紅咲伝記《二》
こんにちはみなさん、良い天気ですね。皆さんはいかがお過ごしですか?
私?私は今、、、。
路上で大柄な男と喧嘩しております。
「ど、どうしてこんな事に、、、(泣)」
30分前、、、
「ときにあんた。金はもってるか?」
私に道案内、兼幻想郷紹介をしてくれている。霧雨魔理沙さんが唐突に聞いてきた。
「え!?わ、私ですか!?」
「おうよ。今から博麗神社ん所に行くんだけれども。神主の博麗霊夢はこれまた相当な金好きで賽銭ぐらいはしといた方が良いと思うんだよなぁ〜(チラッ)
あとこれからの生活代、行く当てがないんだろ?」
「は、はぁ。」
実のところ、今は一文も持ってない。ここに来る途中に飯屋で全財産使い果たしてしまった。
いや、だって樽の中で何も食べずに3日間過ごしたんですよ!?
そりゃ特盛ラーメン⒈5㎏ぐらい食べますよ!!
あれ?なんかおかしな事言った?
「で?お金はお持ちで?」
「いや、これっぽっちも、、、」
「へえ、、、(¬ω¬) 。」
なんだか魔理沙さんがやたらニヤニヤしてるんだけど、、、。
怖いな。なんかやらされそう。
「実はだな、この辺で路上喧嘩を商売にしてる知り合いが居るんだがそいつで稼ぐっていうのはどうだい?」
予想的中です。企んでました、はい。しかも路上喧嘩とか無事でかえれるかどうか、、、。なんでしょう、ものすごく心配です。
で、今に至ります。
目の前の大柄な男の方は筋肉はあるのですが敏しょう性が無さそうです、
証拠にまだ一発も当たってません。
「ぬぅん!!」
ズン!!
やはり極端なパワー型ですね。
「行けー!!潰しっちまえ!!」
「そんな奴に負けるなー!!」
野次馬がうるさいですね、なんか魔理沙さんも混じってるし、、、ハァ面倒くさいし早めに終わらせるか、、、。
「オラァ!!!」
シュッと男の左拳を左足を後ろに下げる事により避け、
空いた左脇腹の上部の肋骨3本目に鋭く右足で三日月蹴り(三日月の様に鋭いカーブを描きおもむろにミゾを狙いに行く危ない技だよ、良い子は真似しないでね☆)を入れ、
男の体勢が前のめりになった所に回し蹴りを後頭部に叩き込む。(わりとシャレになんない技と箇所だよ良い子は真(re。)
糸が切れた操り人形の様に男は地面に倒れた。
「お、おお、す、」
《《すげぇぇぇぇぇ!!!》》
辺りは歓声に包まれた、それもそのはず紅髪の女性がこの辺じゃ無敵の路上喧嘩師に勝ったのだから。しかも圧勝で。
「お、お前凄いんだze!!さすが中国だな!!見直したze!!」
「え、そ、そうですか?いやあ照れますね〜///。」
「(ヒソヒソ)あの娘中国って名前なのか?聞いた事のない名だな。」
「(ヒソヒソ)それよりもあの強さだよ!!あんな強い女性見た事ないよ!!」
なんだか恥ずかしいです、、、思うがままに体を動かしたらいい感じに相手の倒し方がわかるのです、なんか、そう体が覚えてるって感じの。
この道に進んでみるのもいいかもしれないですね。
その後、、、。
きっちりファイト代をもらい、いざ博麗神社に行きます。
少女移動中、、、。
「着いたze」
大きな鳥居をくぐると、そこには大きな社がありました。
「なかなか立派な所ですね。」
「幻想郷では一番ご立派なお社よ。」
声のした方をみると、、、まず赤、赤色の巫女服に赤のリボン。
袖は白で見事な紅白をしている、気になる事といえば。
腋が露わになっていることかな。
「ようこそ博麗神社へ、お賽銭はあちらよ。」
いきなり、なおかつさり気なく奉納を要求してきました、魔理沙さんの言う通りにお金に目が無いようです。
ここは大人しくした方が話がスムーズに進みそうなのでファイト代の5分の1奉納しました。
「で?何か用かしら?」
どうやら魔理沙さんが話を進めてくれてた様です。
「あ、はい。えっと私は中国から来たのですが、
中国のとある事件で「天龍神災」ってご存知です?」
「ええ、龍が暴れて、国の大半が滅びた話ね。」
「はい、その事で詳しい巫女さんがここに居ると聞いたのですが、、、。」
「あ、私かもね。」
「やっぱりそうですか!あの後の龍はどこに行ったかご存知ですよね!?」
「うーん、、、、。あれだね、一言言えるなら、この世にはもういないって事かな?」
「え、」
「あー、話せば長いんだけどね、、、。」
▪️▪️▪️ ▪️▪️▪️
事の始まりは昔の事、1人の貴族がとある美しき姫の気をひくために龍の卵を手に入れようと企む事から始まった。
「りゅ、龍の卵!?」
男はつい大声を出してしまった。
都で一番美しいと言われる姫君の気をひくにはそれしかないと道行く占い師に言われたからである。
