暗殺教室~拳法家の青春物語~   作:GGG-EX

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久々の投稿!!

オリジナル回です。

とりあえず、修学旅行中のフラグも立てれたと思います。


買い出しの時間

週末、龍哉が携帯を持っていないため先にそれを決めようという話になったため渚、友人、カルマに加え保護者である秀治と共に携帯ショップに来ていた。

 

「へぇ…ってかこんなに種類あるんだ」

 

「うん、龍哉ってどんなのがいいんだ?」

 

「どんなのって…初めてだから操作しやすい奴かな、やっぱ」

 

「そっか~ってなるとこれかな」

 

「(小声で)ねぇ、杉野あれって」

 

「(小声で)ああ、間違いねぇ…倉橋さんのと同タイプだ」

 

「え~と…あ、確かに使いやすい…うん、これにしよ」

 

「そんな簡単に決めちゃっていいの!?」

 

「だって友達が考えて選んでくれた奴だぜ、信用して買うよ」

 

「(小声で)やばい、めっちゃ罪悪感が…」

 

「「(小声で)だったらするな!!」」

 

そんなやり取りがあったものの、無事に携帯を購入し、いろいろと使い方を教わった後、別件のある秀治と別れて本命の買い出しに向かった。

 

龍哉は律儀(?)にしおりをもってきており、その中にある必要品の中で役立ちそうなものを皆で取捨選択して購入していく。

 

「普通に今までの修学旅行より買ってるの多い気がする」

 

「そうなのか?」

 

「う~ん、普通は必要なさそうなのも買ってるからね」

 

「でも暗殺の事考えると何が役に立つか分かんねぇから買っといて損ないよね」

 

「そりゃそうだな」

 

「あれ、覇月達じゃねーか」

 

「本当だ」

 

「ん、あ、磯貝達じゃん」

 

「1班も買い出し?」

 

「ああ…覇月、お前律儀だな」

 

「皆そういうんだな…」

 

「俺らはこうしてメモにして持ち歩かなくていいようにしてんのにな」

 

「初めてなんだからしょうがないだろ」

 

「まぁそんなに書いてあったら持ってきて仲間に聞いた方が手っ取り早いかもな」

 

「「さすが磯貝(君)(イケメン)」」

 

「どうせなら磯貝君達も一緒に行動しない?」

 

「いいな、それ」

 

「そうだね、あ、龍哉と連絡先も交換しておいたら?」

 

「そういえばまだ龍哉とは交換してなかったな、いいか?」

 

「もちろんさ…さっき買ったばっかだから操作にまだ不安あるけど」

 

「「さっき買ったばっか!?」」

 

「俺らもこないだまで携帯持ってないの知らなかったんだよ」

 

「で、どうせならってことで一緒に選んで買って来たってわけ」

 

「そうなのか…じゃあどっかの店に行こうぜ」

 

「そうだね、ちょうどお昼の時間だし」

 

「あ、お祖父ちゃんからこれ使って皆で食べなって」

 

「お前の祖父さん、ふとっぱ…ら…」

 

そういって龍哉が秀治から渡されたものを見ると…

 

まさかまさかの1万円札だった。

 

((なんでたった4人の中学生の昼代にポンと1万も渡すんだ(よ)!!))

 

「あれ、たr「足りるどころかこれ俺ら7人でも十分余るわ!!」そっか、じゃあいこ、おススメとかある?」

 

マイペースに聞いてくる龍哉…それに対して他のメンバーは…

 

((甘やかされ過ぎだろこいつ!!))

 

思いっきり心の中でシャウトした。

 

=======================================================

 

昼食後、買い物を続ける龍哉達…なお、昼食はデパートに出店しているファミレスで済ませたようだ。

 

そこで龍哉はここにいる全員と連絡先を交換している。

 

「え~と、こんなもんでいいかな」

 

「そうだな」

 

「それじゃ、そろそろ…「いい加減にしてください!!」今の声って」

 

「片岡さんだね」

 

「行ってみよう」

 

磯貝を先頭に声が聞こえてきた方へ龍哉達が向かい、そこで見たのは…

 

「本当にいい加減にしてください」

 

「いいじゃねぇかよぉ」

 

ちょっと年上(?)に見える男達にナンパされている1班・4班女子の姿が見えた。

 

「またか」

 

「…そういえば覇月は転入前日にナンパされてるの助けたんだっけ」

 

