East✕Flghter Spirit~コラボ作品~ 作:ユウタ~創造神~
原作:東方project
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主「コラボだってよ!ういいいいい!!」
ADVANCE「俺...キャラ崩壊してない?」
主「大丈夫だ、問題ない」
今回はコラボということで頑張ってみました。
一部いらない描写あり
俺の名前はAdvance
Jenka・Advanceだ
俺は今とある国のとある町で極秘任務を行っている。
トランシーバーからノイズのかかった低い声が聞こえる。
「では、よろしくお願いします」
トランシーバーから聞こえる声はそういった後建物の入り口から出てきた。
見た目は四十代くらいの小太りの男、間違いないやつだ。
「きたな」
俺は車から降りてその男の前まで行く。
そして男の前に立つ。
「な、なんだ君は」
「知る必要がない」
「なんだと?」
俺は服のポケットから一個の丸い物体を取り出した。
「そ、それは...」
俺は不敵に笑う、そして次の瞬間大きな爆発音とともに周りにいた人々が一斉に声を上げた。
「「ハッピーバースディ!!社長!!」」
男はきょとんとしている。
この状況を理解できていないようだ。
「ハッピーバースデイですよ社長」
俺は笑いながら男にこの状況を説明した。
「な、なんだびっくりした...寿命がちじまったよもお」
「ははっ申し訳ありもせん、社員の皆様からのご依頼で『暗殺者がいきなりもの前に現れた』って感じのどっきりをしてほしいといわれたもので」
周りの社員たちは盛大な拍手をしながら笑っていた
「そんなどっきり、心臓に悪いよぉ」
「だって社長暗殺物の映画とか好きじゃないですか」
「映画が好きなだけでほんとに暗殺されたらたまったもんじゃないよ!」
そんな社員と社長のやりとりを見て周りの社員たちも腹を抱えて笑う。
「ではアドバンスさん、例のものを」
社員の一人が俺の耳元で呟く。
「了解」
俺は手に握っていた丸い物体の出っ張っているところを押した。
直後足元が大きく揺れ俺の後ろの広場が横に開く、と、同時に中から大きな石像が姿を現した。
「な、なんだね今度は!」
社長はまたしても動揺している。
「誕生日プレゼントですよ!」
一人の社員が答える
「こんなのもらったって邪魔くさいだけだわ!」
広場は一層盛り上がり誕生日会がスタートした。
「ふっ、にぎやかなもんだなぁ」
俺が一人黄昏いると
「今回の企画大成功でしたね」
そういいながら一人の女がワインを片手に話しかけてきた、今回の企画の首謀者だ。
「そうですか?社長はすごいいやそうにしてますけど」
「あの人なりの照れ隠しなんですよ」
「そうなんですか」
俺は握っていたワインを一気に飲み干す。
「では、俺はこれで」
「もう行ってしまわれるのですか?」
「えぇ、ではまた」
「あ、まって」
そう言って女が後ろを振り返り鞄をあさりだした。
と、同時に俺は『力』を使いその場を後にしたのだった。
「ふう」
俺は少し疲れため息をついた。
「はぁ、何でも屋ってのも楽じゃねーな」
俺は愚痴を言いながら家に入る、俺はふとドアの下を見た、するとそこには手紙が挟まっていた。
「なんだ?」
俺はその手紙を手に取り、封を開け中にを見た。
初めましてAdvance様
あなたはいま『何でも屋』という、職業をやっておられるようですね
なのでこの手紙に依頼を書かせていただきます
幻想郷というとある次元の無縁塚という所でシャドーエッジ・スカーレットという、極悪妖怪が暴れまわっているらしいのです
どうか退治してはいただけないでしょうか?
「なんだ、また依頼か、しかも今度は妖怪退治だとぉ?」
俺は手紙を閉じた。
「仕方ない、やるか」
俺はしぶしぶ依頼を受けることにした。
「ここが幻想郷の無縁塚か...俺の知っている幻想郷とは少し違うな」
「とりあえずそのシャドーってやつを探すか」
俺はここいら一番近い人里に向かた。
「ここが人里か」
とりあえず情報を集めるか。
「ここいらにシャドーっていう妖怪がいるらしいのだが君たちしらないか?」
と、甘味処の店員に聞く。
「あぁ知ってるよ、さっきまでここらに居たしね」
「本当か?何か悪さでもしなかったか?」
「いや、何か考え事をしながらどっかにふらっと行っちまったねぇ」
「ふむ。そうか、わかったありがとう」
何か悪さでも考えてんのか?
