暗殺教室~拳法家の青春物語~   作:GGG-EX

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お待たせしました、約3週間ぶりの投稿です。

ロヴロ氏登場!!

何気に出番が多いキャラですよね。


LとRの時間

前原絡みの騒動も終わったある日―

 

「分かったでしょ?サマンサとキャリーのエロトークの中に難しい単語は1個もないわ」

 

英語の時間、この時間の担当はイリーナ先生であり、ビデオで海外ドラマを見せて授業をしていた。

 

「日常会話なんてどこの国もそんなもんよ、周りに1人はいるでしょう?「マジすげぇ」とか「マジやべぇ」だけで会話を成立させる奴」

 

(TVで見た確かギャル…だっけ?少なくとも俺の周りには…いない…よな?)

 

イリーナ先生の言葉を聞いてふと自分の周りにいないか思い出してみるとどうもいる気がしない。

 

「その「マジで」にあたるのがご存知「really」、木村、行ってみなさい」

 

「リ、リアリー」

 

「はい、ダメー、LとRがごちゃごちゃよ」

 

日本語読みのように言ったために正義はイリーナ先生からダメ出しされる。

 

「次はそうね…龍哉、言ってみなさい」

 

「really、でいいですか」

 

「上手ね、今の龍哉のような感じよ」

 

「「「おぉ~~~」」」

 

「LとRの発音の区別はつくようになっときなさい、外人(わたし)としては通じはするけど違和感あるわ」

 

「そうなんですか」

 

「ええ、いい?言語同士で相性の悪い発音は必ずあるの、韓流スターの「いつまでも」が「いちゅまでも」になりがちなように日本人のLとRは私にとってはそんな感じよ」

 

「ちょっとした違いってことですか」

 

「そう、でも相性が悪いものは逃げずに克服する!!これから先発音は常にチェックするわ!!」

 

「もし、発音がダメだったらどうなるんですか?」

 

「そうね、LとRを間違えたその時は…公開ディープキスの刑よ」

 

(((((絶対に食らいたくない!!)))))

 

そして放課後、この日は全員居残り訓練せずにまっすぐ帰るようだ。

 

「しっかしヒワイだよなビッチ先生の授業は」

 

「下ネタ多いし、アレ中学生が見るドラマじゃねーだろ」

 

「でもわかりやすいよ、海外ドラマは良い教材だって聞いたことあるし」

 

「他にも洋楽とかな」

 

「そうなんだ」

 

「それに潜入暗殺が専門だから話術も上手いし、間に挟む経験談も聞いてて飽きなかったよ」

 

「今日は桃花さんだったな…相手がイリーナ先生だったのに顔真っ赤だったな」

 

「しょうがねーよ、ビッチ先生結構色気あるし…たださ」

 

「ただ?」

 

「正解してもどっちみち公開ディープキスされるよね」

 

「そういや三村君が被害にあってたな…俺が合いそうになったらなぜかひなちゃんが殺気漲らせてイリーナ先生が引いてたけど」

 

「あはは…ほぼ痴女だよな、あの先生(なんでそこまで思われて気づかないんだよ)」

 

「(龍哉だから仕方ないよ)でもあれを食らいたくないから必死になるよね」

 

「そうだな、まぁそれを差し引いて考えると受験にも役立つよな、ヒアリング力上がってるし」

 

「いえてんな~」

 

「ん?」

 

「どうしたの?」

 

「いや、なんか変な人が…気のせいか」

 

「変な人?」

 

「どこに行ったの?」

 

「実験室のほうだな、ただいるのはイリーナ先生だけだな、今」

 

「ちょっと見に行かないか?」

 

「俺は構わない…ちょっと気になってな」

 

「気になるって?」

 

「纏っている気…オーラと言い換えたほうがいいか?それが堅気のものとは違ってたからな」

 

「じゃあ殺し屋ってこと?」

 

「ああ、だが殺気がない、殺りに行く前ならもうちょっと出ていてもおかしくないんだがな…」

 

「隠してんのかもな、ほら、よく漫画とかであるじゃん」

 

「……確かにイリーナ先生以上の熟練の殺し屋だとすると、その可能性もあるな」

 

「本当に行くの?」

 

「ちょっと興味ある」

 

「一応確認しておきたい」

 

「もう…」

 

見に行くことに乗り気な龍哉、友人を見て説得して止めることを渚は諦めた。

 

素早くこっそり走って行くと先程龍哉が見かけた人物が何かを仕掛けており…

 