「ああ…そん時はすっころばして逃げた…あ」

 

「どうした?」

 

「今ナンパしている連中の半分はそん時のだ」

 

「マジかよ…」

 

「どうする」

 

「ふっふっふ、俺に任せておけ、いい作戦がある」

 

どうしようか話し合いを開始しようとしたら前原が何やら作戦があるといった。

 

龍哉達はそれに耳を傾け…龍哉以外は若干どころか完全に呆れつつ他にいい作戦も思い浮かばなかったため前原の指示のもと行動を開始した。

 

=======================================================

 

(どうしよう…)

 

女子達はこの状況をどう打開しようか悩んでいた…

 

ただ最初は班毎で買い出しに来ていたのだが、たまたま昼食時に店で隣同士になり、大人数のほうがナンパされないのでは、という岡野の意見を採用して一緒に行動していたのだが…

 

しかし現実は無情にも同人数の、しかも見た感じ高校生っぽい連中にナンパされていた。

 

悪夢としか言えない。

 

「(小声で)…ねぇ桃花ちゃん、あの人達、見おぼえない?」

 

「(小声で)え…あ…」

 

「(小声で)知ってるの?」

 

「(小声で)…覇月君と初めて会った時にナンパしてきた人達だよね」

 

「(小声で)うん」

 

「な~にを小声でこそこそ話してるのかな~」

 

「あれじゃね?俺らの中の好みを話し合ってたんじゃね?」

 

「マジかよ、最高じゃねえか」

 

((ゲスイ!!))

 

自分達が好みを話し合ってると勘違いした男たちを見て完全にいやそうな表情を浮かべる面々。

 

と、そこに…

 

「すまない、待たせたな」

 

そう言って龍哉が現れた。

 

全員が龍哉のほうを見るが龍哉は全く意に介さず双方の間に割り込み、女子のほうを向く。

 

そして男たちに悟られないよう懐から携帯を取り出して皆に見せると、そこには…

 

《話を合わせて》

 

と書かれており、何かを察した全員が頷く。

 

「待ち合わせ場所とおんなじところが2か所あってさ、もしかしたら別の場所にいるかと思って俺が見に来たんだ、待たせてごめんな」

 

「ううん、そういうことだったら…ね、みんな」

 

「うん、別に気にしてないよ」

 

それを聞いて黙っていないのは男達だ。

 

「なんだお前ぇ!!」

 

「急に出てきてなんだよ!!」

 

「彼女達の先約って言ってもわかんないよね、今日彼女達は俺達と買い物に行く約束をしていたの、だ・か・らお引き取りを」

 

「あぁ!!」

 

「んなもん関係あるかよ!!」

 

「それはおニーさん達の都合でしょ、それにそんなのこっちには関係ないよ…まぁ嫌がってる女性に無理強いする最低な、常識のかけらもない人たちだからそんなこと言えるんだろうけど」

 

「「あぁ!!」」

 

怒った、普通に怒った、そしてそれを近くの物陰から見ている男子達はハラハラし始めていた。

 

「(小声で)おぃぃ!!あいつカルマ並みの毒舌ぶっ放したぞ」

 

「(小声で)しかも真顔で淡々と…」

 

「(小声で)先約があるで引かなかったら挑発して殴りかからせて周りの大人に助け求めろって形にしたのに、なんで最初の段階で挑発してるんだよ!!」

 

「(小声で)頭悪そうだからそうしたんじゃね?それにさ、矢田さん、倉橋さん、神崎さんは苦笑いしてるし」

 

「(小声で)…もしかして以前助けた時もああだったのかな?」

 

「(小声で)十二分にあり得るな」

 

「(小声で)あ!!」

 

そう皆が見守りつつ会話しているさなか、男達の方が龍哉に向かって殴りかかった。

 

「言わせておけばぁ!!」

 

「「!!」」

 

龍哉の挑発にキレた男が龍哉に殴りかかるが…

 

「フッ」

 

龍哉は鼻で笑い、最小限の動作で躱すと男の腕をとってそのまま跳躍して背後に回り、関節技を決めて後ろ手に拘束、そのまま拘束した男を盾にするように向かい立つ。

 

「いででででで!!」

 

「で、どうするの、おニーさん達、お仲間の一人はこっちの手の内にあるんだけど」

 

「てめえ、離しやがれ!!」

 

「じゃあ俺達の前から立ち去ってよ、それなら解放してあげるよ」

 

「先に離せ!!」

 

「……分かった」

 

((おい!!))

