wake up knights   作:すーぱーおもちらんど

21 / 50
第二十話になります。

あっという間に二十話になってしまいました。

今回からはシノンが出てきます。

※シノンの情報に関しては、一部wikiを抜粋し、改変させていただいております。あらかじめご了承下さい。


20

「すー……はー……」

 

鼻で小さく空気を吸い込み、口でゆっくりと息を吐く。

 

深呼吸を数回繰り返した後、刀霞は肩幅よりも少し大きめに足を広げ、ゆっくりと腰を落す。

左手で腰に収めている鞘を固定し、柄には触れずともそっと右手を添えたまま、その体勢を静かに維持していた。

 

 

――大丈夫、落ち着け。言い聞かせろ、俺ならできる。

 

 

刀霞の頭の中で過去に父親から受けた様々な苦行が奔走する。

 

決して思い出すべき過去ではないことは彼も重々承知している。しかし逃げているだけでは彼女を守ることができないことを、インプ領の一件で痛いほど身に沁みていた。

『強くなれ』『勇敢になれ』『雄雄しくなれ』、父親に求められた理想に近づくため、彼なりに努力したものの、結果的に報われることはなかったが、祖父はそう思わなかった。

奮励して得た技術は決して無駄になることはない。いつかその力がきっと誰かの役に立つ時が来る。幼少の頃にそう教示られた刀霞は今まさに祖父の言葉を反芻するように思い返していた。

 

 

――『無二の一太刀、雲散霧消』……

 

 

「……――ッ」

 

極限まで脱力させた力を一気に解放させた刀霞は、目にも止まらぬ速さで刀を引き抜き、弧を描くように横一文字に薙ぎ払った。

後から付随するように勢いよく辻風が舞い上がり、他を寄せ付けない静穏の空間が広がる。

それはまるで刀霞の周囲だけが真空になってしまったかのような、無音による恐怖感を他人に与えてしまうほどの静けさ。そんな森閑の世界が彼を中心に漂っていた。

 

「くそ……やっぱり駄目か……」

 

刀霞の一言で、周囲の時が動き出すように草原が揺らぎ始めた。刀霞の視線には地面に突き立てられた刀の姿が。

途中までは順調に集中力を高めていた刀霞であったが、抜刀した際に刀がすっぽ抜けてしまい、明後日の方向に飛んで地面に突き刺さってしまったのだった。

 

右手を見ると痙攣するように震えているのが確認できる。これで失敗したのは何度目だろうか。何度も繰り返しては失敗を繰り返し、まともに刀を振ることが未だにできずにいる。

誰かに見られるわけにはいかない、情けない姿を隠すように、ごく稀にではあるが刀霞はこうして町外れの草原で、刀を扱えるようにするためのリハビリを日々繰り返していた。

 

しかし、どんなにリハビリを積み重ねても、まともな一太刀を振ることができない。

 

柄は辛うじて持つことができるが長時間刀を支えることすら難しい。

幾度繰り返しても結果がついてこない現状に、刀霞は歯がゆさを感じていた。

 

「大人になっても恥晒しは恥晒しのまんま、か……」

 

刀を引き抜いて鞘に納めた刀霞は、半ば投げやり気味に仰向けに倒れこむと、空を静かに仰ぎ眺めた。

心地良い風が草原を靡かせ、透き通るような青雲が風と同じ方向へゆっくりと流れる。

本当にこれがゲームの世界なのか未だに疑ってしまうほど、刀霞の感覚はこの世界観に浸っていた。

心地良い感覚がやがて眠気を帯び、成長できない自分から逃げるように身をまかせ、刀霞はゆっくりと目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

「ん……」

 

寝返りをうつと草葉の先が俺の首を擽る。嫌な感覚に負けた俺は、二度寝することができず、ぼやけた意識で自分が何をしていたのかを眉間にしわを寄せつつ思い出した。

 

――あぁ……そうだ……不貞寝したんだっけ……

 

不貞寝ぐらいしたくもなる。あれだけ繰り返してもなんの結果も得られなかったんだ。一日や二日そこらで治るとも思っているわけではないが、何かしらの手ごたえぐらいはと期待していた。

しかし俺のトラウマは相当深手らしい。メンタル的な部分を努力の積み重ねでなんとかなると思っていたのは間違いだったのか。

 

――……そんな事を考えている暇があるなら剣を振れ、だな。

 

体にムチを打つように心の気合を入れなおした俺は、意識を覚醒させるために目を開けるのだが、眠る前の景色とは違うものが其処には映っていた。

 

 

「あら、ようやくお目覚めね」

 

俺の顔を覗くように、大きな青い瞳と同じ色の艶やかな髪、ケットシー特有の大きな耳がピコピコと動いている。無表情で整った、その綺麗な顔に俺は見覚えがあるのだが、いきなり視界に映りこんだその顔との距離に驚き、つい飛び起きてしまった。

