「鬼怒田さん!」
「なんじゃ」
「旋空弧月って必殺技っぽくないか!」
それは、如月龍神がボーダーに入って少し経ったあと。
龍神自身が知らぬ間にサイドエフェクトに関する記憶封印措置を受け、その経過を観察していた時期の話だ。
記憶を失う前とあまり変化のない馬鹿な発言。それにどこかほっとしながらも、鬼怒田は龍神の言葉に頷いた。
「まあ、旋空弧月が必殺であるというお前の感覚は、あながち間違ってるわけでもない」
「やはりか!?」
「ええいっ! 寄るな! 鬱陶しいっ!」
鼻息荒く寄ってくる馬鹿の頭を、鬼怒田はべしべしと叩いた。
「弧月はブレードトリガーの元祖。ボーダーが現在の形で成立するその前から使用されておる、傑作トリガーの一つだ」
「ああ! 硬いしよく斬れる!」
龍神の肯定はアホ丸出しではあったものの、しかしなんというか、その簡潔な表現はあながち間違いでもなかった。
ボーダーが誇る傑作トリガー弧月は、純粋に硬く丈夫で、鋭い切れ味を誇る。
ブレードなのだから当然だろう、と言われてしまえばそれまでだが、後発として開発されたスコーピオンは刀身が可変する都合上、どうしてもブレードそのものの耐久性が維持できなかった。射撃トリガーの流行に対してカウンターとして開発されたレイガストは、複雑な変形ギミックを搭載しているが故に、攻撃力と取り回しの面で一段劣る。
硬くてよく斬れる刀身を延長し、攻撃範囲を広げる。
オプショントリガー旋空は、弧月というトリガーの長所を完璧に活かしきっていた。
「高い耐久性と攻撃力を維持したまま、斬撃そのものの範囲を伸ばす。扱いにやや難はあるが、旋空は威力に限って言えば、ノーマルトリガー最強と言っても過言ではない」
「ノーマルトリガー最強。ふっ、良い響きだ」
「無論、使いこなせれば、という話だ。実際、上位の攻撃手でも旋空をメインウェポンに据えている人間は数えるほどしかおらん」
「この俺が使いこなせないとでも?」
「お前のその自信はどこから来るんじゃ……」
約一年後、この馬鹿が旋空弧月を徹底的に鍛え上げ、好き勝手に技を十個くらい作って上位攻撃手相手にぶいぶい言わせることを、この時の鬼怒田は知る由もない。
「なにより、伸びる刀は良い。ロマンがある」
コイツが旋空弧月を好む理由は結局そこだろうな、と。鬼怒田は諦めに満ちた目で龍神を見た。
とはいえ、である。
「正直、わしは、お前はすぐにスコーピオンやレイガストに浮気するもんだと思っておったわい」
「む。なぜだ?」
「変形する剣やら、加速するスラスターやら、お前はごちゃついたギミックが好きだろう?」
「ああ! 大好きだ! できればブレードトリガーは三種類全部使いたい!」
「アホを抜かせ。そんな馬鹿なトリガー構成で戦えるわけがなかろう」
約一年後、そんな馬鹿なトリガー構成でこのアホが公式ランク戦に臨み、No.4攻撃手、村上鋼を撃破してしまうことを、この時の鬼怒田は知る由もない。
「だがな、鬼怒田さん。それでも、俺のメイントリガーは弧月なんだ」
「……理由を聞こう」
「ふっ、その答えは一つ」
いつものようにドヤ顔で。
いつものように無駄に声を発するのを溜めて。
「太刀川慶のメイントリガーが、弧月だからだ」
それを聞いて、鬼怒田はほんの少しだけ、安堵を覚えた。
記憶封印措置を受けていても、如月龍神が如月龍神のままだったからだ。
