《如月龍神(きさらぎたつみ)》
主人公。厨二。名前から厨二。
《木虎藍(きとらあい)》
デレないツンツン。
《嵐山潤(あらしやまじゅん)》
シスコンとブラコンとイケメンと熱血を兼ね合わせる脅威のイケメン。今回は登場しない。
《時枝充(ときえだみつる)》
デキるキノコ。今回は登場しない。
《綾辻遥(あやつじはるか)》
初登場数コマでワートリファンを虜にしたスペシャルなオペレーター。最近は好物がグミなのに大福を食いまくっており、舌を出したり大福食ってる場面しかなかった。でもかわいい。すごくかわいい。大変残念ながら今回は登場しない。
《根付栄造(ねつきえいぞう)》
メディア対策室長。ボーダーのデキる大人の1人。特に残念ではないが、今回は登場しない。
厨二と木虎藍
木虎藍は溜め息を吐いた。
「どうして私がこんな目に……」
考えれば考えるほど、嫌気がさしてくる。とにかく木虎は憂鬱だった。
「文句を垂れるな。これが『嵐山隊』の仕事の一つだろう?」
仕事。そう、これは仕事なのだ。木虎は自分にそう言い聞かせて、なんとか前を向いた。
木虎は現在中学生3年生。そんな彼女が『仕事』というのもおかしな話だが、木虎はとある組織に所属している。
界境防衛機関『ボーダー』
4年前にこの『三門市』に開いた『門(ゲート)』からやってきた、異世界からの侵略者『近界民(ネイバー)』に対抗する為に結成された組織。自衛隊でも倒せなかった『近界民』を倒す技術力を持つ『ボーダー』は、今や名実共に三門市の守護者となっていた。『トリガー』と呼ばれる武器を用いて三門市に襲来する『近界民』を撃退する――それが『ボーダー』に所属する木虎に課せられた最も大事な使命だ。なぜ『最も大事な』などという余計な一文がくっつくのかというと、木虎が所属している部隊に理由がある。
『ボーダー』に所属する隊員は通常、隊員同士でチームを組み、いくつかの部隊に分かれる。木虎が所属しているのは、先ほど隣の男が言った『嵐山隊』という部隊。ボーダーの中でも優秀な隊員だけが所属できる『A級5位』のトップチームだ。
「日頃からこうした広報活動を行いながらも、A級5位……嵐山隊は流石だな」
「そ、そうですね! あなたにしては珍しく分かってるじゃないですか!」
ちょっとだけいい気分になって、胸を張る木虎。そう、木虎が所属する『嵐山隊』は『ボーダー』の宣伝活動を担う広報部隊なのだ。
今日の活動は教育機関への訪問。隊長の『嵐山准』とオペレーターの『綾辻遥』は中学校へ。何事もそつなくこなす『時枝充』と狙撃馬鹿の『佐鳥賢』は小学校へ。そして、厳正なクジ引きの結果1人だけあぶれてしまった木虎は、隣の男と『無理矢理』組まされて、幼稚園を訪問することになってしまったのだ。
「嵐山さんや綾辻がいなくて不安だろうが、安心しろ、木虎。今日のお前の隣にはこの俺がいる」
「……私はそれが嫌なんです」
「なぜだ?」
「私はA級。あなたはB級。私があなたと組まされて広報活動をする理由がありません」
木虎は隣を歩く、2歳年上の先輩隊員をジロリと睨み返した。
「ふっ……手厳しいな。だがな、木虎。目に見える数字だけが、人間の実力とは限らない。A級であるという慢心は、いつかお前の足元をすくうかもしれんぞ?」
「ほっといてください」
木虎がいくらツンツンした態度で言葉を返しても、彼は口元に浮かべた余裕たっぷりの笑みを決して崩さなかった。言っていることがいちいち正論のような感じがするのも、また腹が立つ。
ぼさぼさの黒髪に、嵐山と同じくらいの長身。ポケットに両手を突っ込み、常に格好をつけた喋り方をするこの男。
その名も『如月龍神』
