僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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タイトルの鼎談(ていだん)は3人の話し合いです



終戦と鼎談

「後は君だけだよEクラス代表さん」

 

残るはEクラス代表一人だけだ

 

「Fクラス吉井明久。Eクラス代表に数学で勝負を申し込みます」

 

「承認します」

 

数学の長谷川先生が承認すると数学のフィールドが形成される

 

「試獣召喚!!」

 

「くぅ観察処分者なんかに負けるもんですか!!試獣召喚!!」

 

掛け声とともに二体の召喚獣が現れる

 

Eクラス 中林 宏美 VS Fクラス 吉井 明久

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中林さんの召喚獣はテニスウェアにプロテクター、武器はテニスラケットのようだ

 

「食らいなさい!!」

 

中林さんはラケットを振りかぶると手元にあったボールを投げてサーブを打ってきた

 

「ほいっと」

 

僕は鞘でボールを打ち返す。ボールは高くうちあがり中林さんの方へと向かう。テニスで言うロブだ

 

「このっ」

 

中林さんは帰ってきたボールをスマッシュする

 

「かっ飛べ~!!」

 

僕はそのボールをバットのように構えた鞘で打ち返した。・・・・・中林さんの召喚獣の顔面めがけて

 

「えっ」

 

僕の打球はかなりのスピードのため中林さんは反応できず

 

ポン

 

Eクラス代表 中林 宏美

        戦死

 

打球を顔面に食らった召喚獣は戦死した

 

 

 

 

 

「お疲れさん。明久よくやったな」

 

雄二が僕に労いの言葉をかけてきた

 

「雄二こそ、よく耐えたね」

 

「あぁ、あと数分遅かったら負けてたな」

 

僕が来たときに雄二は勝負を申し込まれかけていたからギリギリだった

 

「さて、中林だったか。戦後対談をしたいんだが」

 

雄二はまだ落ち込んでいる中林さんに声をかける

 

「えぇ、Eクラスはあなた達に明け渡すわ」

 

「あぁすまんな。あとこの環境に関しては俺が学園長に言っとくから改善されるだろう」

 

「えっ設備の差は方針なんだから改善なんてされないんじゃ」

 

確かに設備の差は方針だが

 

「設備は方針だがこの衛生環境は教育機関として問題だからな。改善されるだろう」

 

「そう、ありがとね。あなた達には関係のないことなのに」

 

「いや気にするな。知っちまったら黙っていられないしな。じゃ悪いがさっそく交換作業に入ってくれるか」

 

「えぇ、わかったわ」

 

 

 

 

 

―― 補充試験会場 ――

 

『Eクラス代表の戦死により試召戦争はFクラスの勝利で終結されました』

 

「やはり明久が勝ったようじゃのぅ」

 

「……当然の結果」

 

「アキが負けるとこなんて想像出来ねぇからな」

 

秀吉、康太、一輝がそう漏らすと

 

「えっ吉井君ってそんなに強いんですか?」

 

「明君は一輝君以外に負けたことがないですから」

 

姫路の疑問に明梨が答える

 

「さて、俺らも設備の交換に行くか」

 

一輝の言葉に同意し5人が教室へと向かう

 

 

 

 

 

「よし、設備の交換も済んだな。明日は補充試験にあてるから、今日はこれで解散だ。ちゃんと勉強してこいよ!!」

 

雄二の声でFクラスの生徒はバラバラと帰っていった

 

「僕達も帰ろうか」

 

「いや明久は俺と一緒にババァのとこに来てくれ」

 

僕が明梨や一輝に声をかけると雄二が僕を引きとめた

 

「えっ学園長に報告するのは明日じゃなかったっけ」

 

「そのつもりだったんだが、思ったより早く終わったんでな今から行こうと思う」

 

確かに今は4時前で時間はあるか

 

「わかったよ。悪いけど明梨と一輝は先に帰ってくれる?」

 

「そんなに時間もかからないでしょ?明君が来るまで待ってるよ」

 

「オレは鈍ってる分鍛えないといけないからな先に道場に行ってるぞ」

 

