「俺は今から大和を出て、諏訪に帰ります。それを貴方達が阻止できたら、貴方達の勝ちです。俺を如何扱っても構いませんが、もしも俺が大和を脱出できたら俺の勝ち、今から言う条件を聞いてもらいます」
「御前に勝ち目が一切無い賭けなのにか?」
「勝ち目なら有りますよ?何故なら俺は能力を使いますので」
「能力の使用は良いのかい?」
「勿論、しかし貴方達は数が多いので1人だけにしてくださいよ」
「分かったよ、なら能力を使うのはこうやって貴様と喋っている私で良いな?」
乗ってきた。神奈子様の性格からしたら、自分が率先して行動するのは分かっていた。言うなれば“此処までテンプレ”と言うやつだ、因みに奈良時代から平安時代に海外から日本に来たとされて、米粉を衣にして油で揚げる物も有る。此処まで天ぷらの話。……とまぁ、如何でも良い話は此処までにして真面目にしよう
「なら俺の条件を言うぜ?もしも俺が逃げ切れたら神奈子様、貴女には諏訪子と一対一で戦ってほしい」
「何故そんな事を?」
「諏訪には諏訪子以外の戦力が無いからな。その差を埋めるのにも一苦労ってやつなんだよ」
「御前は戦わないのか?」
「俺は根無し草だからいつかは別の場所に行くんだよ」
カッコ良い事を言っている様に聞こえるが本当の事を言うと、諏訪に留まっていると他のイベントが見られないと言うところがある。だが、神奈子様達はそれを知らないから言葉の真意を知る由が無い
「それは残念だね、御前とは戦えないんだな?」
「戦えないとは言わないが、戦争の後には別の場所に行くんだ。そんな奴は、固定した戦力と言えないだろ?」
「成る程ね。確かにそれならこの戦争では戦えるけども、飽くまでこの戦争だけって事かい?」
「そう言う事。まぁ、質問がそれだけなら神と人間のとてもくだらない遊びをさっさと始めようか?」
「そうだね。「「「調子に乗るな痛い目見るぞ人間‼︎」」」」
「それはお互い様だと思うぜ。大和の神々!」
早速、神奈子様は自身の能力を使い空から大量の神力弾を降らせてくる。周りは神が俺を捕まえ様と、円形になって迫ってきた。前の俺では此処でヘタレ王子の如く「もう駄目だ。おしまいだ」と言うしかなかった。しかし、残念ながら今回はそうはいかない。俺は神奈子様の立っている位置までダッシュして神奈子様に触れる
(条件は満たした。『クラフト・ワーク』!)
クラフト・ワークの効果で
「それでは皆さん、次は戦場で会いましょう」
と言い、すぐさま『ダイバー・ダウン』に切り替えて地面に潜る。最初は弾幕が上から土や石を吹き飛ばしながら降ってきたが、30分ほど泳いでいたら消えたので、どうやらこの遊びは勝ったらしい
「さすが軍神と呼ばれるだけあるな。神としての神力だけじゃなく、作戦をすぐさま変更して正確に俺を地面から叩き出そうと弾幕を撃ってきやがった」
2度とあのガンキャノンと戦わないと心に誓いつつ、諏訪に泳いで帰って行った