東方呼振譚   作:返事が無いただの天邪鬼

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初めて八意永琳を見た日

「あれから早一年、長い様で短かったなぁー」

 

最初に出会った化物を倒して一年、どうやらこの世界は俺の居た時間と違い古い時代[古代]だと理解した

今では数多くの化物を倒してきた。ここで驚いたのは化物の正体が妖怪である事と、俺の『波紋と振動を司る程度の能力』の万能性そして俺に霊力が有りそれをコントロール出来ると言う事だ

妖怪だと判明した理由は以前に出会った化物の中に鬼が居た為すぐに分かった。『波紋と振動を司る程度の能力』は何と波紋と付いているものを全て使えることができる様だ

つまり、『波紋法』や『波紋呼吸法』に始まり『波紋疾走(オーバードライブ)』ましてや『幽波紋(スタンド)』すらも使えると言う訳だ

これにより俺は、一人で複数体の『幽波紋(スタンド)』を使い分ける化物もビックリ仰天なことになっている

そして振動と霊力に関してだがこれは後々紹介する

 

(さてと・・・)

「ゥヮァーーーー……」

「人の声⁉︎こっちか‼︎」

 

俺は急に聞こえてきた人の声(おそらく男)に驚きつつも声のする方向に向かって走った

 

「近づくな!この妖怪が‼︎」

 

俺が声の聞こえた方向に来ると一組の男女が居た

 

(これじゃあ分からない。取り敢えず様子を見るか?)

「八意様、早く逃げてください‼︎」

「で…でも⁉︎」

(八意?彼女が『八意永琳』か……?でも、いきなりクライマックス⁉︎)

「私は大丈夫です!それよりも八意様が死んでしまわれた方が都市にとっての痛手です‼︎」

「分かったわ…でも必ず帰ってきてね‼︎」

「了解しました‼︎」

(死亡フラグが建った⁉︎)

 

ミシミシミシ

 

(樹の枝から音?ってまさか⁉︎)

 

ボキッ

 

「またかよぉぉぉ‼︎」

 

さて、ここで問題である

俺は妖怪のほぼ真上で物事を見ていたが、その足場である樹の枝が折れました

この後俺はどうなるか?

答えは簡単

妖怪とぶつかるのを防ぐ為に波紋を使い妖怪を躱すか倒すの二択、せっかくだから俺はこの妖怪倒す方にするぜ‼︎

 

「くたばれこの腐れ妖怪!俺の落下地点にいた事が運の尽きだな‼︎」

 

俺はすぐに呼吸を整え幽波紋を出す‼︎

 

「『タスクACT1』!そして俺は指に留めた状態で高速回転させ!貴様の胴体に指を刺し込む‼︎」

 

グシャグジャクジャミシャ

 

「これは、指が心の臓まで達した音!そしてそれを握り潰した感触‼︎」

 

もはやどちらが化物かが分からないセリフである

 

「・・・大丈夫かい?」

「え、えぇ……」

「大丈夫ですが…これは……」

(なにか可笑しなところがあっただろうk…これは……)

 

俺の周りには土手っ腹に穴が開いた妖怪とその妖怪が出した大量の血液が飛び散っていた

もしもここに現代人がいれば卒倒するであろう光景が広がっていた

 

(もしかして、俺今かなり引かれてる⁉︎)

 

何を言っているのだろうかこの男、これで引かれない方が不思議である

 

(ここは一つ小粋なギャグを出して場を和ませるか?)

「ハッピーうれピーよろピクねー‼︎」

「・・・」←八意

「・・・」←護衛

「・・・」←俺

(滑ったーー⁉︎やばい滑った!明らかに向こうの目が俺を痛い人の様に見ている!)

 

災条は明らかにファーストコンタクトに失敗した

 

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