その5日後には作者は病を再発させて入院することになりました。
これからもっとペースが落ちると思いますがこの作品を嫌いにならないでください
右腕を骨折してから学校に登校してお昼休みに生徒会室に向かうと会長は凄く驚いていたが先輩は知っていそうな顔をしていた。
「その腕どうしたの!」
会長は腕の心配をしてくれた。
「家の階段で落ちて折りました」
会長はその言葉を聞いて疑いの目をしながら近寄ってきた。
「嘘をついているのは分かっているのよ」
そんな中、先輩は席から立ち上がり会長の横まで行きこう言った。
「そこまでやでえりち、幽君やって言いにくいこともあると思うんよ」
そう言って会長の肩に手を置いて囁く。
「これ以上、待たされたらお腹空いてえりちにわしわしMAXしそうやわ」
そう言われた会長は諦めてお昼にしましょと言って自分の席に戻りお弁当を取り出すが明らかに先輩に脅されたと思いながら先輩の方を見た。
「どうしたん?」
そう言って笑顔で言ってくれるがなんで先輩はこんなに嬉しそうにしているのかわからない。
「いえ、それよりお昼にしませんか?」
今の腕では料理はできないから登校の途中でコンビニにより片手で食べれるものを買ってきた物を出そうとしたら先輩の鞄から二つのお弁当の袋が出てきて片方を僕に渡してきた。
「いや~昨日作りすぎたから幽君にお裾分けやで」
そう言って僕の前にお弁当を置いてきた。
「どうも」
僕はそう言って鞄の中に入れていた左腕を出してお弁当を開けるといかにも普通のお弁当だった。
「もしかしてうちがなんか悪戯してると思ったやろ」
そう言って先輩は頬を膨らまして睨んでくる。
全く怖くない逆に可愛いと思ってしまった。
「まぁ、いつもの先輩なら蓋を開けたら真っ白のご飯の上に梅干しだけとかありそうだったので」
僕は頭の中で浮かんだ言葉をそのまま述べたら先輩に頭を軽くたたかれた。
「幽君がうちをどう思ってるかよ~く分かったで」
口だけが笑っている先輩は怖い。
「でも今回だけは許してあげるやん」
「今度から思うだけにしておきます」
そう言って左手でお箸を雑に持った。
「幽君は左手も使えるんやね」
「昔は左利きだったので何とか使えるぐらいです」
それは本当の事だけどうまく使えないのは真実である。
僕は不慣れな左手で先輩に貰ったお弁当を食べていった。
「お弁当箱洗って返しますね」
僕は食べ終わってから先輩に言うが
「ええよ、うちが勝手にやったことやから」
そう言って先輩はお弁当箱を自分の鞄に直した。
「お弁当、美味しかったです」
僕はそう言って自分の教室に戻り午後の授業の準備をする。
午後の授業も終わり生徒会がない今日は真っ直ぐ家に帰ることにした。
帰り道の途中で肩を叩かれたのでそちらの方を見たが、僕は見るべきではなかったそいつの姿を見るべきじゃなかった。
「み、南」
僕のトラウマを最大級に心を傷つけた本人が目の前にいる。
冷や汗が出てきてうまく呼吸が出来ない。
そんな状態の僕に彼女は悪魔の微笑みをしながら話しかけてきた。
「久しぶりだね、カー君」
彼女は僕の返事を聞かずに話題を振ってくる。
「それにしてこうやって二人で話すのは何年ぶりかな? 5年ぶりだったよね、カー君が話しかけてくれないからことり寂しかった、お家も近所なのにわざと時間をずらして登校してる、それでも髪だけは切らずに手入れもきちんとされてるここだけは許してあげる」
「あんまり無視するとことりのオヤツにしちゃうぞ! 今日はお喋り出来て楽しかったよ、カー君」
そう言って彼女は早足でその場を去って行った。