リアルでもダメになりたくないなぁ……( ̄▽ ̄;) 【完結済み】   作:先詠む人

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3日に高校の時に所属してたサッカー部の初蹴りに参加してきたんですよ。そしたら筋肉痛でまともにスマホを操作できないような事態に陥っちゃいまして……(苦笑)

遅れました。ホントごめんなさい。


第12話「え?大丈夫か?」「ほっほー……ウチのこと、大切に思ってくれてるん? それはちょっち嬉しいなぁ♪」

夕飯を食う前、リビングで俺「ん?」、雷「何?」、まな板「だからまな板言うなや‼」の3人はリビングでくつろいでいた。

 

最初にそれ(・・)に気づいたのは雷だった。

 

「あれ?龍驤さん透けてない?」

 

俺が雷のその言葉に反応して龍驤の方を見ると肩の方が透けて彼女の後ろの壁が見えていた。

 

「・・・・・おい。大丈夫か?」

 

「ほっほー……ウチのこと、大切に思ってくれてるん? それはちょっち嬉しいなぁ♪」

 

「冗談言ってる場合か!どこからどう見ても大丈夫じゃないだろ!!」

 

「なんかウチな、今日のお昼にやけ食いしてからな、体の調子が変やねん。」

 

そりゃ変だろう。だって透けてんだもん。何らかの悪影響が出ていてもおかしくはないはずだ。てか、影響が出てなかったら逆に怖い。

 

「………(雷にそんな様子は未だに現れてないから雷は大丈夫だと思いたい。だけど二人の間に何か違いが………あった………。)」

 

俺は雷と龍孃、二人の違いについて考えてたらあることに気づいた。

 

「ちょっとこっち来い‼」

 

「え?あ!ちょっ!キミ‼」

 

俺は龍孃の手を掴んで部屋へと駆け出した。

 

「え?え?え?」

 

混乱している雷をほったらかして…………。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「(…………間に合えよ!)龍孃、お前のこと多分ドロップだって今日の昼前に俺言ったよな。」

 

「ああ、せやね。確かに言ってたわ。で、それがどうしたん?」

 

「こっちでドロップしたってことは本来存在しない存在になってるのかもしれない。だから世界がそれに過剰反応してお前を消そうとしてるのかもしんねぇ!」

 

「ちょっ‼今一よーわからんから解るように教えてや‼」

 

「だから、世界を人体とすると今のお前はウイルス扱いされてるってことだよ‼」

 

「誰がウイルスや‼」

 

「扱いだって言ってんだろ‼てか、このままじゃお前消えんぞ‼」

 

「え!?嫌や、ウチ消えたくない‼」

 

「だからそうなんないために今必死に動いてんだろうが‼…………よっしゃ起動した‼」

 

 

 

 

かーんーこーれー始まるよー

 

 

 

「え?吹雪?」

 

「お前もその反応かよ‼」

 

 

 

 

 

「明石‼こっちでドロップした艦をそっちに送ることって出きるのか‼」

 

カチッ「え!?ちょっと提督、ドロップてどういうことですか!?」

 

俺はパソコンが立ち上がってすぐに艦これに速攻でログインして明石を旗艦に変更。そして解決策を求めて尋ねたのだが、帰ってきた答えは質問。しかもその後に帰ってきた答えは俺を絶望させた。

 

カチカチカチカチカチカチ「あー!うるさい!!コエール君のせいで工厰は半壊してまともに稼働できる状態じゃありません‼」

 

「なっ!?」

 

まさかの雷をこちらに送ったコエール君が原因で龍孃が消えるのを阻止する術がないことになるとか思っても見なかった……。

 

「じゃあ!龍孃はどうすればいいんだよ‼」

 

俺が頭を抱えていると龍孃が俺に声を掛けてきた。

 

「キミは頑張ったで。だからウチのためにもう悩まんくて良いから……さ。」

 

俺が龍孃の方を見ると足が最早完全に透けて輪郭もぼんやりとしていた。

 

「クソッ‼(もうどうすることもできないのか!?)」

 

「ちょっとの間だったけどウチは楽しかった。だからキミはあの子を幸せにしてあげてや。」

 

龍孃(彼女)は泣きながら俺にそう言った。

 

だけどその言葉で逆に俺の腹は決まった。

 

「諦めねぇ。あがいてあがいて、足掻ききってやる。もう、ぐだぐだ考えんのは辞めだ‼」

 

俺はほぼ反射的に、というか半ば本能だったのかもしれないけど龍孃の手を掴んでパソコンの画面にくっつけさせた。

 

すると、

 

「え!?ちょっ‼消えたくな」

 

龍孃の体が画面に手をつけたところから0と1のデジタルコードに変換され、画面に吸い込まれていった。

 

「嘘やろ……。消えてしもうた………。」

 

 

「(バン‼)しれぇ!……ってあれ?龍孃さんは?」

 

「雷………龍孃が………画面にさわらしたら消えた………。」

 

「え!?嘘よ‼」

 

「残念ながらマジだ……」

 

龍孃は……………消えた………。

 

「そんなぁ…。」

 

そのせいで俺の部屋は一気にお通夜ムードになった…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が、

 

「なーんか、気ぃ失っとる間にウチが死んだことになっとるやないか‼」

 

声が聞こえた。消えたはずの龍孃の声が。

 

 

「「へっ!?」」

 

 

俺と雷はその声のもとを探してキョロキョロしていると

 

 

「どこ見とん。こっちやこっち。」

 

「(こっちってどっ)……………あぁ~‼」

 

「司令どうした………わぁ~。」

 

俺は声の聞こえる方を見つけてそちらを見れば、パソコンの画面にサンバイザーを付けてない龍孃が無い胸「誰の何がないや‼」……無い胸を反らしてドヤ顔で映っていた。「うん、もう訂正させるの諦めたわ…………。」そうそうこのネタでいじられ続けるのは確定だからもう諦めとけ。

 

「お化けともちゃうで、後行こうと思えば一日一回世界を越えれるみたいだから落ち着いたらまた行くな~。今度は蕎麦食べさせてや‼」

 

龍孃は画面の向こうで腰に手を当て、こちらに指を指しながらそう言った。

 

「ハハハ、何だよホントに……。」ポフッ

 

「良かった~。」ストン

 

 

龍孃が無事だったことへの安堵のあまりログアウト処理をした俺は腰が抜けてベッドに座り込み、雷は床に女の子座りしていた。

 

 

「ハァー、今日は疲れ(ムニュ)……ムニュ………?」

 

今日は朝から色んなことがあった。そんなことを考えつつ俺が上半身をベッドに倒れ込ませるとそこには柔らかい感触があった。

 

勿論ベッドのスプリングの感触とも違う。

 

 

これはどちらかと言うと人を踏んだときの柔らかさ(・・・・・・・・・・・・)だ。

 

慌てて俺がベッドに掛かっていた掛け布団を剥ぐとそこには……

 

 

気持ち良さそうに眠る黒パーカー(・・・・・)の雷ぐらいの大きさの女の子がいた………。

 

「嘘だろ…………。」

 

「これってレ級……?」

 

俺と雷の声が静まり返った俺の部屋にただ響いていた。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

LIME 新着メッセージ 1件

 

JIO

 

なぁ、お前んちって確か高校の近くって言ってなかったっけ?

もし、レ級がマジでお前んちの近くにいたんなら危ないんじゃないか?あれヤバイし。

 

18時53分




学校始まったらかなり忙しくなってまともにTOEICの勉強すらできんとか笑えねぇ………。

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