 

「うぉ!!し、シノン!?」

「失礼ね。人の顔みて飛び起きるなんて」

 

無茶言うな。誰だって驚く。

 

「あんた、ALOがPvP推奨だってこと忘れてない?昼寝するのは勝手だけど私が通りがかってなかったら死んでたわよ」

「あ、あぁ……そういえばそうだった……ありがとうシノン」

「別に。私が勝手にしたことだからお礼なんていらないわ」

 

相変わらず真面目というか、クールというか。高校生とは思えないほど自立心の強い子だな。

 

「ちょうどいいわ。貴方に聞きたいことがあるの」

「俺に?」

 

シノンが無表情のまま、真っ直ぐ俺の瞳に目線を合わせる。いや、あくまでも俺の主観だが無表情の中に、どこか怒りにも似た感情が込められていたような気がした。

俺は威圧するように顔を近づけるシノンから逃げられるはずもなく、ましてや俺を守ってくれた彼女の命令に栄える余地などなかった。

 

「あ、あぁ。別に構わないけど……」

「そ。じゃあ近くのカフェで少し話しましょ」

 

シノンはスッと立ち上がり、手を後ろに組みながら町の方へ歩き出す。後に続くように俺も体を起こし、服を払った後彼女を追った。

 

「あんたのその服、この世界観に合ってないわよ」

「……ほっといてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

本を読んで、シノンに対して抱いた感情は、一言で言うならば『嫉妬』だった。

 

キリトと出会い、支えられ、奮い立ち、過去と向き合う彼女の姿はまるで俺の理想像でもあった。

元の世界では俺は決して人脈に恵まれているわけではない。自ら積極的に友達を作りたいと思うような性格ではなかったため、彼女に嫉妬するのは筋違いではあるのだが、俺にも小さなきっかけさえあればきっとこうなっていただろうと嫉妬することが多々あった。

 

 

だけど、今は違う。

 

 

シノンに薦められたカフェに入店した俺は、今こうして、互いに向かい合うようにしてコーヒーを飲んでいる。

店内のBGMが落ち着いた空間を支配しているが、シノンは俺に話しかけることはなく、かといって俺から話すこともなかった。

 

――俺に何か聞きたいことがあるんじゃなかったのか……?

 

気まずい空気の中、なんの反応も示さずにコーヒーを堪能しているこのシノンという女性。

 

俺は彼女のことを少なからず知っている。

 

彼女の本名は朝田(あさだ) 詩乃(しの)

 

MMORPG《ガンゲイル・オンライン》では対物ライフル《ウルティマラティオ・へカートII》をメインに使うスナイパー。《ガンゲイル・オンライン》のサバイバルトーナメント、《バレット・オブ・バレッツ》通称『BoB』での優勝を目指している。

 

リアルでは一人暮らしをして学校に通う女子高生。眼鏡をかけているが実際は度が入っておらず、弾丸すら防ぐとされる材質で作られたオーダーメイドの特注品。外出時などに不安を軽減する「防具」の役目をしている。

幼い頃に父が交通事故で他界。母もその時に精神年齢が逆行したことから、母を守らねばという義務感を強く抱くようになった。

そのためか自立心が強く同世代と比べても非常に大人びた性格で、辛辣かつドライな物言いをすることが多い。

11歳の時郵便局強盗に遭遇し、母を守るため相手の拳銃を奪って射殺してしまい、この事件に端を発するイジメや恐喝から逃れるため高校は東京の進学校を受験し実家を出て一人暮らしをしている。また、このことから銃器に対する強い《PTSD》に悩まされるようになり、《ガンゲイル・オンライン》のプレイ動機には発作が起きないことに加え、トラウマの克服も含まれている。

 

その後、ある事件をきっかけにキリトに助けられ、互いに過去の出来事を告白することで、彼の強さの何たるかを悟った。事件解決後はトラウマを徐々に克服しつつある。さらにキリト達の計らいにより、当時の事件で結果的に自分が救った母子と対面し謝罪と感謝を受けて自分の抱える罪と向き合い、前に進むことを選んだ。

その後アスナやリズベットと親しくなり、二人の勧めでこのALOに新規アカウントを取得。キャラネームは《ガンゲイル・オンライン》のと同じく『シノン』で、種族はケットシー。癖があり使いこなすのが難しいとされる弓を得物とする。《ガンゲイル・オンライン》のと同じくスナイピングを得意とし、システムを超越した弓術の技倆を持つ。

 

いや、ここまで知っていたらストーカーよりたちが悪い。

 

きっとバレたらセクハラ扱いされるのも確実だろう。いや、彼女の触れたくない過去を知っているのだから、軽蔑されてもおかしくはない。

だが、俺と彼女はどこか似ている部分がある。いや、寧ろ俺よりも彼女の方が意志が強く、過去の恐怖から立ち向かう勇気も兼ね備えている。

そういう意味では俺よりも大人なのだろう。

 

とにかくバレないように気をつけよう。棘がある彼女のことだ。きっと俺は殺される。

 

「ねぇ」

「……なんだ?」

「貴方……私のこと知ってるでしょ?」

「ぶふぅっ」

 

思いがけない質問に俺はコーヒーを噴出してしまった。過去を悟られたくない彼女がなぜ自分からその質問を?

