すいません
努力します
「だいたいお前は…」
30分を過ぎた説教はまだ続いていた。
しかし、スネークも、ミラーも笑っているのだ。
そうお互いに分かっている。
目の前の男が命を賭けて失ったものを取り戻そうと自分がいない間奮闘していてくれたことを…
目の前の男が数年というブランクがあるのも関わらず自分を救いに来てくれたことも…
そう理解しているのだ。
「大体なんだその体たらくは?俺との喧嘩で見せたガッツは無くしたのか?サムライ?」
「待ってくれ!」
ミラーはもうこれ以上聞いてられなかった。何よりこの親友たるこの男にこんなところで涙を流すなど意地でも出来ない。
「そうはいうがな?俺は相棒が寝ている間一人でなんとか仲間たちを食わせてきたんだ。少なくともあんたよりガッツを出していたと思うんだが?元司令?」
ニヤついながら答えた。
「確かにそれを言われたら何も言いようがないが…お前を助けに来ただろう?ありがとうと感謝の言葉があってもいいんじゃないか?」
「いや!俺は死ぬ寸前でも相手の喉元に食らいつくだけの力は残してたさ。」
「…あの時のようにか?」
「…そうさ、あの時のあんたを殺そうとしたくらいの気概はまだあるさ」
ミラーとスネークが出会った時、ミラーは自爆してでもスネークを殺そうとした。それを思い出したのだ。
「ふ…ふふふ……」
「ふふふ…ふふふふふ」
「「ふはぁーはっははっはははは!」
一瞬の静寂の後、二人はどちらからともなく笑い出したのだ。戦場で大丈夫なのかとも思うが、スネークは全ての敵を方法は様々だが排除済みである。ミラーも彼の性格を知っている為笑えているのである。
「ははは!はぁはぁはぁ…まぁ無事で何よりだ。…久振りだなカズ?」
「くくく…これが無事に見えるのか?あんたの目も数年で悪くなってるなスネーク?…無事で良かった。」
スネークはカズヒラの拘束具を外し右腕を取り、肩を貸した。
「まぁそう言うな。今の義肢技術は凄いぞ?俺と一緒に診療所を逃げ出したヴェノムも義手でな?ほらガルベスが付けてたようなやつだ!凄いぞ!オセロットが言うには今は技術者がいないが増えれば、ロケットパンチや放電と言ったことも出来る様になるらしいぞ⁈」
「…あんた、それ羨ましいか?全く…」
ミラーは数年ぶりにスネークの少しズレた意見を聞きながら懐かしんでいた。
「さて、お前といえばこれだよな?…ミラー?」
スネークは胸のポケットから大切そうにしまっていたティアドロップ型のサングラスをミラーにかける。
「…くく……ああ…そうだな」
サングラスを直しながらミラーは本当に戻ってきたことを実感した。
「久振りだ…そしておかえりボス…」
「…ああ、戻ったぞ!……いや違うな」
そうだ、あんたに似合うのは…
待たせたな
だ
PW勢も出します。
しかし、彼は許しません。