俺は、
(⁉︎何事だ?)
取り敢えず、矢に付いている紙を取って内容を見た。そこに書かれていたのは
〈本日、今直ぐに森まで来い。尚、諏訪の祟り神には知らせるな。知れせたら、此の地に明日は無い〉
と言う様な命令形な文章だった。正直に言えば、無視して破り捨てたいが行かなければ、諏訪子や東風谷ちゃん、村人たちに迷惑が掛かるのでそうする他ない
「諏訪子ー、少し森まで行って薪になりそうな木を取ってくるー」
「早めに帰ってきなよー?」
「善処するわー」
適当に諏訪子との会話を終わらせて、人目に付かない様に村を出る。村を出たら直ぐ、人が見えないかを確認して目的地である森まで地形を変えない為に『ダイバー・ダウン』を使い、全速力で泳いで行く。今更顔バレしているかもしれないが狐の面を顔に付けて指定された位置に着く。少し待っていると現代では、確実にチャラ男と言われそうな男と、如何にも堅物そうな男が現れた
(神様どうかこの人が俺を呼び出した奴じゃありません様に・・・。)
「よく来たな諏訪の居候」
(呼び出した奴だったー!畜生!)
「俺に何か用ですか、大和の国の神様さんたちよぉ?」
「貴様を呼び出したのは、諏訪から大和に鞍替えしないか?と勧誘して来いと上に言われたから、その事を伝えに来ただけだ」
「拒否権は有るのか?」
堅物男からの殺気を受けながら鞍替えの話をされて少々苛ついた俺は拒否権を聞いた。するとチャラ男が
「オメェ、あの大和から誘いが来てるのに断るのかぁ?流石、辺境の祟り神を信仰しているだけはあるねぇ。なぁ、コイツ殺しても良いかなぁ?」
「構わない。それで死ぬならその程度だと言う事だ」
さっきから、黙っていたら良い気になりやがって。チャラ男、お前が此処で死ぬ程度の奴だと分からせてやる
「死ねぇぇぇぇ‼︎狐男‼︎」
チャラ男は安易に蹴りを入れてきたので『能力』を使いDIO様の真似をして、この言葉を言う
「ちょいとでも俺に敵うとでも思ったか!間抜けがァ〜〜!お前の振動を零点振動レベルにして足元に圧力かけて凍らせてやる‼︎」
「嘘だろ⁉︎まだしにたくn……」
決着はあっさりとついた。しかし、このまま死んでもらっても寝覚めが悪いので殺しはしない
「オイ、堅物男!このチャラ男はまだ生きてる。水でも、頭から掛けてやる事だな」
「如何やら実力はあるらしいな」
「お前、仲間が命を張ったってのに言う事はそれだけか?」
「先程も言ったが、死ぬならその程度だと言う事だ」
いけ好かない。確かに正しいが、気にくわない。神に命が有るかは謎だが、死にたく無いとチャラ男は言ったんだ
「此奴を大和まで運ぶ。道を教えろ堅物」
「大和に鞍替えする気になったのか?」
「寝言は寝て言え、俺は此奴が邪魔だから大和に運ぶんだよ」
「そうか、分かったついて来い」
こうして俺は大和に行く羽目に成ってしまった。諏訪子には、帰りが遅れるかもしれないので懐から手折り鶴を出して文字を書いて諏訪子の元に飛ばす。内容は〈大和の国に遊びに行ってくる☆〉だ多分怒らないだろう……