リアルでもダメになりたくないなぁ……( ̄▽ ̄;) 【完結済み】 作:先詠む人
免許が全然取れなくて、学校が始まったので書く時間も取れませんでした。
未だに卒検を合格できてません。というか、昨日また落ちました。暴走自転車のせいで検定員補助が入って中止ですorz。
今回は今まで不遇だったあの子が活躍しちゃったりしますwwwwww。
響が隼人の部屋でハイライトの消えた目で待機しているのと同時刻に、暁に勝利を刻む鎮守府の以前雷が
「なぁ。これを少し違うけど、コエール君だってお前は言うんだよな?」
眼帯を付けた紫色の髪をした少女がいびつな形をした機械を指差しながらピンク色の髪をしてスパナを持っている少女にそうたずねた。
「はい。これは自分が最初に試作機として作ったコエール君のプロトタイプです。でも、確かこれって雷さんを送ったコエール君を作るよりもかなり前に廃棄処分したはずなんですが…。」
ピンク色の髪の少女は首をかしげながらそう言った所で黒髪のこの中で一番背が低い少女が
「処分したはずのもんがなんでここにあるかはとりあえずおいておいて。これがコエール君で響がこれを使ったとしたら司令官が危ないんとちゃうか?確か厳重保管されてた
特徴的な喋り方でピンク色の髪の少女。明石にそうたずねた。
「そうだ!そう言えば何で俺がここに来なくちゃいけないのかまだちゃんと説明されてないんだが、どういうことだ龍驤!?」
黒髪の少女の質問に明石が応える前に、紫色の髪をした眼帯を付けた少女は黒髪の小さい少女。龍驤に荒い口調で尋ねた。
「それは、天龍。お前の幼稚園の管理が「誰が幼稚園だ!!」…管理がきちんと行き届いてないからこんなことになっとるんじゃない「無視すんなよ!」……電のことを思い出してみぃ。信頼していた姉にあんなことされたから心に傷を負って、まともに会話もできんくなっとるで。」
紫色の髪を持つ少女。天龍は自分がここに呼ばれた理由に不満がたくさんあったようだが、龍驤の論理がきちっとした正論で何も言えなくなった。
事実、ヤンデレ化した響のせいで同室の電は心に傷を負って鎮静剤なしではいつ発狂して暴れ出すのかわからない状態に陥っている。その上、件の
「その通りです龍驤さん。それにしても
明石は悔しそうな顔でうなだれながら嘆くと、龍驤が必死に背伸びして明石の頭を軽くたたいてこう言った。
「過ぎたことを悔いても先には進めん。今は司令官のことが第一や!ちょっちウチは心配だから
そう言うと、龍驤はコエール君のプロトタイプの前に手を突き出した。するとその手の先に渦が巻き、それが形を変えて門となった。
「ほな、行ってくるなー。」
そう言い残して門に入ろうとした龍驤に対して明石はふと、近くにあったあるものを手に取って
「あ、龍驤さんこれを!!」
山なりの弧を描くように投げつけた。
それを格好つけたかったのか、バックキャッチにドヤ顔で受け止めた龍驤はそのまま門へと入って行った。
龍驤が消えて数秒後、
「なぁ、明石。あれって……?」
龍驤を見送った後、明石がここに持ち込んでいた荷物がテーブルの上にまだ残っているのに気付いた天龍は何かをやり遂げたような顔をしている明石に問いかけた。
「なんですか天龍さん。あれは私が開発した新型の艤装をコントロールするためのコントローラーですよ?それがどうかしました?」
「いや、それは前に聞いたことがあるから知ってるんだけど。それってこっちの方じゃね?」
天龍が指差した先にはテーブルの上にあるタブレットのようなものだった。(因みに明石が投げたのはその横に置いてあったもの。形は似ているが、本質は全く違う)
「……‥ァ!」
明石の顔がそれまでのドヤ顔から焦りのものへと変わった。
ところと時間が変わって現在。隼人の部屋。
「ごろにゃ~ん♪」
響から変化したそのネコミミしっぽ付きのその何かは薬で未だに目を覚まさない隼人の胸に顔をこすりつけてスーハーしたり服の中に顔を突っ込んで直接こすりつけたり少しだけザラザラへと変化した舌で隼人の顔をなめたりしていた。もちろん、ご機嫌なためかしっぽは楽しそうにゆらゆら揺れているが時折ピンっと立っている。ネコミミも同様にピクピクし続けている。
