白猫   作:YUATA

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どうも〜。
“白猫”を担当しています。
『ジェットコ姫』です。
最近、自分で作った作品を送るのが怖くなって来ました。それでは、どうぞ。



相棒の友達が…

『落ちついた…?』

 

“ルナ…。”

 

そう問えば…返事をするかの様に返ってきたのは、手に押しつけられたルナのキレイな黒い羽毛…。

 

ル「オチツイタ〜、モミジ、アリガト!!」

 

…ルナは単語でなら話すことができる。

 

私の話し相手でもある。

 

…そういえば、ルナはどうやって日本に来たのだろうか?

 

ふと、思った疑問。

 

私は、ルナを撫でながら聞いた。

 

『ルナ、どうやって日本に来たの…?』

 

そう聞いた時のルナの様子は…瞳がとてもキラキラしていた。

 

それはもうビックリする位。

 

ル「トモダチ!!アンナイ!!タノンダ〜!!」

 

ルナは、そう言うと同時に私の手から抜け出して、少し高い位置で羽ばたき歌いだした…。

 

私も、ゆっくりと立ち上がる…。

 

ル「ミ〜ド〜リ、タナ〜ビク〜、ナ〜ミ〜モ〜リ〜ノ〜♪」

 

私は、驚きで体が硬直しそうになった。

 

『ルナ…、そ、その音楽って…』

 

 

ル「トモダチ、カラ、オシエテ、モラッタ!!」

 

 

さて、ここで問題が発生してしまった…。

 

友達とは人間の友達か、鳥の友達か。

 

考えるより、聞いた方が早いな…。

 

『ルナ…、友達って…鳥の友達?』

 

椛は、少し強ばった表情で尋ねた。

 

ル「?…トリ、トモダチ!!」

 

その言葉を聞いたモミジは、心の中でガッツポーズをしてしまった。

 

トリの友達ならまだセーフだ。

 

人間の友達ならアウトだった。

 

そんなことを心の中で思いながらも…。

 

『それなら…その曲…最後まで歌える?』

 

何とか平静を保とうと質問をしてみた。

 

ル「ウン!トモダチ、ノ、ゴシュジン、サイゴ、マデ、ウタッテタ」

 

うん!!ヒバード確定!!

 

念のため、聞いておこう。

 

『その子のご主人って…、どんな人だった?』

 

上機嫌で校歌を繰り返すルナは…こちらを向いて答えた。

 

ル「フウキイインチョウ、ヨバレテル、ヤサシカッタ、ヨ?」

 

最後の一言に驚く。

 

“ヤサシカッタ、ヨ?”

 

あの風紀委員長が…?

 

…そういえば、原作では草食動物が嫌いで、小動物が好きだった様な…。

 

どうでも良いことだけど…ヒバードの校歌、好きだったな。

 

ていうか…風紀委員長と会ってるの?

 

椛は、焦りながらも…

 

『ルナ…、そのご主人には会った?』

 

と聞いた。

 

ル「?アッタ、ケド?」

 

“ドウシタ、ノ?”

 

と逆に聞かれてしまった。

 

“大丈夫…。”

 

と笑顔を向けたけれど頭の中はパンク寸前。

 

ルナが言っている鳥は、ヒバードでまず間違いない。

 

風紀委員長も“アノ”風紀委員長で間違いない。

 

だって、鳥に校歌を歌わせるのは、どの世界へ行ったとしてもあの人だけだ。

 

…とりあえず、今のところは私の情報は漏れていないはず。

 

というかそう信じたい。切実に。

 

え?何故、私の情報が漏れていないか心配するのかって?

 

それは、私のことがバレたら色々と面倒だからです。

 

それは、まぁ置いといて。

 

いやいや、私はこれでも情報屋の端くれな訳だし、自分の情報が漏れたら私が作った時計が、鳴るし。

 

“説明しよう。

 

この時計の機能は、ネット等に椛の個人情報が流出してしまった場合、流出したその瞬間に、音楽が鳴る仕組みです。”

 

大丈夫か…。

 

ちなみに、この時計は見た目では全く分からない…。

 

アンティーク感を出した懐中時計だ。

 

鳴る音は、見た目に合わせて…上品でいて、気取った感じはなく、とても優しい音色になっている。

 

そして…この懐中時計には、1つ大切な、忘れてはいけない思い出がある。

 

その思い出は…いや、いま言うことじゃない…言うとしたらもう少し先の未來で、そう10年後…とか?

 

クスリッ…

 

自分でそんな事を思いながらつい、笑みが溢れてしまった。

 

今の私が…こんなにもゆったりと暮らしていけるのは、骸さん達のお陰だな…。

 

そして今度は、新しい仲間が出来る…。

 

原作では、犬と千種が邪険?にしていたけれど、私だったら多分本当の妹の様に可愛がると思う…。

 

ていうか、可愛がりたい!!

 

だって物凄く可愛いんだもの。

 

…誰か分かった?

 

クロームちゃんです!

 

いやぁ、クロームちゃん可愛いよね。

 

って、物凄く話がズレてしまった。

 

えー、ゴホンッ。

 

話を戻すと私の情報は漏れていないはずだ。

 

まぁ、ルナがうっかりしゃべったとなると…ね?

 

『ねぇ、ルナ…。私の事とか…話した?』

 

ルナは、キョトンとした顔で…

 

ル「ピッ?モミジ〜、ゴメン、ネ?」

 

小首を傾げながら可愛らしくこちらを見てくる。

 

そんな可愛くしても騙されないぞ。

 

『ル〜ナ〜?どんな事を話したのかな?』

 

椛は、普段使わない様な恐ろしくキレイな笑みを浮かべている。

 

そしてルナは、椛の微笑みに少しだけ動揺してしまった。

 

ル「!!モミジ、ハ、カワイイ、トカ…?」

 

 

『ルナ…。お世辞なんて言わないで…』

 

“ていうか、ルナにまで気を使われるとか私のHPは…”

 

ということを本人は思っているが、ルナは、本当にそういう会話を“風紀委員長”としている。

 

それに、椛はイギリスとのハーフというのもあるが、両親の良いところばかりをもらっているので、言わなくても分かるだろう…。

 

つまりは、本人無自覚というものだ。

 

『そういえば…ルナ…、バス停までの道…分かる?』

 

いま、思い出したが…、並盛にいって色々と準備をしなければならない。

 

そんな思いが通じたのか。

 

ルナは、“ピッ!!”と力強く答えてくれた…。

 

本当に頼もしい…

 

私の…

 

“相棒”だ…。

 

 

Have a nice day.

 

良い一日を…。




どうでしたか?
主人公のキャラ崩壊が半端ないです。
後、最近、勘違いされ主人公がマイブームです。
良いですよね!勘違いされ主人公!外見と内面の差が面白くて…。
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