無限列車が公開されたのでその戦いの場に龍哉と陽菜乃がトリップしたら、という話です。
ぶっちゃけ、
ただ、暗殺教室が完結後の設定になっていますので、そこまで知っている前提の話になっています。
「ん…」
「ここは…」
とある森の中、龍哉と陽菜乃は目を覚まし、周囲を見渡して…
「「どこ(だ)…ここ…」」
自分たちがどうしてここにいるのかわかっていなかった。
「…俺達は確か…」
「えっと、2代目と柳沢と戦って…殺せんせーの…(´;ω;`)」
「あぁ、それで、教室に入って…多分のその最中に例のレーザーが照射されて…」
「「「気が付いたらここにいた…」」」
「「って律(ちゃん)!?」」
「はい、お兄ちゃん、陽菜ちゃん、私もいます、ですが…」
「本体とも通信できず、どうなっているのかもわからないってことか」
「はい…ごめんなさい」
「謝ることなんてないよ」
「ああ、これで俺達は…元居た場所とは次元が違う場所にいる可能性が出てきた」
「ど、どういうこと!?」
「まぁ、俺達がいた世界なら、どこにいても律の本体とつながる…宇宙まで行ったしな」
「「ああ~~」」
「だから、律の本体とつながらないってことは、俺達の世界とは別の世界ってことだ」
「…優月ちゃんが喜びそうな
「ああ…とりあえずこの辺の木の天辺まで登って、周囲を見渡して何かないか探すぞ」
「「了解」」
そして、周囲を見渡した後…
「龍君、向こうの方に線路があったよ、使われているものかはわからないけど…」
「いや、あったんならそこにまず行こう、んで線路沿いに移動すれば駅か集落の近くに出られるだろう…そこで情報収集すればいい」
「なるほど」
「ではいきましょう、地形データまで既に記録しています」
「さすが律、頼りになるぜ」
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移動した線路脇―――
「確か、線路の振動を感じれば、列車が来ているかどうか確認できたな…夜間だからあるかどうかわからないが、試してみるか」
「気をつけてね」
「………!!振動している、列車が近くに来ているが…何か変だ…まるで…!!」
「ど、どうしたの!?」
「列車が脱線しているみたいだ…このあたりで大惨事になりかない!!」
「そんな!!」
「陽菜、律、先頭とかがどうなっているのか確認して教えてくれ、集中して一発で客が乗っている箇所を全部クッションになる技を打つ!!」
「わかった!!」「お任せを!!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」
そして、小さくとも完全に視認できる場所まで列車が来たが……
「な、なにあれ!?」
「す、すっごい肉塊みたいなのが大量についています!!一体、どうなって…」
「距離は!!」
「後ここまで…5kmもないよ!!」
「わかった!!………今だ!!」
流派東方不敗最終奥義 石破天驚拳
其の手から放出されているエネルギー波上に、空に放り出されている2人が落ちた後、先頭から何両もの車両が支えられて徐々にエネルギーの放出が弱まると同時にゆっくりと地面に横たわる
「よし、肉塊と今の倒れ方なら、ほぼ軽症で済んでるだろう」
「おぉー、さっすが龍君!!」
「お見事です!!」
「よし、空中に放り出されていた人達の床に行くぞ」
「「うん!!」」
移動すると、腹から血を流して倒れている赫灼の髪の少年と、車掌もしくは機関士と思わしき人が倒れている。
「出血している…陽菜、治療を」
「うん!!」
「手前ら、一体何もんだ!!三五郎に何する気だ!!」
そこに猪頭の少年がやってきた
「治療だ」
ヒュイイ……
緑色の光が少年の腹部を包み、徐々に傷がふさがり始めていく
「な、なんじゃそりゃ!!!血気術か!?」
「気功による人が持つ自然治癒力の活性化だ、元々彼自身、しっかりとした呼吸が出来ている…直に治るだろう」
「……本当だろうな」
「俺自身も何度か自力でやっているしな…それと、これ以上話しかけないでくれ…気を練るのに集中した「君達!!一体何をしているのだ!!」…またかよ」
龍哉は先ほど猪頭の少年にした説明をもう一度、今度は炎のような髪の青年に説明する
「なるほど!!よもやよもやだ!!そんな方法があるとは…」
「
「?何がだ?」
「ようやく、さっき撃った分の気の消費を回復することもできた…やはり、集中できないと時間がかかるな」
「よもや!!気とはそんなことができるのか!!」
「ああ、攻撃、防御、補助、使い手の性質にもよるが、基本的にはその3つのどれかに属する」
「基本的には、か…ということは、例外もあるということだな!!」
「ああ、3つとも使えるやつ、2つ使えるやつ、組み合わせて使えるやつ、といろいろな…ちなみに今、赫灼の少年を治療している奴は3つとも使えるからな」
「よもや!!…では、君は2つ使えるのか?」
「いや、俺も3つ使える…加えて、組み合わせることもできる」
「はぁ!?」
「でなければ、ここまで正確に説明できるわけないだろう…そもそも、彼女に気功の技を教えたのは俺の祖父と俺だ」
「そうなのか…では」
その瞬間
ドォォォォォン!!
