暗殺教室~拳法家の青春物語~   作:GGG-EX

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―――この日の登校時

龍「おはよう、陽菜」

陽「おはよう、龍君」(←会うと同時に腕を組んだ)

龍「…!!(///)」

陽「どうしたの?」

龍「い、いや…(陽菜…正面から抱きしめたりブレザー越しだったから分かりづらかったけど…やっぱ…胸が…)」

陽「今日から夏服、あ~、気持ちいい」

龍「そ、そうだな(…うん、話そう、意識をそらすんだ!!)」

陽「あ、龍君、あの(バシャァ!!)…ふえ?」

龍「陽菜!?」

他A「あ、ごめんなさい!!大丈夫!?」

陽「だ、大丈夫です、そんなにかかってないし、もう暑いから、すぐ乾きます」

他A「そ、そう?それならいいけど…ごめんなさいね」

龍「(…ばっちり見えちまった)…取り合えず、タオルだけでもな」

陽「あ、龍君ありがとう」(←簡単に拭いて直ぐ腕を組みなおした)

龍(水濡れだからさっきよりダイレクトに…心頭滅却すれば火もまた涼し、耐えろ、俺)

こうして校舎まで龍哉は理性を総動員して登校しましたとさ


アートの時間

―――7月、本格的な夏到来となり、生徒達の服装も夏服に切り替わり…

 

「忘れろ、忘れるんだ俺、忘却の彼方に捨て去るんだ(ブツブツブツ)…」

 

その朝っぱらから龍哉が呪詛の如く忘れろと連呼している。

 

「えっとさ、龍哉何かあったのか?」

 

「俺らでよければ相談に乗るぞ?」

 

コミュ力の高い友人とリーダーシップのある悠馬が話を聞きに行くと龍哉も顔を上げて答える。

 

「…すまない、話せないんだ…むしろちょっとそっとしておいてほしい」

 

「倉橋さんがいないのと何か関係があるの?」

 

と、渚が聞いた瞬間…

 

ゴン!!!と強く頭を机に打ち付けて

 

「忘れろ、忘れるんだ俺、忘却の彼方に捨て去るんだ(ブツブツブツ)…」

 

先程と同じ状態になってしまった。

 

「…渚、何でそう簡単にお前は地雷を踏むんだ」

 

「全員倉橋絡みって察したうえであの質問の答えでなんとなくわかったんだぞ…それをほじくり返しやがって」

 

「…ごめん」

 

「でもどうしようか?」

 

全員が悩んでいたそこに…

 

「いよー、今日から夏服で肌がまぶしくて健全な中学生にはつらい時期だな!!」

 

「いけませんよ、露出の季節に平常心を乱しては」

 

そう言って大河と殺せんせーが入ってきて、その言葉に龍哉がピクリと反応し、龍哉の状態に気が付かない2人はさらに言葉を続ける。

 

「しっかし、こういう時彼女のいる龍哉がすっげぇうらやましいな!!何せいつも一緒に居るからちょいエロハプニングとかにも…」

 

ブチンッ!!と、何かがキレる音が龍哉からして、その瞬間大河を残して全員が蜘蛛の子を散らすように教室から逃げ去る。

 

大河が恐る恐る龍哉のほうを見ると…

 

この間の進藤が凄く可愛らしく見えるほど恐ろしい表情をした龍哉がいた…

 

「り、龍「一片…3歳児からやり直せぇぇぇぇ!!」

 

ゴグワシャァァァァ!!!という音と共に大河の体が見事に宙を舞い、そのまま教壇にぶつかって一回転してさらに黒板にぶつかり、そのまま床に滑り落ちて崩れ落ちる。

 

「ハァハァハァ…一刻も早く夏終わってくんねーかな」

 

と、一部の男性に思いっきりケンカを売るような発言をした。

 

==========

 

―――女子更衣室近く

 

逃げた生徒達のうち女子はここで陽菜乃、桃花と合流していた。

 

