この話まで終わらないと島の暗殺が上手く行かなくなるんです…
まぁ龍哉が頑張るのは決定事項ですけどね
―――東京都某所
ふれあい動物園でのデートを終えて龍哉は陽菜乃を誘ってある喫茶店に向かっていた。
「それで、どんな喫茶店なの?」
「ミルクディッパーってお店だよ、コーヒーがおいしいライブカフェだって」
「へ~」
「…もう少しだな…」
「あ。あれじゃない?」
「お、そうだな…あ、ちょっと待って」
「え?」
龍哉はそう言うと陽菜乃を電柱の陰に隠れさせる、そしてそこに…
「う、うわあぁぁぁ~~~」
「イよいしょっとぉい!!」
「わ!!わ!!…あ、龍哉君、ありがとう」
「大丈夫ですか?良太郎さん」
「うん、あ、そこにいるのが奥―じゃなかった、彼女さん?」
「……今のは聞かなかったことにします…後聞こえてない…みたいだな」
「あ、良かった…色々問題になっちゃうだろうし」
「ですね」
「龍君、その人は?」
「野上良太郎さん、この間の事件の時に世話になったんだ」
「へぇ~あ、私は倉橋陽菜乃です!龍君がお世話になりました」
「ううん、こっちも今助けてもらったし、2人はどうして?」
「今からミルクディッパーに行くところで…」
「(ああ、今日だったね)そうなんだ、僕も今行くところだったから…あ、自転車大丈夫だから先に行くね」
「あ、はい…行っちゃったね」
「(…良太郎さん、なんで恋人居ないんだろう…絶対モテるだろうに、あの空気の読めっぷり)気ぃ使ってもらったし、ちょっとのんびり行こうか」
「え?あ、うん!」
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―――ミルクディッパー
「いらっしゃいま…あ、龍哉君、陽菜乃ちゃん、来てくれてありがとう」
「はい、良太郎さん」
「あら、良ちゃんのお友達?」
「あ、姉さん、え~と、そんなところかな」
「そうなの、ゆっくりしていってね」
「あ、はい、お気遣いありがとうございます」
良太郎に先導されて席につく龍哉と陽菜乃…その席の近くにはハナと見知らぬ男性がいた。
龍哉達が席について何を頼もうかとメニューを開くと不意にその男性が声をかけてきた。
「こうして会うのは初めましてだな、覇月龍哉」
「こっちも進兄さん達から聞いてます、初めまして桜井悠斗さん」
「え?え?知り合い?」
「ん~、まぁ俺の方は知ってる人が多いのは…なぁ…」
「ニュースに顔つきで出てたもんね」
「それじゃあ、桜井さんの事どうして龍君は知ってるの?」
「俺が仲間になる前に春先に合った事件で進兄さん達が知り合って、その時起きたことを教えてもらったんだ」
「…それって、もしかしてなんか同じ時間に2つの出来事が起きたやつ?」
「「「!!!!????」」」
「どういうこった?」
「あのね、本来はその時間では私は桃花ちゃんとかと話してただけなのに、もう1つ…なんか黒ずくめの全身タイツに骨みたいな衣装が付いた人(?)達を従えた組織に支配されていた世界になっていたの」
「…確かに、春先って言ったらなんか変な波動みたいなの感じたな、んの後数日したらまた同じ波動を感じたな…その後、何度か同じ時間を繰り返していたような気もするな…まぁ、俺はほぼ影響のない場所にいたから何も変わったことに気が付かなかったのかもな」
「…野上、覇月はともかく、この子は…」
「…もしかしたら、龍哉君と一緒に居たからかもね、ここは正直に教えてあげよう、ハナさんもいい?」
「勿論よ(…まぁ、今日教えるのは決まっていたことだし)」
「じゃぁ教えてやる、覇月が何度か同じ時間を繰り返していた気がするっていう事についてもな」
「お願いします」
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―――良太郎&桜井&ハナの説明後
「…剛兄さん…」
「…そんなことがあったんですね…」
「しかし、まさか覇月の彼女
「「
「うん、ここにいるのだと僕とハナさんが同じ特異点なんだ」
「そうなんですか…」
「そう、でも侑斗は違って…」
「まぁなんか訳ありっぽいですね」
「そういう解釈でいい」
「分かりました」
「で、2人はこれからどうするの?」
「特に予定は…あ、良太郎さん、これを」
そう言うと龍哉はあの時の決戦で使ったシフトカーとシグナルバイクを良太郎に手渡す。
「え?何で?」
「それらは本来この時間には存在しません、進兄さん達と話して元の時間軸戻すのが言い、と決めたんです」
「そっか、分かった」
(まぁ、
「この後はどうするの?」
「ここで一休みしたらデートの続きを…」
と、そこで携帯の音が鳴り響く、これは…
「陽菜…じゃない?」
「うん…あれ?お母さん?」
陽菜乃はかけてきたのが母親であることから、龍哉達に一言入れて席から離れた…直後に…
「今度は俺?って霧子姉さんか…失礼」
