一色いろははやっぱりあざとかった♡   作:ぼるびっく♡

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前回の前書きでお話しました短編アンケートの件、活動報告に投稿しておきましたのでどしどしアンケートお願いします。←ダレモアンケ-トシテクレナインジャ

今回は八幡が入っての会議です。
原作、アニメ等とはあ少し変えてあります。←ホォォ

ご意見、ご感想ありましたらよろしくお願いします。←アリスギルンデスケドド-シマス?


8話 先輩との会議が始まる♡

わたしは先輩との待ち合わせの前にコンビニに寄っていた。

 

会議の時のお菓子類を買う為です。

向こうだけに用意してもらうんじゃ悪いですからね。

 

コンビニで買い物を終えて外に出ると先輩の姿が見えた。

「すいませーん。お待たせしちゃいましたー。ちょっと買い物してまして…」

思わずふぅーと息を漏らしてしまった。

 

すると先輩は「別にいいけど…」

といいながら荷物を持ってくれようとした。

わたしは思わず「はっ」と言ってその手を避けてしまった。

 

「荷物思いから持ってくれアピールじゃなかったの、今の?」

 

「あー、いえ今のは素だったんですけど…」

とか言ったけど、先輩ってこういう優しいところあるんだなぁ...でも、

 

「はっ!もしかして今のって口説こうとしてましたか?ごめんんさい、ちょっと一瞬ときめきかけましたが冷静になるとやっぱり無理です」

ちょっと先輩にときめいたからの照れ隠しじゃないんですからね。。。

 

 

でも先輩は「あっ、そう…」と言いながらもコンビニの袋を持ってくれた。

ちょっとドッキ…っとかしてないですからね。。。

「あっ、ありがとうございます…」

 

「———別に、仕事の範疇だよ。」

 

「わぁ!!頼れるぅ!そういうことなら次もお願いしますね♡」

とニコッ♡としたら何やら後ろから声がした。

 

 

「へぇ~、八幡って意外と男らしいんだね」

この声は、教育実習の三月先生だ。

わぁ、ちょっと嫌な人が来たなぁ。。。

 

 

「別にそんなんじゃ…、小町にいつも教育されてるだけですから…」

 

「小町?誰ですか?お米??」

 

「お米じゃねーよ。俺の妹だ」

 

「はっ!シスコン?」

 

「ははは、それは否定できないねー。八幡」

と三月先生が言うと先輩は少し俯いていた。

 

 

「先輩、そろそろ時間になっちゃいますよ。早く行かないと…」

 

「そうだな、行こう」

 

「では、先生しつ「じゃぁ、行こう!!」

———って何で?三月先生も一緒に行くの?

あっ!平塚先生の代わりかぁ。。。とりあえず聞いてみよ。

 

「三月先生も会議にご出席なさるんですか?」

 

「そうなの。平塚先生にいい経験だから見てこいって言われてね」

やっぱりかー。あの独身め、余計なことを・・・

ってこんなの本人には絶対に言えませんけど。

まぁ、しょぉーがない、ここは一緒に行くしかないですね。

 

「では、急ぎましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「おつかれさまでーす」

といつものように中に入ると向こうの生徒はみんなでおしゃべりをしている。

うちの生徒会の人たちは。。。

 

 

するとわたしの後ろに先輩の姿をみつけた向こうの会長に呼ばれて近くまで行く。

「僕は玉縄。海浜総合高校の生徒会長なんだ。よろしく!」

 

「———ああ、どーも」

 

「よかったよー。フレッシュでルーキーな生徒会長同士企画できて。お互いリスペクトできるパートナーシップを築いてシナジー効果を生んでいけないかなと思っててさ」

でたぁ、玉縄会長のカタカナ攻撃。

さすがの先輩もちょっと呆れた顔をしていた。

 

あれ?そういえば三月先生は?って思ったらちゃっかり部屋の後ろのほうにいた。

 

 

