wake up knights   作:すーぱーおもちらんど

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 第二十三話になります。

 少し複雑な話になってしまうかもしれません。

 表現がへたくそな部分はご愛嬌ということで……

 どうか楽しんで見ていただけたらと思います。


23

――今の俺をみたら、ユウキは何を思うだろう。

 

 失望されてしまうのだろうか。嫌悪されてしまうのだろうか。

 

 それとも、仕方ないと慰められてしまうのだろうか。

 

 嫌な事から逃げ、辛い事から逃れた俺にとって、今のユウキが眩しく見えてしまう。

 

 俺は彼女のように強い心を持ち合わせているわけでもなれば、根性があるような人間でもない。

 

 だけど、正直今はそれでもいいと思っている。

 

 何故なら、強くなる理由も、トラウマを克服する必要も今は無くていいことに、俺は気づいたのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほら、あそこだよ」

 

 飛行中のユウキは、スピードをじんわりと緩めながら後ろを振り向き、人差し指で目的地であろう方向を指し示す。

 トウカはユウキの示した遠方を額に皺を寄せ、目を眇めて見てみると、其処に見えたのは湖に囲まれた小さな小島であることが判った。

 

「――あれは……」

 

 トウカはその小島に見覚えがある事に気づき、つい言葉を漏らす。

 

 小島の中央には、世界樹の小型版のように立派な樹が四方に枝を広げている。その樹の根元から拡散するように美しい花々が咲き乱れ、穏やかな風が吹く度に花吹雪が麗しげに舞い上がっていた。

 降り立ったトウカは、周囲を見渡すまでもなく、中央の樹を見ただけでここがどこなのかが直ぐに把握できた。

 

 トウカの一歩前にでたユウキは、中央の樹を懐かしむような目で見つめ、トウカに背を向けたまま静かに云った。

 

「ここはね、ボクとアスナが初めて出会った場所なんだ」

 

 そう言うとユウキは、くるっと軽快に振り向くと「まぁ、みんなと最後にお別れした場所でもあるんだけどねー」とはにかむように言葉を続けた。

 

 「そうか……」

 

――あぁ、知ってるさ。全部、知ってる。

 

 トウカが目を伏せ、その場で片膝をつくように座りこむと、それに合わせるようにユウキはトウカの隣へストンと腰を下ろし、膝を抱えた。

 トウカはただ黙々と樹を眺めるだけで、自ら話そうとはしなかった。そして、ユウキも何も語ることはなく、ただ物思いに耽るトウカの表情をじっと覗き込むように見つめていた。

 

 時間はもの惜しげに一滴ずつしたたり――そして、いったいどれ程の時間が経ったのだろうか。

 

 やがて、トウカは緩やかな水の流れのように時が体を通り抜けていく感覚に浸りながらも視線は変えず「俺に何か話したいがあるんだろ?」とユウキに向けて淡々と話しを切り出す。

 すると、その言葉を聞いたユウキは、同じように視線を逸らそうとはせず、か細い声でぼそっと呟いた。

 

「トウカは……?」

 

 思いがけない言葉に、トウカはついユウキの方へ顔を向ける。

 

「あは、やっとこっち見てくれた」

 

 少し安心したような表情をユウキは見せるが、トウカはその言葉の意味が汲み取れない。『話したい事』そう言われても、今の俺がユウキに何を話せばいいのか、どう語りかけたらいいのかわからない。そもそもユウキから話したいともち掛けたのではないのかと思うトウカは、ただ小さく「別に……」と返すだけだった。

 

「……そっか!」

 

 トウカの反応を見るや、抱えていた膝をピンと伸ばし、まるで寝起きの猫が体を震わせながら欠伸をするように縮こまっていた背筋を大きく伸ばすと「それじゃ、ボクから話すね」と空を見上げながら静々と語り始めた。

 

「……トウカをここに連れてきたのは、実はボクのためでもあるんだよねぇ」

「…………」

 

 トウカは返す言葉もなく、ユウキは苦々しく笑いながらもトウカの表情を伺うように続けた。

 

「トウカ、ずっと悩んでるよね」

「――……そんなことはないさ」

「あはは、トウカってやっぱり嘘へたっぴー」

「…………」

 

 余計なお世話だ。そんな言葉が出そうになるが、図星なことも事実なため、トウカは反抗する意思を抑えるように口を紡ぐ。

 そんなトウカのしかめた顔を見たユウキは、クスクスと笑みを溢すと、そのままこてんと頭をトウカの肩に預け目を伏せて言った。

 

「ね、ボクってそんな頼りないかな……」

「……それは――」

「ボクの目を見て言ってよ!」

 

