暗殺教室~拳法家の青春物語~   作:GGG-EX

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今回からガッツリオリジナル要素が入ります。

漫画化し、最新刊の発売が決定したあの仮面ライダーになる人達が登場します。

ぶっちゃけ、この為にドライブサーガ:チェイサー編はやりました。

そして陽菜乃の服装ですがポケモンORAS(オメガルビーアルファサファイア)のハルカの服装のタンクトップの色がピンクに、バンダナを外したものです。

龍哉は前々回の前書きに合ったように、他の皆は原作のままの服装です。


潜入スタートの時間

―――コテージ内広間

 

ここには動けない生徒達がタオルとブランケットの上に寝かされ、他の無事な生徒達はその看病に動きつつ、龍哉と烏間先生から先程の電話の話を聞く

 

「…と言う訳だ」

 

「…ひどい、誰なんですか、こんなことする奴は!!」

 

「…電話口じゃボイチェン使われてたからな…ただ、相手は複数人、しかもそのうちの1人が開発したウイルスだ…だが…」

 

「だが?どうしたのだ?何か気になることでもあるのか?」

 

「潜伏期間はともかく、初期症状の個人差は…大河以外には出ていないと思いまして」

 

「……確かに、そうだな」

 

「烏間さん、案の定ダメです、政府としてあのホテルの宿泊客を問い合わせても「プライバシー」を繰り返すばかりで」

 

「やはりか」

 

「はぁー、最悪の事態だ」

 

「やはり?烏間先生、覇月君、何か知ってるんですか?」

 

殺せんせーに聞かれると、龍哉が目線と手で自分が話す、と烏間先生に告げ、烏間先生も頷いて返した

 

「俺は仮面ライダーでもありますから、この島に来る間、参加できないってことを伝えに行った時に、本願寺さんからこの島について教えてもらったんです」

 

「この島について?何か変な動物でもいるの?」

 

「だったら何百倍もマシだよ…この小さいリゾート島の「普久間島」は別名「伏魔島」とも言われ、警視庁本庁からもマークされてる」

 

「じゃぁ、ここも…」

 

「いや、まずいのはさっきの電話主がいる離れた山頂のホテルだけ、南海の孤島という地理もあって国内外のマフィア勢力とそれらとつながってる財界人達が出入りしている、と言う話だ」

 

「やはり、警察内部はほぼ確信状態か」

 

「とは言えど、現場を抑えることが出来ないんでほぼ野放し…というより、政府要人とのつながりもあって迂闊に手が出せないそうです」

 

「一体、どんなことやってるのよ」

 

「私兵警護の元、違法商談、ドラッグパーティー、R18な事…表では絶対に出来ないことを連夜開いているそうです」

 

「ふーん、そんなホテルがこっちに味方するわけないね」

 

「…祖父ちゃんに何とか連絡取れれば、少しはましな状況に持っていけるかもしれないけど…」

 

「どうして?」

 

「祖父ちゃんのパイプを使ってつながりのある政府要人達を探って動かしてもらうのさ、少なくとも、何もしないよりはマシな状況にはなるはずだ」

 

「でもそれでも間に合わないかもしれないだろ!!どうすんだよ!!このままじゃいっぱい死んじまう…殺されるためにこの島に来たんじゃねーよ!!」

 

「落ち着いて、吉田君、そんな簡単に死なない死なない、じっくり対策考えよう」

 

「お、おう」

 

「言う事聞くのも危険すぎんぜ、一番チビの2人で来いだぁ?このちんちくりん共だぞ!?人質増やすよーなもんだろ!!第一よ、こんなやり方する奴らムカついてしょうがねぇ、人の友達(ツレ)にまで手ぇ出しやがって」

 

「キシシ」「単細胞が」

 

「じゃあどうするんだよ」

 

「決まってんだろ!!要求なんざシカトだ!!シカト!!今すぐ全員都会の病院に運んで」

 

「…賛成しないな」

 

「ああ、まず運ぶにはヘリコプターだが…そんなのがここに飛んで来れば流石に交渉決裂がばれる」

 

「加えて、もし本当に人工的に作った未知のウイルスなら対応できる抗ウイルス薬はどんな大病院にも置いていない、いざ運んでも無駄足になる可能性が高いから、患者の負担(リスク)を増やすだけだ」

 

「竹ちゃん、氷あるだけ持ってきたよ」

 

「次はどうすればいいですか」

 