「......ん?」
なんだこの感じ、なにかとてつもない力を感じる...
「あっちか」
俺は力の感じる方に足を運んだのだった。
辺りには彼岸花が咲き乱れ、墓が無限にある場所へとたどり着いた。
「ここら辺で感じたんだが」
うーむ、妖怪すら見当たらな.....あれ?
「なんだあいつ」
赤黒い髪をして肩には2m以上はある大きな刀を背負った黒く長いパーカーを着ている女が歩いている。
「あやしい」
明らかにあやしいだろあれ、絶対何人か殺ってるって
「あいつがシャドー...なのか?」
とりあえず声でもかけてみるか。
「すいません」
俺は恐る恐る声をかけた。
「ん、なんだ?」
「どうも、いきなり声をかけてすいませんね」
「いや構わん、それより何の用だ?」
「少し人探しを...シャドーという人物を知りませんかね?」
「シャドーは俺だ、俺に何か用か」
まじか、結構かわいい顔してんのに...この子がシャドー?もっとかわいらしい名前があったろう...
「これは失礼、貴女がシャドーさんでしたか、少しよろしいですか?」
「構わんが、なんだ?」
「実は私、『何でも屋』という職業をやってまして...」
シャドーはふむ...といった感じで少し興味を持った様子だった。
「それで今回依頼を受けたのですが...その依頼というのが貴女の退治依頼なんですよ」
「そうか、それでお前はどうするんだ?俺を退治して世界に一時の安寧をもたらすのか?」
「いえいえ、別に俺はそんな大層な野望はありませんよ」
俺は小さく笑う。
「俺は『何でも屋』、ただ依頼をこなす、それだけです」
「ふむ、まぁいい。ターゲットが目の前にいるんだ、さっさと仕留めたらどうだ?」
「しかし、依頼は時に俺の意思で変更することだってある、貴女が危険な妖怪と聞いてきたんだが、どうやらそこまで危険でもなさそうだな」
そう言いながら俺は笑みを浮かべた。
「公私混同はよろしくないが...まぁいいさ」
「ははっ、まー無駄な争いは好きではない、だが一つ質問をしてもいいか?」
「構わんぞ」
「貴女はいったい何者なんだ?」
さっきから感じるこの妖力...そんじょそこらの妖怪とは明らかにレベルが違う。
只者ではない、ただそれだけわかる。
「俺は妖王であり世界最強の妖怪、シャドーエッジ・スカーレットだ」
「へぇ」
妖王...つまり妖怪の王様ってわけか、シャドーエッジ・スカーレット...
「一応先に名乗ったが、お前も名前を言え」
「おっとこれは失礼、俺の名はAdvance、Jenka・Advanceだ」
「ふむ、アドバンスか」
「とりあえず俺は帰ろうと思うのだが...お前はどうするんだ?」
「うーん、せっかく幻想郷まで来たしなぁ、少し観光してくよ」
そこでシャドーと別れた。
「ふう」
疲れた、おそらくあいつのせいだろう。
「あれだけの力を持つ妖怪...妖王だったか」
よくあれだけの力に世界が耐えられるな...
