東京喰種-Prototype-   作:アレックス・マーサー

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そして彼は動き出す。

俺は公園のベンチで寝ていた。喰種達がいる区の危険な所でだ。

 

俺は神託というか変な電波を受信していた。

 

黒カネキがエトの下半身を吹っ飛ばし、赫者アーマーを捕食している絵が頭に叩き込まれた。

 

re57話。これが俺の見た、夢的な神託。正夢ではない。そして俺はカレンちゃんと月山を夫婦にして悲劇を無くそうと思う。

 

最近眠りにつくたびに、今までの話が頭に叩き込まれる。

 

何回も何回も何回も繰り返し、東京喰種を読んでいるんだ。

 

かっこよく死にたいとか。ナニソレ意味わかんない。俺は金木君は好きだよ。白カネキも好きだし、ハイセも好き。遂に闇堕ちしたけど黒カネキも好きだ。

 

まぁ俺には関係ないことだ。

俺は悲劇を喜劇に変えて、ヒロイン達の好感度上げるのが目的だ。

 

 

俺は取り敢えず毎日、目立つ様に喰種と捜査官を問答無用で殺した。可愛い子は殺してないよ?

 

後は殺しすぎない様に気を使うだけだ。喰種を殺し、捜査官も殺す。そして記憶を見る。それを繰り返して、俺は鴉という羽赫を使う喰種の情報を得た。その記憶を頼りに彼女居場所を突き止めることが出来た。そして素顔も確認してある。

 

見た目はreの董香ちゃんをもっと明るく大人ぽくした感じだ。普通に綺麗だった。

 

ここまで辿り着いたのが、約1ヶ月。

 

そしてここからが最難関の試練だった、真戸 微の探索。今まで殺してきた捜査官達の記憶を使って、どこの区の所属も判明している。

 

CCG本局で夫婦で捜査官をしている。しかし、いつ24区の調査に行くのか分からなかったが、顔やその個人の情報が分かるとヘラーの能力でソナーを使い、何処に居るのかも常時把握している。

 

探したい人物の顔を思い浮かべると、ソナーがその人物に反応するようになる。この身体ズルすぎ。

 

 

今はまだ1997年。微さんが死なないように1区に住むつもりだ。金は銀行強盗して確保したから問題ない。本音を言うと月山家からのバックアップを受けたいが、2007年に月山 習は堀 ちえと出会う。その頃から美食に目覚めているはずだ。

 

俺の味覚は喰種と違って人間。しかし喰種に擬態すると味覚は喰種になる。俺は月山 習が好きだ。そしてカレンの恋路を応援したいと思っている。作者には悪いが、原作キャラの悲劇は終わり。

 

その代わりにモブ達が不幸になってもらわないと。見知らぬ他人を助けるより、知人を助けるのは当たり前だからだ。

 

 

「取り敢えず、いつも通り喰種を狩るか」

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

喰種達の間に、ある噂で持ちきりだった。

 

1区には赫者がいる。

そして大量捕食を繰り返している。

捜査官すら巻き込んで喰っている。

 

好奇心と腕試しに1区を訪れる喰種も増える一方で、臆病で賢い喰種は他の区に逃げるのだった。

 

 

 

 

「君達では私には勝てませんよ?」

 

目の前には、先程まで徒党を組んでいた喰種が居たが、残り最後の一匹。

 

「この化け物がぁ!」

 

今にでも逃げ出そうとしている。

 

「化け物なのは貴方も同じでしょう? 笑わせないでください。情けない声をあげて死んでくださいね? 」

 

鱗赫で背中から一突き。そして吸収。

8人の記憶を覗く。どれも有益な情報は無い。最近はハズレばかり。雑魚の喰種達は私の噂ばかりをしている。捜査官達も私の存在を危険視し始めている。

 

ああ楽しみだ。早く原作が始まってほしい。取り敢えず真戸 微を助けるまでは1区で暴れさせてもらおうか。

 

 

 

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