ボーダー屈指の変人。17歳、高校2年生になっても格好つけることから抜け出せない、重度の厨二病患者である。
「いいですか、如月先輩。あなたは黙って立っていれば、みてくれはそこまで悪くありません」
「よせ。誉めても奢れるのはブラックコーヒーくらいだぞ」
「いりません」
すばやく切り返して、木虎はさらに言う。
「今回の幼稚園訪問には、大変ラッキーなことにテレビや雑誌の取材は来ないことになっています。ですがあなたは、なるべく私の隣で黙って立っていてください」
「この俺に何も喋るな、と? 沈黙は金、というわけか。成る程、お前の言いたいことも分かる。だがな、木虎。俺は今日、嵐山さんからお前のことを任されているんだ。せっかく子供達に俺達の日頃の活動を分かってもら」
「すいません。なるべくではなく、一言も喋らないでください」
木虎は心の底から泣きたくなった。もしも隣にいるのが嵐山だったら、戦隊ヒーローのリーダーのようなアツさで子供達を盛り上げてくれただろうし、綾辻であれば子供番組のお姉さんのような安心感で子供達に接したハズだ。時枝だって、あの抜群のフォロー力で木虎を立てて、場を盛り上げるのに貢献してくれるだろう。
どうして幼稚園に行くのに、精神が子供のまま止まった男を連れていかなきゃいけないのか?
「……ほら、到着です。行きますよ」
「ああ」
私がしっかりしなきゃ、と暗示のように自分に言い聞かせて、木虎は幼稚園に足を踏み入れた。
◇◆◇◆
「みんなー! こんにちはー!」
営業スマイル全開の木虎の挨拶に、無垢で純真な幼稚園の子供達は元気よくこんにちはー!と、返してくれた。
いける、と木虎は内心でガッツポーズ。よりにこやかなお姉さんスマイルを浮かべて、一気に畳み掛ける。
「今日はA級5位、嵐山隊のこの私、木虎藍がみんなにボーダーのお仕事を教えにきました! みんな、ボーダーのお仕事は何か分かるかなー?」
「悪いネイバーをやっつけること!」
「そう! 私達はみんなが住む三門市の平和を守る為に、いつも戦っているの」
いい調子、と木虎は内心でほくそ笑んだ。隣で腕を組んで黙っている龍神は放っておいて、早速、次のステップに移る。
「では、今日はB級隊員のこのお兄さんと一緒に、ボーダーの活動を見ていきたいと思います!」
子供達に見えない角度で隣の馬鹿先輩に肘を突き当てつつ、木虎は紙芝居風になっている『ボーダーのお仕事(根付メディア対策室長の自信作)』を取り出した。視線で「はやくめくってください」と合図すると、龍神はようやく組んでいた腕をほどいて、紙芝居を捲った。
「それじゃあ……」
「ねーねー! 隣のお兄ちゃんは『びーきゅう』ってことは『えーきゅう』の木虎お姉ちゃんより弱いの?」
木虎は凍りついた。
見れば、いかにも悪ガキ……元気そうな男の子が、目をキラキラさせている。せっかく順調に進んでいたというのに、何をしてくれちゃっているのか、このガキは。
「あ、あはは……えーと、あのね」
「少年」
木虎が止める間もなく、龍神は前に出ていた。自分の顔が青くなっていくのを、木虎は自覚した。
なんてことだ。この精神性が子供の塊のような男には、口を開く機会を与えてはならなかったというのに。
「少年、強さとは何だと思う?」
しかも、幼稚園児には難し過ぎるようなことを聞いている。
「強さ? もちろん戦って強い人だよ!」
「なるほど。シンプルでいい答えだ。だがな、少年。強さというのは一種類だけであるとは限らない」
「そうなの?」
「ああ。まだ小さいきみには、よく分からないかもしれない。だが、人には人それぞれの強さがある。その強さは、決して一つの物差しで計れるものではない」
