暗殺教室~拳法家の青春物語~   作:GGG-EX

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暗殺教室なのにメインが仮面ライダーと怪人の戦闘

後半は恋愛劇…

楽しいからいいんです。


2つの闘いの時間

―――E組プール近くの川

 

ここでは2か所で戦闘が起きていた。

 

1つは殺せんせーVSシロ&堀部、こちらの戦いでは殺せんせーが苦戦していた。

 

プールにはシロが寺坂に指示して触手の動きを弱める薬剤を混入し、更に前日のスプレーの性で粘液も出ないため、触手がどんどん水を吸いふやけているためだ。

 

そのため殺せんせーの速度は落ちており、しかも後ろには寿美鈴が細い枝にぶら下がっているだけの状態でいるため、かなり危険な状態になっている。

 

もう一方の戦いは仮面ライダーバーストVSロイミュードNo.009-メディックである。

 

こちらは互角―ではなく、バーストのほうが一方的に攻め立て、メディックの方は防戦一方となっている。

 

その2つの戦いを見守るのは残されたE組生徒達だ。

 

流された生徒の内、先に上げた寿美鈴の他、拓哉、大成の2人も近くの岩場の上、加えて3人とも殺せんせーの真後ろのため殺せんせーは常に攻撃を避けたり、躱したりする際にそっちを気にかけなければならない。

 

その上、堀部は触手の数を減らし、その分パワーとスピードが上がっているため、かなりピンチである。

 

だが、E組生徒達のところにカルマ、寺坂が合流し寺坂が何をしたのか正直に話し、カルマに指揮をゆだねる。

 

カルマの方もそれを快諾し、そのままバストストライダーにいる陽菜乃以外はカルマの指示のもと行動を開始した。

 

そのころバーストVSメディックの様子は…

 

==========

 

―――バーストVSメディック

 

「なぜお前が奴の…蛮野天十郎のような奴の味方をする!!」

 

「言ったはずです、私のためだと!!」

 

「自分のため…超進化が目的か!!」

 

「その通りです、ですので…死になさい!!」

 

「誰が!!」

 

メディックは触手とエネルギー弾で攻撃してくるが…

 

「甘い甘い甘い!!」

 

バーストはコウリンブレードブラスターによる射撃で次々とメディックの触手を打ち落とし、エネルギー弾を相殺する。

 

「新戦力を見せてやる」

 

「シグナルバイク!シグナルコウカン!マシンガン!」

 

「覇ぁ!!」

 

ガガガガガガ!!

 

「ぐうううううう!!」

 

「お前の攻撃は、触手の速度は殺せんせーに劣り、エネルギー弾の速度は祖父ちゃんの奴よりも遅く弱い…サポートタイプのお前が、バリバリの戦闘型の俺に勝てるわけないだろう」

 

「くっ…」

 

「決めるぜ!!」

 

「ヒッサツ!フルスロットル!マシンガン!」

 

「はぁぁぁ…でやぁぁぁ!!」

 

バーストが決めようとメディックにマシンガンのフルスロットル攻撃を繰り出そうとするが…

 

「うぉぉぉ!!!」

 

「な!!グッ!!」

 

横から現れたものに攻撃を食らい、攻撃を中断させられる。

 

「誰…お前は…002-ハート!!」

 

「ハート様!!」

 

「メディック、大丈夫か」

 

「は、はい、すみません、ハート様…でも、どうしてこちらに?」

 

「ブレンが教えてくれた、何を目的としているのかは大体わかるが、お前ではあいつには勝てない」

 

「ッ…」

 

「次はお前が相手か?ハート」

 

「ああ、お前の力、試させてもらうぞ、新しい仮面ライダー!!」

 

「行くぞぉ!!」

 

それと共にバーストもハートも互いに右拳を繰り出し、互いの立ち位置からちょうど真ん中で2人の拳が激突し、周囲に強大な衝撃波が起きる。

 

「くっ…な、なんて威力ですの…」

 

