僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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やっと休日のストーリーを書けてきたので投稿します。
長くなってきたので前篇後篇に分けて投稿します。
今回は前篇(土曜日)の話です。


戦争の合間の休日・前篇

土曜日

 

Dクラス戦の翌日、今日は土曜日なので朝『道場』に行くと一輝が西村先生と組み手をしていた。どうやら西村先生は昼ごろまで時間が空いていたようなので、その後僕も組み手の相手をしてもらい、11時ごろにやってきた雄二も西村先生と組み手をした。

 

 

AM 11:45

 

「俺はそろそろ行かないといけないんで失礼する。お前らも鍛錬を怠るなよ」

 

「「「はいっ、ありがとうございました!!」」」

 

西村先生は予定があるらしく去っていった。

 

「ふぅ相変わらず鉄人は強いな」

 

「全くだ鉄人の名に恥じない強さだな」

 

雄二と一輝がそう漏らした

 

「二人とも本人がいないからってちゃんと西村先生って呼ばないと」

 

全く敬意を感じられない二人に僕が呆れていると

 

「「何を言っているんだアキ(明久)オレ(俺)らは敬意を持って鉄人と呼んでいるんだぞ」」

 

「もっと失礼だよっ!!」

 

「まぁ宗ちゃんもいないんだしいいんじゃねぇか」

 

西村先生を宗ちゃんなんて呼べるのは世界でも西村先生の肉親か父さん達ぐらいだろう

 

 

 

「「「「すいませ~ん」」」」

 

僕らが雑談していると道場の入口の方から女性の声が聞こえてきた。聞き覚えのある声だけど誰だろう?

 

「あれ、明梨、日向、優子さん、霧島さん、どうしたの?」

 

「あの、ヒナちゃんと二人でお弁当を作ってきて」

 

「明久君に食べてもらいたいんです」

 

「一輝君がここにいるって聞いたからお弁当を持ってきたのよ」

 

「…雄二に差し入れ」

 

4人はお弁当を作ってきてくれたみたいだ

 

「そういえば、もうすぐ昼だったな、サンキュ翔子」

 

「わざわざ持ってきてくれたのか、悪いな優子」

 

「二人の料理は美味しいから楽しみだよ。ありがとう明梨、日向」

 

僕らは4人にお礼を言う

 

「じゃあ皆で昼を食ったら今日は解散だ!!明日も休みにするから学生らしく青春を謳歌してこい若造ども!!」

 

「え、いいんですか?」

 

「あぁいつもこんな道場にいたんじゃつまらんだろ、俺も明日は一日遊んでくるから、お前らも気にせず遊んで来い!!」

 

「「「はい、ありがとうございます」」」

 

僕達は龍司さんの気遣いに礼を言った

 

「気にすんな!!とりあえず昼飯を食おうぜ!!」

 

龍司さんの言葉で僕達はお弁当を食べることにした。

 

 

 

 

 

「うん、このだし巻き卵、だしが良く効いてて美味しいよ」

 

「本当?それはわたしが作ったんだよ明君」

 

「明梨の料理はいつ食べてもおいしいよ」

 

「あの、明久君。私が作った生姜焼きも食べてください」

 

「日向が作った生姜焼きか。うん。ショウガが程よく効いてて食欲が増すね。日向も料理上手だね。二人ともいいお嫁さんになれるね」

 

「「お、お嫁さん」」

 

二人は赤くなって俯いてしまった。やはり『お嫁さん』発言は問題だったか、僕まで恥ずかしくなってきた

 

 

 

 

一輝Side

 

「お、優子の唐揚げ、美味いな」

 

「本当?!…よかった。料理は苦手だから不安だったのよね(ボソッ)」

 

後半聞き取れなかったが、何を言っていたんだ?

