まだ、僕の青春ラブコメが終わらない。   作:慧語学専攻

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この小説書こうと思い立ったのはradの「億万笑者」聴いたからだったりする。

僕はね 知ってるんだ これら全て



まあ、いきなりオリ主の知らない物語が来ちゃったんだけどね。


必然、それを知っているのは彼しかいない。

僕が狂ったように笑っている間に由比ヶ浜さんと比企谷君、あとココナッツサブレは念のため病院に連れていかれたらしい。まぁ、比企谷君は最後まであの高級車に乗ることを渋ってたみたいだけど。・・・・・それにしても、どうやってあの二人と一匹を乗せたんだろうな。確かあの車は4人乗りだったような・・・・あれ、どうだっけ。

 

そして、僕は。

 

「も~、ちゃんと聞いてるの久留米くん!」

 

城廻会長に怒られていた。

 

「いや、聞いてるよ。だから言ってるだろ、やむを得ない事情があったって。」

 

「それはわかったから!私が言ってるのは、何か言うことがあるんじゃないかってこと!」

 

「・・・・まぁ、電話にもメールにも出なかったのは悪かったよ。ごめん。」

 

「うんうん、それでよし。・・・・・・すっごく心配したんだからね?いくら電話かけても出ないし、メール送っても反応ないし・・・」

 

城廻会長は満足そうに何度も頷いたあと、シュンとした表情になって俯く。・・・そういうのは止めていただきたい。ほら、色々キュンキュンしちゃうから。

 

「とにかく、心配かけたのは本当に悪かった。今度サイゼでなんか奢るから、それで勘弁して。」

 

「ホント!?やったー!」

 

城廻会長は俺の言葉に目を輝かせて万歳する。ウチの会長はいつ見ても癒されるなぁ・・・

 

「ハッ、ごほん、わ、私だけじゃだめだよ?久留米くんがいないぶん、皆が頑張ってくれたんだから。」

 

城廻会長の皆を労う言葉に、生徒会役員達は滂沱の涙を流している。怖い。

 

「な、何と勿体ないお言葉・・・・!」

 

「生きててよかったああああ!!」

 

「我が生涯に一片の悔いなし・・・!」

 

「会長・・・一生ついていきます!」

 

うわー、見事に洗脳されてるなウチの生徒会。しかも洗脳してる本人にその自覚がないからタチが悪い。

 

「おおっ、なんだかよくわからないけどいい雰囲気!よし、これからも皆でがんばろー!えい、えい、おー!!」

 

「「「「オオオオオオオオオ!!!」」」」

 

野太い大歓声に耳を塞ぎながらおーとやる気なさげに腕を上げる。正直これだけでも恥ずかしくてやりたくないのだが、やらない限りこのループが延々と続くことを僕は知っている。

 

・・・一度ずっとほっといたらどうなるんだろうと思ってやってみたら、イヤホンを装着したところで城廻会長が泣きそうになってたなぁ。他の生徒会の面々からの殺気が凄かったっけ。

 

 

 

まぁ、それも「この周」の出来事じゃないんだけどな。あれは確か、僕が初めて生徒会に所属した時だから、8回目ぐらいかな。

 

ていうか、何で僕はそんなことが思い出せるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・そうだよ、絶対おかしいだろ。僕は2万年近くこの一年間を繰り返してるんだぞ?なんでそんなに大昔のことを思い出せるんだよ。そうだ、ずっと引っ掛かってたんだ。そもそも「1万9851回」なんて数字、僕は数えていない。10回目過ぎた当たりで絶望して、23回目ぐらいから廃人同然になったからな。一日中家でぼーっとしていた。だから、いちいち数えている余裕なんてあるわけーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

その時、僕は初めて自分に恐怖を覚えた。

 

 

 

 

どうしてもっと早く気付かなかったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「知らない筈の記憶」、「覚えている筈のない記憶」。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、僕はそれを知っている。僕はそれを覚えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだ、これは。

 

 

 

 

 

いや、そもそも「これ」は僕の記憶なのか?「知らない記憶を知っている」なんて、それはもう「僕の記憶」だとは言えないんじゃないのか?だとしたら誰の記憶だ?一体だれがこれを覚えていて、これを知っているんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなの、僕しかいなくて。

 

 

 

 

 

気付けば、生徒会室には、誰も居なかった。




1日に2回投稿、たぶん稀。(大事なことなので以下略)
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