木虎は驚愕した。相変わらず小難しい喋り方をしているが、わりといいことを言っている気がする。後ろで聞いている幼稚園の先生達も、興味深そうに聞き込んでいた。
なんだ、やればできるじゃない、と。木虎の中の龍神の評価が、ほんの少しだけつり上がる。
「強さとはな、他人の評価で決まるものではない。己の心の内に問うものだ。故に、強さの在り方は決して一種類ではない」
龍神の話を聞く悪ガキ……もとい男の子は、うーん、と首を傾げた。
「なんだかお兄さんのお話って難しいね」
「そうだな。確かにきみ達に話すには、俺の言葉は少々真理を突きすぎているのかもしれん。分かった。シンプルで好感の持てるきみの解答のように、俺もなるべく簡潔に事実だけを述べよう」
そう勿体つけて、如月龍神はこの日一番のキメ顔で言った。
「俺は木虎よりも強い」
やっぱコイツバカだ。
木虎の龍神への評価ゲージは、つり上がった分よりも一気に低く、急落した。
「お兄さんA級よりも強いの!?」
「それはもちろん人による。だが、少なくとも木虎よりは強い」
「どうして木虎お姉ちゃんよりも強いのにB級なの!?」
「能ある鷹は爪を隠す。有名な諺だ。覚えておいた方がいい」
「じゃあじゃあ、木虎と戦ってみてよ!」
「少年、男は女には手をあげないものだ」
子供のテンションの乱高下ほど恐ろしいものはない。龍神の余計な一言で、スイッチが入ってしまったのだろう。ぼくが私がと、子供達は好き勝手に騒ぎはじめた。
ガシィ!と木虎は龍神の肩を掴み、怒りの形相で揺さぶる。
「どーしてそういう余計なことを言うんですかっ!?」
「事実だ」
「事実じゃありません!」
それこそ虎のような木虎の剣幕に対しても、龍神はまったく動じなかった。むしろ、飄々とした様子で言葉を返す。
「まあ、待て。落ち着け、木虎。お前が少年少女達にちやほやされたい気持ちも分かる」
「私の気持ちを勝手に理解しないでください」
「だがな、木虎。俺は嘘が吐けん体質なんだ」
「ちゃんと私の言葉を耳に入れて脳味噌で理解してから返してください」
「これからの未来を担う子供達に、嘘を言うわけにはいかん。仕方がないだろう?」
「しかたなくないです。むしろ、あなたの言葉の方が嘘です」
「ほう? この俺に勝てると。そう言いたいのか? お前は」
「証明して差し上げましょうか?」
「とりまるの後ろをくっついていたツン虎が、ずいぶんと大きくなったものだな」
「ツン虎って言うな!」
突如はじまった2人の舌戦は、子供達にとっては先ほどの紙芝居よりもよほどを興味を引くものだったらしく、全員が揃って珍しいものでも見るように木虎と龍神に注目していた。完全に蚊帳の外の幼稚園の先生方も、生暖かい視線でそれを見守っている。
「だから私は如月先輩とは嫌だったんです」
「俺もお前よりは綾辻と一緒の方がマシだったと思っている」
「綾辻さんとの方が? マシ? 言葉は選んで使ってください。何様ですか? あなたは」
「聞きたいか? 俺は――」
「すいません、やっぱりいいです。お願いですからその余計な口を閉じて頂けませんか、如月先輩」
「やれやれ。相変わらず礼節を弁えない後輩だ。先達に敬意を払わないから、後に続く緑川や双葉にも慕われないんだぞ?」
「まるであなたは慕われているかのような言い草ですが?」
「少なくともお前よりはな」
一触即発。
完全にここに来た本来の目的を忘れていた木虎と龍神は、しかし突如鳴り響いた音を聞いて、口を開くのをピタリと止めた。
――――聞き慣れた、サイレン音。
『門(ゲート)発生。門(ゲート)発生。発生座標誘導誤差3.2。区域に近い一般市民は待避してください』