という音ともに、何かが彼らの目前に現れる
その存在は、全身に入れ墨が入った赤い髪の青年に見える…が…
「!!……なんだ、あいつ…くそ気味が悪い…何百人という人を殺して…喰らってきた気配だ…」
その瞬間、目前にいた相手が姿を消す
それに呼応するかのように炎の髪の青年が動くが…
ドッ!!ドゴッ!!ガッ!!ドガガッ!!
それよりも早く龍哉が連撃を与えて吹き飛ばす
「いい攻撃だ…」
「(手ごたえは合ったが効いてない…ダメージが与えられた先から回復しているのか)解せねぇな」
「何がだ」
「弱っている奴とその治療をしている奴から狙うことだ…」
「なんだ、そんなことか」
「そんなこと(ピクッ)」
「話の邪魔になると思ったからだ、そこにいる燃える文様の羽織を着た剣士と俺のな」
「君と俺が何の話をする?初対面だが既に俺は君が嫌いだ」
「そうか俺も弱者が大嫌いだ…そいつらを見ていると虫唾が走る」
「……なんだ、一瞬キレかけたけど、そんな気が失せたぜ」
「ほう」
「なぜなら…
(ピクッ)
赤髪の奴の米神に血管が浮かび上がる
「お前が最初から
「なんと…」
「それはつまり、
「貴様…!!」
「だってそうだろう、自分よりも強い奴、自分と同等の強さを持つ奴に挑まず、最初に弱い奴を狙う、それは弱者が強者を倒すためによく使われる手段だ」
「………いいだろう……ならばまずは貴様から殺しやる…
「しまっ」
「ふん!!ふっ!!はぁぁっ!!」
ドゴドガベキメキャ!!
ドォン!!
炎の青年が驚き、龍哉を守ろうと反応するがそれよりも赤髪の方が早い…しかし…
「!!!」
打撃音とともに
「闘気が欠片もない、か…闘気を感じあえるのは相手が同格の場合のみ、相手が自分よりも遥かに格上の場合、格下はそれを感じ取れない…そんな当たり前のことも知らないとはな」
「なんだと」
「だが、反応は悪くない…喜べ、雑魚から格下に評価をあげてやる」
「(ビキッ)まるで自分の方が強いとでも言いたげだな」
「ああ、強いさ…一流の武闘家は相手と手を合わせればその実力を測ることができる、それで相手と自分の力量差を確認して、戦い方を考えるのさ」
「では、君はあの手合わせで把握したというのか!?」
「ああ、最初は追っ払うためだったから、超大まかにしか測れなかったけどな」
「まぁ、龍君なら当然ですよ」
「!!君は…」
「煉獄さん、一体、どういう状況なんですか?」
「上弦の参が現れ、あそこにいる少年が戦っている…」
「加勢は「いらないよ」何で!!」
「龍君は1人で勝てない相手なら直ぐに助力を乞うけど、それがないってことは、自分の力だけでどうにかなるからだよ」
「そんな!!相手は鬼なんだ!!どんなに傷を与えてもすぐに回復してしまう!!殺すには俺達の持っている日輪刀か、日の光に充てるしかないんだ!!」
「だって、龍君」
「OK、戦術は決まった」
「ふふふ…俺を殺せるというのか…」
「ああ」
そういうやいなや、龍哉の手から光る剣が現れる
「「「!!!」」」
「こいつがどういうもんか…
「太陽の…気配…」
「ああ、技の名は…超級覇王日輪斬」
「まさかそんな人間がいるとはな…面白い………お前、鬼にならないか」
「くたばれくそ野郎」
「貴様の強さ、その力、
「至高の領域かどうかは知らないが…俺は澄んだ精神、明鏡止水の境地に到達している」
「そうか!!最初は闘気のない人間かと思ったが、貴様がこの場で一番強い!!!」
「ようやくわかったか…俺の名は覇月龍哉だ」
「俺は
「くたばれつってんだろ」
「なぜだ、同じく武道を極めるものとして理解しかねる…選ばれた者しか鬼になれない…老いて死にゆく人間では消え失せてしまうぞ、その力!!」
「馬鹿か手前は…老いて死にゆくこと…それこそが人間のある種の本懐であり…それゆえに紡ぎ繋いでゆくのだ…心を」
「そうか…ならば死ね!!」
術式展開 破壊殺・羅針
ドォン!!
龍哉の足が猗窩座の顎を蹴り上げる
術式展開 破壊殺・空式
「(高速の拳で空気を弾丸としてんのか…なら)連空弾!!」
「ほう!!貴様の俺と同じような技が使えるのか!!面白い、面白いぞ!!」
術式展開 破壊殺・乱式
「!!バァァストォォォ…フィンガァァァァァーーーーー!!!」
ドォォォォォン!!
