今回は要所要所にギャグっぽいシーンを入れてますので、楽しんでください。
―――E組校庭
夏休みも8月に入り、南の島での暗殺旅行まで残り少しとなったので、訓練と計画の詰めのためにカルマを除いたE組生徒全員が集合していた。
勝負の時、殺せんせーの暗殺期限まで残り7ヶ月!!
「まぁまぁガキども、汗水流してご苦労な事ねぇ」
「ビッチ先生も訓練しろよ」「射撃やナイフは俺等と大差ないじゃん」
イリーナ先生の発言に若干食ってかかる生徒達に…
「大人はズルいのよ、あんた達の作戦に乗じてオイシイところだけもらっていくわ」
「ほほう、えらいもんだな、イリーナ」
突如聞こえてきた声にビクリと肩を震わせるイリーナ先生、恐る恐る振り向いた先にいたのは…
「ロッロヴロ
「夏休みの特別講師として来てもらった、今回の作戦いプロとしての助言をくれる」
「1日休めば指や腕は殺しを忘れる…落第が嫌ならさっさと着替えろ!!」
「へ、ヘイ!!喜んで!!」
「ビッチ先生もあの師匠には頭挙がらねーのな」
「ああ、でもよ…あのたんこぶとモミジって…」
創介の言葉にその場に残った全員の視線が龍哉と陽菜乃の方を向き…
「「すまん(ごめんなさい)」」
「何があったんだ…」
「「ロヴロさんが自分の孫を(恋人にと)進めてきたのでつい…」」
「「「「「「「「「ああ、それはロヴロさんが悪いな」」」」」」」」」」
「ゴホン、それで、殺せんせーは今絶対に見てないな?」
「ああ、予告通りエベレストで避暑中だ、部下がずっと見張っているから間違いない」
「ならばよし、作戦の機密保持が作戦の要だ」
「ロヴロさんって殺し屋の斡旋業者なんですよね、今回の暗殺にも誰かを…?」
「いいや、今回はプロは送らん」
「というよりも遅れないんだよ、ひなたさん」
「またお祖母さんから?」
「いや、俺が仮面ライダーになったことで警察との窓口も兼任できるようになったからね、俺もロヴロさんが今まで送り込んだ暗殺者の事を知ってるんだけど、
「どういうこと?」
「もしかして、殺せんせー匂いに敏感だからそれで嗅ぎ分けてる、とか?」
「そんなまさか「いや、そのまさかだ」…マジですか?」
「ああ……下手にその暗殺者を使った作戦を考慮させないようにあえて皆には黙ってたけど、レッドアイさん以外にも送り込まれてるんだ」
「でも、私達誰も見てないけど…」
「部外者だから俺達にも気づかれないところに隠れてるけど―俺は気配を察知して気づいてたけど―殺せんせーはそれを匂いでかぎ分けてるんだ」
「その際、プロ特有の強い殺気を臭い事覚えられ、2回目からは教室にすらたどり着かせてもらえんのだ」
「ふえ~」
「だから、ロヴロさんの斡旋出来るのは1人につき1回まで、でも他にも理由はあるんですよね?」
「ああ、残りの手持ちで有望だった殺し屋数名が…なぜか突然連絡がつかなくなった」
「…潜入暗殺ですか?」
「いや、そいつらが仕事を受けたという連絡はもらっていない…まぁ、と言う訳で今現在斡旋できる暗殺者は0だ、慣れ親しんだ君達に殺してもらうのが1番だろう」
そうして再度グループに分かれて訓練を続ける中、ロヴロは暗殺計画書を読み進め…
「先に14本の触手を破壊し、間髪入れずクラス全員で攻撃して奴を仕留める…それは分かるが、この一番最初の「精神攻撃」と言うのはなんだ?」
「まず動揺させて動きを落とすんです」
「殺せんせー、動揺すると性能がガタ落ちするんです、使えるものは使わないとね」
「この前さ、殺せんせーエロ本に拾い読みしてたんスよ」
「「クラスの皆さんには絶対に内緒ですよ」って言われたけどよ…」
「今時アイスで口止めできるわけねーだろ!!クラス全員で散々にいびってやるぜ!!」
「って前原!!」
「ん…あ」
ここで龍哉の事を思い出す陽斗…と言っても修学旅行班で分かれているから龍哉にも聞かれてしまっているので、陽菜乃から制裁があるかと思ったら…
「???」
「えっと、龍哉、どしたの?」
「あのさ」
「うん」
「エロ本って、何?」
「「「「「「「「「そこかぁ~」」」」」」」」」」
「え~とそれは…なぁ、渚!!」
「え、ここで僕に振るの!?」
「「「「「「「「「頑張れ!!漢の娘!!」」」」」」」」」」
「渚ちゃん、お願い!!」
「こういうときだけ漢扱い!?と言うかいいの倉橋さん!?」