「…………如月先輩」
「ああ、話は後だ」
馬鹿な先輩と言い争っている場合ではない。木虎は子供達の方へ振り返り、その後ろにいる教師達に向けて言った。
「申し訳ありません。『門(ゲート)』が発生したようです。我々も現場に向かいます」
「は、はい!」
そのまま、木虎と龍神は中庭に出る。木虎は、ポケットから細長いスティック状の装置を取り出した。
「トリガー、起動(オン)」
体が軽くなるような、独特な感覚。僅か数秒にも満たない時間で、木虎の身体は『トリオン』で構成された『戦闘体』と呼ばれる姿に"換装"される。
赤を基調とした隊服。胸と肩には星を五つあしらった隊章。そこにあるのは『A級5位』の文字。
「すっげー! かっこいいー!」
「本物の『トリガー』だ!」
「腰に銃持ってるよ!」
「『嵐山隊』のマークかっこいい!」
ボーダー隊員は三門市の子供達の憧れだ。間近で『トリガー』を見て、盛り上がらないわけがない。木虎はクールに整った表情の反面、心中では勝ち誇っていた。
どうだ。見たか馬鹿先輩。やっぱり『A級』の肩書きがある私の方が、子供達には大人気だ、的な。
「――奮い立て、我が手の中の引き金よ」
しかし、聞こえてきた言葉に木虎は耳を疑った。
「――この身にその力纏いて、侵略者を切り裂く剣と成らん」
次の瞬間、龍神の姿も木虎と同じように変化していた。
白を基調として黒のアレンジが入ったコート。右の腰には、また独特のアレンジが施された日本刀。
木虎と同じように龍神も『戦闘体』への換装を終えていた。それはいい。それはいいのだが……
「先輩……?」
「なんだ?」
「今の……なんですか?」
「今のとはどれだ?」
「わっ……我が手の中で……なんちゃらかんちゃら、ならん、ってやつです」
途中で顔を赤らめる木虎。龍神は涼しげな顔で答えた。
「『トリガー』の音声認証コードだ。お前もいつも『トリガー起動(オン)』と言っているだろう?」
龍神はなに食わぬ顔で聞き返したが、木虎は自分の表情が、なんか信じられないものを見た顔になっている自覚があった。というか、ぶっちゃけ、ひいていた。
「い……いつもそのセリフを……?」
「いや、さすがにいつもではない」
「そ、そうですよね。いくら如月先輩でも、さすがにいつもは、」
「何パターンか考えて、それをローテーションで使い回しているな」
「…………」
木虎は絶句した。信じられない。
「は、恥ずかしくないんですか……?」
「何がだ? 荒船さんにはわりと好評だったし、迅さんは一緒に2パターンほど案を出してくれたぞ? これも、陽太郎と考えたものだしな」
「あなたって人は……」
あきれて物も言えない。いや、言わねばなるまい。自分のような人間がきちんと注意しないと、この人の病気は治らないのだ。
「あのですね、如月先輩……」
意を決した木虎は、口を開きかけたが、
「かっこいぃー!」
「びーきゅうのお兄ちゃんの変身めちゃくちゃかっこいい!」
「しかも腰にあるの剣だよ! 剣!」
「おれ、銃より剣が好きー!」
「俺も俺も!」
子供達の大歓声に押し潰された。
「ふっ……少年少女の素直な賛辞は心に痒いな。俺には眩し過ぎる」
「…………」
なんだか、すごく納得いかない。
「ねぇねぇ、お兄ちゃん! 他にも変身パターンないの!?」
「他のフォームとかないの!? 剣以外で!」
「変身ポーズは!? 変身ポーズ!?」
子供達はまさにヒーローでも見るような目で、龍神に飛び付かん勢いだ。
「さすがに……困ったな……」
「はぁ……馬鹿もここまでです。はやく行きますよ」