咽ながらもどう切り返せばいいのか頭をフル回転させるが、答えあぐねてしまう。

 

――まずいまずいまずい。間が空けば空くほど肯定していると思われる……!

 

「あ、いや、その……それはだな……!!」

「やっぱりね……ユウキが言ってた通り」

「……え?」

「嘘つくのがへたってこと」

 

――あいつ……後で覚えてろよ……

 

そういうとシノンは机に肩肘をつき、ジロリと睨むような視線を俺に送る。

 

その視線で俺は悟った。今日ここで俺は死ぬのだと。

 

――さようなら、せめて最後に焼肉が食べたかった。

 

「……別に怒ってないわよ」

 

俺の死を悟った表情に悟ったのか、シノンは小さいなため息をついた後、コーヒーを一口含み、俺が返答する前に彼女は続けた。

 

「……何故知ってるのかは興味ないわ。だけど、教えて。それを知っていて、どうして私に対して何も言わないの?」

 

彼女の目は、まっすぐ俺を見据えていたが、どこか怯えているようにも感じた。

 

当たり前だ。キリトたちを除いて、彼女の過去を知るものは蔑んだ目でシノンを見ている。学校では特にそうだ。事情がどうであれ人を殺したことには変わらない。

決して虐めに屈するような性格ではないが、おもちゃの銃を突きつけられただけで恐怖してしまう彼女は、まるで当時の姿そのものだった。

無理もない。大人びている性格をしていても、実際はトラウマを抱えた一人の女の子であることには変わりないのだ。

 

そんな姿が、幼少の頃の俺と重なって見える。事情は違えど彼女も俺と同じように、強いトラウマを抱えていることが、俺にとっては他人事とは思えなかった。

 

――……シノンなら、いいか。

 

彼女には、隠す必要がない。そう感じた。

 

「俺は、君が羨ましい」

「……どういうこと?」

 

俺は机の上にそっと刀を置いた。

 

不思議そうにその刀を見つめる彼女をよそに、俺は右手で柄を持つ。すると、痙攣するように手が震えだし、カップに注がれたコーヒーの水面が小さく波打ちだした。

左手で柄を持つ手を強く抑えても震える手が治まることはなく、やがて連動するように左も震え始める。

体の意思とは関係なく、もはや条件反射としか言いようがない、この見るに耐えない姿にシノンは呆気にとられていた。

 

「ご覧の通りさ」

「トウカ……あなたも……」

「あぁ。君ほどではないが、俺もそれなりの事情を抱えててね。フルダイブしているのにも関わらずこの様だ」

「あの……私……知らなくて……ごめんなさ――」

「やめてくれ。君の事情を知っていたにも関わらず、黙っていた俺に非がある。それに、君になら知られてもいいさ。似た境遇を持つ者として……」

 

シノンはそれから暫く話すこともなく、俯いてしまった。

 

辛く耐え難い過去に触れられる恐ろしさをシノンは痛いほど理解していた。

隠していた俺が全面的に悪いのだが、彼女は他人の過去に干渉される恐怖を知っているからこそ、観点から見てシノンもまた、他人事とは思えなかったのだろう。

 

それに、シノンの落ち込んだ表情からはこんな言葉が伺える。

 

『きっとトウカは傷ついている』と。

 

――まいったな……シノンほど辛いと感じているわけじゃないんだが……

 

こういう重い空気が続くとどうもな……仕方ない。

 

「えい」

「うひゃぁ!?」

 

目の前にぴこぴこと動いている耳をつまむように触ると、シノンは普段の刺々しい態度とは間逆のような可愛らしい悲鳴を上げた。

ケットシーの耳はこんなにも柔らかいのか。家で飼ってた猫と同じくらい触り心地がいいな。なるほど、みんなが触りたがるわけだ。

 

「これはなかなか……」

「ちょ……っ……ひゃぅっ……やめ……!!」

「あ、すまんすま――おぶぅッ」

 

手を離すと同時に右フックが俺のテンプルを打ち抜いた。

 

若干朦朧する意識の中、シノンの「火矢ぶっこまれたいのあんた!?」という言葉が聞こえたが、死の予感が迫りつつも俺はいつものシノンの姿が見れたことで安堵していた。

 