龍哉にも霧子から連絡が来て詫びえお入れて応対する…少ししたら2人ともすぐに戻ってきた
…ら、良太郎達よりも先に互いに恋人に向けて話し合う
「ごめんなさい、私、ちょっと行かないといけないところが…」
「俺も、ちょっと○○病院に…」
「え、龍君も?」
「陽菜も?」
「それじゃ、一緒に行ったら?」
「「そうですね、そうします」」
ハナに進められ、病院へ行くために龍哉と陽菜乃はミルクディッパーを後にした…
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―――○○病院病室
そこの近くに霧子と陽菜乃の母がいた
「お母さん!!」
「霧子姉さん!!」
「あら、龍哉君…そういえば、今日はデートだったわね」
((//////////))
「あ、ごめんなさい、呼び出しちゃって…あれ?龍哉君にはロイミュード出現情報は?」
「い、いや…気にしないでください…ん゛ん゛、さっき確認しましたけど届いていませんでした…しかしチェイ兄さんが守り切れないなんて珍しいですね」
「相手のロイミュード051がね、チェイスを倒そうと彼女を狙って右腕の火器を…」
(何でだろ、龍君がいたら問題なかった気がする)
「…そうなんですか…あれ?でもなんで陽菜や陽菜のお母さんが?」
「今回の被害者、田宮日奈子さんは…」
「陽菜乃のハトコなの」
「なるほど…でもこういうのって…」
「彼女達のご両親はすでに亡くなっていて、身寄りが姉弟しかないんです」
「…すみません、無神経に」
「知らなかったんだし、そう思うのは…」
「…そうはいっても、ある程度は予想すべきでした」
「まぁまぁ落ち着いて…今、弟の洋君もお見舞いに…あら?」
自身の迂闊な発言に落ち込む龍哉を倉橋親子が慰めているところに弟・洋が出てきた
しかし、龍哉達には見向きもせずに去っていった…
「どうしたんだろう…」
「霧子姉さん、俺らも…」
「そうね、行きましょう」
「あ、陽菜乃じゃああなたがお見舞いお願い」
そう言って、はい、と渡された見舞いの品…陽菜乃が受け取ると陽菜乃の母は弟・洋を追いかけていく
「…行こう、ちょっと嫌な予感するし」
「そうね」
龍哉達も病室に入ると、免許証を握りつぶしたチェイスがおり…
「「いやチェイス(チェイ兄さん)何やってんの!?」」
即座にその行為を突っ込んだのだった…
==========
―――翌日特状課
今回の事でロイミュード051のコピー元となった男について調査、及び犯行を目撃した女性の護衛をすることになり…
「で、進兄さんと霧子姉さん、剛兄さんが調査か…ま、警察の情報収集力と剛兄さんのフットワークの軽さを考えればそうなるよね…で」
「ああ、龍哉とチェイスが護衛だ」
「…でもチェイ兄さん大丈夫かな?田宮日奈子さんの弟さんに言われた事結構気にしてたみたいだし…」
「ああ、今朝もあの後私とりんなに『人間らしい感情が欲しい』と言ってきた位だからね」
「…何考えてんだろ…ああじゃないチェイ兄さんってチェイ兄さんらしくないよ…なんていうか…その…」
「「「「あ~まぁ、確かに…」」」」
何やら言いよどむ龍哉に言いたいことを察して納得する進ノ介達…しかし、事態は龍哉達の想像を超えた事態になっていたのだった…
それを証明する存在がこちらへ
「やぁ皆今日は良い皆既日食だったね!!元気そうで何よりだよ!!!!」
そう言って快活に笑う
そしてそれを見た龍哉達は…
「「「ぶうぅぅぅぅーーーーーー!!!」」」
進ノ介、霧子、クリムが飲んでいたジュースを吹きだし、剛は進ノ介と霧子のそれを受け、龍哉は口を真ん丸にあんぐりあけて信じられないものを見る目になった…
「あ…ごめん」
「ごめん」
「あっはは、剛、大丈夫かい?」
心配して声をかけるが…
剛はあわただしく椅子を引いて立ち上がり、進ノ介、霧子と共に逃げるように立ち去ろうとする…が、チェイスも追いかける
「お前、どうにかしちまったんじゃないのか?」
「あはは、どこか変かな?俺?」
「変ではないけど、変じゃないけど、変!!」
「なんか無理してないか?チェイス」
「あはは、別に無理なんかしてないさ、俺はね、人間になれたんだよ」
「「はぁぁぁぁぁ~~~~~っ!!!???」」
「What!?」
ここでようやく事態が飲み込めた龍哉、クリムも復活し、龍哉もチェイスに詰め寄る
「で、実は頼みがあるんだけど…この間の被害者の弟君の面倒を明日見てあげたいんだ…捜査の方、頼めないかな?」
そう言って顔の前で両手を合わせて拝むように頼み込むチェイス…
「ね?ね?ね?お願いだよ、ね?」
このチェイスのしぐさに全員が未だに困惑しているが、龍哉は何とか気力を振り絞って答える
「チェ、チェイ兄さん…そもそも俺とチェイ兄さんは被害者の護衛…奴がチェイ兄さんへの復讐のためだけに彼女を狙う可能性もあるんだから…」
((((良く言った龍哉(君)!!!))))