「…うん、龍君も男だったから…」
「龍哉君、後で夏休み始まってからナニがあったのか説明してもらうわよ」
「いきなり何メグさん!?何もなかったよ!!」
「…文字でなければできないボケの芸当だな」
「ロヴロさん、メタいです」
「え~とね、龍哉耳貸して」
「…大声出したら殴るからな」
「カルマ君じゃないんだから」
そうして渚の説明を聞いて…
「(////////////)そ、そういうのを…」
「あ、そう言えば殺せんせーが拾い読みしてたやつの上で倉橋、殺せんせーを飛び上がって喜びあってたよな(アルビノのミヤマクワガタ見つけて)」
「「アンだって?」」
「龍君!?メグちゃん!?」
「「陽菜(陽菜乃さん)、ちょっと来て」」
「ご、ごめんなさい!!ごめんなさい!!ちゃんと、ちゃんと説明するから!!(涙目)」
こうして陽菜乃は龍哉とメグに連行されて教室に戻っていった…
「岡島君、わざとだよね」
「いや~、だって龍哉と倉橋さ、期末以降2人でいるとすげー甘ったるいからさ、それとたまにああいう空気になっても大概龍哉が責められてっからな」
「龍哉の場合は自分に非があるって思ってるし、下手に反撃すると墓穴掘ったりするだけだろうから言い訳もせず黙ってるらしいけどね」
「でも倉橋の説明でそもそもの原因が岡島にあるってばれたらどうすんだ?」
「……(ダッ)!!」
「「逃げたな(ね)」」
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―――E組教室
「で、どういうことなの?」
「えっとね、今度の暗殺旅行で終わった後の観光に使う軍資金を虫取りで稼いでいたところに…」
いきものの時間であったことを陽菜乃が説明し終わると…
「「ごめんなさい」」
龍哉とメグは自身の非を認めてすぐさま陽菜乃に謝るのだった
「う、ううん、岡ちんの説明が悪かったんだし…」
「いや、メグさんはともかく、俺は変に疑わず信じるべきだった…本当にごめん」
「…じゃあ、龍君、一個お願い聞いてくれる?」
「…俺にできる範囲内なら、必ず」
「…岡ちん多分逃げてるから捕まえてきて、それで次の凛香ちゃんと千葉君の射撃訓練の的にしよう」
「…私の方でそっちは準備しておくから、龍哉君は捕まえてきて」
「了解した、それじゃ2人共、また後で」
龍哉は校庭にすぐに出ていき、「悪い岡島はどこじゃ~~~!!」と、秋田のなまはげも真っ青の形相で大河を追いかけたのだった。
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―――E組校庭
「しかし、精神的に追い詰めるとは残酷な暗殺方法だな」
「つっても、ほとんど龍哉と渚と律、カルマが集めてきたやつですけどね」
「その集めた奴の1人は悪魔すら逃げそうな形相で校庭から逃げて行った奴を追いかけ、今…」
ロヴロが向けた視線の先には…
「ム゛ーっ!!ム゛ーっ!!!」
「それじゃ、龍之介、凛香さん、説明するよ、今回は実際の状況を想定してやるから」
「ターゲットの脳天か心臓を打ち抜くのが目的だから、その2か所にターゲットマークを設置しているから、2人共1発で打ち抜いて」
「今回、第2の刃は殺せんせーも予想していない奴だからな…ああ、打ち抜けなかったら打ち抜けるまで訓練するから安心してくれ」
「ム゛ーっ!!!」
「「うるさい黙れ諸悪の根源その1」」
「…一応聞いとく、その2は?」
「「殺せんせー(黒笑)」」
「…やるよ、千葉」
「…おう」
捕まえた大河に顔だけ出ている殺せんせー等身大パネルに猿轡をかまされた状態でいる、しかも…
「「あ、ヒットするとそれが分かるように大河(岡島君)に軽い電気ショックが行くようにしてるから、判断基準にしてね(黒笑)」」
「ム゛ーっ!!!」
((((((((((倉橋さん絡みであの2人を怒らせるのはやめよう、殺されはしないけど人として何か大切なものを失いそう))))))))))
「…そして、肝心の最後のとどめの射撃はあの2人か」
「…不安か?この
「ーーーーーーーーーッ!!!!!!(声にならない悲鳴)」
「…いいや、全くだ、特に今射撃をした2人は素晴らしい」
「……そうだろう」
「龍之介は空間計算めっちゃ得意ですからね、遠距離射撃の