「ほう…超進化した俺と同等の力を持つとは…だが!!」

 

「ぐ…うお!!」

 

超進化したハートのパワーはバーストの力を上回っているため、一瞬の均衡ののち、一気に押し切られる。

 

「その姿では十分に戦えないぞ、今の俺には!!」

 

「その様だな…ならばぁ!!」

 

気勢を上げ、両手を腰だめに構えたバーストのコンパウンドアイが輝き、スカーフや肩、つま先から徐々に黄金に染まっていき、胸のエネルギーマニピュレーターに届くとその色が赤からオレンジに代わる。

 

「こ、これは…超進化体…」

 

「と、同等だな…いいぞ!!面白くなってきた!!」

 

「行くぞぉ!!」

 

「おぉ!!」

 

バーストとハートがぶつかり合う。

 

今度は互いが互いに一歩も引かず、激しい乱打戦となる。

 

拳を放っては避け、避けては蹴りを繰り出し、それを躱して回し蹴り、それを囮に拳を出す、そんな攻防を延々と繰り返されている。

 

とは言え、互いの攻撃の威力は高く、時折相打ちとなり互いに弾き飛ばされる。

 

「くっ!!」

 

「うおぉ!!」

 

そしてそのまま滑っていって止まり、互いに構えなおす。

 

「はぁはぁ…」

 

「ふぅふぅ…」

 

「「これで…最後だ!!」」

 

「ヒッサツ!フルスロットル!バースト!」

 

「おぉぉぉぉっ!!!」

 

バーストの必殺技、バーストスマッシュとハートの飛び蹴りが激突し、しばしの均衡の後…

 

ズガァァァァァン!!!

 

大爆発と共に互いの位置を入れ替えたように着地する。

 

「………っくっ」

 

バーストの変身が解除されて龍哉の姿に戻り、膝をつく。

 

「…………ぐぅ」

 

ハートも怪人体から人間体に戻り、こちらも膝をつく。

 

「ハート様!!」

 

「龍君!!」

 

「「「「「「「「「「龍哉(君)(覇月(君))!!」」」」」」」」」」

 

そうなったハートに同じく人間体に戻ったメディックが駆け寄る。

 

また、龍哉の方にももう一方の戦いが終わったのか、陽菜乃を先頭に生徒達が駆け寄ってくる。

 

「…互いに戦う力は残っていないな」

 

「その様だな…」

 

「…次はこうはいかないぞ、覇月龍哉」

 

「そりゃこっちのセリフだ、ハート」

 

「行くぞ、メディック」

 

「はい、ハート様」

 

そう言って退くハートたち…それを龍哉達はただ見ているしかなかった。

 

==========

 

―――帰り道

 

「そっちはどうだったんだ?」

 

「うん、実はね…」

 

陽菜乃は一連の出来事を全部話し、その結果…

 

「…寺坂君…まぁ、反省しているようだし、少しは良くなった感じだな」

 

「…うん、そうだね」

 

「ていうか、よく操縦出来たね、これ」

 

龍哉は自分が押しているバーストストライダーを指さす。

 

実は陽菜乃は乗っていたバーストストライダーを龍哉の言っていたことから操縦して寿美鈴を助け出し、そのままカルマの指示により上から川に飛び込んで水を堀部に浴びせたのだ。

 

ちなみに並び順は歩道側に陽菜乃、車道側にバーストストライダーという具合だ。

 

「えへへ、でも残念だな~」

 

「何が?」

 

「もう一緒に乗れないんだもん」

 

「ははは、ごめんね」

 

「事情があるのは分かってるけど…ちょっと悔しいな」

 

「ま、後1年の辛抱だから…今回で取った免許は一時預かりで来年誕生日迎えたらバイクの運転許可が出た状態でまた渡すって本願寺さんが言ってたから」

 

「うん…」

 

「それと、これはお詫び」

 

そういうと龍哉は左手で陽菜乃の腰を抱いて抱き寄せ、そのまま頬にキスをした。

 