「えっと、つまり、今日もいつものように龍哉君と一緒に登校していたら、たまたま水をかけられて」

 

「夏だしすぐに乾くと思ってそのまま放っておいたら」

 

「実はいろいろ透けてるの失念してて、それをばっちり龍哉君が見ちゃった、ってこと?」

 

「うん…(思いだして赤面中)」

 

「まぁ、ああなってたから予想はしてたけど…」

 

「で、でも龍哉君、凄く暑がりなんですかね?結構顔赤かったですけど…」

 

「…陽菜乃ちゃんってよく龍哉君と腕組んでるよね?」

 

「うん、今日もそうして登校してきたから」

 

「…覇月って意外と純情(ウブ)なのね」

 

「そうだね」

 

「?」

 

その言葉に首をかしげる陽菜乃…

 

「陽菜乃ちゃん、取り敢えずあまり…夏服の間だけでいいから龍哉君と腕組むのやめてあげて、下手すると…ね?」

 

「え~」

 

「…龍哉君への荒療治も兼ねることが出来そうだし、ほっときましょう…」

 

「…そうだね」

 

と言った具合で…良くも悪くも龍哉への評価が変わった瞬間だった。

 

==========

 

―――3-E教室

 

そろそろ龍哉の機嫌も落ち着ているだろうと思い、そろーっ中を見ると龍哉は落ち込んでもいるが落ち着いているようだ。

 

「り、龍哉、大丈夫か?」

 

「ん?ああ…ちょっとはな…」

 

と、そこに女子も戻ってきてほとんどの生徒がそろう中…

 

「あれ?菅谷君は?」

 

「まだ来てないね」

 

と、そこに教室のドアが開いて菅谷が登校してくる。

 

「…計算外だったぜ…今日から半袖だったとはな…」

 

ただし、その左腕にはなぜか花をあしらった刺青が…

 

「さらしたくなかったぜ…神々に封印された子の左腕はよ…」

 

「す、菅谷君が…カルマと同じ病気にかかった…だと!?」

 

「龍哉、それどういう意味?」

 

((((((確かにその通りだ、どっ……どうした菅谷!?)))))))

 

全員が驚愕の表情になる…とは言っても、すぐにネタ晴らしはされた。

 

「へー、これペイントなんだ」

 

「あんなこと言い出したから暑さでやられて頭おかしくなったのかと思ったぜ」

 

「しれっとひでぇこと言うな、龍哉」

 

「そう思うぜ…んで、これはメヘンディアートっつってな、色素が定着したら1週間ぐらいとれねーんだ」

 

「あー、インドの奴っしょ」

 

「なんだ、それかよ」

 

「知ってんだ、カルマ君、覇月君」

 

「うちの両親、インドかぶれだから旅行行くたびに描いて来るよ」

 

「俺の使ってる流派東方不敗は元はインド拳法だからな、インドの文化は一通り知ってるのさ」

 

「よ、よかった…先生てっきりうちのクラスから非行に走ること生徒が出たかと…」

 

殺せんせーは大量の生徒が非行に走った場合の対処本を読み漁っているような状態だ。

 

「相変わらずそういうところチキンだよね」

 

そんな殺せんせーに渚達は呆れている。

 

「でも菅やんってこういうの本当にじょうずだよねー」

 

「だな、前は…陽斗の時もそうだったけど、変装マスクとかを改造するのも上手いよな」

 

「へへへ、そうだ、殺せんせーにも描いてやろうか?まだ塗料残ってんだ」

 

「ニュヤ!!いいんですか?」

 

「嬉しそうだな、殺せんせー」

 

そして殺せんせーに描くために準備する菅谷…

 

「へぇー、溶けたチョコで絵を描くみたいなやり方なんだ」

 

「おもしろそうだな」

 

「ニュフフフフ、楽しみですねぇ、先生こういう刺青みたいなの一度は描いてみたかったんです」

 