もちろん、だからといって。まだ高校生の少年の記憶を封じて、書き換えた罪が軽くなるわけではない。その憧れが、元の形に戻るわけではない。
それでも。
言葉を繋げて、如月龍神は鬼怒田に向けて語った。
「俺は必ず、俺だけの
記憶を失っても。
サイドエフェクトを封印されても。
己の本質が、何ら変わりないことを示すように。
◆◆◆◆
「如月隊の狙いは、十中八九、太刀川と出水の分断です」
手短に結論から。
東春秋は簡潔に如月隊の狙いを述べた。
隣に座る桜子は、怪訝な表情で東の横顔を見る。
「分断、ですか? しかし、それはある意味当たり前の作戦では?」
「ええ。当たり前の作戦です。ですが、太刀川隊が相手では、その分断が普通よりも重要な意味を持ちます」
「現状、A級ランク戦においても太刀川と出水が二人揃った場合、正面から崩すのは非常に難しい。三つ巴や四つ巴のチーム戦ではないこの状況なら、尚更だ」
声音にややおもしろくないものを滲ませながら、風間が東の言葉を補足する。
つまるところ、ボーダーのランク戦において太刀川と出水が揃った状態の太刀川隊に勝てるチームは存在しない。外れる弾を撃たない当真や、隠密連携を主にする風間隊がいるような乱戦ならともかく、正面戦闘で太刀川と出水に挑むのは愚の骨頂と言っても良い。
「序盤から己の位置を曝け出すような行動。積極的な一騎打ち。市街地Cという、変化弾が強く活きるステージ選択。それらすべてが、最初から出水を釣り出すための仕込みです。ここに来て、はっきりしましたね、二宮は出水に対して不利なシチュエーションでの撃ち合いを挑むことで、あえてこの状況を作り出しました」
故に、射手の王は一つの選択をした。
自分が単独で出水を抑えることで、龍神と太刀川が正面から戦えるシチュエーションを作り出すことを。
「し、しかしそれは、つまり……」
桜子が、冷や汗を流しながら問い返した。
「……二宮隊長が。あの、二宮隊長が、自分自身を囮にした、ということでは?」
「ええ、そういうことです」
東は、にこやかに笑う。
「信じられないことですね。あの二宮が、自ら一つの駒としての役割に徹している」
それは、昔の部下の成長と変化を喜ぶ、やさしい口調と視線だった。
「二宮はそれだけ、如月を勝たせたいということなのでしょう」
『出水くーん。これ多分釣られてるよー』
「でしょうねー」
『わかってたんかーい』
「そりゃまあ……」
国近からの通信を聞きながら、出水は変化弾の次弾を展開する。
そもそも、市街地Cというステージ選択から、きな臭いものがあった。撃ち合いでは基本的に二宮に軍配が上がる以上、火力を活かせるステージは他にいくらでもある。
射手としての二宮と出水を比較した場合、二宮が勝っているのは純粋なトリオン量の差に基づく火力。
出水が勝っているのは、変化弾のリアルタイム弾道制御、合成弾の生成スピードなどの技術だ。
身を隠す場所が多い住宅街。射角に制限がかかる高低差に富んだ地形。こと撃ち合いにおいては、このステージのほぼすべてが出水にとって有利に作用する。
変化弾という持ち弾一つで、二宮は苦戦を強いられざるを得ない。
チーム全体を活かすために。自ら苦戦を強いられる選択をした、ということだ。あの二宮が。
「らしくねー。らしくねえけど……大したもんだぜ、龍神のヤツ」
二宮にそんな選択をさせた親友を称えつつも、出水は攻撃の手を緩めない。
先の心配は微塵もせず、ただ射手の王を倒すことに注力する。
