悦楽な人間の幻想放浪録【凍結中】   作:Des

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どうもDesです。

今回は作者も忘れていた存在があったので、この回で拾いたいと思います。
よって、短くなっているかもしれません。

では、東方サイコー!!




第1章 第7.5話 所持品と所持金の確認

〇地霊殿 客室

 

●静海 視点

 

新たな自分の能力の可能性を感じ、期待に胸が高まっていた。

そんな時にパルが思い出したように、

 

パル「あ、そうだ。静海さん、ちょっといいかしら?」

 

自分に話しかけてきた。

 

静海「?どうしたのパル?」

 

パルの当然の疑問に、頭を悩ませた。

 

パル「これ、静海さんの荷物よね?あの鉄の乗り物に乗っていたんだけど・・・」

 

パルそう言っては部屋の隅に置いていた深緑のリュックを持ってきた。

 

静海「そうだった、すっかり忘れていた・・・ちなみに鉄の乗り物は自転車ね。」

 

非日常を楽しんでいた自分の頭からスッポリ忘れていた。

(※作者もたった今まで忘れていました(-.-))

 

リュックは両肩で担ぐタイプで普通の大きさである。

どうやら、本当に自分の持ち物だと確認をしていると。

 

こいし「何が入っているの?」

 

こいしだけでなく、部屋にいた皆が興味津々にリュックに視線を向けていた。

 

静海「そんなに面白い物は入ってなかったけっど・・・」

 

言いながら、リュックの中身をベットの上に広げ始めた。

えっと、中身は

 

・タオル1枚 ・ミニタオル2枚 ・レモン水のペットボトル ・デジカメ一眼レフ ・スマフォ ・絆創膏・手帳とボールペン ・財布(所持金¥15,326) ・ウォークマンとヘッドホン ・双眼鏡

 

うん、どれも欠けることなく入っている。

 

勇儀「何だ、この透明のやつは、陶器か?中身は酒か?」

 

こいし「お姉ちゃん、この黒い箱って何かな?」

 

さとり「天狗が持っているカメラといって、景色を紙に模写するモノです。」

 

お空「おお!見て見て、外の景色が近くに見えるよ、お燐!」

 

お燐「ちょっとお空、壊さないようにね。」

 

ヤマメ「なにかなこの赤黒い小さい板?」

 

キスメ「??」(ヘッドホンを両手に掲げている。)

 

それぞれがリュックから出てきた物を手に取って、物珍しそうに見ていた。

 

パルスィ「ちょっと、全部静海さんの持ち物なんだから、勝手に・・」

 

静海「いいよ、幻想郷が現代と結界で隔てているなら、外の物が珍しいと思うから。」

 

皆を止めようとするパルだが、ウチがそれを止めた。

しかし、デジカメにスマフォ、ウォークマンか・・・

地底を一目見たけど電灯はなかったから、電気は普及してないのか?だとしたら、これらはこれから出番がなくなるな。

でも、ここには電気が通っているみたいだ、普通に天井に電灯がある。どうなっているのかね?

 

さとり「それは河童とお空のおかげです。」

 

静海「河童?」

 

さとりが心を読んだんだろう、ウチの疑問に答えてきた。しかし、河童か・・・・・・

 

さとり「胡瓜が好きなところは合ってますが、そんな怖い恰好はしてませんよ。」

 

え?そうなのか?人間を水辺で襲い、尻から尻子玉を抜くといったイメージなのだが。

 

さとり「それは、河童の住処を荒らした人間に対して怒った河童が起こした事件で、人間がそのことから河童は恐ろしいと語り続けているからですね。」

 

なんだ。人間が悪くて、それを妖怪になすりつけたパターンか。

 

さとり「ええ。本当は人間に話しかけたいけど、恥ずかしくて蔭から後をつけるといった感じですよ。」

 

ストーカーやん。

 

さとり「そんな感じの河童ですが、機械に関しての技術は幻想郷一といってもいいです。天狗は彼らが作った機械を使って、写真を撮ったり、新聞を印刷したりしています。」

 

なに、その幻想的な世界に突如出現する近未来なファンタジー感あふれる設定。その河童って宇宙人じゃないよね?

 

さとり「いえ、妖怪ですし、宇宙人は別にちゃんと存在しています。」

 

えー?幻想郷ってなに?

 

さとり「それには議論してもキリがないと思われます。」

 

深い、深いぞ幻想郷。

 

さとりとウチがそんなやり取りをしていると。

 

パルスィ「何か2人だけで楽しそうね・・・」

 

そこには、むくれていたパルスィがいた。可愛いな。やっぱ、好みの髪型してるな・・・

 

さとり「・・・すみません。私覚り妖怪なので、つい静海さんと2人きりで話していました。」

 

パルスィ「・・・なに?それは私に対する当てつけかしら?」

 

さとり「いえいえ。そんなことありませんよ?」

 

パルスィ「・・・・・」

さとり「・・・・・」

 

このやり取りにはデジャヴを感じる。とりあえず、ほったらかしにしたパルにお礼を言わないと。

 

静海「ごめん、ごめん。さとりは心が読めるから話がスムーズにいくからね、つい話し込んだちゃった。」

 

パルスィ「べ、別に私は謝ってほしいわけじゃ・・・」

 

静海「それより、ありがとうパル。ウチも荷物のことは忘れていたから本当に助かった。」

 

パルスィ「あ、え・・べ、別にお礼を言われることじゃないわよ・・・」

 

顔を紅くして明らかな照れ隠しである。ごちそう様です! 

 

さとり「・・・」

さとりの視線がイタイ。

 

静海「あ、自転車はどうしたの?」

 

自転車のこともスッカリ忘れていた。

 

パルスィ「えと、地霊殿の入り口に止めてあるわよ。」

 

なんと、ということはここまで自転車を持ってきたのか?