「あ、そうなの…困ったなぁ~」
「…律と協力すれば、多分俺1人でも大丈夫だから…いいよ、チェイ兄さんはそっちに集中しても」
「いいのかい!?本当に!!ありがとう!!今度借りは必ず返すね!!じゃね!!」
そんなチェイスにさすがに剛が殴りかかろうとしたがあっさり躱され、霧子が呼び止めようとするのを龍哉が腕を掴んで首を振って止める…
「チェイス…」
(いいぞ…これなら俺は人間と変わらない!!)
そんなチェイスを見送り…
「何今の自然な会話…逆に気持ち悪ィ…」
「あれは外見はチェイ兄さんだ…でも、心に何か別のがとりついてる…」
「どうしちまったんだろうな…チェイスの奴」
「彼の事は、私と龍哉に任せてくれたまえ」
「え?俺も?」
「ああ、君のチェイスの修理には問題ない…だが、どうにも気になることがある…その調査には」
「普段から一緒に居る俺の助けか…分かったよ、クリムおじさん」
「すまないね」
「いいさ」
その後、チェイスが病院に行く事が分かったので龍哉は慌てて追いかけるのだった…
龍哉「あとがきコーナー・第二十七回、進行の龍哉だ」
陽菜「補佐の倉橋陽菜乃です」
律「ゲストの覇月律です」
龍哉「律はまたとんでもない経歴だよな、この作品だと」
陽菜「あ~元々龍君のわがまま叶えるためにお母さんが作って盗まれて…」
律「で、お祖父ちゃん達のおかげで帰ってこれました!!」
龍哉「しかもパワーアップしてな…」
陽菜「私としては付き合い始めた直後の方が印象深いけどね…」
律「すみません、まだ結婚していないのにお義姉ちゃんと呼んでしまって」
龍哉「気が早すぎるわ…もっとも、本編ではもうそうなること決まってるけどな」
陽菜「前回までので大っぴらにしちゃったもんね」
律「私としては陽菜乃さんみたいな人と家族になるのは大歓迎です!!」
龍哉「(あと残ってる障害がほぼ陽菜乃のお父さんだけになったな…)本題に行くぞ」
『もしもE組生徒が仮面ライダーになったら』
龍哉「今回のゲスト、律が変身するであろうライダーは…これだ!!」
仮面ライダー電王(原作:仮面ライダー電王)
龍哉「仮面ライダー電王に登場する野上良太郎がデンオウベルトとライダーパスを使って変身する仮面ライダーだ」
陽菜「チョイス理由は?」
律「変身者が本編に出ていたけどいいの?」
龍哉「問題ないよ、それ言ったら大河なんて両方出てるし…で、チョイス理由はさまざまなキャラを演じ分けれるところ」
律「なるほど、色々と勉強してますから!!」
陽菜「あ~後はもしかして皆の携帯に入り込むのをイマジンの憑依と考えたの?」
龍哉「そう、ちなみに射撃はデンライナーでの一斉射撃からだ」
陽菜「ああ~、あれは確かにそんな感じだね」
律「とってもいいチョイスだと思います!!」
龍哉「ちなみにだが、電王は意外と使いやすいから今後ももしかしたら出番はあるかも知れん」
陽菜「それって作者さんの気分次第なんじゃ…」
律「後情報によると、作者さんは平成二期の仮面ライダーはどれもお気に入りだそうですよ」
龍哉「…なんか春のライダー大戦みたいになりそうだな…それではこれで今回は終了、次回は烏間先生だ」
陽菜・律「E組生徒じゃないのに!?」
龍哉「無論、次のゲストの時はタイトルが変わる」
龍哉・陽菜・律「それでは次回もお楽しみに!!」