 

「一輝は昔から唐揚げが好きだったよね」

 

アキがオレの感想を聞いたからか話しかけてきた

 

「まぁアメリカにいた分、日本食が懐かしいってのもあって前よりも好きになったな」

 

向こうでは自分で作らない限りろくな日本食が食えなかったからな

 

「そうなんだ。他に好きな食べ物ってあるかしら?」

 

優子はなぜメモ帳片手に聞いてくるんだ?好きな食い物か…

 

「きんぴらとか煮物系はわりと好きだな。向こうじゃ醤油が不味くてな、あまり食えなかったからな」

 

オレが住んでいた地域は日本人がいなくて和食用の調味料が手に入らなくって和食を作る機会もあまりなかった

 

「そうなんだ。苦手なものとか嫌いなものは?」

 

優子はメモをとりながら聞いてくる

 

「オレの好みなんて聞いてどうするんだ?」

 

「あ、いや、その~、今度お弁当でも作ろうかなって、そのついでに一輝君の分も、って考えていたからで深い意味は無いのよ」

 

「それなら気にしないでくれ。特に好き嫌いは無いし作ってきてくれた物なら何でも食うから」

 

わざわざ作ってきてくれるというのに残すなんて失礼なことはしない

 

「そ、そうなんだ。じゃあ、作る時は一輝君の分も作るわ。…今日からでも練習しなきゃ(ボソッ)」

 

また何かつぶやいてたな

 

「サンキュな。今日の唐揚げも美味かったから期待してるよ」

 

「あ、あんまりハードル上げないでよ。…唐揚げだって、かなり失敗したんだから(ボソッ)」

 

そうは言うが期待せずにはいられないんだがな

 

Side out

 

 

 

 

雄二Side

 

「翔子、また料理がうまくなったな」

 

昔は『栄養バランスを考えて』料理していたので、翔子の料理はほとんどが青汁のように苦みや青臭さなどの残る野菜が中心の料理だった。しかし最近は『味のバランスを考えて』料理するようになり、どんどん料理がうまくなっている。もともと記憶力が高く『一度覚えたことは忘れない』翔子は記憶の中から味の相性なども分かるのだろう

 

「…雄二が褒めてくれるから頑張っている」

 

頬を赤くしながら言う翔子。やばい可愛すぎる

 

「そ、そうか。まぁ頑張ることは大切だからな」

 

つい恥ずかしさから顔を逸らしてしまった

 

「…照れている雄二はカワイイ」

 

「それは男としてどうかと思うのだが」

 

翔子の発言に頭を抱える

 

「…?」

 

何のことか分からないのか首をかしげている翔子。かわいいがコイツはいまだにどこか抜けている。頭がいいのは分かるが、天然でもあるんだよな

 

Side end

 

 

 

「さて、これから俺達は暇になったんだが、どうする?」

 

食事が終わると、雄二が話を切り出した

 

「明梨たちはこの後予定はある?」

 

とりあえず4人の予定を聞いてみる

 

「わたしは予定は無いから大丈夫だよ」

 

「私も特には無いです」

 

「…雄二と居れるなら用事があっても気にしない」

 

「アタシも暇よ」

 

やはり霧島さんは雄二一筋なんだな。4人とも暇なのか

 

「なら、7人でどこか行かないか?」

 

一輝がそう言った

 

「一輝、どこかって言うけど当てはあるの?」

 

「無い。皆どこか行きたい所とかないか?」

 

一輝の質問にみんな悩みだす

 

「でも、今日は予定外だから、あんまり時間は無いぞ」

 

雄二の言葉の通りだ。今は午後1時だ、遊びに行くとなると僕らは着替えなくてはいけないので、あんまり遠いところや時間のかかるところには行けない

 

「明日なら時間はあるが、優子達は明日は暇か?」

 

「「「「(…)大丈夫(です)(よ)」」」」

 

4人とも特に用事は無いみたいだ

 

「なら、明日も一緒にどうだ?」

 

一輝の言葉に4人とも賛同してくれた

 

「さて、じゃあ明日は隣町に行くか。そうだな…映画でもどうだ?その後に飯食って買い物でもするのは?」

 

一番近い映画館は隣町まで行かないとないからね

 

「僕はそれでいいと思うよ」

 

「いいんじゃねぇか一日遊ぶなんて久しぶりだな」

 

「今からワクワクしてきますね」

 

「私は一日遊ぶなんて初めてです」

 

「…一日、雄二と一緒」

 

「楽しくなりそうね」

 

その後、僕の家で明日の予定について詳しいことを決めながらトランプやUNO、人生ゲームなど、みんなで出来るゲームをして夕方に解散となり、僕は日向を、雄二は霧島さんを、一輝は優子さんを送っていった。

 




今回は龍司さんの気遣いで完全な休日です。
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