「し、シノンはその方がいい……」

「はぁ!?」

「落ち込んでいるより姿よりも、刺々しいシノンの方が俺は好きだぞ……」

「な、なに言ってんのよ!?ばっかじゃないの!!」

 

何故だかはわからないが、頬に熱をもったように赤らめたシノンは暫くブツブツと俺に文句を呟いていた。

後にあの行為がハラスメント防止コードに引っかかるとは知らなかった俺は、ひたすらシノンに謝り倒し続け、今回はコーヒーとイチゴパフェを奢るという事で許してもらえたが「次やったら牢獄にぶち込むから」という約束の元、今回は事なきを得ることとなった。

 

「それで、どうするつもりなの?」

「どうするとは?」

「そのままじゃ、まともに戦えないじゃない」

「あぁ、それはまぁそうだが……」

「……仕方ないわね。私が付き合ってあげるわよ」

「付き合うって……何を?」

「だから、ちゃんと貴方が克服できるように手伝ってあげるって言ってるの」

 

それは予想外の言葉だった。

 

少なからず嫌われてしまったことで、彼女から話かけてくることはあまりないだろうと踏んでいたのだが、まさかシノンの方から克服の手助けをしてくれるとは思ってもみなかった。

 

「……どうしてそこまで?」

「教えられたのよ。支えてくれる仲間がいてくれたから、今の私がいる。支えてくれる強さを貴方にも知ってもらいたいの」

「……ありがとう、シノン。でもこれは俺一人で克服しなくちゃいけない問題なんだ。それに仲間の支えはしっかりもらってる。気持ちだけ受け取っておくよ」

 

別に遠慮しているとか、巻き込みたくないとか、そんなんじゃない。

本当に俺自身の力で解決しなければいけないことだと思ったんだ。

仮に仲間に支えられて克服できたとして、いざユウキに危機が迫った時に、同じように仲間の力に頼らなければ、きっと救うことなどできないだろう。

誰かに頼ってしまっては、俺はこの先誰かを守ることなんて一生できない。

これは今まで俺が一人で逃げてきた罪。だからこれは俺一人が背負うべきものだから。

 

「――私も、昔はそう思ってた」

 

俺の先ほどの言葉への返答か、もしくは俺の心中を察しての言葉なのか。それを聞くことができなかったが、俺の心へ直接語りかけるような口調で、彼女は続けた。

 

「自分で抱えた問題なのだから、自分自身で解決すべき。それは今でもそう思う。だけど、きっかけがなければ行動も起こせないの。私は、ただがむしゃらに銃を握り、吐いては同じことを繰り返して……無理やりにでも治そうとしたけど駄目だった。でもキリトやアスナたちと出会ってから変わることができた。小さなきっかけかもしれないけど、みんなのおかげで少しずつ前へ進めるようになった。最終的には貴方でしか治せないことだから、私はあくまでもそのきっかけを作るのを手伝うだけ。だから、難しく考えないで……?」

 

シノンがここまで他人に干渉してくるとは思っていなかった。

刺々しい彼女のことだから、一度断れば機嫌を損ねて終わると思っていたのだが、実際は違っていた。

同じような境遇を持つ、似たもの同士として真剣に関わってくれるその姿に、俺は少し嬉しくなってしまった。

 

――幸せものだな、俺は。

 

「……二つだけ、頼みがあるんだ」

「……なに?」

「このことは、誰にも言わないでほしい。キリトや、アスナたち、もちろんユウキにも」

「……わかったわ。約束する」

「そして、シノンが抱えてる恐怖心と苦しみを俺にも背負わせてほしい。少しでも君の心が軽くなれるように」

「……ありがと、トウカ」

 

差し出されたシノンの手に答えるように、俺たちは軽い握手を交わした。

 

こうして俺たちはお互いのトラウマを克服すべく、共に協力することを選んだ。

手段や方法なんてわからない。いつ乗り越えられるのか、もしかしたら克服できないのかもしれない。

 

だけど今はそれでいい。

 

共に歩んでくれる友が、俺にはいるのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃ、早速戦いましょ」

「――え?早速って……誰と?」

「決まってるじゃない。私とよ」

 

 




今回も閲覧していただき、ありがとうごさいました。

前書きにも書かせていただきましたが、シノンの情報に関しては、一部wikiを抜粋し、改変させていただいております。ご注意下さい。

投票者数が10名になりました。評価していただける方が10名もいるなんて感激です。

読んでいただいた方たちがより楽しめるように、引き続き書いていきたいと思います。

前作もコメントしていただいてありがとうございました。一文ずつ、楽しく読ませていただいております。次回も頑張りますので、引き続き宜しくお願い致します。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。