「うん、じゃあさっさと用事を済ませてくるよ」

 

 

 

 

 

―― 学園長室前 ――

 

コンコンコンコン

 

あんな無礼な人間でも礼儀が必要な相手なので4回ノックする

 

『だれさね』

 

「吉井明久です」

 

「坂本雄二だ」

 

扉の向こうからの質問に答える

 

『吉井と坂本かい。入りな』

 

ガチャ

 

僕は扉を開けて挨拶をしようとし――

 

「失礼し…なんでここに妖怪がいるんだ!!」

 

――罵倒した。なんか盗聴されている気配がしたからね。あの観葉植物が怪しいな

 

「明久。なに失礼なことを言っているんだ。確かに妖怪のような見た目だが、よく見れば老いぼれたババァ長じゃないか」

 

雄二は僕の意図に気付いたのか話を合わせてくれた。僕はその間に観葉植物の方へと近づく

 

「あんたらはいつからそんなに失礼なクソガキになったんだい。一度この学園の最高権力者がだれかってのを教える必要があるのかい?」

 

学園長は気付いてないだろうが、その反応ならば問題ない。僕は観葉植物のそばまで行くと

 

「とりゃ」

 

蹴り倒して、その中からあるものを取り出す。やっぱり在ったか

 

「何をするんだい。っつ、それは?」

 

「盗聴器のようですね。他にはもうないみたいですが」バキッ

 

言いながら僕は盗聴器を壊した

 

「先程は失礼しました学園長。盗聴されているような気がしたので一芝居打ちました」

 

「失礼しました学園長。明久に話を合わせました。仕掛けたのは竹原あたりだと思いますが」

 

僕と雄二は学園長に謝罪する

 

「盗聴されていたのなら仕方ないさね。そうさね…この部屋に入って怪しまれないのは竹原ぐらいだろうさね」

 

とはいえ証拠となるものは無い

 

「ところであんたらはここに何の用さね」

 

「あぁFクラス、今はEクラスの設備に関することで話があってきました」

 

「学園の経営に関することなら教頭の竹原に言いな。私は召喚システムで手いっぱいなのさね」

 

やっぱり竹原が原因だったのか

 

「学園長は(元)Fクラスの設備の確認はしたんですか?」

 

「いや、竹原から問題なしって報告を受けたから確認はしてないさね」

 

「あの環境は問題ありですよ」

 

僕は呆れながら質問をし学園長に問題があることを伝えた

 

「どういうことさね?」

 

「畳はほとんど腐っていてカビ臭い、壁や窓はひび割れていて隙間風が入ってくる。あんな衛生環境じゃいつか訴えられるぞ」

 

「そ、そんなはずはないさね」

 

「これが(元)Fクラスの教室の写真です」

 

呆れながら説明する雄二の言葉に学園長は反論したので僕は康太に撮ってもらった写真を学園長に見せる。

 

「これは…竹原は虚偽の報告をしてたってことかい。わかったよ、さっき盗聴器を壊してくれた礼に(元)Fクラスの設備は改善してやるさね」

 

「「ありがとうございます」」

 

「それと学園長にお願いがあるのですが」

 

僕達が礼を言い、僕は帰ろうとすると雄二が話を続けた。お願いって何だろう?

 

「再度Fクラスの生徒に振り分け試験を受けさせてほしいのですが」

 

「あんたらの頼みでもそれは無理さね。特別扱いはできないよ」

 

「いや特別扱いはしなくていい。ただ俺たちがAクラスとの試召戦争に勝ったら、設備の交換の代わりに振り分け試験を受けさせてくれればいい」

 

「なるほど、それならいいさね。ただしこれは貸しだよ。後でこっちの頼みも聞いてもらうさね」

 

「わかった、それでいい。邪魔したな」

 

「わかりました。では失礼します」

 

僕らは挨拶をして学園長室を後にした

 




なかなか筆が進みません。
オリジナル展開の辺りなので会話の骨組みから作る必要があり、考えるのに時間がかかります。
なぜかAクラス戦やその後の展開・学祭のアイディアはだいぶ出ているので、一気に書きたいと思います。
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