「そろそろ、司令官の初めてをおいしくいただいて私の初めてを貰ってもらうよ。」
隼人が普通の状態ならこれまでのことすべてにおいて抵抗しただろうが、あいにくと薬で眠らされているためにそれは叶わない。その結果、それの思惑は完全に叶うと口の端を愉悦にゆがめた………………その時だった。
「こらあかーん!」
隼人の机の上に置いてあったパソコンの画面の前に0と1で構成された渦が渦巻き始めたと同時に、少女特有の高めの声が部屋中に響き渡った。
「!?」
急に響き渡った声に心当たりがあった少女はしっぽを山のようにして
「フシャー!!」
本当の猫のようにパソコンの画面に向けて威嚇した。
0と1のコードで展開された渦はやがて門へと変わり、
「よっこいせーっと。ふぅ。」
門から出て来た龍驤はまず最初に成長し、ネコミミしっぽという限りなくマニア受けしそうな格好の響を見て
「うぅうぅぅぅぅぅぅっぅうぅぅっぅうぅうぅぅぅぅぅぅ!!!」
そのある一定部位の大きさを二度見してから血涙を流した。
「駆逐艦のくせにぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!ウチより胸が大きくなるとか許せないんじゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
そう言うと、龍驤は先ほど明石から受け取ったものを自分の前に突き出してそれを操作しようとした……が…………
「何でまな板やねん!!!!!!」
「にゃっはっはっはっはっはー♪」
明石が投げ渡したのはタブレットではなくまな板。深海棲艦に対抗できるネタ武器としてかつて妖精さんがノリで作った調理器具シリーズその5である。因みにこのシリーズは一応その15まであり、鳳翔さんが「切れ味、耐久性が市販のものよりもかなりいい」とか言って重宝しているそうだとか………。
そして、明石はまな板のメンテナンスを前日に鳳翔さんからお願いされ、それを白い包みに包んで届けに行く際に龍驤に呼び止められたので持ちっぱなしだったのである。
龍驤と天龍、この二人と一緒にコエール君のプロトタイプを見ている際に邪魔だと思い、近くのテーブルの上に腰からぶら下げていた艤装のコントロール用のタブレットを並べて置いたのが間違えるという事態の引き金になった。
要はこの事態。並べて置いたまな板とタブレットを重さなどの違いに対して何の疑問を持たずに投げた明石と、カッコつけてノールックキャッチをした上に確認しなかった龍驤のヒューマンエラーが重なった結果だった。
「えぇい!!とにかく、艦載機が使えないし、肝心の武器がこれしかないんならこれでやるしかない!!」
自分にはないものを揺らしながら笑う響にそう言って、龍驤は一気に未だに隼人のマウントを取り、ズボンを引き下ろそうとしている響の元へ一瞬で近づき、まな板でその頭を殴り飛ばした。
「…ん?」
漸く意識が戻ったと思ったら体が異常に重い。しかもなんだろうか、響しかこの部屋にはいないはずなのに視界に入ったのはまな板を持った龍驤に・・・・・・・・お前誰?俺の知り合いに猫みたいな耳生やした奴なんざいねぇよ。
そう思った瞬間、ネコミミを生やしたそいつは俺の視界から吹っ飛び、代わりにまな板が俺の上に
そう思う俺の気持ちを考えてか、龍驤は俺の顔の方に来ると
「ほら、これのみぃ。」
そう言って、俺の口元に何かが入ったコップを差し出してきた。だが、今の俺は体を全く動かせないので飲めない。
暫く、そのまま無言の時間が続くのかと思ったが
「あーもうじれったい!!」
そう言って龍驤は一旦コップの中身を口に入れたかと思うとすぐに俺の顔に自分の顔を……っておいぃぃぃぃーーーー!!!!
岡本隼人、19歳。
これまで散々からかってきた奴に口移しで飲み物飲まされた後になぜかそのままの勢いでディープキスされました。まる。
感想、評価を貰えると作者は狂喜乱舞します。(学校が忙しすぎて感想返しに時間がかかるときもありますがきちんと返しますので。)