 トウカはどうしても彼女の顔を、目を直視することができなかった。だが、それは決してユウキが頼りなく感じていたからではなく、今のユウキを姿を見据えることができない原因は他にある。だが、それをユウキに伝えることがどうしてもトウカにはできなかった。

 ユウキの声色は、自然と濃くなり、真剣な表情で迫るがそれでも彼の反応に変化は見られない。

 そんなトウカを目の当たりにしたユウキは、純粋に彼の心に向き合いたいという気持ちを伝えるため、必死に言葉を重ねた。

 

「ボクだって、病気が原因でたくさん悩んだり、いっぱい苦しい思いもしたよ!」

 

――……わかってる……わかってるさ……

 

「だけど、姉ちゃんやアスナ、大切な仲間たちに相談したら、みんなが支えてくれた! だからボクも頑張ることができの!」

 

――たのむ……それ以上俺に……

 

「きっとトウカだって――ッ」

「やめてくれ!!」

 

 トウカは怒声をあげた。

 

 彼の恫喝にも似たような懇願に、樹に留まっていた鳥たちが反応し、その場から一斉に翼を羽ばたかせた。ユウキも、今まで聞いたことがない彼の豪語に返す言葉もなく、呆気にとられたように身を強張らせていた。

 

「誰もがみんなお前のように強くはないんだ!! 支えてくれる人がいようがいまいが結局は自分で立ち向かうしかないことぐらいわかってるさ!」

「とう……か……」

「でもな、いくら頑張っても、努力を積み重ねても解決しないことだってあるんだよ!! お前に俺の気持ちがわかってたまるか!! お前なんか……お前なんか……!!」

 

「お前なんかだいっ嫌いだ!!」

「…………!!」

 

 トウカは立ち上がり、怒りと悲しみに歪んだ顔で彼女を睨みつけ、腹の底に溜まった、自分に対する嫌悪感を八つ当たりするかのように言葉をぶつけた。

 彼には我慢ができなかった。勝者が敗者に、成功者が失敗者に手を差し伸べられても己が情けなるだけだと。いくら善意だとわかっていても差し伸べられた手に縋ってしまうことは、決して許されることではないと感じていた彼にとって、今のユウキは勝利者であり、成功者である人にしか見えなかった。

 

 そんな勝利者に慰められている自分に情けなさを感じたトウカはあろうことか、怒りの矛先を彼女に向けてしまった。

 

 『ありがとう』と言ってしまったら、勝利者である彼女に心から屈服してしまう。

 

 それはトウカの本能が決して認めなかった。

 

「――……もう、ほっといてくれ」

 

 そう言い残したトウカは、彼女の言い分も禄に聞こうとはせず、早々にログアウトしてしまった。

 

 

「…………」

 

 

 取り残されたユウキは、自身に向けられた憤然とした面持ちと最後に吐き捨てられた言葉に動揺を隠せず、ただその場に呆然と立ち尽くすことしかできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ユウキと最後に会った日を境に、トウカがALOにログインすることはなかった。

 

 一切の面会を拒否し、アスナやキリトにも会うことを拒絶した。

 

 もういい。結果がどうであれ目的は達した。これ以上俺がすべきことはなにもない。失うものは全て失い、これ以上ここ留まることも、死に抗う必要も無くなった。

 

 そんな生を拒む意志が、彼の肉体を徐々に蝕み始めていた。

 

「刀霞さん……また残して……」

「……すいません」

 

 机に置かれていた食事には、ほとんど手をつけている様子はなく、刀霞の頬は痩せこけ、瞳には生気を帯びていない。

 

「これでもう一ヶ月になりますよ……? 体重も著しく低下していますし、既にHIV感染の初期症が起きはじめています……このままでは抵抗力も落ちる一方です……」

 

 刀霞の主治医でもある倉橋は経管栄養や高カロリー輸液による点滴を強く勧めるのだが、彼自身がそれを強く拒み続けている。『病は気から』とはよく言うが、まるでその言葉が彼を尊重しているかのように病状は急激に進行していた。

 

 身寄りもおらず、帰る場所もなく、ただ有りの侭に死を受け入れる。そんな日に日に衰弱していく刀霞の姿を見た倉橋は、以前の木綿季とどこか重なって見えてしまう。

 しかし、ただ一つだけ彼女とは違うところがあった。

 

 それは、死への渇望。

 

 自ら死に向かうようにただ生きているだけの刀霞に、倉橋は生きる望みを見出させるため、今に至るまで毎日のように言葉をかけ続けているのだが――

 

「……明日奈さんや桐ヶ谷くんも心配しています。もちろん紺野さんも……何かあったのかは敢えて聞きません。ですが、主治医として貴方の命を――」

「先生……私は、あくまでもメディキュボイドの被験者であって……延命したいわけではないんです……」

「刀霞さん……」

「すいません……一人にして下さい。お願いします……」

 

