東方呼振譚   作:返事が無いただの天邪鬼

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立つ鳥跡を濁さず

妖怪の侵略、それは自分たちが死にたくないからだ。妖怪にとって、人の恐怖は食事の様なものである。だから、人間を月に行かせたく無いのだが

 

(だけど…それで人間を全滅させたら、意味ないんじゃないか?)

 

俺はいつものように一切関係の無い事を考えていると、どうやら周りは慌ててロケットの方に走って行った

 

「此れは俺たちも、ロケットに行った方が良いんじゃないか?」

「そうね、私たちも行くわよ‼︎」

「了解だ!」

 

男女移動中

 

「『タスクACT2』!食らえ妖怪、爪弾だ‼︎」

 

俺は、向かって来る妖怪を片っ端から爪弾を当ててロケットまで通じる道を切り開いて行く。それは永琳たちを逃す為だが、それ以上に今後の物語(未来)の為でもある

 

「永琳!そっちは、大丈夫か⁉︎」

「大丈夫よ、問題ないわ!」

「永琳様、常徒様!こちらです‼︎」

 

遠くから警備の男が大声を出して呼んでいる。取り敢えずロケットの発射地点には到着できたみたいだ

 

「お二人とも、早く乗ってください!」

「先にロケットに乗れ!永琳!」

 

永琳をロケットに乗るように言い、ロケットに近づく妖怪を爪弾で撃ち殺す、俺に近づく妖怪は波紋エネルギーを纏わせた肉体で頭を潰す。

 

「常徒!早く‼︎」

 

如何やら永琳は、ロケットに乗り込んだようだ

 

(無事に乗れたか)

「悪いな永琳、俺にはまだ仕事が残ってるんだ。だから、また次の時代で会おうぜ」

「待って常徒!まだ貴方には伝えたい事が沢山……⁉︎」

 

俺は永琳が喋っている最中にロケットのハッチを閉じて、その場から離れた

 

「コッチヲ見ロォォォォォ‼︎」

「喧しいッ!鬱陶しいぜッ!お前らッ!『タスクACT3』!」

 

周りに群がる雑魚妖怪どもは、もはやロケットに目もくれず俺に集団で襲ってきた。が、その攻撃は届くことなく全員の命が消えていった

 

「地獄の底まで、俺とデートしてくれよ、代金はお前らの命だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから何時間たっただろうか。ロケットは全て発射してしまい、人々はもうこの都市に1人も居ないのだろうか?妖怪はまだ残っているだろうか?今の俺の周りに転がっているのは、死体、骸、首だけが無い動物らしき生き物、紅い何か、人型の生物、崩壊した建物の残骸、もしかしたら此れ以外は残って無いのかもしれない

 

ヒュウウウウウウ

 

そんな音が聞こえた気がした

 

「核弾頭とかふざけるな‼︎上は全てをゼロに還すつもりか⁉︎」

 

地面に衝突するまであと少ししかない

 

(これは、賭けだ!)

「来い、『20th センチュリー・ボーイ』!」

 

如何やら『幽波紋(スタンド)』の発動は間に合ったようだ。俺が『能力』を使った次の瞬間、核弾頭は衝突した周辺を巻き込みながら大爆発した

 

そしてその日その瞬間、地球上で最も最新鋭だった人間の文明は全て消え去った

 

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