暗殺教室~拳法家の青春物語~   作:GGG-EX

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すいません、最近ポケモンにはまってのんびり執筆でした。

でもサン・ムーンどっちも面白いです。


恋愛の時間:1時間目

―――通学路

 

この日は珍しくある4人が一組になって登校していた。

 

「こんな感じの文なんだけど…」

 

「…まぁ、の○太君のラブレターよりましだな」

 

「よし、書き直す」

 

「もういっそ、和歌というか短歌にしたらどうだ?」

 

「古くないか?」

 

「…いや、下手にばれても古典の勉強と言い訳できる」

 

「なるほどな」

 

「そういえば、日付は?」

 

「もう少ししたら期末だろ、その後だ」

 

「了解」

 

「は~、今から楽しみだな」

 

「ちなみに期末の結果次第ではお流れになるから気を付けろよ」

 

「「誠心誠意努めます」」

 

「ははは、あれ?渚?」

 

「あ、磯貝君…に、杉野に龍哉に千葉君?珍しい組み合わせだね」

 

「そうか?」

 

「うん、龍哉とそれぞれ、だったら珍しくもなんともないけどさ」

 

渚の言う通り、龍哉と悠馬、龍哉と友人、龍哉と千葉という組み合わせは教室内でよく見る組み合わせだが、この4人の共通点が中々思い当たらない…

 

「…とにかく教室行こうぜ」

 

下手に勘繰られるのは避けたいため、千葉が教室に行く事を提案し、そのまま全員で向かう途中に…

 

「「「「「あ!!」」」」」

 

「あ…」

 

うつ伏せで倒れている陽斗とそれに困惑している(・・・・・・)速水がいた。

 

「あ…ちが…」

 

何かを言おうとしてる速水を無視して渚が素早く脈を確認する。

 

「…ある、生きてる」

 

と言う渚の言葉に…

 

「チッ」

 

龍哉が舌打ちで答えた。

 

「「「「「おいこら」」」」」

 

流石にそれには全員が突っ込んだ。

 

「俺はまだこの間の所業(キスの時間参照)を完全に許してねーんだよ」

 

「おいおい…もう本人も反省してるんだからその辺で「矯正しねーと皆も同じ目に合うよ」…それ…は…」

 

龍哉のその一言で渚以外が龍哉の態度に納得してしまう。

 

「で、なんでこんなことに?」

 

「分からない…私が見つけた時はすでに」

 

犯人(ホシ)が何か残してるかもしれん、周りを探るぞ」

 

警察に協力しているためか龍哉の言い回しが警察じみているが突っ込んでもキリがないことを皆理解しているので大人しく従う。

 

その結果…

 

「ねぇ、皆これ見つけたんだけど」

 

と、渚がシャープペンシルを見つける、そのシャープペンシルは…

 

「「「「「「……やっぱりか」」」」」」

 

とある女生徒のもので、この状況もよーく理解できた。

 

「…こいつもいい加減懲りないな…」

 

「どうする?」

 

「…渚、速水さん、悪いが彼女を探してきてくれないか?」

 

「分かった」

 

「なんで僕も?」

 

「慰めたりするにゃお前が一番だからな」

 

「…分かった」

 

そう言って渚と速水は陽斗を気絶させた生徒を探しに行き、残った全員で陽斗を運んでいった。

 

もっとも…

 

「誰が運ぶ?」「俺が運ぶ」「どうやって」「こう、足を掴んで、このまま」「よし、千葉、俺達で運ぶぞ」「分かった、磯貝」

 

と、龍哉が滅茶苦茶な方法で運ぼうとしたので悠馬と千葉が2人がかりで肩を担いで保健室へ連れて行った。

 

==========

 

―――E組校庭

 

ここには、トレーニング用にアスレチックが増設されている、そこに…

 

「はぁ…」

 

1人の女生徒が落ち込んでいた。

 

「またやっちゃった、昨日相談したばかりなのに…」

 

どうやら、いつもと同じことをしでかしてしまい、そのことで落ち込んでいるようだ。

 

そこに…

 

「あ、居た」

 

「岡野」

 

「渚、速水」

 

彼女を探しに来た渚と速水が合流した。

 

渚と速水は岡野が気にしているであろう陽斗の容体を伝えると安心し、おずおずとしゃべりだした。

 

「一昨日は他校女子とデート、昨日は高校生とデート…あんまり女にだらしないもんで、どこかで一発キツイのお見舞いしてやんなきゃって」

 

「(まぁ、恋い焦がれてる相手がそんなことしてりゃ当然よね)でも、あそこまでする気はなかったんでしょ?」

 

もしも千葉が…そう考えると納得のいく速水であり、そんな風に思われた千葉は思わず悪寒がして身震いしたのを見た龍哉達は風邪かなにかと勘違いしたのを、速水達は後程知るのだった。

 

「うん、ただ、今日に限って」

 

「教科書の量が凄いもんね、今日」

 

「そう、だからさ、あんなに飛ぶとは思わなかった」

 