一言だけ。自分が信頼する隊長に向けて、出水は通信を入れた。
「そっちは大丈夫ですよね。太刀川さん」
『そっちは大丈夫ですよね。太刀川さん』
「誰に言ってんだ」
影浦雅人のマンティスを受け止めて。
如月龍神の旋空弧月を軽々と避けて。
犬歯を全開にし、笑みを深めて太刀川は答えた。
構図としては、シンプルな2対1。龍神と影浦に対する太刀川という形。
影浦は様々な事情からポイントを剥奪されているものの、実力そのものはトップクラスのランカーたちと比較して、何ら遜色ない。そして、現在の龍神も、その頂きに手をかけつつある。
普通に考えれば、不利なのは太刀川である。
にも関わらず、目の前に立つ二人を正面から圧倒するのが、太刀川という男であった。
「おらおらどうした!? これなら風間さんたちの連携の方が、よほど骨があるぞ!」
「ちっ!」
当然のことではあるが、人間にはコンディションというものが存在する。
現在の太刀川慶は、端的に言ってしまえばノッていた。
かつての弟子が、自分を倒すためにNo.1射手すら駒にして全力で向かってくる。これに興奮するなという方が無理な話だ。
握りしめた弧月の柄を通して伝わる、斬撃の感触が心地良い。ひりつくような刃のやりとりが、心を沸騰させる。
今のNo.1攻撃手は、絶好調であり、最高潮であった。
それと対峙する龍神は、口元を引き上げて叫ぶ。
「やむを得んな。カゲさん! フォーメーションを変更するぞ! キマイラからヒュポーンにチェンジだ!」
「あぁ!? なに言ってるかわかんねえがわかった!」
普通に連携していても、太刀川は崩せない。
そう判断した龍神は、後ろに下がった。
攻撃手の連携は、銃手や射手のそれよりシビアである。
近距離でブレードを振るう都合上、射線を合わせて火力を集中する単純なコンビネーションよりも、一段上の阿吽の呼吸が求められる。
いくら龍神と影浦の付き合いが長いとはいっても、連携を主にする小荒井と奥寺コンビのような、密なコンビネーションは難しい。
「急場凌ぎの連携で俺を倒せるわけがないだろ」
「そうだな」
太刀川の挑発を、意外なほど素直に龍神は肯定する。
「だが、俺たちは最初から、連携する気はない」
「……なに?」
先ほどまでとは違う。
龍神が後ろに下がり、影浦が大きく前に出る陣形。
太刀川の背筋を、いやな予感が駆け巡った。
「まさか」
「ああ、そのまさか、だ」
龍神の旋空が、唸る。
太刀川に向けて、ではない。
最初から、太刀川と同じ攻撃範囲上にいる影浦に対して、拡張斬撃の刃が振るわれる。
そう。連携が難しいのであれば、最初から連携などしなければいい。
ボーダーで唯一。影浦雅人のサイドエフェクトだけが、それを可能にする。
「おいおいおい……影浦ごと俺を斬る気か!?」
「そうでもしねぇと、勝てねーだろうが」
はじめて焦りを見せた太刀川に対して、影浦は低い声で吐き捨てた。
感情受信体質。影浦のサイドエフェクトは、攻撃のサインを殺意という感情で検知する。
つまり、最初から巻き込む前提で攻撃しても、影浦ならそれを事前に察知し、避けることが可能だ。
「おう、龍神。ちゃんとオレも巻き込むつもりで旋空は撃てよ。じゃねぇと、このヒゲ面は斬れねえぞ」
「無論だ」
では、さらに考えてみよう。
目の前に味方がいるとして。味方ごと、相手を攻撃するとして。
その味方の人間を敵であると認識して、全力で攻撃することが、実際に可能なのか?