「ありがとう倉橋さん、奥田さん、対症療法で応急処置はしとくから急いで取引に行ったほうがいい…ああ、氷嚢を作って患者の頭に、間にはタオルをはさんでね」

 

「悪いが、俺は取引に応じるのは寺坂君同様、反対だな」

 

「龍哉!?」「どうして!?」

 

「奴らが約束を守る保証がどこにもない以上、渚とカエデさんまで危険だ…最悪の事態を考えるとな」

 

「う…」

 

「せめて、殺せんせーが動けたら…」

 

「私達の暗殺が中途半端に上手くいったせいで…」

 

「そんなことを今更悔いてもしょうがない…と言うかこんなことになるなんて想定している奴なんざいないって」

 

(敵の目的は殺せんせー(こいつ)だが、覇月君の言う通り、渡しに行った生徒2人(渚君と茅野さん)を人質に取り、薬も渡されず逃げられたら最悪の事態だ…どうする…!?交渉期限1時間も無い…)

 

「いい方法があります」

 

「え…?」

 

「病院に逃げるより、大人しく従うよりもずっといい方法が」

 

「もしかして、さっき律に頼んでいたことと何か関係が?」

 

「ええ、下調べを…元気な人で…申し訳ありませんが、竹林君、奥田さんはこのまま看病をお願いします…それ以外の人はついてきてください、汚れてもいい格好でね」

 

==========

―――ホテル裏

 

「……高ぇ…」

 

「あのホテルのコンピュータに忍び込んで、内部の図面を入手しました、警備の配置図も」

 

「どういう風になっているのか、説明してくれ」

 

「はい、警備は正面玄関をはじめ敷地内一体に大量に置かれているのでフロントを通らずにホテルに入ることはほぼ不可能です」

 

「…つまり、今いる箇所以外からは入れないってことか?律」

 

「流石お兄ちゃん!!はい、この崖を登った先にある通用口、その1か所はまず侵入不可能な地形なので警備も配置されていません」

 

「敵の意のままになりたくないのでしたら手段はただ1つ、患者9人と、看病に残した竹林君、奥田さんを除き、動ける生徒全員でここから侵入し、最上階を奇襲して治療薬を奪い取る!!」

 

「「「「「「「「「「「!!!!!」」」」」」」」」」

 

「…危険すぎる、この手口は脅迫の手口、敵は確実にプロの奴だ」

 

「ええ、しかも私は完全防御形態なので君達の安全を守れない、大人しく私を渡した方が得策かもしれません」

 

「それは…」

 

「どうします?全ては君達と…指揮官である烏間先生の判断次第です」

 

「……」

 

「…ちょっと、難しいな…」

 

「そーよ!!無理に決まってるわ!!第一この崖よこの崖!!ホテルにたどり着く前に転落死よ!!」

 

「(やはり無理だ…渚君と茅野さんに持っていってもらうしかないか…)すまないが…」

 

烏間先生が取引に応じようと渚とカエデに声をかけようとしたが、そこには生徒達は誰1人として残っていなかった

 

慌てて周りを見ると、崖をひょいひょい上っていく生徒達がいた

 

「いや、崖登るだけぐらいなら訳ないですからね」

 

「いつも龍哉にやってもらってる特別訓練に比べると断然な」

 

「「「「「それな」」」」」

 

「あ~確かに、ここよりつるつるだもんな、俺が訓練に使う場所」

 

「でも、俺達は未知の場所(ホテル)で未知の敵と戦う訓練をしていません、ですので烏間先生、しっかりとした指揮をお願いします」

 

「俺もできる限り、フォローします」

 

「おぉ、そんで、こんなふざけた真似した奴らに…きっちり落とし前付けさせてやる」

 

「見ての通り彼らはもはやただの生徒ではない、あなたの元には16人の特殊部隊がいます…さて、どうしますか?時間はないですよ」

 

「………注目!!目標山頂ホテル最上階!!隠密潜入から奇襲への連続ミッション!!ハンドサインや連携については訓練のものをそのまま使う!!いつもと違うのは標的(ターゲット)のみ!!3分でマップを叩き込め!!19時50分(ヒトキューゴーマル)作戦開始!!」

 

「「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」」」

 

==========

―――崖及び通用口

 

「それじゃ、俺、ひなたさん、正義の順で上るよ…烏間先生が殺せんせーもってイリーナ先生背負ってるから、次いで戦闘力や気配察知が出来る俺が先頭には適任だ」

 