そして菅谷が殺せんせーに描き始めた瞬間…

 

ドロォ…と殺せんせーの顔が溶けてパニックに陥る殺せんせー…

 

また、周り似た生徒達は突然のことに驚いてギャーギャー言っている。

 

「…なるほど、対先生用弾を粉末にして塗料の中に練りこんだのか」

 

「あ~、だからこの間それ俺に注文してきたのね」

 

「まぁな…とは言っても見てのとおりダメだった」

 

「先生完全に油断してたけど、殺すまでじっとしててはくれないね」

 

「アイデアとしては面白いですが菅谷君、効果としては嫌がらせのレベルです…というか、先生普通にカッコいい模様を描いて欲しかったのに…」

 

「わ、悪かったよ!!普通の塗料で描いてやるって」

 

==========

 

―――それから少しして…

 

「ふっふっふっ、夏場の露出と女を駆使する暗殺者は相性抜群よ」

 

イリーナ先生もノースリーブのYシャツ、短いスリットの付いた黒のミニスカートに服装を変更している。

 

(これで…「やべェ…ビッチ先生エロい」「イリーナ、なんだこの胸のざわめきは」って状態に…男共をこの素肌で悩殺して、思うがままに働く駒に仕立ててやるわ…陽菜乃が怖いから龍哉は外すけど)

 

そしてE組の教室のドアを開き

 

「私の色香に悲鳴を上げろオス達よ!おはよえぇーーーーー!!!???」

 

見たのは陽菜乃を左手で胸に抱いて右手で銃を構える龍哉とそれに対するようにいるのは悪そうな顔をした殺せんせー、陽斗、大河、カルマでその真ん中で菅谷が一心不乱にスケッチしている。

 

「……何?この状況?ていうか何であんた達そんな化け物メイクしてるの?」

 

「あ、ビッチ先生、おはようございます」

 

「え~と、かいつまんで言うとですね」

 

まぁ殺せんせーに菅谷がメイクしたらみんなやってほしくなったらしく、次々と描いていった中で龍哉が悪役っぽいな、そのメイク…とつぶやいた。

 

それを拾った愛美がそれじゃ龍哉君は陽菜乃さんを守る正義の味方ですね、と返す。

 

そしたら菅谷が何かインスピレーションが浮かんだのか龍哉の右手の甲にあるマークを描き、そのままあれよあれよと…

 

「…で、今の状況になったわけね」

 

「ええ…律も後ろから龍哉達撮ってます」

 

「ん~~、龍哉、もうちょい眉釣りあげて…髪を少し逆上げるのって出来るか?」

 

「え~~~と…こう?」

 

「おぉ!!いいな!!…おいこらそっち、俺は見逃さねぇぞ…さっきよりポージングが甘い!」

 

「「「「早く終わってくんね?(欲しいのですが)」」」」

 

「まだだ…倉橋、悪ぃけどもうちょい涙目になれないか?あとできれば龍哉の方を上目遣いで見て…龍哉は倉橋の方見ずにまっすぐ殺せんせーの方見てくれ」

 

「う、うん…」

 

「おう」

 

そして十数分後…

 

「よっし、出来たぁぁぁぁ!!!」

 

「お疲れー」(←平然そうに見えるが顔が真っ赤っ赤)

 

「お、お疲れさま…」(←茹蛸並みに顔真っ赤)

 

「「「「おつかれー」」」」(←菅谷の無茶ぶりにより疲労困憊)

 

「出来上がったら覇月と倉橋にやるよ」

 

「お、サンキュ…額買っとかないとな」

 

「あ、ありがと菅やん」

 

「「「「俺ら(先生)には…」」」」

 

「……ちゃんと渡してやるよ」

 

「何で間があるんだよ」

 

「それよりも…つけっぱなしで大丈夫なの?」

 

「しばらくして塗料をはがすと指揮をが定着してるんですって…楽しみで授業が手につきません」

 