「今から……『
可能である。
ボーダーで唯一。如月龍神のサイドエフェクトだけが、それを可能にする。
超過自己暗示。如月龍神のサイドエフェクトは、己の思い込みを限りなく忠実に、現実へと出力する。
目の前の味方を、敵だと思い込む。
普通なら、意味はない。だが、影浦のサイドエフェクトがそれと合わさった時、意味は変わる。
「たまんねえな。ヒリヒリきやがる」
龍神から飛んでくる殺意を、影浦は簡潔にそう評した。
直後に、斬撃。
真横に振るわれた旋空を、影浦は上体を屈めることで避け、太刀川は大きく跳躍して回避する。
二対一、ではない。
これは極めて変則的な、一対一対一だ。
サイドエフェクトと、サイドエフェクトの掛け合わせ。
感情受信体質と、超過自己暗示の相乗効果。
時間を掛けた連携訓練ができなかったからこその、互いの副作用という才能を活かした搦手の近接連携。
「で、だからなんだ?」
影浦の背後から、影浦ごと切り裂く勢いで襲いかかってくる旋空を捌きながら。
それでもなお、太刀川にはそう問い返すだけの余裕があった。
まだ足りない。詰め切れない。
そんなことは、
「ああ。わかっていたさ」
一手目。
龍神が後ろに下がれば、影浦は前に出る。
二手目。
影浦が前に出ることで、旋空による援護が機能する。
三手目。
旋空による援護斬撃によって、周囲に並び立つ建築物を、切り崩す。
そして、四手目。
旋空で建築物を切り崩せば、
「今だ」
ここしか、ない。
龍神の声に合わせて、戦闘開始から潜伏し続けていた荒船が、躊躇いなくイーグレットの引き金を絞った。
太刀川に向けて、狙撃の発射光が伸びる。
これは、当たる。
龍神は確信した。
完璧なタイミング。理想通りのシチュエーション。すべてが噛み合った、千載一遇の好機。
狙いは違わず、直撃する軌道。
それは敵が太刀川だけであったなら、間違いなく仕留めることができていた、完璧な狙撃だった。
敵が、太刀川だけであったなら。
「エスクード」
それは、壁だった。
玉狛のマーク、ではない。
三日月をバックに据えた、三振りの刀。
太刀川隊のエンブレムが描かれた巨大なバリケードが突如地面から迫り出すようにして現れ、太刀川に直撃するはずだったイーグレットの弾丸を完璧にはじいた。
「エスクード!?」
「カゲさん、下がれ!」
龍神の警告の声と同時に、展開されたエスクードを避ける形で降り注ぐ、曲がる弾丸の雨。
「ハウンド……じゃねえな。バイパーか」
バックステップを踏みながら、影浦の表情が歪む。
サイドエフェクトによって敵の攻撃を避けるのが基本の影浦が、シールドを使わざるを得ない、足を止めるための援護射撃。
「シールド、広げたな」
「っ!?」
太刀川慶は、それを見逃さない。
瞬間、閃いた二刀の旋空が、遂に影浦の右腕の肘から先を奪い去った。
「ちっ、避けきれねぇか」
「そりゃ逆だろ。急所避けてよく躱すな、おい」
片膝をついた影浦を庇うように、龍神が前に出る。
「大丈夫か。カゲさん」
「ガタガタ騒ぐんじゃねえ。まだ腕一本だ。それよりも……」
黒髪の間から、爬虫類のような目を覗かせて。
影浦は苦々しく告げる。
「……やべーな。揃っちまったぞ」
龍神が影浦の隣に立ったように。
太刀川の隣に立つ影があった。
出水は、二宮が抑えている。駆けつけることはできない。
太刀川の窮地を救ったのは、本来このチームにいないはずの四人目だった。
「烏丸」
「やらせませんよ。如月先輩」
普段の青い隊服とは違う。
かつてのA級一位部隊の黒いコートを身に纏い、烏丸京介が、龍神の前に立ちはだかる。
「やれやれ。困ったものだ」
龍神の想定では、最初から太刀川と出水が揃ってしまうのが、最悪のパターンだった。
必勝であるその形を避けるために、二宮というキングを囮にした。
普段の太刀川隊であれば、その時点で勝ち筋を潰すことが可能だった。
だが、今日の太刀川隊には、烏丸京介がいる。
状況は最悪だ。
荒船の狙撃による奇襲は読まれていた。
