「あのー」
「は、ハイ!何でしょうか⁉︎」
盛大に滑った俺は羞恥で顔が赤くなっていると思いつつも八意が急に話しかけてきたので、つい反応してしまった
「いや、お礼をしたかったんだけど…どうしたの?急に驚いて……」
「いえ!なんでも有りません…それよりもお礼とは?」
「実は、「えぇ⁉︎」…まだ何も言ってないわよ?」
「すいませんでした」
どうやら少し早かったらしい。そして八意は続きを話し始めた
「貴方、私たちが住む都市に来ない?」
「・・・ハ?」
この人は何を言い出す?〔私たちが住む都市に来ない?〕だって?いやいや有り得ない有り得るはずがない。
いくら俺がコミュ症でも分かる。これは有り得ない‼︎
「もう一度お願いします」
「聞こえなかった?ならもう一度言うわよ。私たちが住む都市に来ない?って言ったのよ」
「いや、聞こえてます。聞こえた上で言ったんです!可笑しいですよね⁉︎」
「可笑しくないわよ?こっちは命を救って貰ったんだから」
話しを纏めよう
修行中に悲鳴が聞こえた
↓
妖怪に襲われている男女が居たから助けた
↓
助けられたお礼に都市に来ないかと誘われた←イマココ
(あれ?かなり単純⁉︎だが、この災条常徒にもプライドがある‼︎ほいほいついて行く訳ないぜ‼︎)
「それで、来るの?」
「お世話になります‼︎」
おい…プライドはどうした災条常徒
(プライドがあると言ったな?あれは嘘だ。て言うかプライドで飯が食えるか‼︎)
「では、行きましょうか?」
「はい‼︎」
「ところで、貴方の名前は?」
「人の名前を聞くときは、自分から言うものじゃあないか?」
「それもそうね、私は八意××まぁ言えないかもしれないから永琳で良いわ」
「分かった永琳だな?俺は災条常徒、常徒って呼んでくれ」
「早速行きましょう」
男女移動中
「都市へようこそ‼︎」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
そんな効果音が聞こえそうな場所だった
都市の中は俺が住んでいた(元の)場所よりも近未来的でとても綺麗だった
「・・・凄いな驚きだよ」
「そうかしら?これくらい此処では普通よ?」
「そうなのか、ところで俺は何処に行けば良いんだ?」
「そうね、まずは月夜見様が居る所に行って住む許可を受けないといけないわ。常徒ついてきて」
「了解です永琳」
男女都市内移動中
「此処が月夜見様がいる場所よ」
なんだこの建物は、かなり大きくエンパイアステートビルよりも高い!
(とはいえ俺も写真でしか見たことなんざないんだけどな…)
「どうしたの?急に黙り込んで」
「いや、さっきは都市のハイテクさに驚いたが今は例の月夜見様って人がいる建物の大きさに言葉を失ったところかな?」
「そうね、これを初めて見たら誰だってそうよ私だってそうだったから」
「凄いよな外からは一切見えてないから」
「外からはシールドで見えないようにしているのよ。それよりも中に入るわ」
「アイアイサー‼︎」
「……月夜見様には失礼のないようにね?」
どうやら少々飽きられたようだ……