でも入ったら入ったでいろいろあるんですよね~
後半からはドライブにつながりますので、お楽しみに!!
※7月中なので映画ではなく、ちょっとしたネタ程度に修正しました。
―――本校舎
期末テスト終了後、程なく一学期の終業式…
しかし、E組の面々にはやるべきことが残っている。
「おぉ~、やっと来たぜ生徒会長サマがよ」
「何か用かな、式の準備でE組に構う暇なんて無いけど」
無視してさっさと行こうとする浅野の肩を寺坂ががっしりと掴む。
「おーう待て待て、何か忘れてんじゃねーのか?」
「浅野、賭けてたよな、5教科を多く―1位と同点の生徒がいた場合は人数が多い方が―取ったクラスが一つ要求できるって…要求はさっきメールで送信したけど、あれで構わないな」
「…っ!!」
「5教科の賭けを持ち出したのは
「もっとも、その時点で負けたらそれを有耶無耶にする、
「そういうことよりもさ覇月、いい加減
「ん~、まぁショックなのは分かるし、誰が言ってもさ…(フォローのための奴や用意してあるけどね)」
「ま、苦手科目を恋人のフォローありで克服したんだからそんなに落ち込まなくてもいいじゃない」
((((((((((あの挟間さんが倉橋さんをフォローした!?))))))))))
「綺羅々ちゃん…うん…」
「…茶番はもういいかい?」
「いや、まだ俺らから言いたいことがあんだよ」
「なんだ?」
「どうせだったら5教科のどれかを家庭科に変えてもいいぜ、それでも勝つけどな!!」
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―――E組職員室
「見事にしてやられたわねぇ、特にあの悪ガキどもには」
「…ええ」
イリーナ先生が窓の外に足を出して窓枠に座り、教員席では殺せんせーが落ち込んでいる。
「彼らの主張は詭弁すれすれですし、本当の5教科に力を入れてほしかったのは確かですが…でも私は嬉しい」
そんな殺せんせーの言葉にイリーナ先生も殺せんせーの方を向く。
「家庭科のテストは受験に使わない分重要度が低い、よって問題も…教科担任の好みで自由に出題する傾向があります、そうなると私の授業しか受けていないE組の生徒は圧倒的に不利」
本校舎の家庭科担任はオリーブオイル派、殺せんせーはごま油派のためそもそも授業内容が被るのかも甚だ疑問である。
「百点1位は下手すると5教科よりも難しいはずです…相当研究したのでしょう、私に一杯食わせるために、ありとあらゆる出題傾向を…盲点を突く自由な発想と一刺しのための集中力、
「………ところで、なんで私達留守番なのかしら」
「だって烏間先生が終業式来るなって」
「タコがいるせいだわ」
「ビッチがいるせいです」
ここにE組生徒がだれか1人でもいたら声を大にしてこう言っただろう―どっちもどっちだ、と…
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―――本校舎体育館
「カルマ珍しいな、お前が全校集会に来るなんて」
「だーってさ、今ふけると逃げてるみたいでなんか嫌だし」
「(小声)そもそも最初からふけてたんだから逃げてたも一緒だよね」
「(小声)それは言わないお約束だよ」
そこに1人の女子生徒が現れる。
「「………」」
期末テストの時からいたにせ律さんだ。
「(小声)烏間先生、龍哉、にせ律が気になって式に集中出来ないスよ!!」
「(小声)こらえてくれ、律が機会とバレないために必要な工作だ」
「(小声)絵を描いてる時の集中力はどうした?」
「(小声)無茶言うな!!」
「(小声)俺の直属の上司の娘さんだ、口は堅いし詮索もしない」
「(小声)しかも律の授業で成績が上がったと上司もご機嫌だ」
「(小声)俺、テスト中からずっと隣だし…集中できずにクラス最下位になっちまった」
「(小声)寺坂君に負けたのは要反省だぜ」
「(小声)聞こえてんぞ覇月ィ!!!」
菅谷創介―合計点数338点 学年186人中95位
(…クラスでは最下位でも学年で見れば注意の成績、どん尻から良くぞここまで育てたものだ)
その後の終業式はつつがなく進み、いつものE組いじりも受けが悪い、「
この日、殺せんせーはいなかったが…E組の生徒達は全員前を向いていた。
(今回の期末で生徒全体の学業意識が向上した、しかもE組に対する屈辱や危機感はなお一層奮起する材料になる…地球の存亡がかかるような異常時でも…私の教育理念は実に正しく機能している…が、それは全て
