田中さんの妄想が現実になったら世界は終わるのだろうか 作:YUATA
ストーリーが進まないので困ってます…(汗)
ツナside
本当は、鞠(呼び捨てで呼んでって言われた)達を巻き込みたくなかったし試験だなんてさらさら受ける気などなかった。
だが…‼︎リボーンのせいでみんなが乗り気になってしまった。
これじゃあ俺が行かなかったら獄寺君辺りがもっとやる気になってしまう!
そうしたらみんながファミリーに入っちゃって俺は嫌でもマフィア絡みの事に関わらなければいけなくなる。
それは嫌だけども!友達を巻き込む事がもっと嫌だし…。
…困るなあ、リボーンが来てから大変な事ばかりだ。
さらに今日予想外の出来事が起こった…、鞠がディーノさんにまさかの平手打ちをした。そしてディーノさんが何故かやる気になって…、もう!わけが分からない⁉︎
鞠は俺たちは平気なのにディーノさんは無理だなんて、誰しも予想外だと思ったよ…多分。だって!俺達の中で結構なイケメンだし…鞠はイケメンなら平気だと思ってたんだけど。
さすがのリボーンも予想外だったようで驚いていた。
ディーノさんがエンツェオを巨大化させ戦闘モードに入った、隣で一緒に逃げていた鞠が一瞬、目を光らせたように見えたのは気のせいなのか?
鞠の逃げるスピードが上がり俺はあっという間に抜かされる。
エンツェオが鞠の後を追っていく。…早い⁉︎追いつかれてる!
エンツェオが歩いた跡がドンドン壊れていく…こっ、校舎が…鞠が‼︎
「鞠‼︎危ないよ!」
「平気、ツナは下がっていて」
声をかけると冷静な鞠の声が聞こえた。
…一瞬鞠が楽しそうに笑っていた、雲雀さんと一緒で戦闘が好きなのかも…?
「でも、鞠は一般人で…?えっと〜⁇」
「馬鹿ツナめ!どう考えても今のあいつの動きは一般人じゃないだろ」
考え事をしているとリボーンが銃を突きつけ怒鳴ってきた、あいつ死ぬ気弾を打つ気か⁉︎
…だけどリボーンの言う通り今の鞠の動きは一般人じゃない。
冷静になってよく見ると棒を鎌に変形させて戦っている、微妙に鎌に炎が見えた気がした。
「あれは死ぬ気の炎だ。お前等がよく知っているな」
いつの間にか朝晴君が隣にいた。
死ぬ気の炎を知っている口ぶりで話してる…?
朝晴君が鞠の武器について教えてくれたそして戦闘になると豹変するということも。
実は怖い人⁉︎ダイナマイトを使っている獄寺君が鞠の姿に驚愕している、山本は…笑って走り回っている…山本どうした⁉︎
そして何と鞠は鎌に炎纏わせていた、驚くことに鎌がどんどん増えてディーノさんに襲いかかる。これは危ないよ‼︎
…どういう現象⁉︎
しかもエンツェオじゃなくてディーノさん狙ってるし〜⁉︎
「リボーン‼︎どうするんだよ‼︎このままじゃあ、ディーノさんが!」
圧倒的にディーノさんが押されていた、鞠は鎌をどんどん増やして手を使う事なく攻撃している、ディーノさんは防戦一方だ。
が、リボーンは黙っていた…朝晴君は心配無いって言ってくれたけど藍那ちゃんはもしかするとヤバイかもしれないって…。
鞠はイケメンであるほど強くなるらしくってやっぱりイケメン好きか…、じゃなくてディーノさんは男の俺から見ても美形だと思う…やっぱりマズイ⁉︎
「この子さっきまでとは別人か…⁉︎めっちゃ強え。本当に一般人か?」
「そんなこと言ってる場合?その亀もうすぐしぼむよ」
鞠が楽しそうに笑っている。
怖えええ‼︎ディーノさんが珍しく焦っている。
あっ、今のディーノさんには部下が居ないからやばいんだ‼︎
そんな事を考え焦っていると遂にディーノさんが鞭を振り回していたのだが…、失敗して鞭に絡まってしまった。
「ディーノさん!しっかりして下さい、早く逃げないとやられちゃいますよ!」
でもその隙を鞠は見逃さなかった、素早く鎌をエンツェオの足に当て体勢を崩す。
エンツェオが萎んでいき、まだディーノさんは鞭が絡まっている状態…その上エンツェオが萎み足場が悪くなっていく。
「マズイ‼︎」
「これで終わり」
鞠が無防備なディーノさんに襲いかかる。
ディーノさんがやられてしまう!そう思っていると隣から笑い声が聞こえた…。
朝晴君はため息をつきながら笑っていた…藍那ちゃんは心配そうに見守る。
リボーンは相変わらず何も言わない。
…俺じゃあ何も出来ないのか?ダメツナだから何も出来ないのか?