「「「「「「「「「「「お前はそれでも担任か!!」」」」」」」」」」

 

「……ところで菅谷君、見てたら先生も誰かに描いてみたくなってきました」

 

「いいけど…皆描いちゃったし…空きがあるといったら覇月と倉橋とかだけど…あいつらにはあれ以上手を加えると変になるからやりたくないし…もう真っ白なキャンパス残ってないぜ」

 

「「あ」」

 

菅谷と殺せんせーはイリーナ先生に気づく。

 

「あるじゃないですか…好き放題描けそうな面積の広いキャンパスが…」

 

「ちょ…ふざけんじゃないわよ!!誰がそんな…」

 

「!!イリーナ先生、足元!!」

 

「へ…キャ!!」

 

ズルっ!!ガンッ!!(←落ちてた塗料に足を滑らせ、壁に後頭部激突)

 

「グヘッ!!」

 

「「…あ」」

 

「あぁ…だから言ったのに…」

 

「勝手に気絶しちゃったぞビッチ先生」

 

「とにかく、まずは安静にしておかねーとな…陽菜、濡れタオルを用意してきてくれ、俺は…」

 

龍哉がてきぱきと指示を出し、陽菜と共に教室から出ていく。

 

「安静にしている間に…覇月君もいませんし、先生はこっち半分、菅谷君はそっち半分を」

 

「ほほぉ~、俺と争う気かね」

 

と、そこに

 

「濡れタオルもってきたよ~」

 

「あちゃ~、烏間先生いなかったわ…なにしてんだ、あの2人」

 

「あ、龍哉君、殺せんせーと菅谷君が…」

 

「イリーナ先生使って絵勝負です、凄いですね菅谷君、いつもあっという間に彼色に染まってしまいます」

 

「うん…芸術肌なだけにさっきみたいに目立ち過ぎちゃう時があってさ、2年の時にそれが原因で素行不良扱いされたんだって」

 

「ほ~、まぁ芸術ってのは人を選ぶからな…菅谷君のが本校舎の連中の肌に合わなかったんだろう…もしくは、菅谷君の絵の才能に嫉妬したかの2択だろうな」

 

「(前に言われたんだよな…ただ成績が悪い人間と成績が悪い上に求めてもいない達者な絵を描いちゃう人間、社会に出たらどっちのほうが悪い評価を受けると思う?それが君のE組行きの理由よって)…ま、正しいけどね」

 

イリーナ先生の右腕には花とハートを掛け合わせたアートが描かれている。

 

「おお~~~さすが菅谷!!」

 

「そもそもファッションアートだしな、外に出て楽しい感じに仕上げてやったぜ」

 

「これなら逆にビッチ先生喜ぶんじゃない?」

 

「うん、確かにね~」

 

「ヌルフフフ、先生も負けてはいませんよ、こちら側をご覧ください」

 

イリーナ先生の左腕には…漫画が描かれていた。

 

(((((なぜにマンガ!?)))))

 

「いやぁ…アートとかファッションは苦手なので得意分野で」

 

「逃げに走るくらいなら描くな!!」

 

「おいおい、左右で差がひどすぎんだろう…これじゃイリーナ先生外歩けねーよ」

 

「いや…あえて漫画をポップアート的な図柄として活かす手もあるぜ、枠の周囲を弄って…」

 

そして漫画の周囲がきれいなアートとなるが…

 

「いや…あまりきれいに収まりすぎると気障ったらしい、どこか一か所で笑いを取らなくては」

 

「何でそこで張り合うの!?」

 

「んなもん全然いらねーだろ!?」

 

と、抗議を無視して殺せんせーが描いたのは、額に中肉中背、目の周りに丸メガネ、鼻の下にヒゲだった。

 

「それ見たことか!?」

 

「いや…ヒゲはまだしも丸メガネが野暮ったい、フレームをデザインでして…」

 

「いや…むしろこの塗料描きづらいです、マジックと段ボールで…」

 