「(自覚してこれだからたちが…龍哉も似たようなもんか)だったら、はっきり言ったら?」

 

「……何を?」

 

「その胸の内にある本当の気持ち、どうしてそんな風なのかは私は知っているし」

 

「そうだけど…でも…」

 

「ぼやぼやしてると、二度と手に入らなくなるよ」

 

「う…」

 

「私だって嫌だ、好きな人が他の女といるなんて」

 

「…うん」

 

「……2人共、僕がいること忘れてない?」

 

「「あ」」

 

「まぁ、岡野さんの前原君に対する態度からなんとなく分かってたけど、速水さんにもいたなんてね」

 

「このことは」

 

「黙っておくよ、僕が2人の立場だったら嫌だしね」

 

「「ありがと」」

 

こうして岡野は落ち着き、この騒動は一応幕を閉じるのだった。

 

==========

 

―――E組教室

 

朝のHRが近いためほぼ全員(珍しくカルマも)既に教室にいる中に…

 

「おい皆来てくれ!!プールが大変だぞ!!」

 

本日は体育がないためプールの様子を見に行った(正確には龍哉が無理矢理行かせた)大河が慌てて戻ってくる。

 

なお、龍哉が行かせたのは大河は見に行けば十中八九隠しカメラを設置すると読み、それをエサに皆でボコるためである。

 

そして皆でプールを見に行くと…

 

「ッ!!」

 

「滅茶苦茶だ…」

 

「酷い…いったい誰が…」

 

「ビッチ先生がセクシー水着を披露する機会を逃した!!」

 

「どうでもいい!!」

 

「龍哉!?」

 

そんな風に慌てる全員を他所にある3人がそんな全員を見てニヤニヤと笑っている。

 

「あーあー…こりゃ大変だ」

 

「ま、いーんじゃね?プールとかめんどいし」

 

そんな3人を渚が見ていると…

 

「ンだよ渚、何見てんだよ…まさか…俺らが犯人とか疑ってんのか?下らねーぞその考え」

 

渚に寺坂が近づき、胸ぐらをつかむが…

 

「まったくです、犯人探しなどくだらないからやらなくていい」

 

そこに殺せんせーが現れ、いつものようにマッハでプールを一瞬のうちにキレイにする。

 

「はいこれで元通り、いつも通り遊んでください」

 

そんな殺せんせーに皆元気に返事をし、それには犯人と思しき全員の目が点になる。

 

そしてほぼ全員が教室に戻る中…

 

「龍君、何を?」

 

「大河に見に行かせたからな、わざと」

 

「あ~、なるほど」

 

そして龍哉と陽菜乃は大河が仕掛けた隠しカメラを見つけるが…

 

「…これは…」

 

「プールじゃなくて、別の目的…おそらく暗殺用だな、放っておこう」

 

問題無いと判断して龍哉と陽菜乃も教室に戻ろうとする途中で…

 

ドン!!

 

「なんだ?」

 

「行ってみようよ」

 

陽菜乃の言葉に従って見に行くと…

 

「村松君!?」

 

「大丈夫!?」

 

「…お前等か」

 

木のそばで村松が背中を押さえており、龍哉達は何かあったことを悟る。

 

「誰だ?」

 

「…寺坂がな、この間の補習に参加したことにキレやがってよ」

 

「あれか…自由参加なんだからキレられる理由はないはずだが…」

 

「もしかして…寺りんが参加しないよう強制していたとか?」

 

「あたりだ」

 

「…はぁ、お前らはあいつの数少ない友人ではないのか?」

 

「数少ないって…」

 

「あいつのほうは友人じゃなくて、手下としか思ってねーんだよ…自分の言う事をほいほいきく、な」

 

「はー、あほだな」

 

「はっきり言うな」

 

「言わなきゃわかんないことだろ」

 

「とにかく、教室戻ろう」

 

「歩けるか?」

 

「そこまでやわじゃねーよ」

 

そうして教室に戻ると…

 

「何してんだよ殺せんせー」

 

「おや覇月君、倉橋さん、遅かったですね」

 

「プールの周りに他に被害がねーか見てきたんだ」

 

「それで先生、それは?」

 

「見て分かんねーのかよ、バイクだよバイク!!」

 

「「いや、木製のバイクなんて見たことないからそう言ってるんだよ」」

 

「ヌルフフフフフ、この間吉田君が雑誌で見ていた奴です、丁度プールの廃材があったんで作ってみました」

 

「そういえば…寺りんは?」

 

「俺らより先に戻ったのにいねーな」

 

「便所じゃねーの?」

 

「ていうかこれもっとよく見ろよ!!まるで本物だぜ!!」

 

「…俺、もっとすげーの間近で何度も見たし」

 

「あ、そっか、仮面ライダーさん達は車にバイクだもんね」

 

「そういやそうだったな」

 

「……何してんだよ吉田」

 

「あ、寺坂…い、いやぁこの前バイクの話で盛り上がってさ、うちの学校そういうのに興味持ってる奴いねーから」

 