「なんかやばそうだ」

 

「「うん」」

 

龍哉が危機感を感じて渚、友人は職員室に走り、龍哉は実験室に向かうと

 

「…っ!!」

 

ワイヤートラップで首つり状態になっているイリーナ先生がいた。

 

それを確認すると龍哉はドアを開けて飛び入り、そのまま手刀でワイヤーを切り裂く。

 

まぁ支えるものがなくなったのでイリーナ先生はそのまま尻餅をつくように落ちるが…

 

「ごほっ、龍哉、ありがとう」

 

「大丈夫ですか」

 

龍哉はイリーナ先生の背中をさすり、呼吸は整っていく。

 

「≪驚いたよイリーナ、教師をやっているお前を見て…子供相手に楽しく授業、生徒達と親しげな挨拶、まるで…コメディアンのコントを見てるようだった≫」

 

「≪………!!師匠(センセイ)…≫」

 

(……イリーナ先生の関係者か)

 

「何があったんだ」

 

そこに烏間先生を連れて渚と友人がやってくる。

 

「烏間先生、あの人がイリーナ先生にワイヤートラップを仕掛けて…後、関係者だと思います」

 

「ありがとう、≪何者だ?せめて英語だと助かるんだが≫」

 

(((烏間先生、東欧の方の言語しゃべれるんだ)))

 

イリーナ先生には劣るが、割とバイリンガルな烏間先生を見て驚いている龍哉達…

 

烏間先生が男を東欧の人間と判断したのはイリーナ先生が暗殺を実行したのがそっちの方と知っていたためだ。

 

「…これは失礼、日本語で大丈夫だ、別に怪しいものではない」

 

(((どこがだ!!)))

 

怪しいものではないと言っているが…どう見ても怪しい人物にしか見えない。

 

「イリーナ・イエラヴィッチをこの国の政府に覇月秀治を介して斡旋した者…と言えばお分かりだろうか」

 

(((元凶お祖父ちゃん(秀治さん)か!!)))

 

「……!!」

 

この場にいる中心の男の名は”殺し屋”ロヴロ…腕利きの暗殺者として知られていただ現在は引退しており、後進の暗殺者を育てつつその斡旋で財を成している。

 

また、かつて来日した要人を警護していた覇月秀治とは幾度となく交戦しており、それ以来奇妙な縁ができており、直接会ったりはなかったがその縁で秀治が暗殺者を欲していた日本政府に紹介したのだ。

 

しかし、なぜここに?

 

「ところで”殺せんせー”は今どこにいる?」

 

「職員室にいなかったのか?」

 

「うん」

 

「上海まで杏仁豆腐を食いに行った、30分前に出たからもう直戻るだろう」

 

「って俺らが下校した直後に!?」

 

「本当に自由だな、殺せんせー」

 

「フ…聞いていた通りの怪物のようだ…来てよかった、答えが出たよ」

 

何かを告げるようにイリーナ先生にロヴロが近づく。

 

「今日限りで撤収しろイリーナ。この仕事はお前じゃ無理だ」

 

「…?随分簡単に決めるな、彼女はあんたが推薦したんだろう」

 

「現場を見たら状況が大きく変わっていた、もはやこいつはこの仕事に適任ではない」

 

「どうしてそんなことが!!」

 

「イリーナ先生は潜入して相手の裏をかく暗殺専門…裏をかけない相手では並みかそれ以下の暗殺者ってことだろ」

 

「察しがいいな、秀治の孫、正体を隠した潜入暗殺ならこいつの才能は比類ない…だが一度素性が割れてしまえば一山いくらレベルの殺し屋だ」

 

「俺のこと知ってるんですか」

 

「何で知ってるんだろう…」

 

「なぜだろうな、知ったらいかん気がする」

 

「そして見苦しく居座って教師のマネゴトか、こんなことをさせるためにお前に技術を教えたわけじゃないぞ」

 

「…そんな!!必ず殺れます師匠(センセイ)!!私の力なら…」

 

「ほう、ならば…」

 

その瞬間、ロヴロは素早くイリーナ先生の後ろに回り込んで腕を絞めて首に指を突き立てようとする…

 

それを龍哉が同等の速度で動いてその指を左手で掴んで止める。

 

「ほう」

 

「ッ!!」

 

「速いな…私達のような動きがお前にできるか?」

 

(…速い!!そして覇月君も止めれるとは…)

 

「お前には他に適した仕事が山ほどあり…この仕事に執着するのは金と時間のムダだ」

 

