機動戦士ガンダム ~ジオン残党の追憶~   作:あるふぁべーた

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敵意

遠くに見えるあの機体が"ガンダム"。

俺はあれを倒さなければならない。

ならばどうするか。 

このゲルググとなら······出来そうな予感がした。

 

 

「ガンダムかなんだか知らないが、そこをどいてくれ。どかないならば······撃たせてもらう」

俺は"ガンダム"にケンカを売ったのだ。

旧型のゲルググとガンダムが戦って何になるのか。

「そんな機体でか? 面白いなアンタ。でもそんな事言ってられんのももうすぐで終わりだぜ?」

口調が変わったように聞こえる。

「構わないさ。俺はゲルググでしか闘えないからな!!」

俺はブースターを噴かせ、近くの小惑星群に突入した。

こういうときにテストパイロットの経験が生きる。

小惑星を一つ一つ、丁寧ながらも素早く避けていく。

「ほぅ 手慣れのパイロットってとこかなぁ!」

”ガンダム”が遠距離からビームライフルを撃ち込んでくる。

一撃一撃が恐ろしく重い。一撃でも喰らえば大破確定だろう。

敵にはかなり近付いた。 相手もラチがあかないと思ったのかビームライフルを背中にマウントし、小型のライフルでこちらを狙ってくる。

が、どうも小型のライフルには慣れていないのか、適当に撃っているのか。

そう思った瞬間だった。

「しまった!!?」

敵は俺を撃っていたのではなく、小惑星を撃っていたのだ。

ライフルで粉々になった小惑星は慣性を保ったままこちらへと向かってくる。

スピードも有るため、ショットガンの様に機体を貫こうとする。

「頭脳が大事なのよ頭脳が!」

敵の通信が聞こえる。 あえて聞こえるようにしているらしい。

いやらしいやつだ。

シールドが削られていく。 そして目の前で爆発が起きた。

「やぁりぃ! 終わりだなっ!」

だが、爆発の煙の中に赤い、モノアイの光を"ガンダム"は視認した。

「あの中を潜り抜けたのか!!?」

「あいにくそんなマジックは使えないんでね!」

煙から飛び出た俺はビームナギナタを構える。

ビームナギナタを手首ごと高速回転させることで小惑星の破片をさらに粉々にし、機体にダメージが無いようにした。

「こんな事を思い付く俺よりも頭の良いお前はどんな頭脳をしているんだろうな?」

「くっ······ やかましい!! 死ねよ!!」

敵がビームサーベルを構えて向かってくる。

小惑星群をくぐり抜けていた間にかなり距離は縮まっていた。

"ガンダム"がビームサーベルで斬りかかってくる。

俺もビームナギナタで応戦した。

「ガンダムのビームサーベルをナメるなっ!!」

出力はあちらの方が強い 段々とビームサーベルの赤い光が近づいてくる。

「脳筋がっ」

俺はビームナギナタの片側をパージし、そのナギナタサーベルを"ガンダム"の腹部に突き刺した。

「うがぁぁぁぁぁぁぁ てめぇ覚えてろよぉ!!」

断末魔が聞こえる。だが、その言葉と同時に、オープン回線は切れ、腹部から黒い液体が漏れだした。機体が爆発するかもしれない。俺は後ろに下がろうとした。

すると俺のゲルググの背後からもう一機の機体が前に出た。

"ガンダム"だった。全く気付かなかった自分に驚いた。

あのスピードでブースターを噴かしていたのに全く気付かなかった。

相当の戦場で戦ってきたのだろうか。

「この4号機は貰ってくぜ!」

オレンジの様なカラーリングをしている。

これは···· 肩に5の文字。

"ガンダム5号機"

一体何者なのか全く分からないまま、もう一機のガンダムは先に倒した4号機を引いて、

遠くにあるであろう本拠地に戻っていった。

 

 

 




どうも、作者のあるふぁべーたですm(__)m
戦闘ですねー ほんとなんか訳分からない頭脳戦で申し訳ないです
5号機も出てきましたよー かっこいいですよねー あのガトリング
個人的には6号機のマドロックって名前が好きです()

次回はやっと新規女キャラが!!?
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