終わりのセラフ〜転生した少年〜   作:鬼城

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終わりのセラフ好きなので書いてみました。
結構オリジナル入るのでそこらへんの把握お願いします。



一章 始まりの戦争
一話そして少年は転生した


俺はいつも一人だった。

親や家族なんてもうとっくに死んでいった。親戚も、俺とかかわり合ったすべての人が死んだ。

 

親が死んだのは俺が生まれて一年丁度。

二人とも元気だったのにもかかわらず、心臓病により死亡した。

 

姉は俺が生まれて二年丁度、同じく心臓病により死亡。

 

そのあとの俺は親戚に引き取られたのだという、だがその引き取ってくれた親戚も俺を引き取って約8年心臓病により死亡した。

 

そんな中人々は俺に声を掛ける。

 

「不幸だったな」

 

「お気の毒に」

 

と、本当は思ってないだろう言葉を…

(正直に、悪魔の子やらなんやら言えばいいのに)

 

そして次の俺の家族が見つかる、だが俺はそれを断った。金は親の遺産により生きていくだけの量があっただから大丈夫だろうと。生きていけるだろうと。

 

俺は分かっていた今までに起こった死は偶然ではないと

いわば、呪い。それ故の最善の手。

 

そしてぶらりと生きて約一年、俺は彼女に出会ったのだ。

 

◆

 

ある日の昼、俺は暖かな日差しに包まれながら日向ぼっこをしていた。

 

「ねぇ、ねぇってば」

 

少しばかり、目をつむっていたら女の子の声が聞こえた。無視をするのもなんなので目をつむったままその女の子に声を掛ける。

 

「俺に、声を掛けないほうがいいよ」

 

「え?どうして?」

 

「だって、俺は呪われているから」

 

少しして少女の声は聞こえなくなった。諦めたのだろうか?そう少し気になり目を開けた。そこで見えるのは広がる青い空。そこには少女らしき人影はない。しかし…

 

「あっ、やっと目を開けた。帰ったっておもったでしょ」

 

ひょこっと俺の視界に入り少女は無邪気に笑った。

俺と同じくらいの歳だろう。薄い紫色の髪をした髪の長い少女は俺と同じように地面に寝転がる。

 

「ねぇ、あなたの言う呪いってなんなの?」

 

そうしつこく聞いてくるので俺は今までの事を少女に教えた。いつの間にか立っていた少女は少し悲しい顔をした後、にかっと笑う。

 

「私は死なないわ、絶対にだからあなたの恋人にして?」

 

「!?…恋人に?」

 

やっぱりむり?というようにしゅんとした顔をする少女に

 

「まだ、会って間もないのに、どうして俺なんかを?」

 

と理由を聞いてみる。

 

「だって私あなたのこと気に入ったから…あなたみたいな人私は好きよ」

 

平然と答える少女に自分の顔が赤くなっていくのがわかった。そして、自分が今目の前にいる少女に惹かれていっているのだろうとも分かる。

 

「でも、やっぱり俺は…「いいから、それとも私のことは嫌い?」

 

俺の言葉を遮るようにそう問いただしてくる少女はとても可愛い。

 

「そんなことは……ない…け…ど…。」

 

少女の顔がパアッと明るくなる。そしてぎゅっと抱きついてきた。やはり可愛い。

そうしてどうこうしているうちに夕方になっていた。

 

「私そろそろ帰らなきゃ、じゃあね私の彼氏様」

 

そう言いながら少女は手を振って帰っていく。その少女に此方も手を振りながら「バイバイ」と言う。少女が見えなくなるまで見送ると帰ろうかと自分の家にむかって歩き始める。そして、今日会った少女 瀬田 沙耶の事を考えながら軽々した足取りで俺は家にかえった。

 

そして一年

 

少女は俺の目の前で車に引かれた。

その時俺は決めたのだ俺も死んでしまおうと…

沙耶のいない人生など死んだと同じことだ。ふと涙が出てくるのを感じた。

 

「今まで、涙なんかながしたことなかったのに…」

 

(なぁ、沙耶。君がこんなに大切だったなんて思いもよらなかったよ。)

 

「俺もすぐそっちにいくから」

 

俺は右手に持った家庭によくある包丁で自分の胸を刺しそのまま死んだ。

 

◆

 

彼が目を開けるとそこは辺り一面のしろい空間だった。

 

そっか、俺は死んだのか。

 

「そうだよ。ほんと無茶したよね君」

 

何処からか声が聞こえてくる。すると目の前には女性が立っていた。

 

?誰だ?