その間、腕は絞められたままで、指は龍哉が握って止めたままだ。

 

「ここの仕事は適任者に任せろ」

 

「他に適任者がいるんですか?」

 

「その通りだ、2人いる転校生暗殺者の内残る1人が…実践テストで驚異的な能力を示し、投入準備を終えたそうだ」

 

「「「!!」」」

 

ロヴロから知らされた情報に龍哉達は心底驚く。

 

「……」

 

「相性の良し悪しは誰にでもある、さっきお前は発音について教えていたが、教室(ここ)こそがお前に取って…LとRじゃないのかね?」

 

「半分正しく、半分は間違ってますねぇ」

 

そこに殺せんせーが左側を○、右側をオレンジに×マークを付けてイリーナ先生の鼻の穴を触手で押さえて引っ張り、ロヴロの額を同じく触手で押さえて引っ張って引き離す。

 

「何しに来たウルトラクイズ」

 

「ひどい呼び方ですねぇ、いい加減殺せんせーと呼んで下さい」

 

戻ってきた殺せんせーにロヴロと龍哉達が気づく。

 

「帰ってきたんですね…あ、杏仁豆腐のお土産見っけ」

 

「マジか!食おうぜ!!」

 

「杉野君、それは先生の明日の朝食のデザートなんです、やめてください」

 

「殺せんせー、それでどうして半分合ってて半分間違ってるんですか」

 

「それはですね、イリーナ先生は暗殺者としては恐れるに足りません、くそです」

 

「誰がくそだ!!」

 

「でも最初に殺せんせーのこと侮って対せんせー用のナイフと弾を使わなかったのイリーナ先生じゃん」

 

「う!!」

 

「しかもその後潜入専門で先生として潜入してるのに仕事満足にしないでほぼ学級崩壊させるし…」

 

「うぐ!!」

 

「極め付けは授業で正解しても間違ってもディープキスするから一部の生徒からはそこだけ未だに受け悪いし」

 

「がは!!」

 

「龍哉、ストップストップ!!ビッチ先生めっちゃダメージ受けてる!!」

 

「ですが事実ですからねぇ…否定できません」

 

「確かにな」

 

「フォローしなさいよ!!」

 

「でもその後の授業はすごく役に立つこと教えてもらえてるから俺としては気にしてないんですけどね」

 

「そうだね、授業すごい分かりやすいし」

 

「龍哉、渚…」

 

事実を淡々と告げたものの、その後反省してちゃんと授業をしてくれているイリーナ先生を龍哉と渚は好意的に受け止めているようだ。

 

「そう、今渚君達が言ったように授業は非常に役に立っています―理由はそれだけではありませんが―彼女という暗殺者こそこの教室に適任です」

 

「どういうことだよ」

 

「あ~、俺なんとなくわかったかも」

 

「マジで!?」

 

「覇月君は察しがいいですねぇ…殺し比べてみればわかりますよ、彼女とあなた、どちらが優れた暗殺者か」

 

「ルールと暗殺対象はどうするんですか?」

 

「そうですねぇ、ルールは簡単、イリーナ先生とロヴロ氏の内、烏間先生を先に殺した方が勝ち!!」

 

その提案にイリーナ先生とロヴロは殺せんせーのほうを見る。

 

「イリーナ先生が勝ったら…彼女が教室(ここ)暗殺(仕事)を続ける許可をください」

 

「なんで俺が!!」

 

「烏間先生なら公平な標的(ターゲット)になるからです」

 

「あ、俺達だと質問だのなんだのでイリーナ先生に接触する機会多いし、暗殺(そんなこと)するはずないって油断してるもんな」

 

「その通りです、それに私が標的(ターゲット)になっては…イリーナ先生に有利なよう動くかもしれませんし」

 

「色仕掛け普通に効果ありだもんね」

 

「胸揉んでいいから刺させて、ってお願いしたら一も二もなく飛びつきそうだもんな、殺せんせー」

 

「生徒達の私のイメージ…第一私じゃだ~~れも殺せないじゃないですか」

 

嘗めきった黄色と緑のしましま顔で烏間先生に殺せんせーがそう告げる。

 

「使用するのは人間には無害な対先生ナイフ、期限は明日1日!どちらか先に対先生(この)ナイフを烏間先生に当ててください」

 

殺せんせーは掴んで触手を破壊しないように白のハンカチで挟んでナイフを掲げる。

 