わたしはそのまま玉縄会長に連れられて先輩と離れた。

その時先輩に向かって「あれ?比企谷?」と言う声がした。

向こうの生徒らしい人が先輩と話をしていた。

なんかその女の人は楽しそうに笑っていた…

別に気になってるわけじゃないんですからね。

 

「せんぱい、お知り合いいたんですか?」

ここは聞いとかないとね。

 

「あぁ、まぁ中学の同級生だ」

 

「へぇー...」

なんだただの同級生だったんですね。

 

 

 

 

みんなが席に着きだした。

「あっ会議始まっちゃいますよ!」

わたしは先輩の腕を掴んで引っ張っていく。

「せんぱいはこちらへ!」

 

おれは端がいいんだけどとか言ってる先輩を無視して引っ張って行き座らせる。

もちろんわたしの隣に。

 

 

会議は始まったけど前回と同じく向こうの人たちが訳の分からない提案をしてくれるが何も決まる気配がない。

しかし玉縄会長の轆轤回しなんとかならないかなー...

あとカタカナばかりの意識高い系?

 

 

会議も一息ついたところで先輩聞いてみた。

「だいたいどんな感じかわかりましたぁ?」

 

「いや、何もわかんなかった」

 

「あー、なんか難しいこと言ってますもんね」

さすがの先輩でもわかんないんですね。

 

「けど、すごいー!とかわたしも頑張らなきゃー!とか言うと超うけいいですよ。あとはメールの相手だけしとけばオッケーみたいな感じです」

 

「お前いつか刺されるぞ…」

先輩、わたしのこと心配してくれてるんですかね?

 

 

「———でも、先輩も時々あーいう感じですよ。頭良さげっていうか意識高い系っていうか」

とちょっと先輩をからかってみる。

 

「一緒にするな。おれは意識高い系じゃない。自意識高い系だ」

と先輩はよくわからないことを言ってきた。

「はぁ、よくわからないです…」

 

 

 

その後は各校での作業となった

うちはまだ生徒会がうまく機能いない。。。

まだ出来て間もないってのもあるだろうし。。。まだお互いに遠慮があるのが原因だろう。

先輩もそこはわかってくれたみたいだ。

 

 

そろそろ時間かなぁ...と時計を確認していると三月先生が近寄て来た。

「二人はやっぱり仲いいね♪」

 

「そんなんじゃ…仕事ですから」

 

「そうかなぁ...お似合いだと思うよ♪」

 

わぁ、この人何言ってるんだろ?

先輩をからかってるだけみたいだけど、ちょっと嬉し...くなんかないんだからね。

 

「せんぱい、そろそろ終わりにしましょうか?向こうも終わるみたいですし」

 

「そうだな」

と席を立つと三月先生から思わぬ一言が…

 

「八幡、ちゃんと一色さんを送ってあげないとダメだぞ!もう時間も遅いし」

 

「そ、そんないいですよ。せんぱいに悪いです」

少し嬉しかったけど、恥ずかしいしとりあえず否定してしまった。

 

「一色もそう言ってるか「八幡!!」

 

「はいはい!会長様をお送りいたします」

 

「よろしい♪」

 

「せんぱい、なんだかすみません…」

 

「いや、いいよ。最初からそのつ...いや何でもない」

 

えっ!先輩最初からわたしのこと送ってくれるつもりだったんだ...

さっきのコンビニの袋持ってくれるとことか、今とかわたしよりあざといと思うんですけど...

「ありがとうございます♪それじゃお言葉に甘えちゃいます♪」

キャルン♪といつもの敬礼ポーズ!

 

わたし達は向こうに挨拶をして部屋を出た...




今回は会議の内容をどうするか迷いました。
細かく書き過ぎてもだし、短くし過ぎてもだし何度も書いたり消したりしてました(笑)←タダノユウジュウフダンナヤツ

ではでは、また次回で!!


あっ!アンケートよろしくです(''◇'')ゞ

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