俺は今目隠しされたまま車で何処かに連れて行かれてます。運転しているのは両親ではありません。黒ずくめの変態さん達です。
嘘です。人身売買業者の人達です。
俺に何があったかと言うと……
___________________________________
犬の死体を発見された。しかも5歳児の部屋で。
両親に問いただされたから「俺が持ってきました」と正直に答えた。では想像してみよう。自分の子供がしかも5歳児が、自分の部屋に犬の死体を置いていたら……
結果→母親発狂、父親俺を暴行
それから1週間俺は部屋に隔離された。
そんで今日
玄関を出る際に
___________________________________
俺が「何処に行くんですか?」と聞いたら「黙ってろ」と言って殴られた。
痛てぇ〜、商品ならもうちょい大事に扱えよ脳筋。
「何処に売られるのかは決まっているんですか?」
「ほぉ、自分が売られたって自覚有るのか」
「金の受け渡ししてましたし」
「お前は外国のある研究所で死ぬまでモルモットとして生きるんだよ、ギャハハハハハ」
「モルモットなら大事に扱えよ不備が出る」
「あ?何生意気な事言ってんだ……よっ!」
「グフッ!」
俺は右脇腹を蹴られたっぽい。何で『ぽい』なのかって?クソ親父のボコボコにされたから体中が既に痛いんだよ!体罰だよ体罰!
はぁ、研究所ねぇ……。
「ほらこの中に入れ」
俺は何やら箱の中に入れられた。飛行機か?
そこから長い間その中に入ったままだった。寝ていると到着したらしく凄い揺れた。持ち運ばれているらしい。
気が付くと箱から出され目隠しも外された。
『やぁ、モルモット』
そこにはドイツ語で喋る研究者らしい男が立っていた。
……ドイツ語で返した方が良いよね?
『こ、こんにちは』
『ほぉ、喋れるのか』
……ドイツ語がって事だよね?
『まぁ、一応は』
『そうか、だがもう喋る必要は無いこれからはお前はただの実験道具なのだから』
『……』
『何だ?怖くなったか?』
『いや、喋る必要が無いって言ったじゃん』
『ハハハッ、生意気な小僧だ』
『そりゃどうも』
『ほらこっちへ来い』
俺は男の後を追った。
『ここがお前の部屋だ』
俺が連れられて来たのは天井、壁、床、全てが白い部屋。
『せめて緑にしろよ』
『目の保護か?』
『もちのロン』
『何だそれは?』
『勿論ってことだよ』
『そうか』
『にしても何もねぇな』
『だろうな、実験道具の部屋何だから』
『もうちょいオブラートに包み隠して言おうぜ?』
『必要性が見当たらないな』
『何でもいいから持ってきてよ』
『断る、ここでお前がやる事は食事、睡眠、待機のみだ』
『えー』
『ほら入れ』
俺は背中を蹴られ部屋の中に入った。
『俺以外に誰かいないのか?』
『2日後に2人……いや、
『2つ?』
『あぁお前とは違って人工的に作られた子供、試験管ベビーだ』
ラウラとクロエじゃないか!?何か早速原作キャラとご対面です。
『では28時間後実験が始まる、それまで寝てろ』
『へいへい』
そう言って研究者の男は去って行った。
燐華大丈夫かなぁ?お兄ちゃん寂しいなぁー。母さんたちの言う事聞いてるかな?しっかり
俺は連れてこられる2日前にもし、俺がいなくなったら実験したものを全て廃棄する様に言って置いた。『俺がいなくなるかも』と言ったら凄い泣き付いてきた。はぁ、天才になりたかったなぁ。
何で俺が実験したものを廃棄させたかと言うと、俺の作った物を自分が作ったみたいな輩が出てきて天才扱いされるのが嫌だったから。嫌でしょ?自分の努力を他のアホに使われるって。
俺の新しい家、ドイツ?の研究所。