それが僕の始まり   作:りりなの

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久々に更新します。

今まで待ってもらいありがとうございます。

これからは少しでも更新の速度を上げたいと思います。

まぁ、今まで更新していなかったので忘れられてると思いますがね。


軌道修正

 夢を見た。

 

 不愉快ではないがなんで会長と付き合うのだろう。

 

「ふぁ、眠い」

 

 そう言って携帯を見ても連絡はない。

 

 いや、連絡は入らない……なぜならアドレス知らない。

 

「うん、寝よう」

 

 そう言って寝ようと思った。

 

「幽君、起きたんやったら朝ごはん食べへん」

 

 なんでこの先輩は人の家にいるのだろう。

 

「家の鍵を分かりやすい場所に置くのはあかんよ」

 

 そんな簡単な場所に置いた覚えはない。

 

「一応、不法侵入なので連絡を」

 

 先輩はすばやい速度で詰め寄った。

 

「いやいや、そこは希先輩朝ごはん作ってくれたんですか! ありがとうございます、やないの」

 

「わぁー希先輩朝ごはん作ってくれたんですかありがとうございます」

 

「いかにも嫌そうな言い方やね」

 

「ソンナコトナイデス」

 

 先輩はジト目でこちらを見てくる。

 

「そんなことより、朝ごはん食べましょうよ」

 

 僕は素早く椅子に座り朝食を食べ始めた。

 

「希先輩のご飯美味しいな」

 

 そう言いながら胃の中に朝食をかき込む。

 

「それで今日はなんで家まで?」

 

 僕は朝食を食べ終えてお茶を啜ってから聞いた。

 

「幽君、誰にも連絡先渡してないやん」

 

「まぁ、連絡先なんていらないでしょ」

 

 家族以外の連絡先はない。

 

 ボッチですから!

 

「それやから生徒会の連絡がとれへんから来たんよ」

 

「生存確認も含めて?」

 

「そんなところやね」

 

 そう言って先輩は右手を出した。

 

「なんですかその手」

 

 携帯を寄こせとでも言いそうな手ですね。

 

「思ってることであってるで」

 

「はい、どうぞ」

 

 僕は携帯を先輩に渡した。

 

「へっ?」

 

「なんですか? 見られて恥ずかしいものなんてありませんから」

 

 先輩は呆れた顔をしながら僕の連絡先を入れた。

 

 がなんか動きがおかしい。

 

「なんか余計なことしてません?」

 

「エリチの連絡先も入れてるんよ」

 

「いれなくて結構」

 

「エリチが拗ねる顔は見たいねんけど後が面倒やからいやや」

 

「それにしても長くないですか?」

 

「エリチへの愛の籠った文章を書いてるんよ」

 

 僕はそれを聞いて素早く携帯を取り上げた。

 

「そんな事、させるわけないじゃいですか」

 

 僕を怒らせたいんですか。

 

「幽君の嫌がる顔が見たかってん」

 

 先輩は下を出しながらごめーんって言っているがムカつく。

 

「絵里先輩ではなくて僕を虐めて楽しいですか?」

 

「楽しいで!」

 

 先輩が男なら殴っていたよ。

 

「ほら、用事が終わったのなら帰ってくださいよ」

 

 僕は用事が済んだ先輩を追い出したい。

 

「何言ってるん? 今から生徒会に行くんやで」

 

 おい、重要なことをサラッと言いやがった。

 

「今日ですか?」

 

「もう始まってるで」

 

「遅刻ですよね」

 

「遅刻やね」

 

 僕は冷や汗をかきながら勢いよく立った。

 

「重要なことは最初に言ってくださいよ!」

 

 僕は素早く部屋に向かい制服に着替える時に気が付いた。

 

 先輩が制服を着ていたことに、今まで気にしていなかった。

 

 僕は制服に着替えて先輩の元に戻ったが先輩は焦っていない。

 

「希先輩、遅刻なんですから早くいきますよ」

 

 僕は焦りながら言うが先輩は涼しい顔をして言った。

 

「遅刻することはエリチに連絡してるから大丈夫なんやけど」

 

 それを言ってほしかったです。

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