いや、あいつの存在もまた『理』か。
「なんか腹減ったな」
しゃっちょさんの誕生日会の依頼からここまで何も食ってなかった。
「どっかでなんか食うか」
俺はここいらで食事ができるところを探しそこで食事をすることにしたのだった。
「このうなぎ丼うめーな」
俺は最初に見つけた村とは違う村をあの墓場のあった場所から少し歩いたとこで見つけそこでうなぎ屋を見つけたのでとりあえず食事をしていた。
「そうでしょう?うちのうなぎ丼はそんじょそこらのうなぎ丼とは一味違うんだよ」
店員の男が俺の一言に反応した。
「味付けに何か工夫でも?」
「そりゃダンナ、企業秘密だよ」
男は得意げな表情で話す。
「そうかい」
俺は少し落ち込んだように返答した。
「ごちそうさん」
「お粗末様」
俺は代金を払いうなぎ屋を後にし村を少し探検することにした。
村はどこの建物も木の壁に藁の屋根といった作りになっている、かなり昔の建物なのに売っている物はかなり現代じみた物などがある。
「不思議なところだなぁ」
なんど幻想郷に来てもこの光景は慣れない。
「さて、少し森の方も探索するか」
森は木々が生い茂り日がほんの少しあたるだけで奥の方はかなり暗くなっている。
「...」
正直暗いところは苦手だ...と、言うより普段から幽霊やら妖怪やら見えているくせに俺は未だに怖い。
「なにもでませんように...」
俺はそうつぶやきながら森の中に入っていった。
森の中にはいいてどれぐらいたったのだろう、あたりはすっかり暗くなり周りで獣やフクロウといった生き物の鳴き声が聞こえ森が一層不気味になる。
「うぅ」
なんでこんなとこに入ったんだろうという少しの後悔をしながら森を歩いていると、
「きゃあ!」
「!!??」
空気を裂くような高い女性の声が森に響き渡り、それと同時に俺の心臓が止まり掛けた。
「な、叫び声!?」
俺は一瞬動揺したがすぐに落ち着き叫び声の聞こえた方向を探す。
「あっちか」
俺はすぐに声のする方へと向かう。
そして一本の大きな木を抜けたとこで異様な光景が目に入る。
「なんだこれ...」
そこには一人の女性が横たわっておりその周りにはものすごい量の血が飛び散っていた、その血を手ですくい飲む黒い羽の生えた生き物がしゃがんでいた。
「なんだ、あいつ」
俺はその生き物に恐る恐る近づき顔を見ようとした。
生き物は血を飲みながら何かつぶやいており赤色の目に赤黒い髪、口には鋭い牙らしに物が生えている。
「おまえ...」
そう言いかけた次も瞬間生き物は俺の存在に気づき羽を広げ後ろの方に移動しそのまま逃げるのかと思いきや口をあけながら高速で襲い掛かってきた。
「あぁ!?」
俺はそんな奇声を上げながら横に回避した、と同時に掌でエネルギーの塊を作りだし放つ。
しかしかわされた。
生き物はその勢いで空へと消えていった...
「あいつ...」
あの髪の色に目、そして牙...昼間のシャドーとかいうやつに似ている。
「まさか...」
あの手紙に書いてあったことは本当だったのか?
なら...
「退治...もといあの依頼を達成しなきゃいけないのか」
妖怪が人を襲う...それもまた『理』。
しかし俺は『何でも屋』、あいつが危険だと分かっていて見過ごすわけにはいかない。
俺は明日、もう一度あいつに会うことにした。
俺は昨日うなぎを食べた村の中にある宿屋で泊まりシャドーを探すことにした。
「あれだけの大物を倒すとなると...」
普通にやったら勝ち目はない、なんせ俺は戦闘が苦手だ。
「神器...使うか?」
そんなことを考えながら歩いていると昨日最初に降り立った村に着いた。
「ここ、こんなに近いとこにあったのか...ん?あれは...」
俺はその村の宿屋の前でシャドーを見つける。
「あいつあんなとこに...」
俺はゆっくりとシャドーに近づく。
「おい」
俺は少々威嚇するような口調になってしまった。
シャドーは即座に刀を抜き俺の後ろに回り、刀を首に突き付ける。
「なんだ俺に何か用か、俺は今とても不機嫌なんだ」
「ちょいと質問したいんだがいいか?」
「なんだ、早く言え」
「昨日『食事』はしたか?」
「なぜ貴様に言わなければならん、それにもし食ったとして貴様は何をする」
「質問に答えてくれ、どうなんだ?」
「あぁ、食った...かもな」
「...そうか...わかった」
俺は全身に力を溜める。
シャドーは動じずにそのままの状態でいる。
「無限の力を秘めた宇宙の宝剣よ、
今一度我の前に姿を現しその『力』を貸し給え」
俺は詠唱を唱える。
「はぁ?なんだてめぇ狂ったか?」
詠唱を唱え終わると空から光速で何かが飛んでくる。
そしてシャドーの頭上に落ちる、と、同時にものすごい爆風が巻き起こった。
俺は即座に前に逃げ、前転する。
「やった...か?」
煙が消えるとそこには刀で剣を防いだ姿が見える
「てめぇいきなりあぶねぇじゃねぇか、殺すぞ」
「ですよねー」
「ちっ」
俺は手を広げる、すると先ほどの剣が飛んできて俺の前で静止する。
シャドーは刀を鞘に納め鞘を手に取り居合い切りを放つ。
「明らかにやばそう...」
俺は空中の剣を横にし、構える。
シャドーは鞘を背中に戻し刀を構え高速で何回も斬りつける。
「うわっぶね!」
俺は後ろに後退する、斬撃は剣がすべて受け止めている。
俺は後退しながら剣を操り反撃する。
ほとんど刀で防御し最後の一つだけを受けた。
「やったか!?」
しかしシャドーは少し飛ばされただけでこれといった外傷がない。
「なに!?」
ガードされた?いやいや、この剣はガード不能だぞ...
