は半自動的に動いていた。

「はぁっ!」

シュギーン!

クラインとは違うイノシシを狙った俺の一撃はどうやら弱点に入ったようだ。一撃でHPを削りきり、イノシシが光の破片となって四散した。

「おっ兄貴筋いいじゃん、いきなりクリティカルか。」

「ああ、なんとなくわかった気がする。んでクラインは…と。」

シュギーン!と音がする。

クラインが「うおっしゃぁぁぁぁぁぁ!」と派手なガッツポーズを決める。

「初勝利おめでとう。……でも、今のイノシシ、ほかのゲームだとスライム相当だけどな。」

「えっ、マジかよ! おりゃてっきり中ボスかなんかだと」

「俺が一撃で仕留めてるんだからそんなわけあるかよ。」

そして三人で笑いあう。とそこに

「キリトー!」

と、手を振りながら近づいてくる影

「だれだ?」

「ん、おっリンカー!」

リンカ?女?っと思っている俺の目にようやく姿が目に入る。

こちらも相当なイケメン。しかも男。

「紹介するよ、ベータの時の相棒、リンカだ。んでこっちが兄貴のリュウキ。そこの赤いのがクライン。」

「だから赤いのってなんだよ!」

クラインはスルーしおれも自己紹介。

「リュウキだ、キリトの兄をしている。よろしくな。」

「リンカです、よろしくお願いします。」

と――――挨拶をしていると―――

「ん、ログアウトボタンがねぇぞ!?」

とクライン。そんな馬鹿なと思い俺も右手を振り、メニューを呼び出す。

すると――無かった。ないのだ、ログインした時にはあったログアウトボタンが。

「ねぇだろ?」

「「「うん、ない」」」

と――全員の体が鮮やかなブルーの光に包まれる。

「なんだ!?」

「強制転移!?アナウンスもなしに!?」

とキリト。

そして世界はそのありようを、永久に変えた。

―――――――――――――――――――――――――――

ここは……始まりの町の広場か?

「なんで広場に?」とリンカ

俺は、それとは違う言葉を返す。「俺たちだけじゃないみたいだな」

どんどん転移されてくる人影、ログアウトできないぞ!どうなってるんだ!という声が大量に聞こえる。

「あっ……上を見ろ!」

誰かが叫んだ。俺たちはほぼ反射的に上を向く。

【Warning】 【System Announcement】

ようやく運営からのアナウンスがあるのかと一瞬安心したが。何か引っかかるものがある。

なんだ――これは危機感?不安?なんだこれは

次の瞬間嫌な予感は的中する。

赤く染められた空から巨大な血液の雫のようなものが流れてくる。

落下することなく、途中で人の形をかたどる。

そして―――「プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ」

どういうことだ?私の世界?

「私の名前は茅場晶彦、今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ。」

そして長い説明が始まる。

曰く、ログアウトできないのは本来の使用

曰く、外部のナーヴギアの停止あるいは解除が試みられた場合、ナーヴギアによって死に至る。

曰く、HPが0になった瞬間に、現実の体も死に至る。

曰く、このアインクラッド100層のボスを倒さないとログアウトできない。

だ、そうだ

「それでは、最後に諸君にとってこの世界が唯一の現実であるという証拠を見せよう。諸君のアイテムストレージに私からのプレゼントが用意してある。確認してくれたまえ」

それを聞くやこの場にいるすべての人間が右手の指を2本そろえ下にふる。鈴の音のサウンドエフェクトがほぼ同時に鳴り響く。

出現したアイテムは―――手鏡、オブジェクト化ボタンを押す。

特に変化も変哲もない鏡、だが次の瞬間俺の体を白い光が包み込む。

そして――目のまえにあったのは現実での俺の顔。

隣で「お前がキリトか!」「お前がクラインか!」

と聞こえる。

「ってことはおめぇリュウキか?」

「お前クラインか」

「ってことはまさかナ……。君がリンカか?」

「う、うん。」

「「「ネナベかよ!」」」

と思わず突っ込んだ。

「アハハハハハ……」

とリンカ。どうやら思考が一時的にやられたらしい。

「以上で《ソードアート・オンライン》正式サービスのチュートリアルを終了する。プレイヤー諸君の健闘を祈る。」

と、紅い雫となり消えていく。空も元に戻る。

「こい!クライン!兄貴!リンカ!」

キリトに引っ張られる。

裏路地に来たところでキリトが

「いいか、よく聞け。俺はすぐにこの町を出て、次の村に向かう。みんなも一緒に来てくれ。」

「けどよ……俺は始まりの町にダチだった奴らのこしてきてんだ、おいていけねぇ。」

とクライン。

俺も正直心残りのある人物がいる。おそらくログインしているだろうし。けど……

考え事をしているうちにキリトとクラインの会話が終わった。どうやらクラインは残るようだ。

「リンカと兄貴は?」

「俺は一緒に行く、当然だろ。お前みたいなバカ弟おいていけるか。」

「私も一緒に行く、ベータの時から相棒でしょ?」

「わかった、すまない……」

そして歩き出す。村の外へ向けて、クラインとはフレンド登録はしてある。二度と会えないわけではない。

「キリト!」クラインが叫ぶ

「おめぇ、本物は案外かわいい顔してやがんな!結構好みだぜ!俺!」

「お前もその野武士面のほうが十倍にあってるよ!」

「クライン……お前ホモだったのか!」

「なんでそうなんだよ!んじゃな!」

そして俺たちはそれぞれの道を行くために歩く。このゲームをクリアするために!




はい、終わりました。間違い・誤植等ありましたら指摘お願いします。
できるだけ二日に一つは投稿できるように頑張ります!
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