翌日
「今日はどこに行こうかな?」ウーン
今日はなんの予定もない
昨日は幽香に聞いて博麗神社に行ったが、今は一人暮らしなので、幽香に頼ることもできない
しばらく悩んで出した結論は
「よし、博麗神社に行くか」
だった
何事も無く白霊神社についた
最初にお賽銭を入れないと何事も始まらない
「とりあえず5万でいいか」ポイ
昨日同様、金が賽銭箱に入った瞬間どこからともなく霊夢が現れた
「修!また来てくれたのね!」
このセリフだけを聞くと恋する乙女のようだが実際は、ただ金に目が眩んでいるだけだけだ、事実さっきから金にしか目がいってない
「何しに来たの?」クビカシゲ
霊夢がやっとで金から目を離して、おれに尋ねててきた
「ん~、暇つぶし?」
「なんで疑問形なのよ」
なんでだろ?
「まぁ、気にすんなよ」
ヘラヘラと笑いながらそんな事を言っていたら、遠くから白黒の物体がどんどん近づいてくるのがわかった
「お~い、霊夢遊びに来たぜ!」
そう言って、霊夢に近づいて来たのは、白と黒の魔法使いの様な格好をした女の人だった
「魔理沙、あんたねぇ、しょっちゅう遊びに来るんだからたまには、お賽銭くらい持って来なさいよ」ヤレヤレ
どうやら、霊夢の知り合いらしい、と言うかあんな格好で暑くないんだろうか?
「ところで霊夢、こいつは誰だぜ?」
白黒の魔女は、おれを指さしながら、霊夢にそう尋ねた
「参拝客よ」
「嘘だろ!?こんなボロ神社に参拝客!?霊夢お前!脅しでもかけたのか!?」
なんか物凄い酷いことを言っていた
「失礼ね!脅してなんかいないわよ!自分の意志で来てくれてるの!ほら、今日は5万も入れてくれたのよ!」
そう言って、さっきおれが入れた金を白黒の魔女に見せていた
霊夢そんな事をしたら
「5万!?霊夢やっぱり脅してるだろ!?普通の参拝客はそんなに入れないだろ!」
ほら、やっぱりこうなった、おれは金が大量に余ってるからそれぐらい入れるが、普通はそんなに入れないもんな
「ああもう!修も黙ってないでこいつになんか言ってやりなさいよ!」
ん~、フォローしてもいいんだけどもう少しこのやりとりを見ていたいな・・・よし!
「そうなんです!魔女さん!3万以上入れないと妖怪の餌にするわよ!って、脅されてるんです!助けてください!」
「なっ!」
霊夢が驚いた顔で俺の方を向いた
「霊夢!お前!金にせこいやつだとは前から思ってたけど、ここまで腐ってたなんて!見損なったぜ!最低だ!」
そう言って、魔女はおれをかばうように、おれの前に立った
魔女の表情から本当のことを分かったうえでわざとこんなことしているのが分かる
「違うつってんでしょ!いい加減にしなさい!」
霊夢の反応があまりにも面白いのでついまたからかってしまう
「霊夢!いい加減自分の罪を認めろ!」
「そーだそーだ」
「・・・」プッツン
おれたちがからかっていると、何かががキレるような音がした
「フッフフふふふアッハッハ!」
「れ、霊夢?」
霊夢の様子が明らかにおかしい、からかいすぎたか?
「霊夢、お、落ち着け私が悪かった!からかいすぎた反省している、だから少し落ち着こうな?な?」ダラダラ
魔女が冷や汗を流しながら必死に霊夢を落ち着かせようとしている
神霊:夢想封印
「お、落ち着け霊夢!それはヤバイマジでヤバイって!」
に、逃げないとマジで死ぬ
「逃すか!死ねぇ!」
「あいつ死ねとか言いやがった!?う、うわぁー!」ドンッ!!
「私は、霧雨魔理沙だ!よろしくな」
あのあと霊夢にしばかれた、おれ達は、霊夢を何とか落ち着かせて、今自己紹介をしている
「おれは、木崎修だよろしくな、まりさ」
「ああ、よろしくな、修」
元気な人だな一緒にいて楽しい
「ところで、まりさは、なんでそんな魔女みたいな格好をしているんだ?」
「魔法使いだからだぜ」
さも当然の事を言うかのように平然としている
やっぱりこの世界では向こうの世界の非常識が常識なようだ
だったら向こうの世界では聞きにくいことも聞けるか?よし、すこし試してみるか
「なぁ、まりさ、お前今好きな人とかいる?」
向こうの世界だったら勘違いさせてしまうかもしれないからなかなか聞けないがこっちの世界だったらどうだ?
「そういうのは今はいないぜ、修、私をねらってんのか?」
どうやら、こっちの世界でも女性の考え方は一緒のようだ
ん~難しいなぁ
「いやそういうのじゃないよ、ただ少し気になったから聞いただけだよ、気にすんな」
「ふ~ん、そうか」
まりさは特に気にした様子ではなかったが、霊夢は少し引っかかった部分があるようで、しかめっ面でおれに問いかけてきた
「ねぇ、修私の時はそういうの全く聞いてこなかったわよねぇ?どうして?魔理沙に気でもあるの?」
「だからそういうのじゃないって、ただ少し気なっただけだって」
「へぇ~、私には少しも興味ないのに、魔理沙には興味があるのね」
「はぁ?なんだよそれ、そんなこと言ってないだろ?」
「言ってないとしても事実じゃない」
「ハァ?んだよそれ、意味分かんねぇ」
「だって!魔理沙にだけなんか、砕けた呼び方してるじゃない!」
「んむ」
確かにそうかもしれない、もしこれを小説とかにしたら、ほかの人は普通に漢字で書くのに魔理沙だけはひらがなでまりさって書いてるような状態かもしれないけど・・・
「お前には関係ないことだろ」
「ハァ?何よそれ!私の心なんて何一つ理解できてないくせに!」
「当たり前だろうが!おれは、心を読む妖怪じゃねぇんだよ!お前の心なんて知るか!」
「心が読めなくても少しぐらい分かるでしょう!!」
「知らねぇつってんだろうが!」
「この、鈍感!!あんたは鈍すぎんのよ!ばか!」
「マジでいみわかんねぇ!なんでこれくらいのことでそんなにボロクソ言われなきゃいけないんだよ!」
「だから!ハァ、もういいわよ疲れた」
霊夢が諦めたように言った、くそ!なんなだよマジで
あ、そうだ、と今まで黙って見ていたまりさが唐突に声をあげた
「そういえば、霊夢!お知らせだ」
「なによ」
霊夢がそう聞くとまりさが一度コホンと咳払いして
「今日はここで宴会を開くことをお知らせするぜ!」
「またぁ?ここを宴会場にするのやめなさいよね、誰が掃除すると思ってんのよ」
ん~話についていけない
「宴会?ここでするのか?」
「そういえば、お前知らないよな、よくここで宴会をするんだぜ、お前も来るか?」
おれは、少し考えて
「いや、いい、おれは酒飲めないし」
おれが、そう言うとまりさは、特に気にした様子ではなかったが、霊夢がものすごくいやぁな笑みを浮かべた
「な、なに」
「気にしなくてもいいわよ?ところで、もう人里には行った?」
「いや、まだ行ってない」
「だったら、行ってみなさい色々と楽しいわよ」
ん~だったら、行ってみるか、暇だし
「分かった、ありがとう行ってみるよ、じゃぁな」バイバイ
「ええ、またあとでね」
あとで?今日はもう会う予定ないと思うんだが、まぁ、いいか