「まさか...」
そんなことを考えていると、
「はぁ...そろそろ飽きた。本気で行く」
そう言うと固有結界が展開され俺をを無理やり引き込む。
「な!?」
俺は動揺し気づいたら結界の中にいた。
「ここがお前の戦闘部屋か?」
俺は問いかける。
「そうだ、あっちで本気を出したら壊れてしまうからな、ここじゃないと本気が出せん」
するとシャドーから赤黒い妖力が溢れ出て視認出来るようになっていた
「さて...終わらせよう」
刀に妖力を吸わせて切りかかる。
「んなろ」
俺も負けずと力を溜める。
しかし剣は気まぐれゆえにあまり思うようにはいかない。
「今回はちゃんとしてくれよ...」
そう、剣に問いかけるが反応はない。
シャドーは斜め下から切りかかり俺はそれを剣で受け止める。
そして辺り一面に青い魔法陣を展開し魔方陣から青色の炎が無数に放たれる。
ファイタースピリット?いやちがう、これは...ただの魔法か
「その程度で...!」
俺は自分の足元に光の陣を展開させる。
『フレイドサードル』!!
叫ぶと陣から無数の光の柱が飛び出し炎を打ち落としていく。
打ち落とされた炎がシャドーの手に集まりさらに強化して飛ばす。
「はぁ!?」
飛ばされてきた炎を間一髪で避ける。
「ふう、なんとか...」
言おうとした時
「この時を待っていた!」
飛ばした炎を間一髪で避けた瞬間に妖力のほとんどを拳に込めて腹を殴る。
「かは...!!」
全身に激しい痛みが突き抜ける、同時に吐血をする。
剣がシャドーを捉える。
「くっ」
そのまま剣はシャドーめがけて消える。
シャドーは瞬時に刀を掴みその剣が当たる0.1秒差で凄まじい暴風が起こりシャドーが見えなくなる。
「んな...」
その暴風で俺も宙に飛ばされる。
俺は空中で光の陣を展開し、光速で移動。
そのまま地面に降り立つ。
「あいつは!?」
風が止むと姿が見えてくる
シャドーの体を守れるほどの大きな大剣が地面に突き刺さっていて、その裏にシャドーが居た
どうやら大剣を盾に身を守ったようだ
「さて、風の怒りに貴様は耐えられるかな?」
重々しい大剣を片手でいとも簡単に持ち上げ構えると大剣の刀身に風が生まれる
「風属性か」
ものすごい速さでアドバンスの隣を駆けていく。
するとシャドーが通った所は風が吹き荒れかまいたちが起こり、かまいたちは全てアドバンスに襲いかかる。
「げ」
俺は剣でかまいたちを次々となぎ倒す。
しかしかまいたちの量は多くとてもなぎ倒しきれない。
そして切りそびれた一つのかまいたちが下から襲い掛かる。
「まずい...!」
俺はガードをしようとしたが間に合わずそのまま俺に直撃した。
体を宙に投げ飛ばされる。
「ここが攻め時か」
大剣でアドバンスの剣を遠くに飛ばす。
そして高速で腹に5発、顔に3発殴り、上に蹴り上げる
そしてシャドーはアドバンスのもっと上に飛び縦に回転しながら腹にかかと落としを決める。
周りの地面はへこみ石の破片が飛び散る。
「....!!!」
声にならない痛みが全身を襲う。
おそらく今の攻撃で全身の骨が逝ったと思う。
「な、なんだよこの威力...!」
桁違いの威力だ、想像していた威力とはまるで違う。
いや、想像していた威力はしょせんはただの願望だったのかもしれない。
痛みは引いたが体は動きそうにもない。
シャドーは大剣を刀に戻し鞘に納める。
「さて、そろそろ話を聞こう。お前は何で俺をいきなり襲った?」
「昨日、お前が人間の女を殺してるとこを見た...」
「...」
「妖怪が人を襲うのは『理』だ、仕方ないこと...しかし襲うと分かっていて見過ごすことは出来なかった...」