 結局、いつものように、刀霞は似たような言葉を返すだけだった。

 

 その後、倉橋はそれ以上語りかけようとはせず、刀霞の病室を後にした。もはや以前とは別人のような姿になってしまった彼に、主治医としてできることは、彼の意志を尊重することだけだった。

 人命を救うことは医師の務め。しかし本人に生きようとする気力がなければ最善の治療を施したところで意味を成さない。その後の人生に価値を見出すこと、それを彼が望まない限り、決して病気が回復することはないだろう。

 

 たが、それは本当に正しいことなのか。倉橋は今でも躊躇していた。

 

――このままでは、刀霞さんの残された時間は……

 

 彼には木綿季の命を救ってくれた恩がある。

 

 今まで通り慣例に従って、彼の自由意志に任せていいのだろうか。彼の尊重を無視してでも、アスナやキリト、そしてユウキに会わせるべきではないのか。いや、医師として身勝手な感情に決して囚われてはいけない。だが今のままでは。しかし、いや、でも。

 

 悩めば悩む程、もどかしい気持ちが膨らみ、胸を締め付けられる。

 

 そして、そんな心が刺されたような苦痛に見舞われている人物が、実はもう一人いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「水霧さん! 水霧さん!!」

「うひゃあい!?」

「もう! 休憩時間終わりでしょ、ぼさっとしてないで紺野さんのバイタル見てきて! それから霧ヶ峰さんもお願いね! 食事量のチェックも忘れないように!」

「は、はいー!!」

 

――はぁ……また怒られちゃった……

 

 萎れた花のように項垂れ、回診車を押しながら廊下をトボトボと歩いている彼女の名は水霧(みずきり) 靄華(あいか)

 木綿季と刀霞を担当にもつ看護士の一人で、未だ新人教育を受けている最中の若手でもある。

 

 今後末永く勤めていく新人看護士には、最新の医学技術として近い将来採用されるであろう《メディキュボイド》に逸早く触れることで、実装後の素早い確立、そしてマニュアルの統制を図るべきだという論議の元、新人の彼女が候補の一人として挙がり、現在に至る。

 

――……今日も、かな……

 

 靄華は木綿季のいる病室の扉の前に立つと、数回咳払いをし、軽いノックを二回。

そして看護士の心得とはそぐわないような、暗い表情と声色で「失礼します。紺野さん、お熱計りに来ましたよ」と中へ入った。

 するとそこにはベッドの上で膝を抱え、顔を伏せている木綿季と、ベッドの端に座り、静かに彼女の背中を摩っている結城 明日奈の姿が。

 

「……明日奈さん、いつも有難うございます」

「いえ、私は何も……ほら、木綿季、看護士さんがきたよ……?」

「…………」

 

 木綿季は何も応えようとはせず、沈黙を続けた。その様子から察した靄華は、いつものような素振りで「すいません……今日もお願いしても宜しいですか……?」と尋ねると、明日奈は一つ頷いて靄華から体温計を受け取った。

 刀霞がALOにログインしなくなってから、木綿季はまるで殻の中に閉じこもるように夜も眠らず一日中こうしている。

 時折、何かを思い出したかのように急に涙を流し、やがて泣き疲れて眠ってしまう時以外は毎日同じことを繰り返す日々が続いていた。

 明日奈がお見舞いに来る時だけ、少量ではあるが共に食事をしたり、ALO内で話を伺ったりしているのだがそれでも木綿季の心が晴れることはなかった。

 

 そんな現状に看護士である靄華が入れる隙間などない。だが、木綿季のため、そして刀霞のために何かしたかった彼女のある一言が、一つの大きな『きっかけ』を作ることになる。

 

「紺野さん……私、これから刀霞さんの病室に行くのだけれど……何か伝えてほしいこと、あるかな……?」

「――とうか……? 刀霞に会いにいくの……?」

「え、えぇ……」

「お願い!! ボクも連れて行って!」

 

 『刀霞』という言葉に反応した木綿季は垂れていた首を勢いよく上げ、靄華に詰め寄るように身を乗り出した。

 

「ご、ごめんなさい……それは……」

「やだ! 絶対行く! ボク……謝らなきゃ……!! 刀霞に謝らなきゃ……!!」

 

 そう言うと木綿季は無理の利かない体を強引に捩り、ベッドから降りようとするが、明日奈がすぐさま肩を掴み、彼女の行動を制止した。

 

「駄目よ! まだ一人で動けるような体じゃないのよ!?」

「離して! 離してよ姉ちゃん!」

 

 明日奈のことを『姉ちゃん』と呼んでしまうほど、今の木綿季は酷く興奮していた。

 そして木綿季を抑える様を見た靄華は、それに続くように木綿季の手を掴み、彼女が暴れないよう必死にベッドに留まらせた。

 