「私が次なのは?陽菜乃ちゃんじゃなくて」

 

「身軽で速いからな、俺になんかあっても皆への連携や連絡が取れる」

 

「「了解」」

 

その後に続いて他の生徒達も悠々に上っていく

 

「しかし皆さん見事なバランスですねぇ」

 

崖上り(クライミング)なら学校や覇月君の家の裏山でやらせている、どんな場所でも暗殺を可能とするためにな、基礎となる筋力とバランスが不可欠だからな」

 

「なるほどねぇ、フライボードを自在に操ったのもその成果ですね」

 

「そんなことどうでもいいから早く昇んなさいよ!!捕まる手が疲れてきたわ!!」

 

「ならなんで着いてきたんだよ…」

 

「留守番とか除け者みたいでいやなんだって」

 

「フン、足手まといにならなきゃいいけどな」

 

そうしてまず、龍哉、ひなた、正義が最初に通用口のある崖の頂上にたどり着く

 

「ん?」

 

「…あれ?」

 

「おいおい、嘘だろ…」

 

気が付いた龍哉達がハンドサインで一度全員にその場で止まれ、というのを出す

 

「どうしたんだろ…」

 

そのまま、敵影らしき3人の人影あり、と言うハンドサインが送られてくる

 

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」

 

「ひなたさん、正義、いつでも下りれる準備を」

 

「龍哉は?」

 

「ギリギリまで近づいて、どんな人達か「Gyou!Gyou!!」なんだ?」

 

「白い…恐竜の…」

 

「メカ?」

 

「ファング、ここにいたのか…おや、君達は?」

 

「!!逃げ「おい、フィリップ、ファングいたのか?」「おい、左、フィリップ、まだか?」…この、声…」

 

「おい、どうした龍哉」

 

「む、そこに誰かいるのか?」

 

「ん?」

 

(((ばれた!!)))

 

「む、君は…」「あ、あなたは…」

 

「覇月龍哉君、だったな」「照井警視!!」

 

「「「「え、知り合い?」」」」

 

==========

―――通用口前

 

「こちらの方は風都署の特犯罪刑事課の警視さん、照井竜警視」

 

「風都署の照井だ、こっちは私立探偵の左とフィリップ」

 

「今紹介に預かった、ハードボイルド探偵の、左翔太郎だ、よろしくな」

 

「いや、君はハーフボイルドだろう…彼の相棒のフィリップだ」

 

「あなた方がここにいるのはガイアメモリ関係でしょうけど、ここは管轄外、ですよね」

 

「俺に、質問をするな」

 

「…フィリップさん、違いますか?」

 

「おや、どうして僕なんだい?」

 

「照井さんも左さんもこの手のやり取りは時間かかりそうなので」

 

「ぷっ、ははは」

 

「何がおかしいんだフィリップぅ!!」

 

「と、僕達がこの島に来たのは、君の言う通りガイアメモリ関係さ、そして照井竜も管轄外だが…これは警視総監からの依頼(・・・・・・・・・)でね」

 

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」

 

「しかも、実は君には極内密に、と言われていたんだが…無理そうだしね」

 

「…分かりました」

 

「龍君?どうしたの、何か…あった?」

 

「…少し、気になることが…特状課の皆もかなり余所余所しかった…その件と…多分、今照井警視達がいるのはつながってる」

 

「(凄い推理力だな…)まぁ、そんなところだ、で、俺達はそのガイアメモリ関係者を追ってここまで来たんだが…」

 

「急にこの扉に入れなくなってな…」

 

「何者かにパスワードを書き換えられたんだ…これでは犯人を追うことが出来ない」

 

「「「「「「「「「「「あ~」」」」」」」」」」

 

「何か知っているのか、君達は」

 

「……犯人の素性をそれなりに教えていただくのと、俺達の事、どこまで把握しているのか…教えていただけるのなら」

 

「………それは「いいんじゃねぇの、照井」左」

 

「その通りだ、それに、僕等の件は彼らにも密接に関わっている…友好な協力関係を結ぶためにも、話せるだけ話しておいたほうがいい」

 

「……分かった、お前達に任せる」

 

「それじゃ、話すぜ」

 

左達が知っている情報は以下の通りだった

・主犯格は全部で2人、加えて3人程暗殺者を雇っているという事

・主犯格2人はガイアメモリを所持しているという事

・主犯格の1人は内部の8Fのコンサートホール近くに、もう1人は最上階にいるという事

・龍哉達の事は超生物を殺す為だけに暗殺者の訓練を受けているという事

 