 

こんな男たちが約束を守るような奴じゃないことは傍から見ていてもわかる、にもかかわらず龍哉はあっさりと拘束を解き、男を開放する。

 

「それじゃあね、もう二度と顔合わせたくないけど」

 

そういって龍哉は女子を全員先に行かせて自分が殿を務める形をとる、そこに…

 

「はいそうですねって去るかよバーカ!!」

 

そう言って男たちが殴りかかってくるが…

 

「ふぅ」

 

龍哉は溜息を一つはき…

 

素早く振り返り先頭の殴りかかってきた男の拳が当たりそうになった瞬間に素早く横に移動して拳を顎にかすめる。

 

それを七度繰り返し、ゆっくりと女子のほうに戻る。

 

「ってまだむかってきてるじゃん!!」

 

「いや、もう大丈夫だよ」

 

「へ?」

 

龍哉がそう言うと男達は拳を突き出した状態でゆっくりと倒れ落ちた。

 

「え、えぇ!!」

 

「正確に顎を打ち抜いたから、1~2分は気絶してるはずだよ、さ、今のうちに」

 

「う、うん」

 

そう言って龍哉の指示のもと男子達と合流した。

 

=======================================================

 

「で、さっきのはどうやったの?」

 

全員買い出しは済んでいたため14人全員入れるのは龍哉の家だけだったため、龍哉の案内の元覇月家にお邪魔していた。

 

なぉ、出迎えは以前と同じく悟朗だったため既に一度見た矢田、倉橋、神崎以外は心底驚いた顔をしていた。

 

「ああ、ありゃ再現しながら説明したほうがわかりやすいな」

 

そう言って龍哉は磯貝を指名して相対させる。

 

「お手柔らかに頼むぜ」

 

「大丈夫だよ、ゆっくりやるから」

 

そう言って動きを交えながら龍哉が説明を始める。

 

「まず、最初、これは相手の拳が来るだろ」

 

龍哉は磯貝の拳を自分の方に向けて突き出させる。

 

「俺はそれで俺の顔が右拳で見にくくなる距離まで持ってきて」

 

磯貝の右拳を龍哉の顔の近くまで誘導して近づける。

 

「こうなると相手はどう思う?」

 

「どうって、当たったと思うけど」

 

磯貝が言うと皆が一斉に頷く。

 

「だよな、でもこの瞬間に俺が素早く横に避けるとどうなる?」

 

そういうと龍哉は素早く磯貝の出した右側に移動する。

 

「そりゃ、あたらないけど…」

 

「でもあたると思っていたからその瞬間は無防備になる」

 

「なんで?」

 

「えっと…攻撃しているときに同時に防御ってできる?」

 

「それは出来ないよ」

 

「うん、確実に当たると思ってる状況だと防御なんて考えてないよね、その瞬間は隙が出来るからそこで急所―今回は顎だね―をカウンターで打ち抜いたんだ」

 

「でも顎を打ち抜いたって…顎を揺らすと三半規管がマヒして立てなくなるって聞いたけど」

 

「そりゃ当てた時の位置とパワーによるな、先端を正確に撃ち抜けばさっきのように気絶させれる、これは女子でも使えるから覚えといたほうがいいよ」

 

「へぇ~」

 

「まぁ、俺みたいにパンチで出来るのは多分片岡さんだけ、他は下からの回し蹴りのほうがやりやすいと思う…岡野さん、今その格好で試そうとしないでね」

 

「え~」

 

「いや、覇月じゃなくても止めるでしょ」

 

「ほんっとがさつだなぁ~岡野は」

 

岡野が早速試そうとするが女子らしくスカートをはいているためその格好でやるのはアウトだ。

 

「死ねくそ原」

 

「なんで俺だけ!?」

 

「とまぁこんなところかな…まぁ後はさっきみたいに一直線になってる方が楽だな、他の方向から不意打ち食らうと防がれたも同然だし」

 

「なるほどね~」

 

「でも本当にこういうの詳しいな」

 

「まぁね」

 

その後もいろいろと話し合い、夕食を一緒に食べて皆は帰っていった…その際に余ったのは磯貝が全部持って帰ったのは余談だろう。




はい、龍哉の強さの一端をはっきり見せました。

次回は京都に行きます!!

新キャラも登場!!

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