「まず先に言っておこう、俺は人里で人間なんか殺さないし、ましてや女を殺すなんてことは絶対にしない。それに俺が昨日食ったのはステーキだ、もちろん人肉のだがそれは罪人などの死んでも支障のない人間を選んでる。俺を人里で馬鹿みたいに人を襲う低級妖怪だと思わないでくれ」
「な、なに?」
でも確かに俺はあいつの姿を目撃している。
「その話、本当か?」
「当たり前だ、嘘を言っても意味がないだろう」
「じゃ、じゃあ昨日のあいつは...」
「俺に変装した何かだろう。それにしても俺に許可なく人里の人間を殺すなぞ...許せん、俺が直々に地獄を見せてやる」
「へ、変装?いったい何のために...」
「意味がなければやってはいけないのか?もしかしたらそいつは楽しそうだから等の理由でしてるかも知れないじゃないか」
「た、楽しそうって...愉快犯とでも言いたいのか?」
「まぁ、そういうことになるな」
「ちっ、俺の勘違いかよ...もっとちゃんと調べておくべきだったな」
「とりあえず立て、治してやるから」
指を鳴らすとアドバンスの怪我や痛みが消える
「恐らく主犯がここに来るぞ、そろそろ」
「は?どうゆう意味だ?」
「そろそろ結界をくぐってこっちに来るからな...って言ってるそばから来たぞ」
シャドーは上に指差すとそこには白くてふわっとした何かが結界の中に入って来ていた。
「あいつか...とりあえず小手調べだ」
小刀を何かに投げつける。
石を投げ小刀に当て壁に刺さる、それを数回繰り返す。
「な、なにやってんだ?」
「相手を油断させて捕獲する。強そうだし何かに使えるだろ」
「ほ、捕獲って...」
「使えなかったら殺すか拷問で遊べばいいんだ」
「手っ取り早くしめよう」
辺りに魔法陣を展開させ雷を降らせる。
何かは雷に当たったが雷が当たった所が白い霧となり消える。
「ふむ...なぁアドバンス。あいつが何者かわかるか?」
「うーん、流石の俺でも俺が何者なのかわかんねーな」
「少し書物を調べてみるわ」
そう言うとアドバンスは懐から書物を取り出す。
「四次元ポケット...?ま、まぁいい。んでその書物は何だ?」
「世界のあれこれが載ってる書物だよ、ここの事もお前の事も色々載ってる」
「作ったのが誰かは知らないけどな」
何かが攻撃してくるが全て避けながら書物を読む。
アドバンスも必死で避ける。
「お前なにクソザコ相手に必死になってんだよ、もっと余裕持てよ」
「余裕!?この状況で余裕を持てと!?無理に決まってんだろ!!」
「何キレてんだよ、なに?カルシウム足りてないの?牛乳飲む?」
「カルシウムは足りてるよ!そんなことよりこの状況を何とかしろよ!!」
「いやぁ、俺は読書に必死なので...アドバンスくん頑張れ!」
「ふぁ!?」
アドバンスが変な声をあげると何かがアドバンスに思いっきり突進してくる。
シャドーは離れて書物を読み進める。
アドバンスは何かの猛攻撃を避け続ける。
「あ、ある程度分かったけどさ~、そいつの攻撃当たると君消えるよ」
「消える!?どうゆうこと!?」
「そいつは無と言って...白紙であり無だ。これ以上何も言いようがない」
「無!?無ってあの無か!?」
「なんだ、知ってるのかよ。知ってるなら早く言えよな、とりあえず俺飽きたから頑張れ」
「と、とりあえずこいつ引き付けてもらってもよろしいでしょうか?」
「え~だるい~」
と言いながら無にかかと落としを当てる。
「当たった!?」
「なに、当てちゃダメなのかよ」
「ダメというより無に触れるとその触れた部分が無に還るんだよ」