烏丸が太刀川のカバーに入ってしまった以上、単独の太刀川を急場凌ぎの連携で討ち取るという絵図も崩れてしまった。
一つずつ、丁寧に。
勝手気ままに戦っているようで、的確に冷静に。正確に勝ち筋を潰した上で。
「で、こっからはどうする?」
その上で、太刀川慶は問いかける。
「生駒旋空……旋空究式。お前が用意してきた切り札はもう切っちまっただろ?」
龍神は無言のまま、表情を歪めた。
太刀川のフォローに、烏丸が入る。
それは、人数のハンデが埋まる以上に、重要な意味を持つ。
烏丸は、攻撃手ではなく、万能手である。攻撃手である龍神と影浦の連携以上に、射程を持つ烏丸のフォローは、太刀川の動きに横幅を与える。
近接連携が可能、という意味では。ある意味出水以上に、烏丸の参戦は龍神たちにとっては痛手だった。
「終わりですよ。如月先輩」
普段通りのクールな声音。
だけれどどこか、感情がのった声音で、烏丸は言う。
終わりだ、と。
お前たちは、もう勝てない、と。
展開されたエスクードと合わせて、龍神は思った。
──大きな壁だ。
だからこそ、乗り越える甲斐があると感じた。
「……」
龍神は、集中する。
それは、独特な構えだった。
上半身は斜めに。左肩を突きだすような姿勢に、鞘に収めるが如く、弧月が腰だめに構えられる。ぴんと張った右の指先は、その刀身を撫でるように添えられた。
明らかに、溜めを意識した構え。
「芸がないな。また生駒旋空か」
太刀川の口から、呆れたような呟きが漏れる。
いいや、違う。
それは、烏丸が目にしたことのない構えだ。
「太刀川さん!」
「旋空──」
半ば反射のように放たれた突撃銃の銃撃は、影浦のシールドがカバーという形で防ぐ。
刃が、空を切る。
拡張された斬撃が、大気を斬り裂く。
烏丸は上体を右横に逸らすことで、辛うじてそれを回避した。
回避した、はずだった。
「──
烏丸の左腕が、肩口から吹き飛ぶようにして、遅れて切断される。
回避したはずの斬撃が時間差で炸裂した。
太刀川慶は、目を見張った。
そんな旋空弧月を、太刀川は知らない。
烏丸京介は、歯噛みした。
そんな旋空弧月を、烏丸は見たことがない。
如月龍神は、笑った。
その、新たな旋空の名は。
「──『
テーブルについたその時から、戦いは始まる。
席についたその時から、手持ちのカードは交換できない。
持てる札で、戦うしかない。
だからこそ、如月龍神は告げる。
用意はしてきた。準備を重ねてきた。
負けられない戦いだからこそ、己のすべてを懸ける、覚悟があった。
「
誰もが……誰も見たことのないその旋空に目を見張る中。
「ようやく、完成したか」
観客たちの中で、唯一人。
「馬鹿者が……散々、待たせおって」
鬼怒田本吉だけが、如月龍神の積み重ねを知っている。
私事ではありますが、運営さんから許可をいただいたので、こちらでもお知らせさせていただきます。この度、ハーメルン内で連載中のオリジナル作品「世界救い終わったけど、記憶喪失の女の子ひろった」が、TOブックス様より書籍化決定いたしました。一巻が好評発売中です。
https://syosetu.org/novel/261930/
オリジナル作品の書籍化……ということで龍流も小説家の端くれになることになりました。幸い、TOブックス様からは、二次創作に関しては趣味の範囲で継続しても構わない、とありがたいお言葉を頂いております。
二次創作も一次創作も、私にとってはどちらも変わらずみなさんに応援いただいた大切な作品です。特に厨二は、私が文字を書くきっかけになった大切な作品です。数年単位で応援いただいてきた作品を、きちんと締め括りたいと考えています。
なので、これからも厨二なボーダー隊員をよろしくお願いいたします。もしよろしければ、オリジナルの方も読んでいただければ。あるいは本屋さんで龍流の名前を見たときに手に取っていただければ、作者として望外の喜びです。
あと、ワートリ好きすぎて、カバー横に「旋空弧月」って書いておきました。よろしくお願いします。