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―――E組教室
「1人1冊です」
殺せんせーから夏休みのしおりが配られているが…
「…出たよ恒例過剰しおり」
「アコーディオンみてーだな」
「これでも足りないぐらいです!夏の誘惑は枚挙に暇がありませんから」
「…そうですね」
「覇月が同意した!?」
「一体どうした!?」
「村松ん家のラーメンでも食ったのか!?」
「どういう意味だ吉田ぁ!!!」
「いや、単純にいろいろ誘われることが多いだろうな、と思っただけだ」
「そっか」
そしてしおりが配り終わり…
「さて、これより夏休みに入るわけですが…皆さんにはメインイベントがありますねぇ…」
「ああ、賭けで奪った
「本来は成績優秀クラス、つまりA組に与えられるはずだった特典ですが…今回の期末はトップをE組で中間からトップをキープした覇月君を筆頭としてE組生徒とA組生徒がトップ50のほとんどを独占している、君達にだってもらう資格は充分にあります」
E組の生徒達がA組から奪い取ったのは…
「「夏休み!!椚ヶ丘中学校特別夏期講習!!」
「「沖縄離島リゾート2泊3日!!」」
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―――A組教室
「…ま、あんなシケた国内旅行くれてやるよ」
「
「余裕ある奴は俺らみたく海外旅行行っちまうしな」
「うち今年ヨーロッパ1週ヒヒヒヒヒ」
そこまで言って周りの空気に気が付く五英傑(笑)…
「皆が皆海外に行けると思うなよ!!」
「あ、いや…」
「肝心な勝負に勝てなくて何が五英傑よ
「そもそもあの覇月ってやつのはまぐれって言ってたのにまた負けてるじゃねーか!!!」
「あいつのほうが優秀なんじゃねーのかよ!!お前等より!!」
その言葉が発せられた瞬間…!!
「黙っててくれないかな…」
浅野がそう言うとA組全員が動きを止める。
「負け犬に口無しだ、次に僕がリードを引くまでお座りしてろ(この借りは必ず返す、父より先にまずE組…特に覇月龍哉…
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―――E組教室
「―君達の希望だと、触手を破壊する権利は
「はい、それで問題ありません」
「触手14本という大ハンデでも満足せず、四方を先生の苦手な水で囲まれたこの島も使い、万全に貪欲に命を狙う…正直に認めましょう、君達は侮れない生徒になった」
殺せんせーはそう言って頭を触手で掻く。
「親御さんや保護者に見せる通知表は先程渡しましたが…これは先生からの
そう言うと殺せんせーは紙に一気に何かを書いていく。
それが教室中にまかれる、書いてあったのは…二重丸、それはE組生徒達にとっては、
「一学期で培った基礎を存分に活かし、夏休みも沢山遊び沢山学び、そしてたくさん殺しましょう」
そして下校していく生徒達に最後の言葉をかける。
「暗殺教室、基礎の一学期、これにて終業!!」
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―――下校中
「陽菜、いい加減元気出せよ」
「だって~(´;ω;`)」
「確かに、殺せんせーの出した目標はクリアできなかったね」
「…うん」
「でも、俺は驚いた…苦手科目で100点取った、そのおかげで俺達はA組に完全勝利できた」
「…でも…」
「そして、俺は陽菜がどれだけ努力してたのか知ってる…だから」
そう言って龍哉が鞄からあるものを取り出す、それは…
「これって…今度東京に来るふれあい動物園の優先入場チケット?」
「ああ、もっとも、努力の結果がなかったら手に入れようとも思わなかったけどね」
「…いいの?」
「俺からの努力賞、ってね…」
「あ、ありがとう!!」
その言葉と共に陽菜乃は龍哉に抱き着く。
「…でも、その努力を続けてくれよ、じゃないと…」
「う…ま、任せてください!!」
「うん、頑張れ!!それと、日付は…………で、いいか」
「うん、いいよ!!」
後日デートをする約束をしたらちょうど陽菜乃の家についた。
「それじゃ、またね、龍君!!」
「ああ、またな…って、あ」
「?…あ、お母さん、ただいま!!」
「あら、陽菜乃お帰りなさい、龍哉君もいらっしゃい」
「あ、こんにちは…いえ、もう帰りますので…」
「あ、お母さん、私成績上がったよ!!」
(今ここでいう事なのか?)
