割とオリジナル要素あります。
「覇月、班決まったか?」
「班…って何の?」
「おいおい磯貝、覇月は知らないんだからちゃんと説明しないとダメだろ」
「あ、悪い前原、覇月、来週修学旅行があるんだ」
「修学旅行?」
「そ、京都に2泊3日でいくんだ」
「へぇ…学校ってそんなのもあるんだな」
「そう、で、今覇月含めて27人だから、7人班3つと6人班1つになるんだ」
「んじゃ、今6人の班か、まだ決まってない人たちと組んだりすればいいんだな」
「そういうこと、で、決まったら磯貝か片岡の学級委員のどっちかに報告ってな」
「なるほどね、了解」
「まったく…3年生も始まったばかりのこの時期に総決算の修学旅行とは片腹痛い」
そういった殺せんせーを全員が見ると…
「先生あまり気乗りしません」
といいつつでかいリュックが殺せんせーの隣にあった。
「「ウキウキじゃねーか!!」」
しかも紅潮しているからウキウキしているのは間違いない。
「たかだか修学旅行に荷物多すぎ!!」
「明らかに必要ないもの入ってるし!!」
「…バレましたか…正直先生、君達との旅行が楽しみで仕方ないです」
「…でも京都か…」
「覇月君、どうしたんですか?」
「あ~あれっしょ、始めていく土地だから不安になってるんでしょ」
「違う、小さいころ住んでたとこにこういう形でも同ことになったから、ちょっとおもしろいなと思っただけだ」
「な~んだ」
「つまんね」
「どういう意味だこら」
そんな風に軽口を言い合うカルマと龍哉達…
テストの次は修学旅行、暗殺教室とは言えど学校行事は目白押しだ。
=======================================================
その日の体育の授業で烏間先生から通達があった。
「知っての通り来週から2泊3日の修学旅行だ…君達の楽しみを極力邪魔したくないが…
「という事は向こうでも暗殺を?」
「その通りだ、京都の町は学校内とは段違いに広く複雑、しかも…君達は回るコースを班ごとに決め、奴はそれにつき添う予定だ」
「ってことは、京都での暗殺はばれないところからの狙撃とか…ですか?」
「そう、
「龍哉はなんか聞いてる?」
「ん~、特には何も…かな、今回は」
「「珍しい!!」」
「どういう意味!?」
「…成功した場合は貢献度に応じて百億円の中から分配される、暗殺向けのコース選びをよろしく頼む」
「「はーい!!」」
=======================================================
次の時間、クラス全体で修学旅行の班分けと暗殺計画の話をすることになった。
「ん~」
龍哉は悩んでいた…悩みの元は…
(こういうのやったことないからどうすりゃいいか全くわかんねぇ!!)
初めてやることにどうすればいいのか分からず途方に暮れていた。
「あ、龍哉、どうせだったら同じ「友人誘ってくれてありがとー!!」うぉ!!」
そこに友人こと杉野が同じ班にならないかと誘ったら即座に食いついた。
「いや、すまん、こういうの初めてでどうすりゃいいか分からず途方に暮れてたんだ」
「…そういや初めてだもんな、そうだよな…」
「悪い」
「気にすんな!!」
「それでほかの班員は?」
「えっと、渚とカルマ、茅野さんに奥田さん、あと神崎さんだ!!」
「そうか、んじゃ磯貝君に言ってくるよ」
「おう、頼んだ」
そうして磯貝のほうに移動する龍哉、そこには磯貝のほか木村、前原、片岡、岡野、矢田、そして倉橋がいた。
「磯貝君」
「お、覇月、班決まったのか?」
「それとも入れてくれってか?」
「いや、決まったよ、渚達とだ」
「そうか、班メンバーは?」
「えっと」
龍哉が磯貝にメンバーを告げ…
「ん、分かった、覇月達は…4班だな」
「分かった、伝えるよ」
「ああ」
そうして皆のもとに龍哉が戻ると…
「龍哉~な~んで一人なのかな~」
「なんでって…ただ磯貝君に班が決まったことを伝えにいったからだけど…あ、俺らは4班だって」
「いや~あっちには倉橋さんがいたじゃん」
「いたけど、もう磯貝君たちと同じ班みたいだし、わざわざ班員を交換したりするわけにはいかないだろう」
「そ~だけどさ、ほら、もっとこの人と一緒にいたい~とかないの?」