「いや、いい加減やめんか!!そして殺せんせーはメヘンディアート全否定すんな!!」

 

「まま、龍哉、こうなると菅谷止まんねーんだ、殺せんせーもどうにもできねーし」

 

「…烏間先生探してくる」

 

「あ、私も行く!!」

 

そう言って龍哉と陽菜はさっさと教室を出ていく…

 

それを知っていたのは直前まで止めていた友人だけだと、クラスの全員が知るのは少し後の事…

 

==========

 

―――そしてまたさらに少しして…

 

兜と両肩に鎧を付けられ、露出箇所すべてに絵が描かれたイリーナ先生がいた。

 

「……収集付かなくなってきたな」

 

「どうすんだ?1週間は落ちねーんだろ?これ」

 

「一応落とせない事ぁ無いけど…めんどいな」

 

「ま…まぁ…ひょっとしたら気に入るかもしれませんし…」

 

その瞬間、イリーナ先生が目を覚ました。

 

「あ、起きた」

 

「自分の現状を確認してるな」

 

「出てった、意外と気に入ったか?」

 

イリーナ先生が出て言った方向を陽斗がそーっと確認すると…

 

殺気と怒気をまとった恐ろしい状態になったイリーナ先生が銃を持って出てきた。

 

「激しくお気に召さなかった!!」

 

「あの銃本物だぞ!!」

 

「死ね!!あんた達皆殺しにしてやるわ!!」

 

ドドドドドドドドド

 

その言葉と共にイリーナ先生は銃を殺せんせーに向けて乱射する。

 

「ゴッ…ごめんなさいつい夢中になってしまって…でも教室壊れるから実弾はやめて!!覇月君も銃弾防ぐの手伝ってください!!」

 

「あ、龍哉ならビッチ先生への所業止めるために倉橋と一緒に烏間先生探しに行ったぜ」

 

「ニャーーー!!」

 

「と、とにかく抑え込まなきゃ!!」

 

渚の言葉に応答するように友人がすぐに近づいて羽交い絞めして止める。

 

「やめろてビッチ先生!!すぐに落とせば定着しないらしいぜ!!」

 

「キーッ!!せっかくの夏服デビューが台無しよ!!」

 

そんなイリーナ先生を机の陰から見ながら…

 

「菅谷君が全部やればあそこまで怒らなかったのにね、殺せんせーが余計なもの足すから」

 

「…だろーな」

 

菅谷と渚が話していた。

 

「普通はさ、答案の裏に落書きしたらスルーされるか怒られるだろ?」

 

菅谷の言葉に渚が首肯して答える。

 

「だけどあのタコは安っぽい絵を加筆してくる、むしろ喜々としてさ…考えてみりゃ当然だよな、落書き程度でマイナス評価になるわけがない、なんせ殺しに行ってもいいんだから」

 

そんな菅谷を渚がじっと見ている。

 

「ちょっとぐらい異端な奴でもE組(ここ)じゃ普通だ、いいもんだな、殺すって」

 

「…うん、その筆頭が今ここにいないけどね」

 

「ああ…あ、戻ってきた」

 

そして教室の入り口にはかなり怒った烏間先生と龍哉、その後ろに陽菜乃がいた。

 

「貴様…覚悟は出来てるんだろうな…そこのクソダコ」

 

「へ…」

 

「ちょっとこい…イリーナ、お前はさっさと落としてこい、実銃使ったことの説教はその後だ」

 

「…分かったわ」

 

「あ、イリーナ先生、これ使ってください、さっきお祖父ちゃんからもらっておきました、さすがに化粧は落ちちゃうと思いますが…」

 

「化粧位すぐに直せるわ、龍哉、ありがとう」

 

「ええ、皆もすぐに落として、1週間じゃ遅いから」

 

「え?」

 

「…もうすぐ月一の全校集会だよ、それまで落しておかないとまずいんじゃない?」

 