「ふむ、でも俺の足は元気だぞ」
「さっきお前が話したように無は無だよ、しかし俺らのように『認識できるもの』が無に接触すると接触した部分が『無に還る』って言われてる。あくまで仮説だが」
「まぁ、それを俺が上回ったんじゃねぇの?俺強いし」
「うーん、そうなのかな?そんな事例聞いたこともないけど...」
「事例は知識なんかじゃない、事例は作るものだ」
「ま、まぁそうだけど...」
「よし、俺の攻撃が当たることも分かったしぶちのめすか」
刀を掴み構える。
「や、やるのか?」
「当たり前、捕獲も無理そうだしな」
「相手は無だぞ?昔ユウタさんが戦って負けた...って言ってもお前たちは知らないか」
「ユウタってのは知らねぇけど多分俺はそいつより強いから大丈夫」
「多分お前と同じ位だと思うぞ」
「そうか、ならもっと強くならないとな」
「おぉこわいこわい」
「Let's show time!」
「お、おう」
「なんだよテンション低いな、まぁいいや」
刀を無に投げ辺り一面に星型の弾幕を張る。
「おおその戦闘方法知ってるぞ」
「ふむ、見たことがあるのか」
無の周りをグルグル回りながら迫っていき投げた刀を掴み居合い切りを放つ。
「うお、すげ」
こいつすごいな、ただの妖王ってだけでこんなに違うのか?
「弱点なんてものがあれば嬉しいのだが...無いだろうな」
「俺が探してやろうか?」
俺は少し得意げに言う。
「いや、力押しでも何とかなるだろう」
シャドーは刀に炎を纏わせ、居合い切りを放ったところと同じ場所を数回に分け切りつける。
同じ場所を叩き続ければ大抵の防御は崩れるはずなのだが...こいつは動揺どころか全くの無反応だ。
シャドーは少しイラついているようだ。
「こいつとの戦闘飽きるな、それに不愉快になってくる」
「飽きるって何!?」
「そのまんまの意味、飽きたんだ、お前は日本語すらも分からないバカになってしまったのか?ご愁傷さまだな」
「戦闘に飽きるとか存在するんですか!?あと俺の事をちょいちょい馬鹿にするのやめてもらってよろしいですか!?」
「反応するのがいけないんだ。とりあえずあいつがどんな感じの奴か分かるまで攻撃はあまりしないようにしよう」
そう言うと魔法陣から一本のナイフを取り出しそいつに投げる。
それはまっすぐ飛んでいき当たる、しかし白い気体となって消える。
「ふむ...触れたら消える感じか。よし分かった」
足に妖力を溜め続けて妖力の壁が出来る。
そして無に向かって飛んでいき回し蹴りを食らわせる。
当たった瞬間に一瞬意識が飛びかけたが何とか留まる。
そいつは無傷で吹っ飛ぶ。
「よし、内部が見えたな」
シャドーは刀を炎を纏う長剣に変え口に投げる。
無はそれを前歯で止める、しかしさっきまでの反応とは違い少し焦っているように感じた。
「ちっ、くそ野郎が。もう一発食らいたいかドМめ」
「ちょいといいですかな?」
「んだよドМ、こちとらあの胸糞わりぃ奴ぶっ潰すのに忙しいんだよ」
そう言って手に妖力の壁を作る
「まーまーそう怒んなって。てかさ、お前あいつの倒し方わかってんの?」
「内部を叩けばいいんじゃないか?」
「頭いいなお前、流石だよ。しかしもう一声足りんな」
「...思いたくもないが、ケツの穴なんて言わないよな...?」
「察しが良いなおい、変態か?」
「いや、昔弟みたいなやつにやられかけてな...それに嫁がそういうの好きだし、それから少しは知識がある」
泣きそうな声でそう言う
「お前もなかなか悲惨な奴だな、同情はしないけど。まーなんだケツもそうだけど今回の奴は外からの干渉を受ける型だからな、例えばガスとか...」