「互いの暗殺の妨害は禁止です、また生徒の授業の邪魔になっても失格です」

 

「ってことは烏間先生が1人なった瞬間とか休み時間を狙うしかないってことか」

 

「…なるほど、要するに模擬暗殺か、いいだろう、余興としては面白そうだ」

 

「…チッ!勝手にしろ!!」

 

「烏間先生も大変だな」

 

「それだけの能力(チカラ)があるんだよ、烏間先生には…だって俺ら以外で唯一(・・)殺せんせーと直接接触してる政府の人間だぜ」

 

「フッフフ、なかなか出来るのだな、あの男」

 

「ええ、この私の監視役に選ばれるくらいですから」

 

「あいつに刃を当てることなどお前には無理だ、イリーナ」

 

「何でそう断言できるんですか?」

 

「イリーナに暗殺の全てを教えたのは俺だ、お前に可能な事不可能な事、俺が全て知っている」

 

「マジかよ」

 

「ビッチ先生超不利だ…」

 

(それはどうだろうな)

 

渚と友人が心配するが、龍哉はむしろロヴロの言ったことは余裕ではなく侮りと思ったようだ。

 

「暗殺ごっこでお前にそれを思い知らせ、この仕事からおとなしく降りてもらう…そして誰も殺れない殺せんせーよ、お前を殺すに適した資格、もう一度選びなおして送ってやるさ」

 

そう告げてロヴロは実験室を出ていく。

 

そして残ったイリーナ先生は…

 

「……私をかばったつもり?」

 

「つもりじゃなくてかばったんだと思うだけど…」

 

渚が思わず突っ込みを入れる。

 

「どうせ師匠(センセイ)が選ぶ新たな手ごわい暗殺者より、私のほうがあしらいやすいと考えてんでしょ」

 

「修学旅行の件から考えるとどっちでも一緒のような気がするのは俺だけ?」

 

どうやら龍哉はどんな暗殺者でも殺せんせーならあしらえるだろうからイリーナ先生だろうが新しい暗殺者だろうが同じ結果になると考えているようだ。

 

「そうはいくもんですか!!カラスマもアンタも私が絶対に殺してみせるわ!!」

 

そう言ってイリーナ先生も肩を怒らせて実験室から出ていく。

 

「なんか、大変なことになっちゃったみたいだね」

 

「ああ」

 

「一番悲惨なのは烏間先生だけどな」

 

「「それだけは言えてる」」

 

龍哉達もそう言いあって下校していった…

 

明日余計なトラブルが起きないようにと願いながら…

 




龍哉「あとがきコーナー・第一回、進行の龍哉だ」

渚「ゲストの渚です、今回はまたぶっ飛んでたね」

龍哉「そもそもロヴロをどうやって日本政府が知ったのか、という点からお祖父ちゃんとの繋がりを思いついたらしい」

渚「本当に龍哉のお祖父さん達の人脈おかしいよね」

龍哉「袖振り合うも多生の縁的な考え方してるからな…さて、本題に行こうか」

『もしもE組生徒が仮面ライダーになったら』

龍哉「これはゲストのE組生徒が仮面ライダーになっていたら変身するのはこれだろう、
   と作者が考えたものを披露するコーナーだ
   ちなみに他のE組生徒達はスタジオの客席側にいる」

渚「ここスタジオなの!?」

龍哉「ルールとしては
   1.主役ライダー、サブライダーから選ぶ
   2.サブライダーと言ってもMr.ガードベントのようなのは対象外
   3.突っ込みは感想で
   こんなところか、それと前回基本的に死んでないのを使うといったが…」

渚「あ、無理があったんだね、それで2.のようなルールに変えたんだ」

龍哉「そう、では渚が変身するであろうライダーは…これだ!!」

 仮面ライダージョーカー(原作:仮面ライダーW)

龍哉「仮面ライダーWの主人公の1人、左翔太郎がロストドライバーと
   ジョーカーメモリを使って変身する仮面ライダーだ」

渚「これ原作読んでる人にしか分からないんじゃない?」

龍哉「お前もなかなかメタいな、選んだ理由はまぁ原作の鷹岡戦とか
   渚個人のスキルを見れば一目瞭然だろう」

渚「僕は格闘能力低いけどね」

龍哉「それは言うな…後は左翔太郎も観察力か優れてたからな、探偵だし」

渚「まぁ納得は出来たかな」

龍哉「それではこれで終了、次回はカルマだ」

龍哉・渚「それでは次回もお楽しみに!!」
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