「り、龍君!?」

 

「少しは気が晴れた?」

 

「う…うん…」

 

陽菜乃は顔を真っ赤にしてうつむいている…もっとも、龍哉の方も耳まで負けず劣らずに真っ赤だが…

 

「…こ、今度は期末テストだね!!」

 

「あ、そうだな…」

 

空気を換えようと陽菜乃が次の行事の予定を出した。

 

「どうなるのかな…」

 

「殺せんせーが俺達の目標をどうするかによるな…流石に中間みたいな目標だとまた邪魔されんぞ」

 

「うん、そうだね…」

 

「(今の状況じゃな…そだ)陽菜」

 

「何?龍君?」

 

「次の期末で殺せんせーの出した目標をクリア出来たら―俺のできる範囲でだが―何でも言うこと聞いてやる」

 

「え!!な、なんでも!?」

 

「何でも」

 

「(な、なんでも、出来る範囲って…もしかして…あーんな事やこーんな事も…ってこと!?あ、でも龍君がイリーナ先生のような事を考えるはずがないし…あ…)そ、それって」

 

「ん?」

 

「中間みたいに龍君に教えてもらって達成しても…いいの?」

 

「もちろん、俺が勉強教えたからダメ、とは言わないよ…あくまで陽菜が殺せんせーの掲げた目標をクリアできたかどうかという結果だけで判断する、過程は気にしないよ」

 

「じゃ、また、教えてくれる?」

 

「ああ、いいぜ」

 

「…よぉーし、頑張るぞぉーー!!」

 

「ああ、その意気だ!!」

 

こうして、寺坂がかかわった堀部とシロの一件もなんとか収まり、次へと歩みだした。

 

次に待ち受けているのは、1学期の締めたる期末テスト…

 

E組の生徒達は次こそは殺せんせーの目標をクリアできるのか…

 

乞うご期待!!

 

 




龍哉「あとがきコーナー・第二十一回、進行の龍哉だ」

陽菜「補佐の倉橋陽菜乃です」

三村「ゲストの三村航輝だ」

龍哉「今回、俺と堀部は絡まなかったな…」

陽菜「作者さん、絡んだら1000%ボコボコにするだろうから出来なかったんだって」

三村「あ~…倉橋絡みで?」

龍哉「ま、この後絶対会うし、そん時に顔面陥没クラスのパンチを…ボディに何十発と叩き込んでやる」

陽菜「あれ?顔は殴らないんだ」

三村「珍しいな」

龍哉「いや、ボディへのダメージって気絶するほどまで行かないからさ、一方的にボコボコにするにはちょうどいいんだよ」

三村(外道…だな)

陽菜「そうなんだ…」

龍哉「ちなみにピンポイントで打てば女子でも結構しっかりダメージ与えれるよ」

陽菜「へ~、今度教えてね!!」

龍哉「どうせだから女子全員に教えるか」

三村(やばい、女子の戦闘力が…)

龍哉「そろそろ本題に行くか」

『もしもE組生徒が仮面ライダーになったら』

龍哉「今回のゲスト、三村君が変身するであろうライダーは…これだ!!」

 仮面ライダー轟鬼(原作:仮面ライダー響鬼)

龍哉「仮面ライダー響鬼に登場するトドロキこと戸田山登巳が変身鬼弦 音錠を使って変身する仮面ライダーだ」

陽菜「チョイスしたのって…」

三村「おい…まさか…」

龍哉「理由は2つ、まずは予想通りのエアギター」

三村「やっぱりかよ!!」

陽菜「でももう1つあるんだよね?」

龍哉「もう1つは―正確にはディケイドのリ・イマジネーションの世界でだが―仮面ライダー天鬼に対しての態度が…ね」

陽菜「あ~」

三村「おい作者!!」

龍哉「ここはネタバレ前提のコーナーだからな…あきらめろ」

龍哉・陽菜・三村「それでは次回もお楽しみに!!」
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