終わりのセラフ〜転生した少年〜   作:鬼城

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今回は前回からいっていた番外編です。

今は冬なので、クリスマスにしてみました。

ではどうぞ!


十八.五話 クリスマス会

「ねぇ、みんなでお泊まりでクリスマス会しない?」

 

茜の言った一言でそれぞれが動きをとめる。今は、みんなで今年の学校が終わったということでお疲れ会をしているところだった。もちろん、場所は普通のファミレスである。

 

「どこでするの?」

 

「私と優ちゃんの部屋でしたいなって思ってるんだけど…」

 

俺が聞くと茜は手元にあるジュースを飲みながら答えた。他の人の反応は…どこかソワソワとしている。

 

「みんなはしたいの?」

 

「私は別に行ってやってもいい。」

 

「あーら、みっちゃん。なら来なくてもいいですよ?」

 

「………なっ、行くぞ!」

 

顔を赤くして言う三宮。正直に言えばいいものの、これで三宮は行くことになったな。シノアは…多分行くだろう。じゃあ、あとは…君月と与一か…

 

「君月と与一はどうする?」

 

「僕は行くよ。なんだか、楽しそうだしね。」

 

「俺は…妹が…「君月も行くってよ!」

 

君月の声を遮り、優が答える。茜もそうだが優もこのクリスマス会が人一倍楽しみにしているみたいだ。きっと、吸血鬼都市内でこういうイベントをしてこなかったからだろう。

 

「君月さん、言っておきますが妹の未来さんには会えないと思います。」

 

「え?」

 

「知らないんですか?イベントを大切にしようということで、この日はほとんどの人が休みをとるんです。グレン中佐も家でゴロゴロするとおもいます。」

 

シノアは目に見えた嘘を平然とついていく。そんなもの誰が信じるというのか。

 

「そ…そうなのか!?」

 

え?信じたー!?嘘だろう、あの君月が騙されたと?マジかよ。シノア凄いな〜、と改めてシノアの凄さを感じる。そして、いつになっても嘘だと気付きそうにない君月に俺はヤレヤレといった感じで言う。

 

「君月…嘘に決まってるだろう?」

 

「なっ…この、シノアァぁぁぁああ!」

 

シノアは先に逃げていたみたいで、そんなシノアを君月は追いかけて行く。全くもって、他のお客様に迷惑だ。それでも、シノアが嘘をついた理由くらいは分かる…きっと、君月にもクリスマス会に来て欲しかったのだろう。

 

「それじゃ、クリスマス会やりますか。」

 

そして、俺たち七人でクリスマス会をすることが決まった。

 

 

12月24日

 

朝 八時、俺はシノアに無理やり起こされた。どうやら買い物に行くということだ。急いで着替えたつもりだったのだが、シノアにとっては遅かったようだ。

 

「それで、何買いにいくの?」

 

「茜さんからはケーキの材料と部屋やクリスマスツリーの飾り付けの道具、あとプレゼント交換のためのプレゼントを頼まれました。」

 

「そっか、なら早く終わらせないとね。」

 

そして、着いたのは大きなデパート。外の壁は全てがピンクでどこも汚れていないから新しく開いたのだろう。そして、シノアの横を歩きながら最初の目的地食品売り場へ

 

「シノア、ケーキ作れるの?」

 

「なめないでください、それぐらい作れますよ…多分…」

 

「それは、楽しみだ。」

 

ケーキの材料の他にお菓子などの食べ物も買って会計を済ませる。そして、次は飾り付けの道具を買いに歩みを進めた。

 

「これなんかはいいんじゃないかな?」

 

「うーん、イマイチです。ちゃんと陵さん探してください。」

 

自分としてはきちんと探しているつもりなのだが、どうやらこういったもののセンスが俺にはないらしい。今のところシノアに全てが却下されている。飾り付けのものなので、なんでもいいと思うのだが、シノアは、とても楽しみにしているようなので適当なことは言っていられない。

 

「じゃあ、これなら?」

 

そして、手に取ったのは星型の飾りだった。それには満足したらしいシノアは笑顔を浮かべている。カゴいっぱいになるぐらい買った後はプレゼント選びだった。それもなんとか買い終えて俺たちは優たちの部屋へ向かった。

 

 

「お邪魔しまーす。」

 

「邪魔するぞ。」

 

「……はぁ」

 

午後五時になると与一、三宮、君月の三人がやって来た。君月は一人乗る気ではないが…他の二人より多く荷物を持っている。なんだかんだ言って楽しみなんだろう。

 

「あ!みんな揃ったね!ご飯も丁度出来たからさっそく食べようよ。」

 

そう言いながら茜は料理をテーブルの上に置いていく。そのテーブルにはすでにたくさんの料理が置かれていた。唐揚げやサラダ、魚にエビチリ、お刺身などさまざまだ。

 

「それでは、クリスマスパーティーを開催します!主催者は私!百夜 茜です!それでは〜」

 

『かんぱーい!』

 

みんなでジュースが入れられているコップを合わせて部屋中にキーンというガラス音が響いていった。

 

 

「それでは!プレゼント交換をはじめますよ〜みなさんクジを引いてください。」

 

そのシノアの声につられてそれぞれがクジを引いていく。俺のは…三宮のプレゼントだった。

優は茜ので、君月はシノア、与一は俺ので、シノアは与一、茜は君月の、三宮が優と見事にバラバラにもらえたプレゼント。みんな一斉に開けていく。

ちなみに、結果はこうだった。

俺…本に挟むしおり

シノア…手袋

優…スノードーム

茜…勉強道具

君月…シノアのフィギュア

与一…マフラー

三宮…肩叩き一回分の券

一番可哀想なのは君月と三宮ぐらいだ。貰った本人達は結構怒って?いる。

 

「おい優…どういうことだ?」

 

「シノア…こんなものどこにあったんだよ!」

 

「どういうことって…肩叩き券だけど?」

 

「あっはぁ、君月さん飾っといてくださいねぇ。」

 

まぁ、プレゼントは人それぞれだろう。気持ちが大切だ、気持ちが…俺でもいらないかな。

 

こうして一夜がふけていった。

 




新しく、プロフィールを書きたいと思います。

主人公 鈴谷 陵
武器 沙鬼の刀 神剣 光剣
格好 SAO キリトのような髪 目はアメジストの色
好きな食べ物 グラタン
好きなもの、人 柊 シノア
趣味 チェス
誕生日 4月18日

名前 沙鬼
陵との関係 陵の鬼呪装備
能力 変化 重力
格好 薄い紫色の髪 目は赤色
好きなもの 鈴谷 陵

と、新しく加わったものもあるので見ていただけたらとおもいます。
そして、感想や評価、批判などなどいただけるとうれしいです!
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