「そして、速水凛香は手先の正確さと動体視力のバランスが良く、動く
「主張はしない
「ふーむ、俺の教え子に欲しいくらいだ」
「他のメンツはどうですか?」
「他の生徒達も高いレベルに纏まっている、短期間でよく見出し育てたものだ…人生の大半を暗殺に費やしたものとして…この作戦に合格点を与えよう、彼らなら十分に可能性がある」
その後もロヴロの指導は続き、人による向き、不向きに合わせたスタイルを教えていく…そんな中、渚がロヴロに近付いていく
「ロヴロさん」
呼ばれたロヴロが渚を見ると驚いた表情になり、それに気づいた龍哉が2人の方に来た
「僕が知っているプロの殺し屋って…今のところビッチ先生とあなた、後接触はなかったけどスナイパーの方しかいないんですが…」
「何が聞きたいんだよ、渚」
「あ、龍哉…うん、ロヴロさんの知ってる中で、一番優れた殺し屋ってどんな人ですか?」
「(よくよく見れば素質がある、フフフおまけに…)興味があるのか、殺し屋の世界に」
「おいおい勘弁してくれよ渚、何が悲しくて将来顔見知りから
「ち、違うよ、ただ、単純に興味があって…」
「ならいーけどよ」
「フ、そうだな、俺が斡旋する殺し屋の中に
「…!!まさか」
「君もやはり知っていたか、誰も本名を知らず、仇名のみで呼ばれている…曰く「“死神”」」
「すごくありきたりだから、逆に驚いたかもしれないだろうが、こう呼ばれているのは事実だ」
「神出鬼没冷酷無比、夥しい数の屍を積み上げた結果、死そのものと呼ばれるに至った男…君達がこのまま殺しあぐねているのなら…いつかは奴が姿を現すだろう…ひょっとすると今でもじっと機会を窺っているかもしれないな」
「…」
ロヴロの説明を聞き終えた龍哉は無言でその場を去り、渚は1人考え込んだ
(そんな人が…いよいよ…南の島の
「……では少年よ、君には"必殺技"を授けてやろう」
「!?ひっさつ…?」
「そうだプロの殺し屋が直接教える…"必殺技"だ」
…そうして、南の島の暗殺旅行が幕を開けるのだった…
龍哉「あとがきコーナー・第三十回、進行の龍哉だ」
陽菜「補佐の倉橋陽菜乃です」
殺「ゲストの殺せんせーです」
龍哉「殺せんせーは出刃亀してること多いよな」
陽菜「原作もそうだけど、この作品だとカップル成立させようと作者さんがいろいろ画策してるもんね~」
殺「いいじゃないですか、青春の思い出の1つですよ」
龍哉「でもそう言うのはさ、2人だけの間で取っておきたいもんだからよ」
陽菜「そうそう、それを他人にとやかく言われたくないんだよ」
殺「う、それを言われてしまうと」
龍哉「第一殺せんせーなんて確実に恋人いない歴=年齢だろ!」
陽菜「絶対魔法使いでしょ!!」
殺「ニュヤ!!そ、そんなわけないでしょう、こ、これでもせんせーモテたんですからね」
龍哉「確かにモテモテだな」
陽菜「確かに…」
殺「分かってくれ「「漢の暗殺者達にね」」ここでも文字じゃないと分からないボケをかますんですか!?」
龍哉「まぁそんなことはどうでもいいんで「どうでもいいってなんですか!?」、本題に行きます」
『もしもE組先生が仮面ライダーになったら』
龍哉「今回のゲスト、殺せんせーが変身するであろうライダーは…これだ!!」
仮面ライダーギルス(原作:仮面ライダーアギト)
龍哉「仮面ライダーアギトに登場する葦原涼がメタファクターの力を使って変身する仮面ライダーだ」
陽菜「作者は殺せんせーに合ったことを読んでてこれだな、って思ったそうだよ」
殺「え~と、あ、変身者の葦原涼さんって…なんですかこの不遇っぷりは…」
龍哉「本人の意思とは関係なく周囲の環境が原因ですからね」
陽菜「あ~、殺せんせーがそうなったのも、確かに元をたどれば周囲の環境だもんね」
殺「そうだったことを否定する気もありませんし、そうでなければよかったのに、とは思いませんがね」
龍哉「ま、過去を変えることはできないっすからね」
陽菜「それで、次回からはどうするの?」
龍哉「次回からはNGシーンとかそういうのをやる予定だ、堀部君は9月にならないと出来ないし、敵サイドの設定はあるけどやる気ないし、作者も俺も」
陽菜「呼んだら呼んだで確実に流れるね…敵サイドの人の血が」
殺「ですねぇ」
龍哉・陽菜・殺「それでは次回もお楽しみに!!」