僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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今回は明久達の日常(下校風景)です。
だいたいはこんな感じです。
今回は新キャラ(龍夜様よりいただいたオリキャラ)久遠 日向が登場します。
日向に関する設定は「キャラ設定(オリキャラ)」の方に追加しました。


いつもの帰り道

「明梨待たせてごめんね」

 

「すまない藤崎。明久を借りちまって。思った以上に時間がかかった」

 

僕と雄二は教室に入ると同時に明梨に謝った

 

「ううん。待っているって言ったのはわたしだし気にしないで。お疲れ様、明君、坂本君」

 

明梨は僕と雄二に労いの言葉をかけてくるけど、あれ

 

「…雄二、お疲れ様」

 

「あ、明久君。お、お邪魔しています」

 

霧島さんと日向が明梨と一緒にいた。3人で話していたみたいだ

 

日向とは、久遠 日向。綺麗な黒髪をセミロングにした娘で中学二年のころに不良に絡まれているところを僕が助けてから、よく明梨と3人で遊んでいる娘だ。明梨とは違って気弱で守ってあげたくなる感じがする、僕は彼女にも好意を持っている。二人を好きってのは不純なのは分かるけど僕にはどちらかを選ぶなんてできない。もっとも、二人みたいな美少女が僕に好意を寄せているはずはないんだけど、たまに僕に気があるんじゃないかと誤解させるような行動や発言を二人ともするので困っている

 

「あれ、日向と霧島さんもいたんだね。二人とも待たせちゃってごめんね」

 

「悪りぃ翔子、こんなにかかるとは思わなくって」

 

二人も待っていてくれたみたいなので、とりあえず謝罪する

 

「い、いえ。私は勝手に待っていただけなので気にしないでください」

 

「…夫を待つのも妻の務め」

 

「誰が夫だとっ!!」

 

「そうだよ、霧島さん。来年になるまで雄二は結婚できないんだから『夫(仮)』でしょ」

 

「ちょっと待て明久。その言い方だと俺は来年には結婚することにならないか?!」

 

「…雄二は私と結婚したくないの?」

 

「いや、したくない訳じゃないんだが男としてはちゃんと養ってやりたいから俺が仕事に就くまで待ってくれないか?」

 

「ん?雄二は仕事に就けるなら結婚するの?なら透さんに話せばすぐにでも仕事に就けるよ」

 

「明久、その『透さん』ってのは誰だ?」

 

「明梨のお父さんでいろんな会社に顔が効くんだよ。ねぇ明梨」

 

「うん、お父さんに話せばどんな仕事にも就けると思いますよ」

 

「明久の親父も藤崎の親父も何者なんだよ!!」

 

「『世界を平和にする普通のサラリーマン』って言ってたよ」

 

「お父さんは『ただの貿易商』って言ってました」

 

「『ただの貿易商』が企業に顔が効くって…それに自分の力で仕事に就かないとダメだろ、いろいろと」

 

「うん、分かってるよ。ちょっと雄二をからかっただけだから、もうこんな時間だしみんな帰ろうか」

 

ほんとはもっと雄二のことをからかいたかったけど時間も時間だし勘弁しておこう

 

「そうだな、女子を暗い中帰らせるわけにもいかないしな」

 

「…わかった」

 

「うん、もう4時半だしね」

 

「そうですね。帰りましょうか」

 

僕達は帰宅の途に着いた

 

 

 

 

 

―― 帰り道 ――

 

「…雄二。今日の試召戦争はどうだった?」

 

「まぁ最初は苦戦したが明久のお陰で無事に勝てたな」

 

「それほどでもないよ。観察処分者の分みんなより操作に慣れていただけだからね」

 

「Fクラス並みの点数で無傷で12人も戦死させるのは相当だと思うぞ」

 

「12人って、流石ですね明久君」

 

「やっぱり明君は強いな~」

 

「…流石吉井」

 

「み、みんな褒め過ぎだよ」

 

そんなに褒められると恥ずかしい

 

その後も僕らはとりとめもない話をしながら帰って行った

 

 

 

 

「ねぇお姉ちゃんたち、こんなバカそうな男と居ないで俺たちと遊ばない?」

 

「楽しい時間を過ごさせてあげるからさぁ」

 

「二度と忘れられない思い出作らない?」

 

みんなで話しながら歩いてるといかにも不良といった風体の男たちがいた。数は・・・6人か

 

「3人は下がっていて」

 

「「「(…)うん(はい)」」」

 

3人は僕の言った通り下がってくれた

 

「こいつら見た目通りバカみたいだな。6人も相手に勝てると思うのかよ」

 

なんか言ってきてるけど相当のバカだな。更生させる気もしないよ

 

「はぁどっちが馬鹿面だよ」

 

「全くだ。相手の力量も判断できねぇとはな」

 

雄二も同じ考えのようだ

 

「なめてんじゃねぇぞ。クソガキが!!」

 

手前の二人が僕達に殴りかかってくるが僕らは

 

ボゴッ

 

避けずに受ける

 

「これで」

 

「正当防衛成立だな」

 

殴られたにもかかわらず僕らは微動だにせず告げる

 

「な、何だよこいつら」

 

「さ、さっさとたたんじまえ、数ではこっちの方が有利だ!!」

 

なんか動揺してるけど、まずは

 

ダンッ

 

右足で地面を強く踏み振脚を行う

 

「う、うわっ」

 

僕の正面に居た男が体勢を崩す、その顔面に膝蹴りを入れて気絶させる

 

「この野郎!!」

 