 

「誰だってそれが神様に言うこと?」

 

そんなの知らないし…

 

そっぽを向いてそう言う少年に苦笑する神様。

 

「まぁいいよ。そもそも私のせいで君は呪いを持ったんだから」

 

…………そう

 

「あれ?反応うすいね」

 

別に…それより何か用?

 

「うん君をとある世界に転生させてあげようかなと」

 

あっそ、でも必要ない

 

その言葉に神様は目を細める。まるで、全てを見透かしているかのような視線を彼に向けて。

 

「彼女がいたとしてもかい?」

 

!?沙耶がいるのか?

 

「いや彼女はいるようでいないかな?彼女は生まれ変わったんだよ」

 

生まれ変わった?

 

「そうだよ、本当は転生をさせてあげたかったんだけど彼女がそう希望したんだ」

 

……

 

「彼女からの伝言だよ。必ず私を見つけてだそうだ」

 

しだいに笑みがこぼれる顔を抑え込み無表情をよそう。

 

分かった。その転生を受け入れる。

 

「君ならそう言うとおもったよ。そうと決まったら次は特権だね」

 

特権?

 

「そうだよ。5つあるからなにがいい?」

 

それじゃ、

彼があげた特権は以下の通りだ。

 

一、身体能力 神級

二、武術 神級

三、武器は神剣

四、保留

五、保留

 

「それじゃ、最後に君が行く世界は終わりのセラフ。転生のかわりにと言ってはなんだけどこの世界をすくってくれ」

 

了解だ。

 

その会話を最後に少年は意識を失った。

 

◆

 

「悪魔の子だわ。」

 

と喚き暴力をふるってくる。

そういう母を見てそれでもニコニコと笑う少年鈴谷 陵

 

「貴方の顔なんて見たくない出ていって」

 

そう言ってくる母に

 

「では、出ていきます。」

 

と丁寧に返し足早に家のドアを開けてそのまま出て行く。

少しした後一人の少女が泣いていた。そのまま少女に近寄り声を掛ける。

 

「どうしたんだい?」

 

よく見ると周りには男性が数名倒れている、全員外傷がないためこの血は吐血によってのものだろう。

そして、少女はゆっくりと顔をあげた。

その顔を見た瞬間に分かってしまった。彼女が沙耶の生まれかわりだということに…

 

「君は…「警告します。愚かな人間どもによって、実染のウイルスが蔓延されました。残念ながら人類は滅びます。」

 

「しかしウイルスは、十三歳以下の人間には感染しない事がわかってます、よって我々、第三位始祖クルル・ツェプシ直下部隊は、これより、この地区の子供達を保護します」

 

そんな声により俺の次の言葉はかき消された。どうやら、人類に危機が迫っているらしい、と考えて

とりあえず、少女を安全な場所に送ろうと少女を背負う。

 

「家の場所分かるか?」

 

少女はコクと頷き家までの道筋をいっていく。

しばらくして、大きな屋敷の前に着いた。

 

「ここです」

 

「分かった」

 

その屋敷の扉を開けると目の前には少女の姉と思われる女の人が立っていた。

すぐに少女を下ろすと少女は姉に抱きつく。

 

「お姉ちゃん」

 

「シノア!無事でよかった。」

 

そんなあたたかな光景に思わずホッとする。

 

「シノアを助けてくれてありがとう。」

 

「いいえ、これくらいのこと。」

 

軽く会釈して出て行こうとすると服をシノアに引っ張られた。

 

「行かないで、」

 

そんなか弱い声を聞きすこし戸惑ってしまう。

(沙耶はこんな声だしたことなかったな)

俺はシノアを抱きしめると目を見て言う。

 

「きっとまた会おう、それまでさよならだ。会えないかもしれないけどね」

 

俺はそのままその屋敷を出ていった。

シノアの叫ぶ声を聞きながら。

 

 

◆

 

 

屋敷を出てすぐ

 

「子供を一人保護した」

 

陵は吸血鬼に捕まった。




さあキャラ紹介を始めます。

主人公 鈴谷 陵
特技 剣術
趣味 稽古
髪型 SAOキリトみたいな髪
性格 優しい
顔 結構なイケメン

という設定ですのでよろしくお願いします。
また、感想お待ちしております。
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