「「「「「「「「「「「あァァァァァァ!!!!」」」」」」」」」」

 

「はぁ…ほら、皆の分、早く落として落して」

 

「は、覇月君、先生にも!!」

 

「烏間先生、殺せんせーが原因なので反省してもらうために1時間以上お願いします」

 

「分かった」

 

「ニャーーー!!って力、力強いですよ烏間先生!!服が、服が破れてしまいます!!…だ、だれか助けてーーー!!」

 

そう言って烏間先生に引きずられて教室から出ていく殺せんせー…それを助けようとする生徒は誰もいなかった。

 

「龍哉、なんで1時間以上なんだ?」

 

「殺せんせーには色素定着させねーとな」

 

「なんで?」

 

「定着しちゃうと落すの面倒くさいらしいからさ、それを利用して脱皮させようかと」

 

「「「「「「「「「「「それだ!!」」」」」」」」」」

 

「よーし、今月も頑張ろうぜ!!」

 

本格的な夏が始まり…殺せんせーの暗殺期限まで残り8か月となった。

 

==========

 

―――後日

 

「ほい」

 

「お、おおおおおおおぉぉぉぉぉぉ」

 

龍哉が描かれた自分達の絵に感動している。

 

「後さ、これも」

 

「?…(////////)」

 

菅谷から渡されたもう1枚の絵は…この間の状態を龍哉と陽菜乃だけで正面から描いたものだった。

 

「いいもんだろ?」

 

「……宝物だよ、ありがとな、創介」

 

「おう、またリクエストがあったら言ってくれ、龍哉」

 

といったやり取りが2人の間であったとか…

 

 




龍哉「あとがきコーナー・第十三回、進行の龍哉だ」

陽菜「補佐の倉橋陽菜乃です」

大河「ゲストの岡島大河だ」

 剛「同じくゲストの詩島剛だ…なんで俺呼ばれてんの?本編で龍哉との絡みまだないんだけど」

龍哉「それを想定した早期登場です、剛兄さん」

陽菜「どうしてこう呼んでるかは今後を楽しみにしていてね!!」

大河「いきなり宣伝!?」

 剛「2人共自由にやり過ぎじゃね!?いくら本編に関係のないところで裏話とかする場所でもやっていいことと悪いことがあるだろ!!」

龍哉「やっぱ突っ込みがしっかりしてるとやりやすいな」

陽菜「岡ちんは…ただの変態キャラだもんね」

大河「うおおぉぉい」

 剛「おい、まて、まて、今回のゲストが俺達なのって…」

龍哉「そんじゃ本題行くぞ」

『もしもE組生徒が仮面ライダーになったら』

龍哉「今回のゲスト、大河が変身するであろうライダーは…これだ!!」

 仮面ライダーマッハ(原作:仮面ライダードライブ)

龍哉「仮面ライダードライブに登場する、今回ゲスト出来てくれている剛兄さんがマッハドライバー炎とシグナルマッハを使って変身する仮面ライダーだ」

陽菜「これって決めた理由は某SSと卒アル作ってるときの岡ちんの写真から?」

 剛「頼む、頼むから違うって、違うって言ってくれぇぇぇぇ…」

龍哉「剛兄さんには悪いが、作者はそれで思いついたそうだ」

 剛「(ちーーーん)」

大河「おい、どういうことだよ!!」

龍哉「詳しくは自分で探してみてくれ、ネイキッド岡島」

陽菜「でもいいの?剛さん、力尽きちゃったみたいだけど」

龍哉「大丈夫、こういう笑い、じゃない、パラレル的な場所では剛兄さんがいじられキャラになるのは今に始まった事じゃないから」

陽菜「ああ、そういえばそうだね(←某飯テロSSを思い出した)」

龍哉「というわけだ…それではこれで今回は終了、次回は陽斗だ」

龍哉・陽菜・大河「それでは次回もお楽しみに!!」
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