「変身ポーズは3パターンほどあるが……木虎よ、俺は一体どれを披露すれば」
「はやく行きますよ」
◇◆◇◆
警戒区域。
三門市には日常的に『門(ゲート)』が出現し、そこから『近界民(ネイバー)』が現れる。だが、そんな危険な都市から人がいなくならないのは、その『門(ゲート)』の発生場所を『ボーダー』が誘導しているからだ。
常日頃から『門』が発生し、日常的に戦闘が繰り広げられる警戒区域は、荒れ果てたゴーストタウンと化している。
「……人っ子一人いない街を、異界の敵を狩る為に駆ける、か……ふっ……」
「自分に酔ってないで前を見てください。来ます」
『トリオン』によって構成された木虎と龍神の身体能力は、常人を優に越えている。走りながら、木虎は前方にいる巨大な『トリオン兵』を指差した。
『バムスター』 図体はデカいが、戦闘能力は大したことはない。比較的"弱い"とも言えるトリオン兵だ。
「バムスターか……」
正直言って、木虎は龍神が嫌いである。協力する気などさらさらないし、するまでもない。さっさと自分一人で倒してしまおうと、木虎は腰のホルスターからハンドガン型のトリガーを引き抜いた。
が、それを龍神は、なにか違う方向に解釈したらしい。
「いい心掛けだ。援護は任せる」
「ちょっと!?」
木虎が止める間もなく。龍神は右腕にセットされた『トリガー』を起動した。
「翔べ"天舞"」
目前に現れた『半透明の板』 それを躊躇いもなく踏みつけ、次の瞬間には龍神の身体は宙を舞っていた。
「抜刀――――旋空"弐式"」
風がざわめく。目に見える景色は、普段見ているものとは真逆。空中で逆さになった体勢のまま、龍神は右の腰に差した長刀を左手で抜き、そのまま振り払う。
「――――"地縛"」
確認するまでもない。バムスターは龍神が放った『飛ぶ斬撃』によって細切れに切り裂かれ、倒れ込んだ。
龍神はコートの裾をはためかせながら、民家の屋根に着地。付着した血液(当然なにもついていない)を払うような所作をし、愛刀を鞘に収める。そうして満足気な表情で、道路の真ん中で突っ立っている木虎の元へ飛び降りた。
「ふっ……決まったな。我ながら、技の冴えが怖い」
「………………」
そんな一部始終を見届けた木虎は、ぷるぷると震えていた。
「……如月先輩」
「なんだ?」
「"天舞"ってなんですか?」
「空中を舞う俺の技だ」
「いや、あれ『グラスホッパー』ですよね?」
木虎が機動戦用オプショントリガーの名を出しても、龍神は頑なにかぶりを振る。
「"天舞"だ」
「……じゃあ、いいです。でも、まだ『旋空』は分かります。きちんとした正式名称ですから。"弐式"ってなんですか? "弐式"って?」
「『旋空弐式・地縛(ジシバリ)』 空中からの斬撃で、敵を地面に縫い付ける俺の技の一つだ」
「『グラスホッパー』で飛び上がって『旋空弧月』を使っただけですよね?」
「未熟者にはそう見えるかもしれんな」
木虎は会話を断念した。なんかもう、目の前の男は自分とは別の次元に生きているのだ。そうに違いない。
「本当に……なんなんですか、あなたは?」
「聞きたいか? 俺の名は如月龍神――」
腕を組み、彼は口元を歪めて笑う。
「――龍の如く、月の神をも斬り裂く。太刀川慶を倒し、ボーダー最強になる男だ」
木虎は本当に、本当に心の底から願った。
――嵐山先輩、はやく来てください。
Q. 変身する時「トリガー起動」と言わなくても変身はできるのですか?
A. トリガーホルダーに触れていて、起動の意志を明確に発すれば、無言でも、別の言葉でもOKです。
オリジナルの変身用掛け声とかでも換装できます。
公式Q&Aより。最後の一文グッジョブ。