 

静海「それは悪いことしたね。鍵を掛けていたから、不便だったろ?」

 

パルスィ「いえ、そんなに重くなかったわよ?」

 

なんですと?確かに軽めの自転車を買ったが、それでも持ち上げながら運んだらそれなりに、

 

さとり「彼女も妖怪の端くれですよ?見た目に惑わされてはいけませんよ。」

 

ああ、そうか。すっかり忘れていた。

 

パルスィ「・・・ああ、そういうこと。大丈夫よ、私だって鬼ほどじゃないけど普通の人間よりあるから。」

 

静海「それなら、納得だわ。」

 

パルスィ「それに、私は嫉妬を糧に力を増すこともできるし、空を飛んだから邪魔もなかったしね。」

 

嫉妬を力に・・・どこのカエル軍曹のオタマジャクシ二等兵ですか?・・・嫉妬玉できるのか?

しかし、飛ぶか・・・

 

静海「どういう原理で飛んでんだ?」

 

さとり「それは、この幻想郷のおかげです。」

 

静海「?どいうこと?」

 

さとり「幻想郷が結界で囲まれていることは話しましたよね?」

 

静海「おう。特別な結界ってパルから聞いた。」

 

さとり「その結界の詳細は私もしりませんが、大雑把に外と日常と非日常を分けているそうです。」

 

静海「?」

 

どういこっちゃ?

 

さとり「つまり、外の世界では人間が空を飛ぶというこは非日常であり、幻想的な発想です。そして、もし人間が飛ぶなら不思議な力をもった者、または人外のみといったことになります。結界によって幻想郷はその幻想をここでは日常にします。」

 

なるほど、外の世界の幻想的な思想が関係している。

 

静海「ならこの世界では、能力に目覚めた人間や妖怪は飛ぶことが出来るってことか?」

 

さとり「ええ、ですが最初から飛べる種族には関係ありませんよ?天狗とか。それに、空を飛ぶのに私達妖怪は妖力を使用します。」

 

静海「なら、能力に目覚めた人間は目覚めた力の源を知らないといけないとか?」

 

さとり「そこまでは知りませんが、その推測は間違ってないと思います。異変解決に来た人間2人は魔法使いと巫女ですし。」

 

なにその西洋と和のコラボレーション。

 

パルスィ「なら静海さんも飛べるのかしら?」

 

さとり「ええ、訓練次第では飛べるのでは?」

 

なにそれ素敵。これはやる気もうなぎ上りですな。

 

パルスィ「やる気満々な顔をしてるけど、まずは体を治してからね。」

 

なん、だと・・・パルに心を読まれたというのか?

 

さとり「いえ、単にあなたが分かりやすいのです、ある意味・・・」

 

おっと、失礼じゃ、次に気になったのは

 

静海「お金はどうなるの?外のお金と幻想郷のお金の差ってどうなってる?」

 

パルスィ「お金が最後に気になってるって、人としてどうなの?」

 

さとり「いいのでは?そんなところに惹かれたのでは?」

 

パルスィ「・・・・うるさい・・」

 

いいから答えてくれない?

 

さとり「おっと、すみません。お金はどうでしょう?ここ地底にあなたのようなに人間は滅多に来ませんでしたから、外のお金については私は知りません。」

 

どうやら、そこまでうまくいかなのが世の中みたいだ。なら地上か?

 

さとり「ええ、そこは地上で聞くのがいいでしょう。ですが、結局体を治してからです。」

 

パルスィ「さとりの言うとおり、少なくとも幻想郷について少し学んでからでも遅くないわよ。」

 

それもそうだ、なにも急ぐ必要はないのだ。

幻想郷に来てまだ3日も経ってないのだ。

なら、とりあえず。

 

さとり「あちらをどうするか考えた方がいいですね。」

 

パルスィ「あっち?・・・・どうやら、そのようね・・・・」

 

静海「あっち?」

 

2人が呆れたようにウチの横を見ていた。横?

 

勇儀「おお、これは意外と美味いな。スッキリするな、酒盛りのあとにいいな!」

 

こいし「すごい!何かこのスイッチを押すとカシャカシャいってる!」

 

お空「はいお燐!これで2人仲良く見れるね!」

 

お燐「ちょっと、お空!何勝手に2つに折ってるのさ!」

 

ヤマメ「?なにか小さい絵が多くて分からないな。・・・おお、画面が指で動かせる!?」

 

キスメ「♪」(ウォークマンのスイッチが入り、ヘッドホンから音楽が聞こえています。)

 

おお、少し見ない間に我が友(持ち物)が玩具に!?

 

静海「そうさね。止めるからちょっと手伝って?」

 

パルスィ「ええ、もちろん。」

 

さとり「はい。まったく、お空ったら・・・」

 

この後2人の協力の元、皆から荷物を取り上げた。

犠牲になった双眼鏡は、能力で壊れる前の状態を具現化したので、ご安心を。

だが、飲まれたレモン水は戻ってこなかった。

 

 

●静海 視点終了

 

 

 




はい、お疲れ様です。
静海が持っていた荷物について触れていなかったので、急遽この話を投稿しました。

荷物に関して設定してなかったので、考えるのが大変でした。\(゜ロ\)(/ロ゜)/
次回は時間は飛んで、3日後になります。
静海の体が治って、勇儀相手に能力の試し打ちをする予定です。
お金については紫が来てからにします。

ちなみに、幻想郷でキャラが飛べることを自分なりに解釈してみましたが、どうだったでしょうか?変ではないかと心配です。(-_-;)

ご意見、ご感想、誤字・脱字、受け付けてます。

では、また次回に会いましょう!
えーと、アリーデヴェルチ? ノシ

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