「くくく、それだけやっても全て無駄なんだよ龍哉、お前が俺に食らわせた素晴らしい一撃も既に完治してしまった」
「で、俺に左手一本で抑えられてるのに何でそんなに得意げなんだ?」
「何?」
「あーーー!!手前、さっき出したその右手のやつ、全然使ってねーじゃねーか!!」
「「「!!!」」」
「なんだ、今の今まで気が付いていなかったのか…まぁ、振るわずに抑えれそうだったから使わなかっただけなんだが…そろそろ夜明けが近いな」
「!!」
「だから…ここいらでケリをつける」
「………いいだろう…これで殺してやる!!」
術式展開 破壊殺・滅式
超級覇王日輪斬!!!
ドォォォォォン!!
「「ああ!!」」
両腕を肩から切り裂かれ、腹部に大穴が空いた猗窩座と五体満足の状態で刀を振り切った龍哉がいた
「ふっ!!」
「くっ!!」
龍哉が即座に振り返り首を落とそうとするが、それよりも早く猗窩座が引くも、皮一枚でギリギリつながっている状態になったことと、日の出も間近になったため…
「ちぃ!!」
脇目も降らずに逃走を開始する
「「「!!」」」
観戦していた4人のうち、3人がそれに気が付いて追いかけようとするが…
「待て、もう追いつかん」
「なぜそう言い切れる!!」
「奴は全速力で逃走している…身体能力に差がありすぎるしな、俺なら追えなくもないが…土地勘がないから戻ってくることも難しい…それにもう一度やっても勝つ自信もあるから、次の機会に必ず仕留めてやるさ」
「……今回、奴を追い払ったのは君だ、ゆえに君の意見を尊重しよう」
「すまないな、確かに奴を逃がすのはこれから先多くの人を危険にさらすかもしれん…しかし、ここで奴を無理に追いかけ、窮鼠猫を噛むという状況になったら逆にこっちがやられるぞ」
「…確かにその通りだな、しかし、よく状況を見ているな」
「まぁ、そういったことについて英才教育を受けてきたからな」
「そうか…そういえば、俺の名前を言っていなかったな、俺は鬼殺隊の炎柱、煉獄杏寿郎だ」
「そういえばそうだったな…さっきの奴に入ったが、覇月龍哉だ」
「私は倉橋陽菜乃です」
「俺は、竈門炭治郎と言います」
「俺様は山の王、嘴平伊之助様だ!!」
「すまないが、君達2人にはお館様のところに来てもらいたい…何せ、今まで一度も成し遂げたことのない偉業を成し遂げたのだからな」
「偉業?」
「もしかして、さっきの…鬼、だっけ、それを退けたからじゃない?」
「なるほどな」
「先ほどから鎹烏が君達のことを見ていたからな」
「へぇ~」
「まぁ、こっちとしても情報が欲しかったからな、願ったりかなったりだ」
「うむ!!まずは休養が必要だな…ちょうど、隠の部隊が来たしな」
煉獄がそういうと黒子の服装によく似た一団が周囲に集まってくる
「あの、炎柱様、そちらのお二方は…」
「うむ、今回の鬼の討伐で協力してくれた方だ!!丁重に頼む!!」
「はっ、あの、お怪我は…」
「特にないな…だが、俺達は拠点としてる場所がないから、あなた方のどこか拠点に連れて行っていただきたい」
「そうですか…では「ならば、まずは蝶屋敷がいいだろう!!」炎柱様?」
「彼らは特殊な治療術を持っているからな、胡蝶の役に立つだろう!!それに、竈門少年のことを心配しているのか、先ほどから気にしているしな!!」
「む、ばれていたか」
「さすがにあのケガじゃね~」
「わかりました、では先に一報を入れたうえでお連れ致します」
「うむ、頼んだ!!」
「んじゃ、煉獄さん、またあとで」
「さよなら~」
龍哉、陽菜乃を連れた隠の一団が走って先に出発していた竈門達の方に向かっていくのと同時に、二羽の鎹烏が飛び立っていった
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産屋敷邸―――
そこには目の部分まで紫色の痣に覆われた男性が白髪の女性に支えられて三段の滝を眺めていたところに、一羽の鎹烏が下りてくる
その烏から伝えられた情報に女性とそばにいたその女性によく似た子は目を見開き、男性は嬉しそうに笑う
「そうか…上弦の鬼を相手に一方的に戦える強い子が…その子は…ああ、しのぶのところに…では、近いうちに会うとしようか」
「大丈夫なのですか?」
「うん、それにね、一つ確信めいたものがあるんだ」
「それは…」
「私のこの呪い、これが、薄くなる気がするんだよ」
「「!!」」
「あまね、緊急だけど、柱合会議を開こうと思う…時期は追って伝えるから、まずは柱の子達に伝えてくれるかな」
「はい」
そうして決まる緊急柱合会議、そこに集まることが決まった龍哉達…
果たして一体どうなるのか…
それは、誰にも分らない…
続かない!!
鬼滅の刃、激情版無限列車編が公開されて、煉獄さんを生存させたかったので書きました。
ぶっちゃけ、上弦の鬼より上の戦闘力を龍哉は持っていますが…
殺せんせーに素で一撃入れれるので何とかなると思ってやりました。
そもそも明鏡止水を極めている龍哉は継国緑壱より劣ってもかなり近いレベルだと思いますので…
感想や意見がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。