「龍君ってこういうの好きだよね?」

 

「ああ、市之助祖父ちゃんの影響でな、進兄さんはどっちかっていうと車派だけど、こういうので盛り上がるし」

 

「マジか!!」

 

「ヌルフフフフフ、先生は大人な上に漢の中の漢、この手の趣味も一通りかじっています」

 

「しかもこのバイク最高時速300㎞出るんですって、先生一度本物に乗ってみたいもんです」

 

「アホか」

 

「抱えて飛んだ方が早いでしょ」

 

そんな吉田と龍哉、殺せんせーのコントに寺坂が怒ったのか蹴りでバイクを破壊する。

 

「ニュヤーーーー!!!」

 

「!!何してんだ!!」

 

「酷いよ寺りん!!!」

 

「鬼!!」「悪魔!!」「外道!!」「ビビり!!」「考えなし!!」「空っぽ頭!!」「しょんべんたれ!!」「うんこたれ!!」「謝ってやんなよ!!」「大人な上に漢の中の漢の殺せんせー泣いてんじゃん!!」

 

「…てめーらぶんぶんうるさいよな虫みたいに…てか聞こえてんぞカルマに覇月ィ!!誰がうんこたれでしょんべんたれだこらぁ!!」

 

((((((((((考えなしと空っぽ頭は?)))))))))

 

ちなみに言ったのは友人と千葉である。

 

「うるせーから、駆除してやるよ!!」

 

寺坂が何か持ってるのに気づいた龍哉は…

 

「皆目を閉じて思い切り息吸って止めて!!」

 

と、指示を出し、これには生徒全員が何とか反応出来て思い切り息を吸って止めた直後に寺坂が投げた殺虫剤の中身が噴き出る。

 

殺せんせーは龍哉の言う通りにせず、寺坂をたしなめるために服に手をかけるが…

 

「さわんじゃねーよモンスターが」

 

と言う一言と共にはねのけられる。

 

「気持ちわりーんだよ、テメーも、モンスターに操られて仲良しこよしのE組も」

 

「何がそんなに嫌なんだよ…まるでボッチが嫌なガキだな」

 

「いやなら、気にいらないなら殺せばいーじゃん、せっかく許可されてる教室なのに」

 

「なんだ覇月、カルマ、てめー等俺にケンカ売ってんのか、上等だよ大体テメー等は最初から」

 

そう言って近づく寺坂の顔を龍哉とカルマが右手で掴む。

 

「ダメってば寺坂、ケンカするなら口より先にてぇ出さなきゃ」

 

「そもそも、逃げたいんならそう言え、ここに居たくなければ学力上げて本校舎に戻るんだな」

 

「…っ!!放せっ!!下らねー!!」

 

そう言って寺坂は教室から出ていく。

 

そんな寺坂を渚が心配そうに、悠馬は一緒に平和に割れないもんかとぼやき、殺せんせーは顎に手を当てて何か考えていた。

 

 




龍哉「あとがきコーナー・第十九回、進行の龍哉だ」

陽菜「補佐の倉橋陽菜乃です」

速水「ゲストの速水凛香」

龍哉「速水さんとは出会いの時間に千葉と同じく欠点の時間、そして今回冒頭か」

陽菜「私としてはこの前のほうがびっくりしたけどね」

速水「警戒心高そうだったのにあっさり私には話しかけてきたから」

龍哉「その前に一応顔合わせてるからな、近くにいたからってのもある」

陽菜「そうなんだ~」

速水「でもちょこちょこ気にかけてたよね?」

陽菜「どうして?龍君」

龍哉「あ~…恥ずかしい話、陽菜の名前4月ごろちょっとド忘れしててな、ただ髪の感じと優しそうな雰囲気は覚えてたからどっちかが思い出の子だ、と思ってたんだよ」

陽菜「そんなに似てる?」

速水「…似てるかな?それに、優しそうって…」

龍哉「優しくなきゃ陽斗なんざ放置するだろ」

陽菜「放置する気だったんだね」

速水「まぁ、前原だからしょうがない」

龍哉「そろそろ本題行くぞ」

『もしもE組生徒が仮面ライダーになったら』

龍哉「今回のゲスト、速水さんが変身するであろうライダーは…これだ!!」

 仮面ライダーカリス(原作:仮面ライダー(ブレイド))

龍哉「仮面ライダー(ブレイド)に登場する、相川始がライダーシステム・カリスベイルとハートのラウズカードを使って変身する仮面ライダーだ」

陽菜「共通点って…もしかしてどんどん人と関わり合うように変わっていくところ?」

速水「どっちかと言うとアンタじゃない?」

龍哉「ははは、否定できん、それと戦い方が遠近どちらも行けるからだな」

陽菜「あ~、確かに凛香ちゃん=射撃だけどナイフが出来ないわけじゃないもんね」

速水「第二の刃を隠し持つものでしょ」

龍哉「それではこれで今回は終了、次回は三村君だ」

龍哉・陽菜・速水「それでは次回もお楽しみに!!」
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