「……極秘任務なのに何で知ってるんですか」

 

「…あ~、こいつはちょっと特殊能力持っててな、地球上にあることなら大概調べることが出来るんだ」

 

「それで、元々月の事で調べていたら君達に行きついてね、その後照井竜から君の事も聞いたよ、後輩の仮面ライダー」

 

「そこまで知っているなら、あまり話さないわけには、いかないな」

 

「ですね、烏間先生」

 

「それで、君達は通れない理由を知っているのか?」

 

「…実は、俺達の仲間が恐らく照井警視達が追っている連中にウイルスに感染させられたんです…それで、俺達は交渉をもちかけられたんですが…」

 

「その内容が受け入れらるものではない、もしくは危険なものであった為に決裂してこの事態になっている、という事か」

 

「その通りです」

 

「それで、通れるのかい?」

 

「はい、律、説明を」

 

「分かりました!!」

 

「これは…電子媒体の中にいる…いや、超AIみたいに、自律して思考しているのか」

 

「ええ、俺の母親の…遺作、みたいなやつです」

 

「なるほど、興味深い…さぁ検索を「やめろフィリップぅ!!」何するんだい翔太郎!!君も気になるんじゃないか!?」

 

「確かに気になるけど、今やることじゃねーだろ!!」

 

「…説明の続きを頼む」

 

「は、はぁ…今、あのホテルの一部は律が掌握しています、あの扉の電子ロックもそうです」

 

「はい、また、監視カメラにも私達が写らないよう細工できます」

 

「ただ、一部、という事は掌握できていない個所もあるのか」

 

「流石に管理システムは、多系統に別れているので全てを私1人で掌握するのは不可能です」

 

「…流石に厳重だな」

 

「…律、侵入ルートをこの場にいる全員(・・)で確認しよう」

 

「俺達も、いいのか?」

 

「正直、ガイアメモリを持ってるのが2人同時ですと、俺1人じゃ対処しきれないですから」

 

「分かりました、内部マップを表示します」

 

そう言うと全員のスマフォにマップが表示される、照井警視達は龍哉のスマフォをのぞき込んでいる

 

「私達はエレベータを使用できません、フロントが渡す各階ごとの専用のICカードが必要だからです…従って階段を使って上るしかありませんが、その階段もバラバラに配置されているので最上階までは長い距離を歩く必要があります」

 

「テレビ局みたいな構造だな」

 

「どういうことだ?」

 

「テロリストとかに占拠されにくいよう複雑な設計になっているそうです」

 

「こりゃあ悪い宿泊客が利用するわけだぜ」

 

「…でも、行くしかない、時間がないんだからな」

 

「ああ、状況に応じて指示を出すから見逃すな」

 

「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」

 

「照井警視達には俺から警察のハンドサインでいいですか?」

 

「俺に質問を「あ~うん、それでいいわ、俺達も知ってるから」左」

 

「……分かりました、それでは行きましょう」

 

烏間先生が通用口を開け、そのまま先頭にしてホテルへ潜入していく

 

仲間達を助けるために、黒幕を倒すために…

 

 




龍哉「あとがきコーナー・第三十四回、進行の龍哉だ」

陽菜「補佐の倉橋陽菜乃です」

龍哉「そんじゃ、NGシーンに行ってみようか」

NGシーン

「こちらの方は風都署の特犯罪刑事課の警視さん、照井竜警視」

「風都署の照井だ、こっちは私立探偵の左とフィリップ」

「今紹介に預かった、ハードボイルド探偵の、左翔太郎だ、よろしくな」

「いや、君はハーフボイルドだろう…彼の相棒のフィリップだ」

「うるせぇぞフィリップ!!」

「あなた方がここにいるのはガイアメモリ関係でしょうけど、ここは管轄外、ですよね」

「俺に、質問をするな」

「いや、でも聞かないと分からな「俺に、質問をするな」いやでも「するな」…」

((((((((((なんかまた面倒臭い人が…))))))))))

陽菜「照井さん達の紹介の時か…NGシーンはなんかW本編みたいな感じだね」

龍哉「確かにな、こっちでもよかった気がするが…」

陽菜「あれじゃない?一応本筋で活躍するのがバーストで、ドライブよりだからじゃない?」

龍哉「あ~、納得」

龍哉・陽菜「それでは次回もお楽しみに!!」
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