リアルでもダメになりたくないなぁ……( ̄▽ ̄;) 【完結済み】 作:先詠む人
はい、どうも先詠む人です。
前回の更新で今作品「リアルでもダメになりたくないなぁ…」は無事最終回を迎えることができまして、誠にありがとうございました。
そこで今回は先詠む人がこの作品の執筆に至った経緯や一部キャラクターの細かい設定などを書いていきたいと思います。(こう打っている最中も別画面で暁が鎮守府近海で潜水艦に爆雷投げていますが…ボスマスのBGMって華の二水戦の
そんなのに興味ないよって方は今回をご覧になられなくても別に物語に深くかかわることも書かない予定なので読まれなくても結構です。
それではまず最初にこちら
「岡本隼人の設定に至るまで」
今作品の主人公、岡本隼人は正確に関しては自分がひとりっ子なのでもし妹が居たらこうなるかな?と言う人物像にシスコンを加えて過激にしたものになります。
名前の由来は名字の”岡本”は、ちょっと自分のミスでどこから仕入れたのか忘れたのですが雷関連の艦に乗っていた艦長のものをお借りしました。
名前の”隼人”に関しては薩摩隼人と言う言葉を聞いて響きがいいなと思ったのと、ハヤブサのように妹の危機に駆け付けれたらと思って”隼人”と言う名前にしました。
容姿は、よくある小説とかだと主人公イケメンだったりすることがありますが、自分はこの「現代来ちゃいました」シリーズの主人公は自分たち。要は等身大の自分と考えた方がいいんじゃないかと思ったのであえて普通の容姿にしています。まぁ、実際の先詠む人は並みだと良いなレベルなのでお察しください。
「雷香と玲奈」
なんで雷香と玲奈の2人が生まれたのかというと、単純にそのころ読んでいたFGOの二次創作の影響をもろに受けたからです。
物語の途中にも何度か登場していますが、ディライトワークスが運営している”Fate/Grand Order”というアプリを先詠む人もやっています。
そのなかの第1章で出てくる敵キャラクターの一人、龍の魔女ジャンヌダルク・オルタ。
要は偉人として知られているジャンヌダルクが自分を見殺しにしたフランスに復讐する龍の魔女として蘇った…………という設定で狂った元帥が聖杯の力で作った贋作です。
連載開始当初に読んでいた作品の中で現在は作者さんの都合で更新を停止していますがジャンヌダルクとジャンヌオルタが一緒に喫茶店で働きながら人理修復をするという作品がありました。
その中で楽しそうにしている二人を夢想していると何故か雷と黒いパーカーを着たレ級が一緒にゲームをしている絵が頭の中で浮かんできまして、「あ、そうだ。レ級もだそう。」となりました。
そこでただレ級を出すだけじゃあ何も面白みがないなって考えたところで「雷とレ級って似てるよな…」と悪魔のささやきがあったことも手伝って一人目の雷=玲奈が生まれました。名前に関してはれから始まるかわいい名前を考えたときに”れな”と頭に浮かんだので打ち込んで変換してイメージに合う漢字を選んだだけです。
玲奈の性格に関しては、これも当時アニメの放送終了後そんなに経っていなかった「Fate/kalade liner プリズマイリヤ」の影響を受けています。(確かSAOの2期とほぼ同時期にやっていたはずだから間違いではないはず。)
以前感想欄にて答えたと思いますが、玲奈の性格は「プリズマイリヤ」のtweiから出てくるクロと言うキャラクターがいるんですけれどもその性格をベースに中の人つながりで猫座の女とかみこーんとかいろいろと混ざった結果があれです。
雷香が生まれた理由は言うまでもなくです。そもそも”現代来ちゃいました”タグのシリーズは艦娘がこちらに来ることから始まるシリーズですから。
雷香の性格はちょっと前に見た艦これの公式の方の漫画をもとに考えました。多分ベースになったのは「水雷船隊クロニクル」の雷だと思います。そこから他の二次小説の影響をモロに受けて変わっていったのは自覚していますが……
「隼人の戦争嫌い」
これに関しては先詠む人の主観が完全に絡んでいます。
何度か感想欄にて答えたり後書きにも書いたかと思われますが、先詠む人の出身地は広島市です。
広島市は8月6日に原子爆弾が世界で初めて落とされた関係でその記憶を風化しないように様々なことを行っています。
全国に一部生中継される平和式典や平和記念公園もそれらの”様々”に含まれますが、先詠む人の中で一番記憶に残っているのは幼稚園の頃に遠足で平和記念資料館に行った際に見た蝋人形です。
未だにそこでできてしまったトラウマは抜けていません。今書いた瞬間も一瞬フラッシュバックしたので慌ててFGOのサントラ聞き始めました。色彩はいい曲。
その次に残っているのは小学校に被爆された方が自分が小学生の頃はお話をしに来てくれていたんですよ。今はどうなのかは知らないですが。そして残っていることはそのことです。
お話をしに来てくださった際にその方が書いた被爆直後の広島の絵を持ってきてくれたことがあったりして、幼かったからか感受性の強かった当時の自分はその様子を夢想して恐怖を覚えました。
その結果「戦争は怖いもの」というイメージが完全にしみついてしまい、「お前よくそんななのに戦争が絡む艦これ二次を書けるな」とか言われるかもしれませんが俺自身、戦争嫌いになりました。
そんな作者が描く作品の主人公が戦争大好きになるわけがないじゃないですか。だから海戦シーンは全体を通してあまりないんです。
「隼人の友人たち」