後ろから殴ってこようとするが、僕は身を屈めてかわし相手の腕を掴むと

 

「せいっ」

 

背負い投げを行い、倒れた男の鳩尾を肘で打ち

 

「ぐはぁっ」

 

気絶させる。雄二の方も二人気絶させたみたいだ

 

「な、なんだよこの二人さっきの奴並みに強いじゃねぇかよ」

 

「さてと、君たちもこうなりたいのかい?今ならこいつ等を連れていけば見逃してあげるけど」

 

僕は残った二人に声をかける

 

「お、思い出した。こいつら『武神』と『悪鬼羅刹』だ」

 

「なぁっ、あの『烏天狗』の息子と『武者烏』の弟子だと!!勝てるわけねぇじゃねぇか!!」

 

そんなことを言いながら二人は気絶した仲間を抱えて逃げて行った。しかし父さんと龍司さんはいまだに恐れられているんだな。烏天狗と武者烏か…透さんと三人で『三羽烏』って呼ばれていたらしいしな

 

「お疲れ様、明君」

 

「…雄二、お疲れ様」

 

「坂本君も明久君も流石ですね」

 

「そ、そんな大したことじゃないからそんな風に言われると恥ずかしいよ」

 

ほんと僕達は大したことはしていない、ただあいつらが弱かっただけだ

 

「さ、さっさと行くぞ。また絡まれたら面倒だからな」

 

雄二も恥ずかしいのか話を逸らして先に行ってしまった

 

 

 

 

 

「それじゃ、日向。またね」

 

「じゃあな、久遠」

 

「…日向、また明日」

 

「ヒナちゃん、またね~」

 

僕達は日向の家まで来ると日向に別れを告げた。日向の家は学校から『道場』までの道からちょっと外れたところにあるので、遠回りしてみんなで送ってきたのだ

 

「あ、あの明久君!!明日も一緒に帰っていいですか?」

 

「もちろんいいよ」

 

「ありがとうございます!!ではまた明日会いましょう」

 

 

 

 

その後僕達四人は『道場』へ行き、僕と雄二は鍛錬を、その間霧島さんと明梨の二人は自習をして、いつものように龍司さんの家でみんなで夕食を食べた。食事を作るのは僕と明梨と雄二と霧島さんの4人で交代で作る感じで、今日は明梨が作ったよ。相変わらず明梨の料理はおいしくてつい「毎日食べたいくらいだよ」と言ってしまった

 

 

 

 

 

 

―― 一輝の下校風景 ――

 

一輝Side

 

オレはアキ達に別れを告げると昇降口へ向かった。すると視界に見知った姿が目に入った

 

「あれ、優子?おまえも今帰りか?」

 

「え、一輝君。うん、そうよ今から帰るとこよ」

 

確か優子はアキと同じ中学って言ってたな

 

「確か長月中だったよな、帰り同じ方向だし一緒に帰らないか?」

 

「え、ええお願いします」

 

なんか優子の顔が赤いが風邪か?

 

 

 

 

―― 下校中 ――

 

「確か、今日Fクラスは試召戦争をしたのよね?一輝君は何をしたの?」

 

優子が試召戦争について聞いてきた。でも

 

「オレは補充試験してただけだ。アキが12人も戦死させたらしいがな」

 

「そうなんだ。さすが明久君って感じね」

 

「あぁ、アイツは普通の喧嘩じゃ負け知らずだしな」

 

「でも、一輝君も強いんじゃないの?」

 

「まぁオレは…」

 

オレが優子の質問に答えようとすると

 

「ねぇお姉ちゃん、こんな間抜けな男と居ないで俺たちと遊ばない?」

 

「楽しい時間を過ごさせてあげるからさぁ」

 

「二度と忘れられない思い出作らない?」

 

バカそうな不良どもが声をかけてきた。はぁ面倒くせぇな6人もいるじゃねぇかよ

 

「優子、下がってろ」

 

とりあえず優子を下がらせると

 

「ギャハハこいつ馬鹿じゃねぇのか?」

 

「俺達6人相手に勝てると思ってんのかよ」

 

「馬鹿が何人いようと変わらないだろ」

 

オレは相手を挑発する

 

「ちょっ一輝君。そんな挑発なんかしちゃ…」

 

優子が止めてくるが

 

「なめてんじゃねぇぞ。クソガキが!!」

 

馬鹿が4人殴りかかってくる、が…

 

ゴスッ ガッ ドン ガツン

 

その4人にそれぞれ顔面、鳩尾、こめかみ、顎に掌底や肘鉄、裏拳や拳などをいれて気絶させる

 

「ひっひぃ化け物」

 

「な、なんだこいつ」

 

「おい、そこの二人!!こいつら連れてさっさと失せろ」

 

怯えている馬鹿二人に怒鳴ると

 

「す、すみませんでした~!!」

 

「お、覚えていなくて結構です~!!」

 

馬鹿どもを抱えて消えていった

 

「やっぱり一輝君もかなり強いのね(ちょっとカッコよかったじゃない)」

 

優子が顔を赤くしながら言ってきた

 

「そ、そんなことねぇよ。あ、あいつ等が弱かっただけで」

 

オレは恥ずかしさからそっぽを向きながら答えた、なんか優子と居ると調子が狂う

 

その後オレは優子を家に送り届けてから『道場』へと向かった

 




一樹が優子に小さなフラグを立てました。


馬鹿な不良6人は懲りてなかったみたいですね。同じ日にまたナンパするなんて。
次回は補給試験のため試召戦争は無いです。
明久達のいつもの学校風景をお送りします。
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