死ぬ気になれば止められるかもしれないけど鞠はディーノさんより強いし女の子だし…。
「君達何してるの…、休日に学校へ入っていいと思ってるの?しかも学校を壊して」
そこへトンファーを構えたものすごく不機嫌な雲雀さんがやって来た…。
かっ、噛み殺される…、今の状況を忘れるほどの殺気を放つ雲雀さん。
鞠はディーノさんの首元…後少しで切れる位置に寸止めをしこちらを睨んでいた。
ディーノさんがホッと息をついて手を挙げ降参した。
鞠は鎌を下ろして雲雀さんを見る、その瞬間鎌が棒に戻る。
「…水を差された、後少しでトドメが刺せたのに」
「この学校を血で汚くしてもらったら困るそんなことをしたら…噛み殺すよ。早く帰ってくれたら見逃してあげるよ。貴重なものを見せてもらったからね」
雲雀さんがニヤリと笑う、獲物を見つけた肉食獣みたいなギラついた目だ。
雲雀さんが笑った…⁉︎暫く雲雀さんと鞠は睨み合った後、鞠は不機嫌そうに帰って行った。
雲雀さんも会議室に帰って行った。
「鞠の奴、どうしたんだろうな?急に性格変わった気がしたけどな」
「あんな危険な奴‼︎十代目のファミリーには相応しく無いですよ‼︎」
山本が笑いながらそれでも真剣に鞠を警戒していた。
対して獄寺君は鞠の事が気にくわないらしくファミリーの参加を断固反対していた。
もちろん俺は最初から誰もファミリーなどという危険な所に入れる気は無かったが、自分も含めて。
「久しぶりに見たな〜、鞠の戦闘モード。…………をぶっ潰した時以来か?」
「本当に。何でかなあ?鞠は本気で怒るとあんな感じになるんだけど。怒るような事して無かったし…?」
幼馴染の二人でもわからないらしく困惑する俺たち…不吉なワードも聞こえた気がしたが気のせいか?いや、気のせいにしておこう…。
…でも俺、何故か今冷静なんだよないつもならもっと騒いでいる所なんだけど…。
…それもどうかという気がしてきたが。
「三人ともボンゴレファミリー合格だな!」
リボーンが唐突に言う…ボンゴレファミリー合格⁉︎どういう事‼︎この流れで⁉︎
「リボーン‼︎何言ってんだよ⁉︎」
「あの戦いぶりを見ただろ。合格だろーが、獄寺も山本は元から合格だしな」
…なら二人は受ける必要無かったような。
そんなことを言うと怖いから言わないけどね。
それをきづいたのかリボーンがこちらに向けて馬鹿にしたような笑みを浮かべていた。
ムカつく笑みだな…、でも鞠が合格したこれは一大事‼︎
「鞠を巻き込む事ないだろ⁉︎」
「きっとあいつは将来、ファミリーの為に役立つ。…今のお前よりもあいつは強え、ボーっとしていると鞠に十代目の座を奪われるぞ」
リボーンが笑いながらもうファミリーの事を考えている。
こいつ人の事考えてんのか?
というかファミリーの座を奪ってもらうのもありだな…。
人知れず原作崩壊の道に進むツナだった。
次回は少し展開が早くなると思います。
コツコツ更新頑張ります。