「あら、そうなの?もしかして、龍哉君のおかげ?」
「いや、陽菜の実力で…「うん、そうだよ!!」陽菜!?」
「あらあら、龍哉君、何だったらお昼一緒にいかが?」
「…そうですね、お願いしま―ピリリリリッ―!!」
陽菜乃の母親が龍哉を昼食に誘おうとしたら龍哉の携帯に緊急通報連絡が来る。
「失礼、龍哉です…はい…えっ!!分かりました、今すぐ確認してその後すぐ現場に向かいます!!」
「ど、どうしたの?」
「ちょっと待って…これか、駅開発地近くで重加速確認か…場所も近いな、よし!!…すみません、昼食はまた今度で…俺、今から現場に行かないと!!」
言うや否や、龍哉はヘルメットをかぶり、バーストストライダーにまたがるが…
「龍君、ちょっと待って!!」
「陽菜…って!!」
陽菜乃は龍哉に待つよう告げると龍哉の通学鞄を持っていき、少ししておにぎりを持って戻ってくる。
「これ、持っていって」
「…陽菜、ありがとう」
「無事に、帰ってきてね」
「もちろんだ」
「いってらっしゃい」
「行ってきます」
そんなやり取りの後、龍哉はバーストストライダーを駆って陽菜乃の家の前から走って行った…
そして残された親子は…
「龍哉君、そういえば仮面ライダーだったわね~」
「うん」
「それと陽菜乃」
「何?お母さん」
「さっきのやり取り、最後はキスするべきじゃなかったの?」
「お、お母さん!!」
「あ、それだったらお母さん気を使って離れるべきだったわね」
「~~~もう!!」
「フフ、ごめんなさいね、でも陽菜乃」
「何?お母さん」
真剣な顔をする母親にしっかりと向き合う陽菜乃…その口から放たれたのは…
「龍哉君はきっとへとへとになって帰ってくるわ、だから…」
「うん、その時は私が出来る限りの事をして癒してあげる!!」
「ええ、それでいいわ…龍哉君と2人きりなれるよう、お母さんも協力するから」
「お母さん!!」
と、緊迫した空気をぶち壊す話をしており、龍哉が走行中にくしゃみをして事故りかけたのは余談である。
龍哉「あとがきコーナー・第二十六回、進行の龍哉だ」
陽菜「補佐の倉橋陽菜乃です」
狭間「ゲストの狭間綺羅々よ…」
龍哉「狭間さんってちょっと独特だからあんまし話したことないんだよね」
陽菜「あれ?でも綺羅々ちゃん結構龍君と話したそうにしていたから話したことあると思ってた」
狭間「…最初に話しかけた時に『人の闇をどう思う』だったんだけど…」
龍哉「在って当たり前だけどそれとどう向き合うかがは人それぞれだったな」
陽菜「…ちなみにいつ?」
狭間「修学旅行終わって、イトナが来てからね」
陽菜「私と付き合い始めた直後に!?」
龍哉「だからこそのあのセリフなんだけどね…本題に行くよ」
『もしもE組生徒が仮面ライダーになったら』
龍哉「今回のゲスト、狭間さんが変身するであろうライダーは…これだ!!」
仮面ライダーレンゲル(原作:仮面ライダー
龍哉「仮面ライダー
陽菜「チョイス理由は?」
狭間「そういえば変身者は邪悪な意思に支配されかねないのよね」
龍哉「ちなみに理由は今はざんさんが言ったことが主な理由らしい…」
狭間「でも私を支配できるかしら」
龍哉・陽菜(確かに、挟間さん(綺羅々ちゃん)なら逆に支配しかねない)
陽菜「あ、レンゲルって蜘蛛系多いんだ」
龍哉「ちなみに作者はWikiで見直して気づいたらしい、が、それも狭間さんにはぴったりだから変える理由にはならないな」
陽菜「むしろピッタリ感ましたよ」
狭間「いいチョイスね、作者さん」
陽菜「でもペットのタランチュラがいなくなったときはパニックになって私に助けを求めてきたもんね~」
龍哉「へぇ、ペットにちゃんと愛情もてるなんて、優しいんだな、やっぱり」
狭間「やっぱりってどういうことよ」
龍哉「なんだかんだ言いながら寺坂達につきあってるもんな」
陽菜「あ~、そうだね、優しさないと出来ないね~」
狭間「うるさいわよ(テレ顔)」
龍哉「それではこれで今回は終了、次回は吉田君だ」
龍哉・陽菜・狭間「それでは次回もお楽しみに!!」