「し、しかし、、、。」
「其方は、姫君の気を引きたいのであろう?」
「うっ、、、。」
「なに、難しい話ではない。龍に八塩折之酒を飲ましその隙に盗めば良いだろう。」
「八塩折之酒?」
「む?知らんのか?あの須佐之男命(スサノオノミコト)がヤマタノオロチを倒すために七回絞った強い酒を飲ませたであろう?その酒だ。」
「でもそんな酒どうやって、、、。」
「ほれ。」
占い師はどこからか分からないが八塩折之酒の樽を机の下から取り出した。
(どこからかこれが、、、。)
「これを使って上手いことやるんだぞ。」
「あ、有難うございます。」
「ところでなんだが。」
ピラッ
占い師はまたも机の下から紙切れを取り出し男に見せた。
大きく命蓮寺と書かれていた。
「この寺を焼いてきてはくれんかの。」
「できるかっ!!」
こうして、男は酒を手に入れ山に登り、龍に貢物として酒を置いてきた。
男の思惑通り、龍は喜び物凄い勢いで酒を飲み始めた。龍は次第にベロベロになり
しまいには死ぬかのように眠りこけてしまった。
これを好きに男は龍の卵をまんまと盗んだ。
「やった!上手くいった、これで俺も貴族の仲間入りだ!」
男は和気藹々と山を下って行った。
このあと、一つの国が自分の欲望のせいで跡形もなく灰になるとは事知れず。
龍の吐息は、
一吹きで生き物は焼け焦げ。
二吹きで大地は平地になり。
三吹きで地に滅びをもたらした。
人々は逃げる暇もなく、神に祈る者や、最愛の人と強く抱き締め合う者や、最後まで生きようと必死に動く人がいた。
龍の怒りを察し、動いたのは、、、妖怪たちであった。
もともと龍は妖怪の一種である。
なんとかして龍をなだめようと妖怪達も必死だったが、無駄である。
我が子を長年にわたり見守って来た人間の手によって奪われたのだから。
龍の怒りは収まらず「漢(中国)を燃し尽くす(´・Д・)」」と言い出すのだから
妖怪達は東洋の結界のスペシャリストである隙間BB、、ゲフンゴッフッ、紫の助けを求めたのである。
▪️▪️▪️ ▪️▪️▪️
「みたいな感じかな。取りあえず。」
「え、」
「なによ、え、って。」
「いや、一番大事な龍の行方なんですが、、、」
「ピッ」
お賽銭箱を指差してます。
何処まで金に目がないんですかこの巫女、、、。
チャリン☆
「毎度、で?今の龍の居場所?」
「はい、今現在何処にいるのでしょうか」
「んーー。」
考えに考えています、これで『知らね(=゚ω゚)ノ』とか言われたらすかさずに、
水月(ミゾ)を正拳突きで一発決めたあとネックホールド(首を脇の間に挟む形)
してドライブしよう。(ネックホールドした状態から相手の頭を地面に叩きつける技です。危険だから(re。
「今はどうなっているかはわからない。
けど、何処にいるのかは分かる。」
危ないです、あと0・2秒遅かったら霊夢さんを地面に刺すところでした。
「ど、何処にいるんですか?」
「紫の隙間の中」
▪️▪️▪️ ▪️▪️▪️
「おい!!紫様はまだか!!」
一匹の妖怪が叫んだ
「呼んだのにおそいのよ!!」
霊夢は少々イラつきを覚えながら言った
(なんで私が妖怪の手伝いをしなければいけないの!?事が事だから今回はいいけど本当だったら「陰陽鬼神玉」をぶち込んでやるのにー!!)
ピシッ、ピシピシッ
何処からから、何かにヒビが入る音がした。
《ぐばっ》という擬音が似合いそうな感じに突如空間が裂けた。
お分かりの通り、紫が中から何の詫びれもなくしかも寝巻きに傘といったカオスな
格好で登場した。
「おそいのよ!!紫」
「ヒーローは遅れてやって来るものよ。にしても、大きな龍ね」
紫は目の前で必死に龍の進行を止めている妖怪達に目もくれず言葉を放った。
「大きさは約十尺(約300m)ぐらいかしらね。」
「ちょっと紫、冷静に判断してる場合じゃないでしょ、どうするの、このままじゃ国一つぐらいなら朝飯前よ。」
「そうね、、、それじゃあ雑魚どもにこの石を三尺(約90m)感覚で五個龍を囲む様に置く様に指示して。」
そう言い、紫は霊夢に青白く光る石を渡した
「なにそれ」
「知らぬが仏♡」
「キモ、キャラ崩壊してるわよ、貴方。」
「メタい発言は慎むべき。」
「ハイハイ。」
「それじゃあ私は準備があるから、よろしく〜」
そう言って紫は隙間へと逃げる様に入っていった。
「あっ。ぜったい逃げたよね今の、、、。ふう、やるか。」
▪️▪️▪️ ▪️▪️▪️
事は数分で
「終わった?」
「ええ、全て言われた配置に置いたわよ。」
「それじゃあ始めるわよ。」
「なにを?」
「龍狩りをね」
第二話 完