「ないな…いや、皆と一緒にいたいとは思っているが」
「」
「(小声で)カルマ君、だからやめといたらって言ったのに」
「(小声で)龍哉、絶対に異性として倉橋さん意識していよな?」
「(小声で)うん、倉橋さんは結構意識してるんだけどね」
「(小声で)わ、私はお似合いだと思います」
「(小声で)あいつ…鈍すぎるだろ…ずっと倉橋さんが誘おうとしてたの気づいてないし」
「…おーい、どこを回るか決めようぜ」
「…そうだね」
それをイリーナ先生が見ていてふといった。
「フン、皆ガキねぇ、世界中を飛びまわった私には…旅行なんて今更だわ」
「じゃ、留守番しててよビッチ先生」
「花壇に水やっといて~」
自慢話をしようとしていたのをあっさりと流されて目が点になるイリーナ先生…
その間にも全員―龍哉までも―が無視して話を進めていくためどんどんイライラしていき…
「何よ!!私抜きで楽しそうな話してんじゃないわよ!!」
キレてデリンジャーを取り出した。
「あーもー!!いきたいのか行きたくないのかどっちなんだよ!!」
「イリーナ先生、どうしたんです?」
これだけの騒ぎになってようやく龍哉が気が付いた。
「龍哉、今気づいたのか?」
「いや、こういうの初めてでさ、皆と…って思ってて全く気にしてなかった」
「おいおい…」
「龍哉は旅行初めてなの?」
「いや、こうやって仲間とかといくのが初めて、旅行は何度か行ったことあるよ」
「そうなんだ」
そんな風に話がぶれたりする中、殺せんせーが入ってくる。
「一人一冊です」
そして殺せんせーは全員に辞書みたいなものを配る。
「重っ!!」
「なにこれ殺せんせー」
「修学旅行のしおりです」
「「辞書だろこれは!!」」
「こんなの配られるのか、修学旅行って…」
「普通は配られないよ!!」
「おい殺せんせー、修学旅行初めての龍哉が変な知識身につけしまうだろーが!!」
「違うのか?」
「「違うよ!!」」
龍哉が誤解しかけるが全員でなんとかこの教室のしおりがおかしいという事を納得させる。
ちなみに普通のしおりは多くても20ページぐらいだ。
「イラスト解説の全観光スポット、お土産人気トップ100、旅の護身術入門から応用まで、全員分昨日徹夜で作りました、ちなみに初回特典は組み立て紙細工の金閣寺です」
「どんだけテンション上がってんだよ!!」
「そろいもそろってうちの先生は!!」
「だいたいさあ、殺せんせーなら1分で京都まで行けるっしょ」
「もちろんです」
「自慢ですか、自慢なんですか、殺せんせー」
「自慢も何もできることですからねぇ…それに移動と旅行は違います、みんなで楽しみ、皆でハプニングに会う」
「いや、ハプニングには会いたくねーわ」
「うん、平和に旅行したいよね」
「悟朗との出会いみたいなのなら俺は歓迎だが」
「4班の男子陣!!バッサリ切らないでください!!…先生はね、
そういった殺せんせーの言葉を締めに、もう一度各班毎の暗殺計画を練り進め始める。
「んで、どこら辺がいいのよ?」
「あんまり人目につくのは避けた方がいいんじゃないかな?」
「かといって潜む場所がないのはアウトだ」
「といっても、路地裏みたいなところは危険だよ」
「ってなると…」
皆でどこで決行するのか話し合い、具体的なプランが練りあがったところで…
「んじゃ、こんな感じで…細かいところは携帯で連絡取りあえばいいか?」
「うん、杉野の意見に賛成」
「俺も~」
「私も問題ないよ」
「私も」
「覇月君はどうですか?」
「…俺、携帯持ってない」
「「…えぇ!!」」
「ボンボンなのに!?」
「お祖父さんが技術者なのに!?」
「関係ないだろそれ!!…別段今まで必要なかったから買ってないだけ、でも必要そうだから、今週末に買いに行く、修学旅行用の買い出しもする必要あるし」
「それならさ、一緒に行かねーか?」
「いいのか?」
「当たり前じゃん!!」
「それじゃ、今週末に行こうか」
「奥田さん、神崎さん、私達は私達で買い出しに行こう!!」
「は、はい!!構いません」
「私もいいよ」
こうして、4班は男女に別れて今週末買い出しに行くことになった。
はい、まずは班決めでした。
あ、倉橋はちゃんとヒロインします。
次は買い出し…無事に済ませよう