作中に出てくる隼人の友人たちは全員先詠む人が高校当時サッカー部と兼部していたパソコンを使う部活(特徴的な名前なので出身校を特定されるのを防ぐためにあえて名前を出しません)の同級生と後輩に許可をもらって出しています。
友人たちのLIMEの名前は作者も入っているその部活のグループラインでの名前を弄った状態のものを出し、本名はそのいじった名前をもとに考えました。
ちなみに友人たちのもとに来た子たちはJIO以外全員実際の艦これでの嫁艦です。
ただ、電が嫁だと言っていた半のもとになった後輩は電の改二が来ないので実質引退状態になっているそうで、もしかしたら今頃全員提督を引退しているかもしれません。
JIOのもとになったのはその部の中で一番仲が良かった奴で、瑞鳳が来た理由としてはただ単に「こいつに瑞鳳当てたらどうなるのだろうか…」と考えたからです。(モデルになった彼は当時も今も艦これはしていません)
結果、大学卒業後結婚子持ちの勝ち組になりました。
「空白の5年間」
・隼人
作中にも出てきたように二人がいなくなった穴を埋めるかのように勉強し続け、公務員試験に合格。北摂にある豊中市の市役所で働き始める。
自分だけ周りと違って居なくなってしまったため一時期周囲と完全に一線を引いてしまったが、半の所の電が慰めに何度も家に来たことでどうにか周りのメンツと交流を再開した。
・多井堅二
瑞鳳が一度消えかけたが、辛うじて消えずに済んだ。
ただ、そのころから「酸っぱいものが最近欲しいんだよね~」と言うことが多くなったので試しに妊娠検査薬で検査させてみたら陽性。
慌てて病院に行って診断してもらったところ妊娠初期だった。
大学卒業前に子持ちに。
一人目は娘で名前は蘭ちゃん。
結婚式の日に仕込んだ二人目は男の子で名前は九汰
名前の由来はモデルの名前を一部反転させ、いじり、下の名前に関しては観察処分者が主人公の作品の作者さんからお名前をお借りしました。
他のメンバーはそれなりに大学や高校で過ごし、嫁艦がこっちに来た残りの二人は兄として、夫として今も仲良くしています。
それではここまでグダグダ気味に裏話とか話してきましたが、この作品がここまでこれたのは読者の皆様からの温かい感想などのお陰なのは疑いようのない事実です。
頻繁に感想を送ってくださり、現在IFルートがコラボ中の「鳴神ソラ」さん。
こちらもほぼ毎話感想を送ってくださった「ラムネのお兄さん」さん。
同じ広島人として広島の話を書いたときに共感ができる感想を書いてくださった「干将・莫邪」さん。
途中でお気に入り登録を外されてしまいましたが、途中まではこの作品をしっかり読んでくださっていた「九尾」さん。
他にも閣下とか多くの方が感想を送ってくださり、励みになりました。
それでは最後の3人が話した作中世界での艦これの戦いについての会話でこの作品を完全に〆させていただきます。
「そう言えば、戦いってどうなったんだ?」
2人と感動の再開を果たしてからしばらく。
色々とあったがそれをどうにか落ち着かせ、土曜日だったこともあって俺がお昼を作っている途中でふとそのことに気付いた俺はソファで俺が作るお昼を待つ二人に尋ねた。
「えっと……」
すると雷香は顔をそらし、
「………ちょっと……ね。」
玲奈はそんな雷香の方を見ながら必死に赤い顔を隠そうとしながらそう言った。
「?」
2人のそんな様子を見て俺が首をかしげているとポケットに入れているスマホが振動した。
画面を確認する。知らないアドレスからメールが届いていた。
ウィルスチェックをしてから中を開く。すると中には大淀さんからの報告書が添付ファイルとして送付されていた。
添付されているファイルを展開しながら鍋で湯がいていたスパゲッティを揚げ、湯切りをし、フライパンに入れて具材とともに軽く炒め、声をかける。
さぁ、今日のお昼はナポリタンだ。
お昼を食べ終わってからソファで幸せそうな寝顔を魅せながら眠ってしまった二人を見ながら展開されたファイルを読んで行く。
どうやら雷香は鎮守府へ、そして玲奈は最初にこちらに来た時まで所属していた深海棲艦の基地に飛ばされたらしい。
そしてそれから雷香は雷香で必死に戦い、玲奈は玲奈で人間を滅ぼそうとしていない穏健派の深海棲艦たちと合流して行動を共にし、最終的に深海棲艦の勢力は内側と外側からの二重の攻撃を受けて崩壊したそうだ。
崩壊後、深海棲艦の穏健派、まぁ要は元艦娘で改造された記憶を思い出した深海棲艦たちが主となって構成された派閥は社会に紛れ込んだりして暮らしているそうだ。
今の鎮守府の役割は壊滅してもなおいまだに人間を襲おうとする過激派とでもいうべき深海棲艦たちを討滅することが仕事になっているそうだ。
そして穏健派と鎮守府の勢力が合流するのに二人は一役買っていたらしい。俺はそこまで読んだところでソファの上で幸せそうに眠っている二人の方を見た。そして
「よく頑張ったな」
そう言いながら両手で二人の頭をなでる。
以前と比べて健康的に発達したとはいえ、頭をなでたときの2人の反応はあの時撫でたものと全く変わらず。
そんな二人の様子を見て微笑みんでいる俺を含めて、春の日差しは優しく、俺たち3人を照らしていた……
これにて、完全に完結となります。
連載を開始してからかれこれ1年と約半年。
この作品を読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
これからも先詠む人をよろしくお願いします。