「お、落ち着きなさい! そんなことしても徘徊許可は出せないし、これが原因で二度と刀霞さんに会うことができなくなるかもしれないのよ!?」

「…………!!」

 

 二度と会えない。その言葉は何を意味するのか。木綿季は困惑のあまり動きが止まる。それに相対して、明日奈は特に動揺する様子もなく、ただ木綿季の表情を不安そうに見つめていた。

 

「……夜に隠れてこっそり刀霞さんの病室を探したり、無断で屋上に行ったりしているのは知ってるわ……倉橋先生は優しくても、周りの人たちはそうじゃないの……目に余る行動が多いと、自室待機だけでなく、最悪転院させられることもあるのよ……?」

 

 厳しい言葉を突きつけられた木綿季には、これ以上どうすることもできなかった。崩れ落ちるように脱力し、抵抗する力もなく項垂れ、胸を突き上げてくる気持ちで闇雲に涙が溢れてくる。

 

 刀霞に会いたい。会いたくて会いたくて堪らない。

 

 そんな抑えられない欲求を、木綿季は涙に変えて吐き出すことしかできなかった。

 

 が、それと同時に悲しみに打ちひしがれている木綿季を、明日奈は息が止まるほどギュッと強く抱きしめる。

 そして、肩を震わせながらも彼女は言った。

 

「……ごめんね……私も、知ってたの……それで、看護士さんに説得するようにお願いされて……でも……できないよ……木綿季の気持ち……私には……痛いほどわかるもん……ごめんね……ごめんね木綿季……」

 

 無力な私を許して欲しい。頼りにならない私を許して欲しい。そんな悲痛な思いが嗚咽となってこみ上げる。そして、耐える間もなくどっとおしよせる悲しさに負けるように、明日奈の瞳からも止め処なく涙で覆われた。

 

 しかし、その直後。靄華の一言が悲しみに満ちた空間を一転させる。

 

「――……手紙を、書いてみませんか?」

 

 その直後、二人の嗚咽がピタリと止まった。

 

 靄華の方へ視線を向けると、彼女は露のこぼれるような瞳を拭うこともせず、木綿季の両手を優しく包み込み、躊躇いなく言い放った。

 

「私、絶対に渡します。誰になんと言われようと、貴方の気持ちを、私が必ず刀霞さんへ届けますから」

 

 その言葉は、ただ真っ直ぐ、木綿季に心へ伝わった。

 

 他の看護士と比べ、ここ最近担当になった彼女がどうしてそこまでしてくれるのか。そう感じていた木綿季であったが、今はそれを考えている場合ではない。

 刀霞に想いを伝えることができる。これは最初で最後のチャンスかもしれない。そう捉えた木綿季は、靄華の言葉に小さく頷き、ゴシゴシと袖で涙を拭う。

 

 すると彼女の目は、先ほどとはまるで違う、決意が宿っている目つきへと変貌していた。

 

 木綿季のあっという間の変化に、明日奈は改めて悟ってしまった。

 

 あやふやな気持ちを虫けらのように押しつぶし、膝を抱えただ泣いていた過去を押し退け、先の見えない未来に立ち向かうその姿は、まさに《絶剣》の姿そのものだと。

 

――……そっか、だから木綿季は強いんだね……

 

 私の力など必要ない、支える必要もない。

 

 何故なら――

 

 刀霞を想う心は最初から挫けてなどいなかったのだから。

 

 

 

 使い慣れないペンを持ち、一枚の紙を前に木綿季は、ゆっくりと目を閉じる。

 

 そして、ただ一言だけ、小さく呟いた。

 

 

「……刀霞の嘘つき」




 今回も閲覧していただき、ありがとうございます。

 物語が進み始めました。感情表現が多いので伝わり難い部分がありますことをご容赦下さい。
 なんとかへたくそなりに頑張ってはいるのですが中々上手くいかないことが多いです。もっと勉強しなければいけませんね。

 閲覧総数16000、お気に入り登録数180人を突破しました。

 180人の方々が、私の二次創作を読んで頂いてるのかと思うと嬉しいばかりです。

 これからも少しずつ投稿させていただけたらと思いますので、今後とも宜しくお願いします。

 そして、いつもコメントしていただける方々に、改めてお礼を言わせて下さい。本当に有難うございます。
 コメントを頂くのと同時に、元気とやる気も頂いております。より良い話が作れるように、努めて参りますので、今後も末永く宜しくお願い致します。


追記

オリジナル小説の第三話も投稿させていただきました。
『my Non life』という作品で、私の投稿小説リストから閲覧できます。もし宜しければ拝見していただけると嬉しいです。感想もお待ちしております。是非宜しくお願い致します。

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