「ガスか...」
毒ガスと麻痺ガスを詰めた球を4こ作り1個を口に投げ込む、球は口にぶつかるとその場で弾ける。
そいつは吐血し動揺して行動を起こそうとするが先程吸った麻痺ガスのせいで動けない。
「さぁてどういじってやろうか」
そう言って口をペンチでこじ開ける、そして口の中に何かの球を入れる。
「うわぁ...悪趣味だなぁ」
「いやぁ昔身を持って受けた拷問が思いのほかやってみたら楽しくてな、ハマってしまったんだ」
指を鳴らすと無の腹部が大きく膨らみ腹の表面にカッターの破片のようなものが少し出ている。
「うげ...なんだこれ」
「さっき球を入れただろ?あの中にはトゲとか刃物の破片とかがいっぱい入ってるんだ。それを今勢いよく爆破させた」
「ほう、エグイなそれ。てかさっさと殺してやれよ」
「え~、せっかくいい感じのおもちゃが手に入ったと思ったんだが...まぁいい」
メスを創り口に手を突っ込み腹を切り裂いて中に爆弾らしきものを入れる。
「よし、危ないから離れよう。盛大な花火を作った」
そう言って少し離れスイッチを入れると無の中にある爆弾が起動し大きく爆発する。
無は木っ端みじんに吹き飛ぶ。
「よし、終わったぞ」
満足したような顔でグッドポーズをしてくる。
「...。」
アドバンスは汚物を見るような目でシャドーの方を向く。
「なんだよその目は。なんだ、お前も爆弾で遊びたかったのか?」
「そうじゃねえよ、いちいちやることがエグイんだよ」
「せっかく遊べる人形があるんだ、遊ばないと損だろうが」
「人形って...」
「だって無だろ?俺からしたら人形だ、たとえ少しでも人間の部分が残っていたとしても無になりかけてるならやっぱり人形だ」
「あーそうですか(こいつからしたらすべての生命人形な気がする...)」
「さて、これで終わったし俺は帰る」
「んぁ了解、ってか俺もそろそろ帰らないとな。まだまだ依頼が残ってる...と思う」
アドバンスは後ろを向きゲートを開く
「まーなんだ、色々すまなかったな。今度こっち側にでも来いよ」
「そうだな、一家全員旅行でもしに行くさ」
そう言ってタバコを吸う
「...タバコ、程々にしとけよ」
「お前は咲夜か、こちとら最強の医者が後ろに居んだ問題ねぇさ」
「問題しかない気がする」
その時シャドーの咥えているタバコの先端が切り落とされる。
「その人の言う通りだわ、ほんと目を離すとすぐタバコ吸うんだから」
「なんで咲夜がきちゃうかなぁ...吸いたかったのに」
「...嫁登場か、んじゃ俺は退散するとしますかな」
そう言いながら俺はゲートの中へと入っていく。
こうして【妖王】シャドーと俺の意味不明なストーリーは終わる...
次の瞬間家の前に立っていた。
「...結構面白いやつだったな、戦闘中の感じまるで「ユウタさん」と戦闘してるときのような...」
いや、やめておこう。
あいつにかぶせるのは良くないな。
「また、会えるかな?」
俺は家に入りまた新しい依頼に目を通していくのだった。
・
・
・
.....。
『妖王だって?へぇ僕以外にも妖王っていたんだ...面白いね。でも...』
『妖王は僕一人さ!』
The END
どうでしたか?
ほんとこいつ作るの疲れたお...
(大体『無』のせい)
この作品で鐳波さんはかなりお疲れのようでしたw
私は疲れませんでしたよ...無なんて一捻りしてやんよ!
※主は『無』に粛清されました
※ちなみにこの作品は私と鐳波さんでタイトルが異なり内容も少し変わっていますので両方見ることをお勧めします。